北京妄想王国 -17ページ目

フライト★トリビア

北京からコタキナバルには直行便が無い。

乗り継ぎをどこですれば、一番快適な旅ができるのか

結構迷った。

 

①北京→上海→コタキナバル

②北京→香港→コタキナバル

③北京→成田→コタキナバル

④北京→クアラルンプール→コタキナバル


他にもいろいろ方法はあるだろうが、

フライトが遅れた時のことを考えて、

の方法で行くことにした。


 

 

クアラルンプールと北京の間は6時間半。

結構長いフライトだ。



その長いフライトで、トリビアをみつけてしまった~!!!

 

 

 

 

帰りの飛行機でのことだった。


 

40代くらいのご夫婦。

 

飛行機に乗り慣れてないんだろうな~

と思わせる行動で、ちょっと目立っていた。

 

 

●離陸前からがっつりリクライニングシートを倒し、

 スッチーから注意。

 

●立ったり座ったり、かなり落ち着きがない。

 

●通路で生着替え!!

 ヲジサン、モモヒキでウロウロ。

 

 

ついつい目が行ってしまう・・。


 

 

そして、飛び立って数時間。

 

 

ワタクシがウトウトしていると、何だか煙の臭い・・・。

火災か?!と目を開けると

前方のトイレのランプが点滅している!


スッチー全員がトイレ前に集合し

なにやら話し合っている。


 

どうやらそのヲジサンが、

 

トイレの中でタバコを吸ったらしい!!


 

トイレでタバコ?!

スゴイ人がいるもんだ~・・。

 

 

日本では、マナーに欠ける一部の愛煙家による

公共の場での喫煙は未だにあるが、

電車、飛行機などの交通機関は禁煙が守られている。(と思う)

 

喫煙に対し他の人の目が厳しい上、ペナルティもありそうだ。

実際吸っている人を、見たことも聞いたことも無い。

(実はいるのかな??)

  

 

嘘か本当か、日系の航空会社で

乗客が機内でタバコを吸ったところ、安全の為に引き返した 
という話を聞いたことあるし・・。


 

 
一体これからどんな事態になるのか?!

北京には時間通り到着できるのか?! 


 


出てきたヲジサンに、スッチーが何か言っている。

 

 

たぶん、

 

「お客様!当機は禁煙でございます!」

 

みたいな事だろう。

 

 

 

ヲジサン、ばつが悪そうに席に戻る。

 

 

 

 

その後、チーフらしき男がやってきた。

遠巻きでスッチー達も見ている!


 

 

ワタクシと殿、そして周りの乗客も

たぶん息を呑んで成り行きを見守っていたに違いない。


 

 

 

その男は・・・。

 

 

 

おもむろにヲジサンの隣りで立ち止まり

無表情のまま一言。

 

 

 
男 「機内ではタバコを吸ってはいけません!!」

 

 
ヲ  「気をつけます」

 


・・・

・・・

・・・

 

・・・終わり?


 

 

その男は言うなり、とっとと引き返し、

スッチーたちも何事も無かったかのように

通常業務に戻った。

 

 

そ・・それだけ?

もっと厳しいペナルティが課せられたりするのかと思いきや・・。

機内での喫煙って注意程度で済むんだ~。

 

 

 

面の皮の厚い人間なら

「その程度のことなら吸っちゃおっかな~♪」

ぐらい思ったかもしれない。

 

 

ちょっとM気味の人なら

「スッチーに叱られてみたい♪」

と思ったに違いない。

 

 

 

北京で降りた後、

空港関係者に連れて行かれたりするかもしれん、と

ヲジサンを見ていたのだが、そんな様子もなさそう。

 

 

 

やっぱり、あれで終わりだったんだ~・・。

 

 

 

青空  

 


トリビア

 

『飛行機の中でタバコを吸ったら、注意されるだけ』

(クアラルンプール→北京の場合)

 

へぇ~~~


ムスリム

マレーシアの街中の風景で、

北京でほとんど目にすることのない光景のひとつは、

バティック(スカーフ?)で頭を覆ったイスラム女性が

通りを行き来している姿だ。

 

学生街や大使館エリアに行けば

出会うこともあるだろうが、

少なくともワタクシの生活圏で

イスラム女性に会うことはほとんど無い。

 

 

そんなわけで、物珍しさもあり

イスラム女性の姿を、まじまじと観察してしまったわけだが・・・。

 

 
イスラム女性

 

 

とてもオシャレなのにびっくり。

 

 

頭を覆う布はオシャレするのに邪魔なのでは?

