北京妄想王国 -22ページ目

来了━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

どうもヨン様が今日から

北京に来ているらしい。


中国ではヨン様人気は今ひとつのようで、

インターネット販売していた

ヨン様の会見チケット(300元)

は直前まで余っていたと聞く。


しかし北京在住のヨン様ファンマダムたちは、

9月の来日を指をくわえて見ているしかなかった

リベンジを果たすべく行動している模様だ。


北京イチと言われる「中国飯店」にご宿泊予定のヨン様。

日本からの追っかけ組も含め、

今週末の王府井あたりは日本人で

ごったがえすのかな?

 


我が王国には韓流イケメンの波は来ていない。


今来ているのはコレー!!


電車男
中国版 「電車男」

 
国境を越えた電車男。

内容にちょっとそぐわない感じの

メルヘンな表紙。 

以前北京の新聞の書評に

「日本のベストセラー」として紹介されていた。

ずっとほしかった。


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

 

中国語訳

 

TVドラマバージョンでは

来了━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

 

本バージョンではほとんど

来啦━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

  
この微妙な違いはなんだろう?

 

あの文字イラストは

 

来了ー!

中国語になってます!


 

日本版は書店で立ち読みしただけだった。

こんなに日本版とそっくりで、ほぼ対訳なら

買って来ればよかったと後悔。


ところで

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!


織田裕二の目薬の宣伝から始まったというのは

本当でしょうか??




中国語学校復活

なんだかんだ言って

しばらくご無沙汰していた

中国語の勉強をやっと復活させた。


いろいろ調べて

以前通っていた学校とは別のところに決めた。

 


かつてワタクシが通っていた学校は

日本語のできる老師が教える、

日本人だけの授業だった。


北京に来たばかりのワタクシには

とてもありがたい場所だった。

お友達もできたし、

いろんな情報も教えてもらって

とても楽しかった。


ただ、

読み書き中心の授業に加え

日本語が通じる環境に甘えて、

会話能力が全然上達しなかった。


というわけで、

今日から通う学校は

日本語が通じない、会話中心の学校だ。

クラスメートは日本人一人と欧米人一人。

授業内容のレベルはかなり下がったが

しゃべり慣れる事を目的にしているので

没問題。


これから週3回、

バスと地下鉄で通うことになる。


ところで

はじめて乗った地下鉄13号線。

北京の北部を逆U字型に走っている。

新しくてきれいだな構内だ。

しかし・・・人少なすぎ。

一瞬開通しているのか不安になった。


こりゃ赤字路線に違いない~!!


地下鉄13号

ホームに誰もいない・・・

干しアワビ

中国で食べてみたいもののひとつに

「干しアワビ」

があった。


日本のグルメ番組では

一個ウン万円とか言っている。

高級中華料理店で

レポーターがありがたそうに食べている。


ホントか?

ホントにおいしいのか?

ずっと気になっていた。


というわけで、

割とリーズナブルに干しアワビが食べられる、

という広東料理店に行ってみた。


干しアワビ

干しアワビ(半身)とアヒルの爪



感想は・・・


「缶詰の・・アサリ?」


・・・グルメレポーターとしてはいただけないコメントだ。


弱小王国では馴染みのない味なので

おいしさの基準がわからない。

高級食材「干しアワビ」も形無しだ。

 

ワタクシたちが食べたのは

セットメニューでリーズナブルなもの。

それでもアワビのやわらかさ、味付けには

大満足だった。


もっと高級で、本格的な干しアワビは

さらに想像を絶する味になるのか?

いやいや、きっとあの貝類の乾物特有の

鉄っぽ~い味~は健在なんじゃないかと思う。


干しアワビリサーチ任務完了。


やっぱり

海育ちのワタクシは

とれたてのアワビの刺身のほうがいいな~。


 

ドグラマグラ


疲れている。

今日はとっても疲れている・・・。

殿は河南省へ行っている。

ワタクシひとりでお留守番だ。


そんなときは

疲れもぶっ飛ぶ、

コレでも見るか~。


ドグラマグラ  (注)エロモノではございません。

映画「ドグラマグラ」           

 

  

原作は夢野久作の同名小説

感想は、

「ワケわからん」


疲れたとき、腹が立ったとき、

悶々としているとき、現実逃避したいとき、

とにかくどんなときでも

摩訶不思議な世界へトリップできる一冊。


残念ながらこの小説を北京に持ってくるのを忘れた。

コレをDVD屋で見つけたときは、

迷わず買った。

でも映画版はちとグロイ。


小説版は

角川の文庫がよろしいかと。

カバーがかなりエロティック。

電車の中で読むのなら

ピンク小説だと思われないように

カバーをかけてもらいましょう。


「中医の診察」を復習してみた

毎週木曜日の夜、楽しみにしていた

「チャングムの誓い」が終わってしまった。

グルメあり、中医(韓医?)ありで

とても面白かった。


そのチャングム~の中で

よく出てきたシーン、「脈診」。

これは中医の診察の基本なのだ~!!


