もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄

もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄

☆ゴルフギア(ヘッド、シャフト、仕様)の客観的分析 ☆ツアーの話 ☆最適クラブフィッティングの話 そんなゴルフの真髄の話し色々

20212024年でDATAのあるモデルで分析しての総括となります。

 

分析の基準は、W1UTIRONの性能設計の平均値に対して

UTが理想的な性能設計かどうかの評価となりましたが

番手別平均

重心距離

重心角

スピン±

W1

37.9

25.1

287rpm

FW

32.0

21.9

6rpm

UT

35.3

17.7

-65rpm

IRON(軟鉄)

36.9

11.6

-282rpm

前年と比較すると、大幅に変わったのがW1

重心距離が2.5㎜位短くなった

それ以外は、ほぼ同じ感じでFWUTは少し短め寄りへ

 

セット全体の理想のスペックを考えると

W1FWUTIRONの流れの中で

ヘッド(フェイス)の長さは、だんだん短く(小さく)

ヘッドの幅(フェイスからの奥行)は、

厚みがだんだん薄くなっていくので

必然的に、

重心距離は短く、 

※ヘッドの大きさに比例して
 

重心角は小さくなっていく 

※重心が浅くなるのに比例して

 

以上の前提条件でUTを分析すると、

FWに比べてUTは、設計重度が高いため

上記平均値は、35.3/17.7度となっているが

実際には幅広い設計のモデルが存在しています。

 

重心距離は、最長が41.9㎜、最短が30.0㎜と幅広く

重心角は、最大が26.6度、最小が11.1度と幅広い状況

スピンに関しても、

最大が95rpm

最小が-314rpmと物凄い差が…

 

以上から考えられることとしては

自分にマッチしたものを見つけるのが難しいと言う事

 

今期モデルを診ると

重心距離の幅は広いけど

平均値は35.3㎜と短い方向で、IRONとはアンマッチの方向性

実際には長い物も有るが、相対的に極端に短い物が多いのが現状

※全体総数の44%が35㎜以下

 

FW同様に

性能設計を入れ込んだCAD設計を行っていないのが

現状だと思われます。

 

IRONとのマッチングだけ考えれば

平均値は37㎜前後が理想ではあります。

ただ、FWの進化が考えられない(Ti化が難しい)ので

どっちつかずになっているもの事実かと…

 

ただよくよく考えれば

IRONは構造により、重心距離の長いモデルが市場では多いです

それを考えると、UTの幅広設計も納得かと…

 

したがって選ぶのが難しいのがUTという事ですね

 

フィッティングの理想から言えば

FWIRONを違和感なくつなぐのがUTの肝ですが

現状から考えると

IRONとのつながりを重視するのか

FWとのつながりを重視するのか

お助けクラブとしての役割で個別に考えるのか

目的にマッチした性能設計のヘッドを選ぶことが重要と思います

 

 

自分のセッテイングに不安のある方

WEB対応の13本のマッチング診断は随時受け付けていますので

詳しくは下記より

https://ameblo.jp/motuchian-pro/entry-12342028696.html

問合せ、依頼は下記より

dftmh823@ybb.ne.jp

 

 

 

 

 

 


20212024年でDATAのあるモデルで分析しての総括となります。

 

分析の基準は、W1UTIRONの性能設計の平均値に対して

FWが理想的な性能設計かどうかの評価となりましたが

番手別平均

重心距離

重心角

スピン±

W1

37.9

25.1

287rpm

FW

32.0

21.9

6rpm

UT

35.3

17.7

-65rpm

IRON(軟鉄)

36.9

11.6

-282rpm

前年と比較すると、大幅に変わったのがW1

重心距離が2.5㎜位短くなった

それ以外は、ほぼ同じ感じでFWUTは少し短め寄りへ

 

セット全体の理想のスペックを考えると

W1FWUTIRONの流れの中で

ヘッド(フェイス)の長さは、だんだん短く(小さく)

ヘッドの幅(フェイスからの奥行)は、厚みがだんだん薄くなっていくので

必然的に、

重心距離は短く、 ※ヘッドの大きさに比例して

重心角は小さくなっていく ※重心が浅くなるのに比例して

以上の前提条件でFWを分析すると、

圧倒的に重心距離が短すぎることが明白

FWだけが別物になっている状況

 

その要因は下記の通り

カチャカチャ機能付きが増えている状況

素材がSUSメインであること 

※ヘッド重量の関係で、設計自由度が無いため

上記を改善できるのは、Tiヘッドや、カーボンクラウン構造などだが

コスト面の問題が有り、定価UPになってしまうため、採用されにくい

SUS素材均一でも、

理想の範囲を実現しているモデルも存在している事実…

ただ、多くのメーカーが、極端な重心距離の短さと言う結果でした。

 

そこから読み解けるのは、多くのメーカーが、FWの設計に力を入れていないという現実です。
 

力を入れていないというより、

入れられないと言うのが実情だと思います。

 

背景には

FWは番手数が複数存在(W3W9位まで)し、IRONの様にセットでは売れない現実…

W1IRON購入者が、必ずしもFWを購入するとは限らない現実…

どの番手が、どのくらい売れるか、非常に予測が難しい

そんな中で、設計工数はW1と対して変わらない現実…

でもW1の様に売り上げが望めないし、単価も安い現実…

 

Ti素材による進化が市場で認知されなかった現実…

その影響で、大型化がW1の様には受け入れらえず…

価格が高いことも受け入れられず…

価格は、W1より50OFFが相場観となり、

Ti素材を使用しても、価格が半分では利益がでず、

結果Ti素材の採用を断念と言う流れ…

 

そんな状況から推測すると、それなりのメーカーであれば、少なくともW1は自社でCAD設計を行い、重心調整を行って、狙いの性能設計を実現するヘッドを開発しています。

W1ですら、自社CAD設計していないところも有りますが…
 

ところが、多くのメーカーがFWに関しては

性能設計を入れ込んだCAD設計を行っていないのが現状だと思われます。

 

もう一つの問題点として、

W1の流れからFWの低スピン化が物凄い状況です。
 

たぶん、ゴルファーの多くは、W3が一番苦手だと思われます。

ここまで低スピンになると、さらに難しくなります。

上級者でも、納得するW3に出会えている方は、

非常に少ないと思います。

難しくなるので詳細は控えますが、FWを複数セットに入れる場合、番手別のスピン性能も重要になりますが多くのFWはスピンフロー設計になっていないのが現状…

 

操作性もアンマッチ、スピン性能も?

FWの抱える問題は大きいですね~

Ti化、複合構造のヘッドが増えることを願うばかりです。

 

自分のセッテイングに不安のある方

WEB対応の13本のマッチング診断は随時受け付けていますので

詳しくは下記より

https://ameblo.jp/motuchian-pro/entry-12342028696.html

問合せ、依頼は下記より

dftmh823@ybb.ne.jp

 

 

 

 

 

大変ご無沙汰しておりました。

ブログを再開します。

 

2025年モデルの分析は、まだできていないので

、ちょっと先になると思います。

 

2024年モデルの分析に関して

W1のみで、その他の分析ブログを公開してなかったので

FWUTIRONと順次公開していきます。