という概念は見事に打ち砕かれた!!

 

 

民族衣装はもちろん、ジーンズにTシャツという

カジュアルな居出立ちの子もいる。


当然だが、空港やホテルのスタッフも

制服に合わせてバティックを巻いている!!


 

その巻き方がとてもカワイイ!!

同じように見えて、実は微妙に巻き方が違う。

 

日本の尼さんのように、

アゴまでがっちり巻きつけている場合でも

ピンできっちり留めている人もいれば、

スカーフのように胸元に結び目を持ってきている人もいる。

 

布の端をわざとはためかせている人もいる。



暑いからか、

頭を覆っている布は、皆シフォンのようなテロテロ生地だ。

その布には小花の刺繍があしらってあったり、

華やかなプリント地だったり、手染めだったり・・・。

 

 

 

バティック  

 

 

もっと写真を撮りたかったが、

それがイスラム教のタブーに触れる行為で、

殺されたりするかも・・・と妙に心配になって

正面からの撮影はしなかった。

(本当のところどうなんだろう・・?)
 


宗教的理由から頭を覆うという

ある意味強制的なものであっても、

その姿はとても上品で慎ましく、美しいと思う。

 

・・実は彼女たちの中には、

髪を結ったり、染めたり、パーマをかけたりして

もっと弾けたい気持ちも少しはあるのかな~?

 

  

 
帰りに、市場でバティックを買った。

お店の人に巻き方を教えてもらい、

早速ホテルで頭に巻いて、殿に披露だ!!

 

 

殿 「ひょっとこか盗っ人ってカンジ(笑)」

 

 

・・・。

 

ムカつくけど否定できない・・。

 

 

 

即席であの美しさは表現できないのね~。

(・・それ以前の問題か?)
 

 

野生の王国 ~黄昏の人~

ボルネオ島よりはるばる王国へ

住民登録をしたもうお一方。

 

 

天狗ザル氏

 

 

 

この愛らしい姿。

頬ズリしたくなるようなこのドテッ腹。

 

 

 

実物は・・・


 

実物

デデ~ン!!

 

 

テングザル!!



あられもないこの姿!

チ●コ丸出し!!

しかも自分の腹に刺さってるよ~!!


それが俺様流!

ボスの貫禄です!!!!




マングローブの森でしか生きられないテングザル

サンダカンの郊外では

パーム椰子のプランテーション(大規模農場)の一角に

保護区を設け餌付けを行っている。


ここでも観光客が餌付けを観察できるのだ。


 

 

このテングザル

NHKの番組で見たことがあったのだが、

しぐさがなんとも人間臭いのだ!

 

 

天狗ザル

 
「よっこらしょ~」


・・・ビールかワンカップを

片手に持ってそうな勢い。


めちゃくちゃオッサンだ!!



天狗ボス


遠目に見てもオッサン!

しかも服を着ているように見えるのが面白い。

 

 

しかし・・彼は

グループの猿達がエサを漁っている間、

高枝に登り、さりげなく周囲を監視。


さすがグループのボス。

掴み取った地位に恥じない立派な態度!

グループをまとめ、平和を維持する

責任ある行動!

 

 

グループに危機が迫ったときには!

自分の危険を顧みず・・


天狗ボス


「じろじろ見てんじゃねぇよっ!!

向こうに行きやがれ!人間風情がっ!!」

 

 

・・
カッコいい・・。



飯タイム


「ングッングッ・・・」

 

 

食べ方はちょっといただけないが、

彼は男の中の男だ・・。




天狗一家




農場拡張による住む場所の減少と密漁で

絶滅の危機に瀕しているテングザル

人の手による保護が無いと、種の維持が困難な状態だ。

 

種としてはすでに黄昏の時期に差し掛かっている。


 

ラブックベイ・テングザル保護区

 

人間に慣れて、自然への適応能力が失われる・・

そんな指摘もあるこの施設。

 

ただ見るだけ。

ここではそれすらも自然破壊なのかもしれない。



野生の王国 ~森の人~

今回の旅で新たに王国の住人となった

ボルネオのお方。

 

 

オランウータン

マレーシア語で森の人」


オランウータン

 

コタキナバルから飛行機で40分。

ボルネオ島の北東に位置する街

サンダカン郊外に、世界一といわれる

オランウータンの保護区がある。

 

 

登山と合わせて絶対行きたかったところだ!!  

