
ということで、、、
最近のゴルフ雑誌を見ると、シャフトクロスや、レイドオフという言葉が普通に使われています。大昔のゴルフ雑誌には、使われなかった言葉ですね。
大昔では、フライングエルボーがどうの、、、みたいなことはありましたが、シャフトの向きにこだわるような用語はありませんでした。
それで、、、まず、、シャフトクロスになる原因ですが、大きく4つの原因があると思います。
1:トップで左ひじが曲がる。
2:トップで、左手甲が甲側に曲がる。
3:トップで、右脇が開く
4:トップで肩の回転が大きい。
シャフトクロスを軽減したいと思う方は、上記4点のどれに当てはまるか?または、全部当てはまるかを確認できれば、修正する方法はあります。
それで、修正する方法は、次回にしますが、まず、、、シャフトクロス=悪??というところがありますが、、、
僕は、悪ではないが、レイドオフやストレートのほうが望ましい という見解です。(個人の見解です。)
その理由ですが、まず、、、上記1の左ひじが曲がるというところは、、、スイングのメカニズムで、腕や手の関節をどう使うかというところがあると思います。
僕は、スイング中としては、腕からクラブにかけての支点は、ひとつというのが望ましいと考えています。
そして、その支点は手首と考えています。
つまり、、肩から手首までと手首からクラブヘッドまで分かれた動きでスイングするという考え方です。
ただし、、これは、ショットの話で、パッティングは、支点なしと考えています。(つまり、パッティングは、手首を使わずストロークするという意味です。)
ショットは、手首を積極的に使うイメージですが、ひじの関節は支点として使わないイメージです。そのほうが、スイングの再現性が高く、さらにヘッドスピードを上げることができるからというのが理由です。
ショットもパッティングのように支点なしで、スイングしたほうが方向性やミート率はよくなると思いますが、残念ながらパターの打ち方でヘッドスピードを上げることは、困難です。
次に、2:トップで、左手甲が甲側に曲がる。これも、よくないと考えています。手首は支点になるべきですが、切り返しのトップで手首の支点を使って、クラブの動く方向と違う方向に手首の動きで動かすことは、スイングの精度を下げる動きだと思います。
次に、3:トップで、右脇が開く 4:トップで肩の回転が大きい。 ですが、これ自体は、スイングにとってそれほど悪い動きとは思っていません。
それでは、なぜ、、、レイドオフや、ストレートのほうがベターだと思う理由ですが、
トップの状態のときに、腕や手は、肩の付け根の位置よりも背中側にあります。

つまり、、この時点で腕や手の力を抜くと手は、背中側に落ちる形となります。
そして、、、クロスの状態では、クラブヘッドは、体の正面側に向いているので、クラブは手を離すと体の前に落ちることになります。
つまり、、シャフトクロスのトップは、クラブが行きたい方向と腕や手が行きたい方向が違う方向になっているということです。
これが、ストレートや、レイドオフであれば、クラブも腕も手も背中側に落ちる形となり、行きたい方向が同じ方向になります。
僕は、、、クラブと腕がそれぞれ、重力に逆らわずに、同じ方向に向いているほうが、余計な力も使わず、スイングも安定すると考えています。
但し、シャフトクロスにもメリットはあります。
それは、、、3:トップで、右脇が開く 4:肩の回転が大きい。 の場合、右脇が開いているとダウンスイングで右脇を閉じる動きが入り、これは、手だけでなく脇を締める動作が大きくなり、ヘッドスピードを上げる可能性が高い。
それと、、肩の回転が大きいというところも、肩の回転を戻す距離が長くなるので、クラブのスピードをあげる助走距離がとれ、ヘッドスピードが上がる可能性が高い。
つまり、、この2点は飛距離をあげる効果があります。トレードオフとして、スイングの精度が下がるという図式です。
実際、距離を出せるプレーヤーは、肩の回転が大きいプレーヤーが多いですし、右脇も空けているプレーヤーも多いです。
このように、シャフトクロスにもメリットデメリットがありますが、先にあげた1、2の動きでなければ、飛距離アップも望めるスイングになると思います。
さて、みなさんは、シャフトクロス派? それともレイドオフ派? でしょうか?
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