ワタクシが受講していた中医学講座の

しょっぱなの授業が「中医のかかり方」だった。


中医の診察の方法は4つ。

 

①望 wang ②聞 wen ③問 wen ④切 qie


「望」・・・医者が第一印象を観察

     顔つき、舌、ツメをチェック

「聞」・・・声、息、口臭、咳などをチェック


「問」・・・日本と同じ問診

     痛み、熱、悪寒、食欲の有無など


そして

「切」

これが脈診だ。


浮脈・・・浮いたような脈、風邪などのとき

沈脈・・・虚弱、貧血、肥満

遅脈・・・スポーツ選手などの元気な人、ガン末期

数脈・・・早い脈 子供など

実脈・・・消化不良

弦脈・・・肝臓病

滑脈・・・生理・妊娠中

緩脈・・・遅い脈 低血圧

結脈・・・不整脈、心臓病

代脈・・・ガン、AIDS末期

促脈・・・早く浅い脈、心臓病


こんなに種類があるんですね~。

ワタクシきちんとノートにとってた!! エライ!!


先生が3本の指で両手の脈をみて

総合的に判断するそうな。


そしてそれに添って漢方が処方される、

という流れ。


中国医学を学ぶ学生は

まずこの脈診をマスターすることが

必須らしい。


チャングムが

「フミャクでございます~~!!」

と言っていたのは浮脈の事なんだね。たぶん。


しかしワタクシはあくまでシロウト。

聞きミス、書き写しミスの可能性アリ。

正しい知識はきちんと専門家の方に聞いてください!!


クリスタルボーイ

王国の住人 クリスタルボーイ

ハムの話

殿はたまに、

中国の名産品やら何やらを

もって帰ってくることがある。

ご当地モノからナゾの物体まで

なかなかバラエティに富んでいる。


そんな殿の今回のお持ち帰り品は


金華ハム!!

金華ハム

300~400元はするという高級品


 

イタリアのパルマハム、

スペインのハモンセラーノに並ぶ

世界三大ハムのひとつ。

中国浙江省の名産品だ。


ワタクシはもう三つ指突いて

お出迎え!!


小躍りしながら開封。

デカイ!! デカイぞ!!


おもむろに足を持ち、バイオリンの弾き真似をしてみる。

バイオリンよりもデカイし重い。

年末にハム持って登場する別所哲也がせこく思えるぞ。


しかし・・・もらったところで

どのように調理するものかイマイチわからず、

近くのDVD屋さんで中華料理モノを物色。


基本刀工

基本刀工 10元


なんだか妙なものを買ってしまった。


食材のきり方いろいろ。

野菜から肉類、海鮮などの包丁さばきを

おばさんが延々と紹介している。


あの重たい中華包丁を

なんとも器用に扱っている。

スゴイな~と感心して見ていた。


しかし金華ハムには全く関係なく、

ちっとも参考にならなかった・・・。

あたりまえだ。


というわけで

第一回金華ハムメニューは

生ハムメロン・・・。


一面トップ記事です

日本の新聞かと思いました。


第3次小泉改造内閣

新京報/xinjingbao 1部1元


相変わらず読めないけれど買っている北京の新聞。

今日は第3次小泉改造内閣が一面を飾っている!!


日本の一挙手一投足、に敏感に反応する中国。

紙面に「日本」の文字を見つける度に

ワタクシもナーバスになってしまう。

悪いことばかり書いているわけではないけれど・・。



先日も自衛隊が富士山麓で軍事演習をした翌日。

 


軍事演習

戦車カタログ?


戦車の写真入りで戦力分析だ!!

日本ってこんなに戦車があったんだ~。

ワタクシ自身もびっくり。


日本の書店で

月刊戦車?月刊戦闘機?そんな

マニア雑誌を見た覚えがある。

しかし一般的には馴染みのない情報だ。


何ゆえこんなに事細かく??


このときはトップ記事ではなかった。

それでも、片面を使って軍事演習について書かれていた。

たぶん。


こんな記事を見たらやっぱり中国人は

日本を「軍事国家」だと思うのかな?

未だに日本の正式名称を「大日本帝国」

と思ってる人いるのかな?