 

ここは、

母親をなくしたり、生き別れになったオランウータンを保護し、

森へ帰って自立できるようにトレーニングをする施設だ。



一日2回のエサの時間に合わせて

観察ポイントへの入域が許可される。



入域早々、数メートル先にオランウータンの親子が!



親子

「ちょっと!!アンタ達!うっと~し~のよ!」



子供を連れているので、

時おり振り返り、土の字開脚」で威嚇!


人間は驚かせないように、刺激しないように

黙って親子の歩幅に合わせて進む。



歩くこと数分・・・

エサやりポイントに到着。

時間が近づくと、

回りに張り巡らされているロープが揺れ始め、

オランウータンが次々とやってくる!

 

 

 

 

『オランウータン飯タイム劇場

  

 

 


観察スポット

 

「わ~い♪エサの時間だ~♪」

 

 

 

 

 

兄弟

 

「おい!早よ~行くばい!!」

「そげん!引っ張らんでっ!」

「よかろ~もんっ!早よ来んね!」 

 

 

 

 

 

バトル

 

「いい加減うるさいったい!!ヴォケが~!!!」

ごすうぅっ 

 

「ひいぃぃぃっ」 

 

 

 



エサやり


「飯がきた~っ!!」

「わ~い♪」

「いつもご苦労さんやの~」


 

 

 

 

飯タイム


「ちっ、今日はバナナじゃね~のかよ」

「あの飼育員使えね~な」

「ったく、しゃ~ねえから喰ってやるか~」

  


 

 

 

 

飯タイム3

 

「むしゃむしゃ・・

アタシは座って喰うのはキライなの!

女の子だもん」

 

 

 
 
 


飯タイム2

 

「森末さんよ~。

ニッポン体操界に引き抜きたい逸材やないんか~?

こんなことできる奴おるか~?

バナナで手を打たんこともないで~?」

 

 

 

 

 

 

飯タイム4


「俺も俺も~っ!

こんなんできます~っ!」






という世界が日々繰り広げられている

・・かもしれない


セロピック・オランウータン・リハビリテーション・センター

 

ボルネオにお越しの際は是非

足を運んでみましょう!

サバイバー

キナバル山

どーん!!

 

キナバル山 4,095m

 

 

ボルネオ島の頂点。

東南アジアの最高峰。

今回の旅の一番の目的は

このキナバル山に登ること

だった。


 

初の海外登山!

富士山よりも高い山!!

世界遺産でもある山!!!

 

期待に胸膨らませていたのだが・・

諸事情により断念せざるをえなくなってしもた。

うう~・・残念。

 

 

と、いうわけで

急遽スケジュールを変更。

登山に替わる各種アクティビティで

予定外のボルネオ島の自然を満喫することになった

今回の旅。


想像以上におもしろかった! 



ラフレシア

世界最大の花


ラフレシア!!


デカ~っ!!

と言っても、画像は作り物のハリボテ。

キナバル自然公園に置いてあった。笑


本物を探すツアーもあったのだが、

ガイド曰く

 

「いや~、結構蛭が多くてね~。

靴と靴下の間から入ってきて取れないんだわ、コレが。」


・・却下

 

 

いや、知っていたのだ。

ボルネオ島に蛭がいることは。

登山道でも遭遇するだろうとも思っていたし・・。


・・ラフレシアの咲いている場所は

やはり秘境中の秘境。

現地の人が山を分け入り、

花のある場所を確認して、ツアーコースに組み込むらしく

一般の観光ルートよりも激しく険しいとのこと。

 

ワタクシも殿もヘタレだ。


 

マングローブの森


内陸では豊かな原始林、

海沿いではマングローブの森。


マングローブの森クルーズには、

夕闇迫る頃、ホタル観賞クルーズなんてのもある。


船でマングローブの森を遡ること数十分。

乗っているボートは、クリスマスイルミネーションのように

点滅する小さな光につつまれる。

まさにホタルの楽園。

日本の源氏ホタルほど明るくはないが、

数がハンパで無い。

 

真っ暗な中でボートを操縦するスタッフにも感動だ!



