ネコが好き
ワタクシはイヌとネコならネコが好き。
イヌも好きではあるけれど、ちょっと怖い。
小さい頃、花子という、可愛い名前とは裏腹の
凶暴なボクサー犬に追いかけられ、
怪我をした思い出がトラウマになっている。
北京はペットブーム。
家の近所で、イヌの散歩をしている人をよく見かける。
ラブラドール、チャウチャウ、テリア、プードル・・
犬種はバラエティに富んでいて、日本のようなブームは無さげ。
市場や街中にはペットショップがあるし、
日本同様に、イヌ用のクッキーだのケーキだのを
揃えているハイソな店も見たことがある。
はて、猫はどうなんだろう?
飼っている人はいるのだろうけれど、
室内で飼う動物なので身近に見ることはない。
野良猫も見たことがない。
猫いないのかな~・・。
と思っていたときに手にした一冊。
猫迷
日本の「猫びより」のような、猫を愛する人のための雑誌。
中国にもペット雑誌がある~!!
ちょっと感動してしまった。
今月号の特集は表紙の猫
高地折耳猫
スコティッシュフォールドの一種のようだ。
ちなみにスコティッシュフォールドの表記は
蘇格蘭折耳猫だと思われる。
う~。可愛い。
さらにこんな特集が。
「大自然が完全な美しさを与えた猫たち」
交配で作り上げられた猫ではないものを特集しているのかな?
登場している猫は・・
埃及猫・・・・・・エジブシャン
克拉特猫・・・・コラット
暹羅猫・・・・・・シャム猫
梛威森林猫・・ノーウェージャン・フォレスト・キャット
緬因猫・・・・・・メインクーン
お勉強になります・・・。
ついでにメジャー猫の中国語表記を調べてみた。
美国短毛猫(アメリカンショートヘア)、波斯猫(ペルシャ)
喜瑪拉雅猫(ヒマラヤン)、金吉拉(チンチラ)
飼いたいなあ。
でも王国では絶対むり。
下僕がいるし・・・。
しかし・・・
もし、日本人で猫を飼いたい人がいたら、エサの心配はないぞ。
日本の大手ペットフードメーカーはすでに大陸に進出済みだ。
本誌の大口スポンサーの様子。
マルハの「海缶」、「純缶」、イナバは「親心」。
材料にはマグロやらカツオ、
さらにはカニまで使っているものもある!!
人間サマでも北京で海鮮・魚介は貴重・・。
かなり贅沢なエサでございます。
北京では煮干も貴重品なんだぞ~っ!!
ワガママ愛人に手を焼きつつ、
それをちょっと楽しんでしまうタコ社長
の気分を味わえる猫との生活。
憧れだ~。