北京妄想王国 -23ページ目
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いぬのえいが

映画の話


ひさしぶりにオモシロイ映画に出会った。


「いぬのえいが」


中国語タイトル

「老友狗狗」


タイトルどおり

いろんな犬が登場する

ちょっと不思議な映画。

ほのぼのとした気分になる。

犬好きにはたまらないだろうな~。


大作・・とは決して言えない

マイナーっぽい作品なのに

中村獅童・伊東美咲が出てる。

日本ではヒットしたのだろうか?


劇中で、ポチの中国語表記は「波子/bozi」

日本語で発音するとボーズゥという感じか?

コロは「牛郎/niulang」

ニウラン? なんでそうなる。


中国語の外来語、固有名詞を目にするとき

違和感を感じる日本人は多い・・と思う。

はぁ?意味わからん!というような漢字の並び。


漢字を音だけに使っている

そう、あのヤンキー語録のような・・・。

たとえば、四露死苦~!(←あってるかな?)


ふと今目に付いた名前。

ノルウェーの作家。第3回ノーベル文学賞受賞。

Bjornstjerne Martinus Bjornson
(ビョルンスチェルネ・ビョルンソン)


これ、中国語表記ってどんなんだろう・・・。


いぬのえいが

猫派のワタクシは猫バージョン希望


手のひらでわかる体調不良?!

今も昔もワタクシの趣味は本屋めぐり。

住むところが北京であってもそれは変わらず、

暇さえあれば本屋へ繰り出している。


初めて王府井(北京の銀座?)の

本屋へ行ったときのこと。

丸善のような6階建ての大型書店の中でも

大きく場所を割いていた中医コーナーで

見つけた一冊。


手相本

「掌紋診病実用図譜」


どんな内容かというと~、

手相占いと中国医学のツボ、経絡といったものが

ミックスされた医学書(?)


掌は体の各臓器と結びついており、

手のシワを見ると体調がわかる、

というものらしい。


本書中には図解でシワと

考えられる病名を紹介している。

またそれに付随して、

掌や耳、足の裏などのツボも解説。


おもしろい!!

占いオタクでもあるワタクシは

手相の基本はある程度知っている。

図を見ながらなんとなく解読。

基本性格なんて日本の手相占いとかぶっている。


しかし、

ワタクシの中国語能力は

英語にたとえると中学1年2学期レベル。

内容を完璧に理解することはムリ。

読み書きを覚えたばかりの子供が

百科事典を見ているカンジ。


いつの日か

人の手相を診て病名、体質を言い当ててみせる!

待ってろよ~!!!


王大有氏

著者 王大有 氏 

その道の権威なのかな?


熊の話

殿と中国の友人の会話より


殿 「日本の北海道では毎年熊に襲われて

   人が死ぬ事件があるよ」 

友 「ホントですか~?熊が人を襲うんですか?」

殿 「え?中国では熊は人を襲ったりしないの?」

友 「襲いませんよ~」

殿 「へぇ~」


傍らで聞いていたワタクシはとても不思議だった。

中国の熊はおとなしいのかな~??

もしかしてパンダと間違えてるのかな~?

漢字で書くと「熊猫」だし・・・。


北京にいると動物を見る機会は多い。

街中のペットはもちろん、

ちょっと郊外に行くとヤギや羊の放し飼い。

時々一般車道で馬が荷車を引いていることもある。


でも野生動物ではない。

考えてみると人に飼われているものばっかりだ。


もしかして

熊も「家畜」のひとつなのではなかろうか?!


そういえば何年か前、中国のどこかで

熊の飼育業者が摘発された、

というニュースを見た事を思い出した!!


中国では熊の胆汁がとても高価な漢方薬で、

それを取り出すために飼育していた。

しかし、胆汁は生きた熊からしか取れないため

熊を小さい檻に入れて動けないようにして

腹に管を通し採取するという残酷な方法と

大量生産の為の劣悪な環境に

保護団体が摘発に乗り出した・・・とかナントカ。


これは特別なことだと思っていたけれど、

実は熊はいろんな目的で飼育されているのかも。

日本の熊牧場みたいなカンジで!!


・・・・・・。

中国の熊の生態、

真実はいまだ不明。



日中熊対決

日中熊対決 北海道産ヒグマの勝利



中国の傷薬

北京に来て、3ヶ月間ほど

中国医学をかじった。

といっても本格的なものではなく

カルチャースクールのような簡単な講義だった。

それでも普段の生活に中医を取り入れる

いいきっかけになった。


今日は久々に中医薬を体感。



包丁で手を切った。

たいしたこと無いが流血だ!!


そういうときには中国人なら誰でも知ってるこの薬!!


云南白葯(yunnanbaiyao/ウンナンバイヤオ)


云南白葯

単三電池サイズ 一個10元


効能は

「血流を良くして、止血する」

相反する作用なのでは?と思うのだが

血流が良くなることで、細胞の再生が早まり

血が止まる上治りが早くなる、のだそうだ。


以前友人が骨が見えるほどの傷を追い、

云南白葯をぬりたくって一週間もしないうちに

傷がふさがり、具(?)が再生した!

といういきさつを目の当たりにしていたワタクシ。

早速試してみる。


傷にはコレ

胡椒に似た粉末状 中に赤玉が一粒

大量出血のときに服用するものらしい



中国では傷口を水で流してはいけない。

アルコールで消毒してから

傷を隠すように塗りまくり、カットバンでガード。

仁丹のような臭いがする。


中国秘伝のこの薬。

成分は国家機密。

これで早く治るといいな~。








虫じいちゃん

今日は久々に殿の目を盗んで夜の街へ出かてみた。


ひとしきり盛り上がり、さあ次は・・・ということで

北京の六本木(?)三里屯攻めに決定。

そこは欧米系の人たちが夜な夜な遊びに繰り出すと聞く大使館エリア。

噂どおりレイザーラモン風に出来上がっている人多数。

楽しげだ!!


賑やかなグループを横目に

まったりとカフェでお茶。


と、突然そこにじいちゃんが一人入ってきた。

決して身なりがいいとは言えない。

なまりがひどく聞きづらい中国語。

たぶん地方から出てきた人だ。(同行者談)


じいちゃんはカヤのような葉っぱで作った虫を

手に持ってにっこり笑っている。

蝶、トンボ、カエル・・・

たかが葉っぱで作ったものなのにかなりリアル。

バッタとカマキリは最初本物かとおもったくらい。


聞くとじいちゃんが自分で作ったものらしい。


「1個10ゲン」

元手はただの葉っぱ。

「そりゃ高かろう」と思ったけれど

じいちゃんの満面の笑み、

そして何よりじいちゃんの技に感動していたワタクシ。

値切りもそこそこ、

カエルとカマキリをふたつで15元で購入してしまった。

いい買い物をした。いい気分だ。


夜はなかなか城を抜け出せないワタクシ。

次はいつ虫じいちゃんに会えるのか。


今度はバッタがほしいです。




王国の住人②

下僕②にゃんこ  新参者を威嚇中。

祝!王国建設

北京に暮らして半年。(途中挫折2ヶ月)

ようやく王国の暮らしぶりをお伝えする機会を得ました。


殿とワラワ、

そして日本から連れてきた2匹の下僕とともに

平和な国づくりに励んでおります。


城の外は

刺激的な出来事に満ちております。

今日も城を出て

お忍びの視察でございます。


日々新たな発見を致します。

それはまた後ほど・・・



下僕1 カエル

下僕①カエル君・・・と中国の友達




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