夕日

南シナ海に面したコタキナバル。



コタ キナバルの

南西50キロ沖に浮かぶティガ島。


アメリカの人気番組「サバイバー」の舞台になった島らしい!!

 

 

覚えてる!

覚えてるぞ!!

 

実はワタクシ、あの番組がかなり好きで、

深夜3時頃放送だったにもかかわらず

欠かさず見ていた!

いや~その舞台がこんな所にあったとは・・。 


 

ボルネオ島体験はまだまだ続く・・


夢の終わり・・


 

青い空


 

青い空・・


 

  

 

  

光る海

 

 

光る海・・


 

 

 


豊かな自然



豊かな自然・・

 

 

 

 

 

 

虫



珍しい生き物の世界・・



 
 

行って来ました!!

 

ボルネオ島マレーシア領 サバ州 コタ キナバル



ボルネオ島はもちろん

マレーシアに行くこと自体初めて。


いや、もうスゴイ!!

マレーシア最高!!!


想像以上に極楽・天国な国でした。

 

 

まだまだ興奮冷めやらぬワタクシ。

 

しばらく『マレーシア妄想王国』に変更!

乞うご期待!!

  
 

 

・・

 

現実は・・


 
雪の北京

 

 

昨日までの明るい極彩色の世界から一変。 
 

今日の北京は大雪。 

どんよりとした重苦しい雲が広がり

暗く寂しいグレーの世界。



昨日との気温差35度。

泣きそうだ~・・。


間違えた

更新おやすみします、

とか言っておきながら、更新してしまった・・。


というのも、明日から北京脱出と思っていたら

明後日からでした。

・・漫画のような間違いに自分でも唖然。

 

 

というわけで、

「リアルタイム北京大晦日」

をお送りします。


花火

 

只今の北京、街の至る所で花火及び爆竹の音が

狂ったように響き渡っている!!

  

こんなにたくさんの場所で花火を見ることは

日本ではありえない!

安全上絶対許可されない!!

 

だって日本で、マンションの庭で、道の傍で、河原で

素人さんがでかい花火あげるなんて無理だ。

 

 

中国の花火はたぶん見た目より音重視。

日本のソレと比べて音がでかい。

鼓膜がやぶれる人がいる・・というのも納得。


さらに、日本ほど高く上がらないので

かなり危険。

火の子が降って来る!!


花火

こんなカンジ。


 

毎年死人が出ていたという爆竹。

ワタクシ本物を見たことなかったので

爆竹で死人、ということが

あまりピンと来なかったのだが・・。


花火


画像ではちょっと分かりにくいかもしれないが・・

かなりスゴイ威力!!


怖くて近寄れない。


花火
スカッドミサイル~ッ!!



中国人によるとこれから12時がクライマックス。

(日本時間では1時)


すでに市内は戦場。

(マジで着弾音、爆発音!!)


テレビで見ていたユーゴ紛争、湾岸戦争

イラク戦争のそれと同じ音がする!!

今テロ活動をやったとしても

音に紛れて発覚が遅れそう・・。


これが中国のお正月!!

賑やかで豪快なお正月!!

楽しい~♪

 

 

それでは今度こそ~・・

しばらくご無沙汰。

北京脱出

今年爆竹解禁の北京。

すでに街中では昼夜問わず、

フライングした爆竹音が響いている。

本場の旧正月を体験してみたかった気もする・・。

が、今年は

旧正月中、国外脱出することになりましたーっ!!

 

 

しかも、今回の行き先は日本では無い!!


 

 

今回の旅にはこんなモノを持っていきます。

  

  

北京に持ってきて良かった~、と思いました・・。

持ってきたとしても、中国で使うことも無かろう・・

と思っていました・・。


 

これ ↓


登山グッズ

「山と渓谷」グッズ

  

 

 

 

さらに

こんなモノも持って行きます。



水着

 

初披露!!


