空き箱と同様に捨てられずに溜まってしまうものにプレゼントのリボンがあります。プレゼントのリボンは、一回の使用でシワになってしまうものもありますが、中には洗濯しても大丈夫なんじゃないか??と思われるほど上質なものもあります。

今回は、その溜まりに溜まったリボンを使って「既製品っぽいリボン」を作ってみたいと思います。既製品っぽいというのが大きなポイントです。

以前にも「上手にできるリボンの結び方」を記事にしたことがありますが、今回はまた違う角度から攻めたいと思っています。ちなみに、上手にできるリボンの結び方は、史上最多の画像数を誇る過去記事です。季節的にもピッタリなのでぜひご覧下さいね。

↓今回、選んだのはこちらのリボン。
Come On!!貧乏ミシン部
ツヤツヤで厚みもありしっかりしたリボンです。

↓リボンの仕上がり幅の2倍を目安にカットします。
Come On!!貧乏ミシン部

↓半分に折り、端と端を合わせてかがります。
Come On!!貧乏ミシン部
熱でジュワっとやりたいところですが、それも出来ないので糸でかがります。ちなみに昔、リボンの端っこをライターの炎で炙ってリボンを燃やした経験があるので、現在は糸で始末しています。(涙)

↓半分に折って「わ」になったところに糸を通します。
Come On!!貧乏ミシン部
リボンは左右対称が命!!この中心を見極める作業は意外と重要です。

↓リボンの幅の中で山を2つ作り(画像の矢印を参照)、通しておいた糸をグルグル巻きます。
Come On!!貧乏ミシン部
利き手と反対の手で、山を2つ作り爪でギュっと掴み、利き手で糸をグルグルしてください。リボンのバランスが気に入らない場合には、この段階で何度でもやり直しがききます。何度か糸を巻きなおせば必ずいい形のリボンになります。

当初、リボンで作った2つの山を、針を刺し、糸を通す事で固定しようとしていましたが、なかなか思ったようにいきませんでした。針を通してしまうと左右のバランスがイマイチだなぁと思っても、糸を1回1回ほどかなければならず、大変苦労しました。試行錯誤の結果、このグルグル技法にたどり着いたのです。

↓後は、裏を返して、針を左右に何度が通して結び玉をします。
Come On!!貧乏ミシン部

↓完成です。
Come On!!貧乏ミシン部
リボンの長さが短かったので、10個しか作れませんでした。こんな小さなリボンでも作り溜めしておけば、ズボンやパンツの前後を見分ける印として役に立ちます。

↓前回の記事「アーノルドパーマーのスパッツを120サイズにリメイク」で作った長女のスパッツに付けてみました。
Come On!!貧乏ミシン部

↓「子供用タイツをスパッツにリメイク」で作った次女のスパッツにも付けてみました。
Come On!!貧乏ミシン部
という訳で、リメイクした2枚のスパッツがリボンをつけたことでお揃いのスパッツとして生まれ変わりました!!(←大げさな・・・)

リボンをつけたスパッツは着画を撮る暇もないほど、フル回転で活躍してくれています。洗濯を何度繰り返してもリボンはピンピンしていて全く問題ありません。洗濯回数の多い洋服にはスタミナのある上質なリボンをぜひお選びになり、既製品っぽいリボンを作ってみてくださいね。

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