北京妄想王国 -19ページ目

冬至

今日は冬至。

中国のカレンダーにも「冬至」とある。

日本の、かぼちゃを食べたりゆず湯に入ったりするような

中国オリジナルの習慣はあるのだろうか?



昨年の今日、ワタクシは初めて大陸にやってきた。

そこで、ワタクシはこの北京で、

遠く霞む地平線から昇る朝日を見た。

「日本は日出づる方面の国なのね~」

と、ぼんやり眺めていた。

 

あれから一年たったんだ~・・・。

 

 

先発して、すでに3ヶ月北京で暮らしていた

殿のところへ下見がてらやってきたワタクシ。

3ヵ月後の渡中は決定していたにもかかわらず、

その時もワタクシはず~~~っと思っていた。


北京に行きたくない!!

日本で暮らしていたい!

阻止することはできないだろうか?

 

 

仕事をやめたくなかった。

勉強して、やっと一歩やりたい仕事に近づいたのに。

その為の努力も使った時間もお金もぜ~んぶ水の泡。

持病の治療も中断。それによる悪化は必至。

 

上京して数年。

やっとできたお友達とも別れることになる。

またゼロからのスタートか~。


 

結婚するとき、これからは

自分の意思と反する、環境による人生の方向転換に

身を任せないといけない事が多々あるだろうなぁ。

・・・と、ある程度覚悟はしていたのに、

実際にそういう立場に置かれたら、

全然納得できない。

 

赴任が決まった日からずっとブルーだった。

北京に何一つ希望はなかった。 

 

 

そんなワタクシが今、北京にそこそこ順応して

それなりに生活している。

 

言葉はまだまだできない。

でも、できないなりにコミュニケーションをとっているし、

腹が立つときは、運ちゃんや店員と喧嘩することもある。


 

日本への未練はまだあるし、不満も多々ある。
それでも、今は前向きだ。

 

そのうち、本当に心から

北京で生活できてよかった~

と思う日がくるかもしれない。 

 
 

 

ワタクシのパソコンの壁紙はずっと、

その日に見た朝日の画像だ。

 

ネガティブな気分で撮った写真なのに、

吉兆に満ちている(ような気がした)。

太陽は驚くほど大きく、神々しい。


 

「何かいいことあるかもな~」

そして

「初心忘るべからず」


そう思わせる大切な一枚だ。


 

朝日

 


・・・

この北京の旅で少しあきらめはついた・・と思う。

 

しかし・・・

 

日本に戻って数週間後、

渡中のための健康診断で、この数日の滞在中

ばっちり肝炎をいただいていたことが発覚。

 

その後、肝炎と戦いながらの引越し準備という

悪夢が待っていようとは、このときはまだ知らない・・。



同仁堂攻め

今日は、今年最後の授業だった。

 

年末の帰国に備えて、お土産物色をすべく、

授業終了後、クラスメートと前門へ繰り出した。


前門

 

以前ダックを食べた全聚徳

北京で一番有名なお茶屋さん張一元などなど、

北京の老舗店の本店が立ち並ぶ、

東京の日本橋のような昔ながらの下町。

天安門広場の南に位置し、

北京らしい町並みを楽しめる、観光客に人気のスポットだ。


ワタクシたちが目指したのは、


同仁堂 本店


北京の老舗中医薬局。

本店はやはりココにある。

 

建物の中には漢方の匂いが充満している。

それだけでなんだか体によさそうな気がする。

  

 

一階は市販の薬

以前紹介した云南白葯などもココのフロア。

胃薬や軟膏、処方箋ナシで購入できる。


二階は漢方。

冬虫夏草、鹿の角、朝鮮人参などが

ショーケースに並ぶ。

ちなみに超高級朝鮮人参は1千万円を超えていた!

