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母と姉夫婦が同居している私の実家の近所には
「トラブルメーカー」として有名なT家の人々が住んでいます。
 
家族構成はTさん、Tさんの長男、長男の嫁、長男夫婦の子供の4人家族。
 
「ご近所に言いたい放題」
「ちょっとした事ですぐクレームをいれるのに
自分達が迷惑をかけた場合はスルー」
「自分達が悪くても絶対に謝らない」
「ご近所の悪口ばかり言う」
「自慢話を近所中にいちいち言って回る」
 
 
こんなTさん家族に迷惑をかけられたり
嫌な思いをさせられた人は数知れず。
 
 
もちろんうちの実家もその中に含まれているわけですが
Tさんの家族に何か言われたり何かされたりする度「ムカッイライラ」「ムキッイライラ」っとしてしまう姉夫婦に比べ母は、
 
「あら、今度はあんなこと言ってきたわ~ラブラブ
「本当によくそんなこと考えつくわよね電球
「長い付き合いになるけど本当に面白いわラブ
 
と笑っています。
 
 
 
でも母のすごいところは、
ただ笑っているだけでなく必ず相手をやり込めること。
それも『無意識に』です(笑)
 
 
例えば数年前に姉から聞いた話を例に挙げてみます。
 
 
 
中学の部活でバスケに入部したTさんの孫が、
まだ寝ている人も多い朝の5時頃、
道路でドリブルやシュートの練習を始めたんだそうです。
 
しんと静まり返った早朝
「バン!バン!バン!」と鳴り響くドリブル音に
ご近所さんたちはみんな迷惑していたと言います。
 
 
しかも呆れてしまったのはTさんの孫だけでなく
Tさんの息子(親)まで一緒になってやっていたこと。
 
 
「あんな朝早い時間に信じられない」
「常識のある親だったら子供にあんなこと絶対させない」
「もし子供がそんなことをしたら叱ってやめさせるのが当然なのに」
「叱るどころか自分まで一緒になってやっているとは」
 
ご近所中が大激怒。
 
 
「絶対にやめてほしい」
「毎日寝不足で本当に迷惑」
「でも人の話をまともに聞くとは思えないし」
 
と、困り果てているご近所さんに
「じゃあ私お手紙書いてみます」と言い出したのがウチの母。
 
 
まだ寝ている人が多い時間に大きな物音を立てるのは迷惑になること
道路でボール遊びをするのは禁止されていること
早朝の騒音で困ってる人が大勢いること
 
 
そういう内容の手紙を書いて T さんの家のポストに入れておいたところ
翌日からバスケの騒音は一切しなくなり、あっけなく一件落着。
 
母はご近所さん達から感謝されたと言います。
 
 
 
その数日後、姉が母と外出するため一緒に家を出ると、
Tさんの息子とばったり鉢合わせしたので母がこう話しかけたそうです。
 
 
「お手紙ちゃんと読んでくれたのね。分かってくれて嬉しいわ」
 
 
すると、ムスッとした顔をしながら
 
「でも納得してないんで」
 
と言い返してきたTさんの息子。
 
 
 
それを聞いた姉は心の中で
(全くなんていう嫌なやつかしらムキーイライラ)と憤慨したそうなんですが、母は・・・
 
 
 
 
あらラブラブそうなの?
でも手紙を読んですぐにやめたっていうことは
本当は「まずいことしたな」って思ってるんじゃない?
そう思わなかったらやめないでしょ~?
反省できるって本当に素敵なことねラブラブ
人のためにも自分のためにもなるんだものラブラブ
 
 
 
 
いつもと同じ笑顔でニコニコしながらそう語りかけたそうです。
 
そしてTさんの息子は真っ赤な顔をして逃げるように去っていったそうな。
 
 
 
その話をしながら姉が
「私だったらムカッとしたまま立ち去るか、“近所中に迷惑かけておいてその言い方はないんじゃない!?”って喧嘩しちゃうとこだけどお母さんさすがだわ。私じゃあんな態度絶対取れない」と言って笑っていました。
 
 
 
ある意味ゴッドマザーです(笑)
 
 
 
 
 
 

 

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