浜口京子・レスリング風&葉っぱ隊コスチューム♪

 ※水着です・・

 

 

 

さて問題です。

ワタクシはいったいどこへ行くのでしょう?

 

 

ということで、

しばらくブログ更新お休みします~。


赤い正月

今週末から旧正月。

中国人にとって、今は師走。

正月前の買出しやら、帰省の準備、

おめでたいイベントやら何やらで落ち着かない様子。

そういう所は12月の日本と一緒だ。


街を歩くと、いたるところで、春節気分を盛り上げる

様々な演出・ディスプレイを見ることができる。



中国の正月カラーって、「赤」なんだな~・・。

本当に派手!!

  

 
ホテルロビー
某ホテル ロビー


 

12月には大きなクリスマスツリーが飾られていた

某ホテルは、巨大な春節演出に変わっていた。

 
 

近づいて見てみると・・・

 
春節ディスプレイ

 

キンカン(?)の成っている木に、

ポチ袋がぶら下げてある。

賑やかで、おめでたい、春節気分を盛り上げるこの演出!

カワイイな~!!!



クリスマスイルミネーションを見ても

ワタクシの食指はちっとも動かなかったのに、

今回はやる気が出てきた!


王国にも旧正月を!!

ということで、市場で春節飾りを購入。

早速飾ってみた。


 

福到


 

「福」の字は逆さまに貼るそうな。

下のトマトのような物体は、ちょうちん。

よく中華屋さんの軒先にぶら提がってる

あのデッカイちょうちん・・のミニチュア。


本来はコレもぶら提げるものみたいだが、

どうもマガイ物をつかまされたようで、

ぶらさげる取っ手も紐も無い。

仕方なく置いて飾ってみた。

 

 

王国のさらなる飛躍を願う!

福よ来~い!

魚を買ったはなし

北京に戻って以来、

海の魚を食べていなかったワタクシ。

どうもこうも我慢できなくなって、

魚を買いに行くことにした。

 

北京では魚介を手に入れるのは難しい。

近所のスーパーには魚コーナーが無い。(冷凍はある)

買いたければ大型スーパーか魚介のある市場に行くしかない。


せっかくなので、

市場で魚を買ってみることにした。

初体験だ!


 

市場の魚介コーナー。

久しぶりの生の魚・魚・魚。

カレイ、アジ(に見える)、太刀魚、海老

さらにアンコウすっぽん!!などがある。

なかなかの品揃えだぞ。

 

見ていると、おばちゃんが奥から、さらに魚を出してくる。

「新しいものあるよ~!!」

おばちゃんニッコニコ。

あーだこーだ説明してくれるが、よく聞き取れない。

まあ、今回はお試しで・・。

そんな気持ちで一匹購入した。



おさかな  

サバ? 12元

 


家に帰り、

早速さばくべし!と、魚をまな板に載せる。 


・・・ん?


よく見ると全然新鮮じゃないぞ。

目は濁り、腹の部分はブヨブヨ。

若干臭いも発生している。

実家なら「捨てれ~。猫にやれ~。」というレベル。

 

 

しかし、ここは内陸北京。

もともと魚介を食べてきた地域ではない。

流通も日本ほど発達していないだろう。

贅沢言っちゃイカン!!、と気を取り直し、

三枚におろし始める。

 

 

腹の部分に切り込みを入れる・・・。

 

ウッ・・・!!

 

ドロ~ン!! ベチョ~ン!!! ダラ~ン!!!!

な・・馴染みの無い感触だ~・・!!!!!

  

 

ワタクシは魚の血やら内臓を、

いや~ん!怖い~!!残酷~!!

と思うことは無い非情な女。

 

しかし・・この物体は、かなり気持ち悪い!


 

負けるもんか~っ!!と

気合で三枚に下ろした。


切り身はボロボロのグニャグニャ。

心なしゼリー状の部位有り。


・・こりゃダメだ・・。

完全に腐敗がスタートしてる・・。

キッチンも臭ってきた!!


・・・ 

お魚さん、ごめんなさい。

ワタクシ喰えません・・。

  

  

◆教訓

 市場での買い物(魚介)は、見て、触って、匂って

 すべてを確認した上で購入すべし。