いったい誰が買うんだろう・・・。

ツバメの巣は数万円~。

奥には調剤するところがある。

たぶんここで漢方を処方し、煎じたりしているのだろう。

 

あきらかに貧乏そうなワタクシたちは

当然店員にスルーされている。

おかげで好き放題見ることができた。


地下一階はご婦人フロア

婦人家系の飲み薬や、漢方入り化粧品が並ぶ。

真珠クリームもいろんな種類がある。

質がよろしく無いといわれる中国製コンドーム、

こちらのフロアなのか~・・・。


いろいろ物色した後、ワタクシが購入したものは・・・


 

同仁堂戦利品

酸痛噴霧剤 ほか 

 

 
一階フロア、肩こり湿布のショーケースを見ているときに

店員のおばちゃんが積極的に売り込んできたコレ。

 

酸痛噴霧剤

 

「これ試してごらん!」

そう言って、直径10センチの円型の布に

酸痛噴霧剤なるものを噴きかけ、首の後ろに貼り付けた。

最初はどうってこと無かったのに、だんだんと刺激が・・・。 

「イッタ~イ!!」

貼り付けたところが痛くて熱い!!

唐辛子をたっぷり塗りつけられたような激しい痛み。

強烈な湿布臭+漢方臭!


でもだんだん血行が良くなっていくのがわかる。

「おお~っ!気持ちいい~!!」

かなり痛いけど・・・。


すっかり気にってしまったワタクシたち。

すんなりご購入。しめて158元。

 

 

本日殿は日帰りで

昼間でもマイナス20度!というハルピンへ出張に行っている。

万年肩こりと腰痛持ちの殿には、つらい一日だったことだろう。

帰ってきたらたっぷり塗ったる!! それはもう容赦なく・・。

  

 

・・・北京も今日は寒かった。

気温は当然マイナス、しかもすごい強風!

デジカメを持って行ったにもかかわらず、

あまりの寒さに、ポケットから手を出せず、

シャッターを押すことができなかった。

途中でカメラも動かなくなってしまったし・・・。


というワケで、街並み画像が撮れませんでした~。

 

残念!

 

 

お粥パラダイス!

中国に来て美味しいと思ったもの。


高級広東、飲茶、四川にダック、

さらに巷の中国家庭料理。

どれも美味しかったけれど、

一度食べたら、しばらくいいかな~と思う。


油っこい上に、(マジですごい量の油!)

北京の味付けは塩っ辛く、濃い。

食べた翌日は胃もたれか下痢。

長期的に見ると、成人病街道まっしぐらだ。

 

中華は美味しいけれど、ハラ痛・成人病と隣り合わせ。

ワタクシにとっては、ちょっと危険な火遊びだ。←?



そんなワタクシが2日に一回は食べている中華料理がある。


それは お粥!

 

 

もともとお粥は大嫌いな料理の一つ。


 

虚弱な子供時代、入院を繰り返していたワタクシは

塩すら入らない三分粥が毎日のご飯だった。

 

今でこそ、噛み締めるほどに口に広がる

米の甘みを堪能できる大人舌に成長したけれど、

当時のワタクシにとっては、ただの不味い米汁


お粥を見ると、当時のつらい闘病生活を思い出し、

口に入れる気が起きない。

ましてや、お金を出して食べるなぞ言語道断!

と思っていた。


 

それなのに、北京に来てから

お粥はワタクシの大好物に変わった。

今までの思いをぶつけるかのように、喰いまくりだ。


なぜそんなに好きになったのか。

それはお粥がお粥っぽくないから。

お粥の暗~いイメージ(あくまで私的な)が

全くなかったから!

・・・だと思う。 

 

 

ワタクシのお粥のイメージを覆す

お気に入りのメニューの数々をご紹介しよう!



 八宝粥   

 八宝粥

 

お粥が好きになるきっかけになったメニュー。

店によって味が若干異なるけれど、

甘くないぜんざいのような味。

中にはアズキ、ナッツ(のようなもの)、なつめ、

などなど、実モノがゴロゴロ入っている!


女性には必要な栄養分がしっかり入っているので(中医学より)

「血が足り~ん!」というときには、必ず食べるようにしている。



 三色粥

 三色粥


先日初めてオーダーしてみたお粥。

緑、赤、白、のコントラストがとてもキレイ。

赤色はなんとトマト!

酸味のあるさっぱりしたお粥は、ちょっと洋風なカンジ。


 
 黒胡麻粥
 黒胡麻粥

 

真っ黒のお粥!

