同仁堂攻め | 北京妄想王国

同仁堂攻め

今日は、今年最後の授業だった。

 

年末の帰国に備えて、お土産物色をすべく、

授業終了後、クラスメートと前門へ繰り出した。


前門

 

以前ダックを食べた全聚徳

北京で一番有名なお茶屋さん張一元などなど、

北京の老舗店の本店が立ち並ぶ、

東京の日本橋のような昔ながらの下町。

天安門広場の南に位置し、

北京らしい町並みを楽しめる、観光客に人気のスポットだ。


ワタクシたちが目指したのは、


同仁堂 本店


北京の老舗中医薬局。

本店はやはりココにある。

 

建物の中には漢方の匂いが充満している。

それだけでなんだか体によさそうな気がする。

  

 

一階は市販の薬

以前紹介した云南白葯などもココのフロア。

胃薬や軟膏、処方箋ナシで購入できる。


二階は漢方。

冬虫夏草、鹿の角、朝鮮人参などが

ショーケースに並ぶ。

ちなみに超高級朝鮮人参は1千万円を超えていた!

いったい誰が買うんだろう・・・。

ツバメの巣は数万円~。

奥には調剤するところがある。

たぶんここで漢方を処方し、煎じたりしているのだろう。

 

あきらかに貧乏そうなワタクシたちは

当然店員にスルーされている。

おかげで好き放題見ることができた。


地下一階はご婦人フロア

婦人家系の飲み薬や、漢方入り化粧品が並ぶ。

真珠クリームもいろんな種類がある。

質がよろしく無いといわれる中国製コンドーム、

こちらのフロアなのか~・・・。


いろいろ物色した後、ワタクシが購入したものは・・・


 

同仁堂戦利品

酸痛噴霧剤 ほか 

 

 
一階フロア、肩こり湿布のショーケースを見ているときに

店員のおばちゃんが積極的に売り込んできたコレ。

 

酸痛噴霧剤

 

「これ試してごらん!」

そう言って、直径10センチの円型の布に

酸痛噴霧剤なるものを噴きかけ、首の後ろに貼り付けた。

最初はどうってこと無かったのに、だんだんと刺激が・・・。 

「イッタ~イ!!」

貼り付けたところが痛くて熱い!!

唐辛子をたっぷり塗りつけられたような激しい痛み。

強烈な湿布臭+漢方臭!


でもだんだん血行が良くなっていくのがわかる。

「おお~っ!気持ちいい~!!」

かなり痛いけど・・・。


すっかり気にってしまったワタクシたち。

すんなりご購入。しめて158元。

 

 

本日殿は日帰りで

昼間でもマイナス20度!というハルピンへ出張に行っている。

万年肩こりと腰痛持ちの殿には、つらい一日だったことだろう。

帰ってきたらたっぷり塗ったる!! それはもう容赦なく・・。

  

 

・・・北京も今日は寒かった。

気温は当然マイナス、しかもすごい強風!

デジカメを持って行ったにもかかわらず、

あまりの寒さに、ポケットから手を出せず、

シャッターを押すことができなかった。

途中でカメラも動かなくなってしまったし・・・。


というワケで、街並み画像が撮れませんでした~。

 

残念!