気になる・・・。

「日本鬼子」誕生秘話

今北京では日本同様韓流ブーム。

中国でも「チャングムの誓い」が放送され、

大人気だ。


中韓の文化的蜜月。

いいなあ、

と思っていた矢先に見つけた一冊。


三国比較本

中国人 日本人 韓国人

金文学 著


著者プロフィールを見ると、

大学で日本文学を学び、その後日本留学、

韓国文化も学んで、現在は

日本の大学で教鞭をとっている方らしい。


タイトルどおり三国の文化・風俗・国民性を比較した内容だ。


 

「要吃男人的睾丸?」 キ●タマが食べたい?

 

のっけからスゴイ事が書いてある。

日中間のあるエピソードのようだ。

ワタクシ、また頑張って訳してみる。


先の戦争中、日本軍の一団が中国の村を制圧した。

言葉が通じないので、日本人の一人が

「我欲食大卵多数」

と書いた紙を村長に渡す。

中国語にはない表現だが、

なんとなく了解した村長は、急いで

「没有大卵」

と書いて返す。


日本人は自分たちの要求が

ひどすぎたのかもしれないと思い、今度は

「小卵小数」

と書いて渡す。


それをみて、中国人は思った。

日本人はなんて野蛮で残酷なんだ~っ!! と。

そして日本人のことを「日本鬼子」呼んだ。

なぜなら

「卵」は中国ではキ●タマの意味だったから。

ということらしい。

・・・たぶん。


同じ漢字文化圏だから意味が通じると思って

やらかす失敗だ。


本書ではそのような過去に起きた出来事、

著者が体験したエピソードなどを加えながら

三国のいろいろな点での相違を紹介している。

写真も多く、

何について書かれているかわかりやすい。

各国の女性美観、なんかもあってとっつきやい。

初版は2002年。

本書は中国語の訳者がいるので、

もしかしたら、

もともとは日本語で書かれていて、

日本で出版されているものかもしれない。


ワタクシが訳した内容と全然違っていても

それはワタクシの語学能力が無い、

ということでご了承を・・・。


愛の薬膳料理

中国に行くと、おいしい紹興酒が飲めると思っていた。


しかし、紹興酒は南方のお酒で、

広東などの南方料理店や、

旅行者相手の中華なんでも店に行かないと

飲むことはない。


その代わり北京にはものすごい酒が存在する。


白酒/baijiu


アルコール度60度以上。

トロリとした舌触り。燃えるような喉ごし。

お酒に強い日本人でも、飲みなれないと

急性アルコール中毒になることもある代物だ!


中国人との「干杯」には欠かせないお酒のようで

殿も頻繁に飲んで帰ってくる。

ベロンベロンである。


そんな殿を可愛そうに思い、

中医を勉強していたときに

老師に肝臓に良い薬膳料理を教えてもらった。

 ※


しかし・・・ワタクシは一度も作ったことが無い。

作ってみる勇気のある人はぜひチャレンジしていただきたい。


【材料】

すっぽん一匹 漢方(桂圓肉15g 山葯25g)

【作り方】

すっぽんを茹で、内臓を取り除き、

漢方と一緒に煮る。


煮汁とすっぽんをいただくらしい。


老師曰く、

「その他いろいろありますが、日本人には食べられないでしょう・・」


き・・気になる!!

いったいどんな食材をつかったどんな料理なんだ~っ!!


※老師・・・先生、 先生・・・だんな様


白酒

白酒 消毒液として利用中



女性誌あります

北京にいて辛いな~と思うことのひとつは

日本の本が手に入らないこと。

とくに雑誌は時々無性に読みたくなる。


そんなときは

日本の雑誌の中国版を買うことにしている。

Oggi、mina、with、Camcan、JJ・・

日本のメジャー女性誌は中国進出しているのだ!!


中国の女性誌

上海だけでなく北京情報もっと求む!!



およそ半分が日本の記事の翻訳版、

もう半分は中国オリジナルの記事を掲載している。

ファッションの嗜好が微妙に違うのがオモシロイ。


今日はOggi11月号を買ってみた。


中国オリジナル記事、

「Oggi世代1,000人アンケート」

・・・これは気になる。


またまた私のつたない語学力でわかるところを抜粋。


●あなたは今の仕事に満足していますか?

 満足していない理由は?

 ①給料が安い・・・・・・40.9%

 ②満足・・・・・・・・・・・・20.37%

 ③仕事のストレス・・・18.61%

 ④人間関係・・・・・・・・15.78%

 ⑤福利厚生・・・・・・・・4.65%


日本だと③か④が一番か?


ところで中国のoggi世代ってどんな人?!

仕事って何関係?

肝心なところがいまいち訳せないワタクシ。

というわけで報告おわり・・・。