すり黒胡麻がたっぷり入って香ばしいことこの上ない。

上にのっているのはピーナツを砕いたもの。 

やわらかいお米に混ぜてあるので、

胡麻特有のモッタリとした重さが無い。

温かいデザートのようなお粥だ。

 
 

そのほかにも、かぼちゃのお粥、杏仁のお粥、紫米に麦芽などなど

数十種類のお粥メニューが並ぶ。 

栄養満点で見た目もきれい。その上、消化抜群。


さらにうれしいのはお値段。

上記お粥は5元。(75円)

えのき一パックが4.5元することを考えると、

家でご飯をつくるより、外でお粥を食べる方が断然安上がり。

24時間営業のところも多いので、時間を選ばない。


 

中国へ旅行に来た際、

豪華中華料理三昧もいいけれど、

街のお粥やさんで、

ヘルシーな中国の味を堪能するのもオススメだ。


やっぱりイヌも好き

 

以前購入した猫雑誌「猫迷」

やっぱりあった。犬バージョン。


来年は戌年だし、表紙も可愛かったので買ってみた。


 

狗迷

狗迷

 

 

値段は「猫迷」の倍(18元)、ページ数も倍以上!


犬関連の情報は猫の比ではない。

ドッググッズ、ドッグブリーダー、ドッグトリマー学校に、

病院、美容院・・・。

いやはや、犬人気の現実を思い知らされた~。


 
でも見てるとやっぱり犬も可愛い。


ワガママ愛人(猫)が好きなワタクシだが、

じっと家で主人の帰りを待つ誠実な妻(犬)の瞳に

きゅんとくる自分がいる。

 

まったく節操の無い・・・。

まるで優柔不断なボンクラ二代目若社長だ!(イメージ)

 

 

「狗迷」によると、今年の中国の人気犬種は・・・

 

哈士奇 ハスキー犬

 

"三把火"のあるものが高価だそうだ。

三把火とは、額に3つの白い斑点があるもの

(額に白い「火」の字があるように見えるということらしい)

さらに青い目だと尚よし、とある。

4,000元~5,000元が相場。


紹介犬種の中で一番高価なのは、

波士頓(ボストンテリア) 辺境牧羊犬(ボーダーコリーに見える)

ともに10,000元前後。

結構なお値段だな~・・・。

 

ついでにメジャー犬種を調べてみた。

 

標準貴婦犬(プードル・・たぶん)、杜賓(ドーベルマン)

巴哥(パグ)、松獅(チャウチャウ)、長毛腊腸(ダックスフンド)

拉布拉多猟犬(ラブラドール)

 

残念ながらワタクシの好きな柴犬はどこにも無かった・・・。

日本犬は洋犬に比べて、見た目ちょっと地味だから、

派手好き中国人には人気がないのだろう。


立派なマワシつけた土佐犬なんかは

結構迫力あってイケルと思うんだけどな~。


 

「狗迷には「猫迷」にはない付録がついていた。

囉威納犬(ロットワイラー犬)の大判ポスター!

(表紙の犬)


ワタクシはこの犬種を知らなかった。

大きく特集されているので、人気の犬なのだろう。

日本でもメジャー・・なのかな???


 

ゲイジュツとエロの狭間

以前から気になって仕方なかったVCD。(ビデオCD)

ようやくゲットしました。


 

裸体ゲイジュツ

色芸天間 25元


 

パッケージを見てお分かりのように、

女体キャンバス!

綺麗なお姉さんの、裸体に絵描いちゃってます!!!

 

エロです。エロ!!

エロネタに建前上お堅い中国で、

○○やら○○がモロですっ!

それが堂々と一般の書店やDVD屋に

普通に売っている~!!


さあ!どんな内容なのか。

若干男脳のワタクシ、おっさんモードにチェ~ンジ!



「中国特色絵画与現代人体芸術的完美結合」


中国語がわからなくても、なんとなく意味の分かる

このキャッチコピー。

 

中国絵画と人体の芸術的融合ってことかな。

とにかくエロではなくゲイジュツなんですな。

 

 

早速拝見・・・。


意外なことに、香港の展覧会で大成功!な映像。

プロローグが終わり、

本編だ!


中国の民族楽器のBGM。

そしてタイトル!


「断橋残雪」

 

そして綺麗な尻登場!

尻には雪景色・・・。


 

そのまま制作風景がスタート。

画家と思われる男が、横たわる尻に顔近づけて

マジ顔で描いてる!

ってかマジなんだよね。これゲイジュツだから。


音楽とともにナレーション。

あ~だ、こ~だ解説してる。

「いい~尻ですね~っ」とか、

さすがに言ってないだろう。

 
 
モデルの人、ちょっとやだろうな~。

デッサンモデルならヌードでも見られるだけ。

このモデルさんの場合は、もろ(筆で)お触りだ!

しかも途中でトイレなんて行けなさそう・・・。


 

「雪峰夕照」「平泉秋水」「曲院風荷」・・・

と作品は続いておりました。

掛け軸みたいな尻、尻、尻・・・。笑

 

今回このVCDをゲットするにあたり、

殿に買って来てもらおうと思っていた。

エロビデオ借りるよりもハードルは低そうなのに

頑なに嫌がる殿。

なんだよ~。自分も見るくせに!

 

仕方なくワタクシが買ったさ。



中国にお越しの殿方。

話のタネに、お土産に、一本いかがでしょう?

ゲイジュツなので、

税関で没収される危険もないですよ~。たぶん。


尻派、胸派、野郎派、

いろいろ取り揃えてございましたので、

お好みのものを!!

 

 

 

・・・ワタクシの感想。

 

どのような経緯で

ゲイジュツに発展してきたのかは謎だけど、

エロ厳禁の中国で

どうにかして裸体を拝もうとした

野郎の欲望の果てに生まれたものだと

思えてならないのだが~・・・。


 

こわい話 ~水道水編~

外出から戻り、

手洗いにうがい~、と蛇口を捻ったところ・・

 

 

水道水

実物はもっと濃い

   
  

こんなん出ました!


うわ~・・・。

芳醇な香が漂う琥珀色のウィスキー!

そんな感じの液体。


トイレの水は、

日ごろの不摂生が祟り、殿に血尿でも出たのか

と思ったくらい激しいさび色。


一応水道水だ。


画像はすでに5分くらい水を流した時点でのモノ。

最初は味噌汁みたいな水が出ていた!!


 

マンションのどこかで工事が始まると

必ずと言っていいほど水道水がこんな具合になる。

どういう仕組みでこんなことになるのか

とりあえず、管理室に連絡して修理に来てもらう。


来てもらったところで

延々と水を流し続け、色水が出なくなったら

蛇口のフィルターを交換するだけ。


 

うう・・怖い。

絶対水に何か混ざってる!!


飲み水は、ミネラルウォーターのタンクが別にあるけれど、

歯磨きしたりお風呂に入ったりするのは水道水。

 

蛇口を捻ると、

不味くても飲める水が出てくる日本がうらやましい。



管理人さんが帰ったあとしばらくして、

花瓶の水でも替えようかと蛇口を捻ったところ、

まだ心なし色水・・・。

 

今日はこのだし汁みたいな風呂に入らねばならんのか。

た~す~け~て~。


 

クリスマスのお買い物

クリスマス。

日本ほどではないけれど

北京でも、ホテルやデパートにツリーが飾られ、

街中にクリスマスソングが流れる。

 

花市場では大小さまざまなもみの木と

オーナメントが売られている。

 

にぎやかだな~。

 
 

今日は友人宅にお邪魔した。

リビングでか!

リビングだけで日本の我が王国(3LDK)に相当する広さだ。

そしてソレ相応にでかいツリーが置いてある。

部屋全体がインテリア雑誌に出てくるような内装だ!

クリスマスを満喫している~!!



王国のクリスマスはショボい。


なんとなく回りの雰囲気に呑まれて

毎年クリスマスに飾っていた腐れそうなリース。

 

引越しの時に捨てた。

 

 

今、王国にクリスマス色は全く無く、

お気に入りのガラクタが地味にディスプレイされているだけ。


 

ちと気合入れてクリスマスグッズでも買ってみるか。


友人宅の帰り道、早速市場によっていろいろと物色してみた。

で、買って帰ってモノは・・・。



キティもどき

グリーンキティ?15元



ビーズのポシェット。

リボンともイチゴともつかない物体を頭にのせた

角ばった顔のキティもどき。

みどり色ってところが先鋭的だ!!

ついでにポンポンまで買ってしまい

当初の目的からはずれたお買い物だ・・・。

 

 

ちなみにグリーンキティは最初1個50元!

日本円で700円相当だ!

日本人だと思ってボってるな~!!

「3個買うから負けれ!」

との交渉の末15元。

それでも高いのかな~とおもいつつ購入。

(他にもスゴイセンスのポシェットあり!)



以前のワタクシは全く言葉がしゃべれず

市場の言い値価格で購入するしかなかった。

少しはしゃべれるようになった今、

そこそこに値切れている。

 

値切っているとはいえ、

日本人とわかれば、底値は釣りあがる。

果たしてその値段が妥当な価格なのかどうかはナゾ。

日本人観光客への初値は10倍以上乗せているかもしれない。

 

中国でお買い物をするときは、

安いから!ではなく

このモノにはこれだけなら出してイイ!と

自分の上限価格を決めてから交渉すべし。

  

そうだ、そうだよね。

と自分に言い聞かせながら店を後にした。


 
・・・

というワケで、

王国に今年もクリスマスは無いな。


  

ネコが好き

ワタクシはイヌとネコならネコが好き。


イヌも好きではあるけれど、ちょっと怖い。

小さい頃、花子という、可愛い名前とは裏腹の

凶暴なボクサー犬に追いかけられ、

怪我をした思い出がトラウマになっている。



北京はペットブーム。

家の近所で、イヌの散歩をしている人をよく見かける。

ラブラドール、チャウチャウ、テリア、プードル・・

犬種はバラエティに富んでいて、日本のようなブームは無さげ。

 

市場や街中にはペットショップがあるし、

日本同様に、イヌ用のクッキーだのケーキだのを

揃えているハイソな店も見たことがある。

 

 

はて、猫はどうなんだろう?

飼っている人はいるのだろうけれど、

室内で飼う動物なので身近に見ることはない。

野良猫も見たことがない。


猫いないのかな~・・。

と思っていたときに手にした一冊。

 

 

猫迷

猫迷

 

 

日本の「猫びより」のような、猫を愛する人のための雑誌。

中国にもペット雑誌がある~!!

ちょっと感動してしまった。

 

 

今月号の特集は表紙の猫

高地折耳猫

スコティッシュフォールドの一種のようだ。

ちなみにスコティッシュフォールドの表記は

蘇格蘭折耳猫だと思われる。


う~。可愛い。


 

さらにこんな特集が。


「大自然が完全な美しさを与えた猫たち」

 

交配で作り上げられた猫ではないものを特集しているのかな?

登場している猫は・・


埃及猫・・・・・・エジブシャン

克拉特猫・・・・コラット

暹羅猫・・・・・・シャム猫

梛威森林猫・・ノーウェージャン・フォレスト・キャット

緬因猫・・・・・・メインクーン


お勉強になります・・・。

アメブロで簡体字表記できたらいいんだけど。

 

ついでにメジャー猫の中国語表記を調べてみた。

 

美国短毛猫(アメリカンショートヘア)、波斯猫(ペルシャ)

喜瑪拉雅猫(ヒマラヤン)、金吉拉(チンチラ)

 

 

飼いたいなあ。

でも王国では絶対むり。

下僕がいるし・・・。


 

しかし・・・

もし、日本人で猫を飼いたい人がいたら、エサの心配はないぞ。

日本の大手ペットフードメーカーはすでに大陸に進出済みだ。

本誌の大口スポンサーの様子。


マルハの「海缶」、「純缶」、イナバは「親心」。

 

材料にはマグロやらカツオ、

さらにはカニまで使っているものもある!!

  

人間サマでも北京で海鮮・魚介は貴重・・。

かなり贅沢なエサでございます。


北京では煮干も貴重品なんだぞ~っ!!


ワガママ愛人に手を焼きつつ、

それをちょっと楽しんでしまうタコ社長

の気分を味わえる猫との生活。

 
憧れだ~。

カバーボーイ

日本に負けず劣らず

さまざまなジャンルの雑誌てんこもりの中国。


男性雑誌もございました~!


 

時尚先生

時尚先生 Esquire

 

 

日本でいうとヴォーグに近いのかな?

(あ、ヴォーグは女性雑誌だ!でもそんなカンジ)

ファッション、インテリア、旅、グルメ、などなど

かなり優雅な世界が繰り広げられている。

読者層は中国人のお金持ちだ!

 

 

中国のお金持ちは日本の小金持ちとはケタ違い!

日本人がヴィトンのバックを一個

買うか買うまいか迷っている傍らで

「アレとコレとソレ・・いただける~?」みたいな

マイケル・ジャクソン的お買い物をする。


そんな人たちを狙ってか

スポンサー広告は世界的に有名なブランドばかり。

正直ワタクシ(っていうか殿か?)

にはほど遠~い世界。


 

それなのに

ワタクシがこの雑誌を買った一番の理由。


 

表紙を見ていただきたい。

左上の男性。

・・そう。

 

真田広之サマ


 

ワタクシが餓鬼んちょの頃、

薬師丸ひろ子主演の

「里見八犬伝」

でヒーロー役を演じた真田広之。

幼心にストライク。

惚れた・・・。

 


中国映画の巨匠、チェン・カイコー

中華圏人気美形俳優陣(韓国人俳優もいる)が囲む中、

一人日本人俳優がいる。

しかも真田広之。


 

買うしかありません!


 

中・韓・日合作映画のプロモーションの一環のようで、

本誌内には特集記事があり、

アーティスティックな真田サマグラビアもある!!

 

渡辺兼といい、真田広之といい、

日本人俳優は続々と海外に進出し

そこそこに名を上げている。

しかもワタクシの好きな俳優ばかり。

すばらしい!!

 

ワタクシは、やはり和流(っていうのかな?)

を応援したい。


ついでに日本人女優も!

 

最近公開した映画「SAYURI」

主演や主要役どころは中国人女優で占められている!

チャン・ツィイー、コン・リーは大好きな女優さんだけど

現題「Memories of a Geisya」、もろ日本のお話。

できれば日本人女優さんに主役張ってもらいたかった。


でも、このヒト!って女優の名前が挙がらないところが悲しいな。


汚い話 ~人体実験編~

先日ひいた風邪がなかなか治らない。

鼻水がとまらない。

しかも黄色い鼻水。(すみません、汚くて・・)


やばい・・。

これは以前患った副鼻腔炎の兆候。

ワタクシは3年前、この黄色い鼻水を

大したことないとほったらかして慢性化させ、

鼻の穴から抗生物質を入れる治療をすべく

一年半もの間、耳鼻科に通う羽目になったのだ!


慢性化したらヤバイ!

かと言って北京で耳鼻咽喉科に通うなんて無理だ。


そう。

こういうときの為に学んだ中国医学!

鼻水対策には何か良さげな民間療法があったはず!

鼻炎の兄貴に教えてやろうと思っていたあの方法!


 

鼻の穴に白葱を突っ込む!!


・・・


腐っても女。

鼻の穴に白葱を入れている所なんて殿には見せられん。

幸い殿は山東省出張で今日は戻らない。

 

 

・・決行日は今日。


 

早速白葱を買ってきて、適度な長さに切る。

鼻に入れて取れなくなったら一大事だ。

ちょっと長めに切っておく、

 

中国葱は太い!

サブちゃんでもきっとキッツイ。

仕方なく、しらが葱にして、我が鼻の穴サイズにまとめる。


一気に両穴は苦しい。

とりあえず左から。 

いざッ!


ブッスーーーッ!!


 

い・・痛い。

葱特有のあのぴりぴり感。

でも効いている気がする。


 

ちょっと鏡で自分の顔を見てみる。


 

かなり豪快な白い鼻毛・・・。

 

 

不細工この上ない。

どうせならと、もう片方にも入れてみる。


 

おお~!

鼻からジェット噴射~!!


 

 

・・・
・・・

・・・最低だ。


 

痛みと、屈辱的な姿に恍惚としながら30分。 

鼻がスースー通っている気がするぞ。


 

もしかしてイイかも~♪



鼻炎に悩んでいる人は

女(男も?)を捨てるつもりでチャレンジしてみよう!

 

 
ちなみにちゃんとした漢方もあるのでご紹介。


 

【寒鼻法】

 

五味子10g 辛夷10g 蔲仁10g 石留皮10g 細辛10g

粉々にして鼻の穴に片方づつ入れる

 

やっぱり鼻の穴に入れるんだよ。鼻に・・・。

 

 
 
ガーベラ

美しい画像で口直し・・・