こんにちは。高橋ゆりこです。
先日、LINEにご質問をお寄せ頂きました。
「それは感想ですよね」
というくだりがブログで時々出てきます。
どんな感想を持ち、どう表現しても、個人の自由で、その言葉そのものに悪い気分を湧き起こさせる力はない、だから気にする必要はないという意味だと捉えています。
例えば「あなたのことが嫌い」「あなたに憎しみを感じる」という言葉も、その人の中に生まれた感想と言えるのでしょうが、この感想を表現されたら、感想は個人の自由だからOKとは思えません。
感想なら何の力もないのでしょうか。
他にも他人の容姿について「顔が変」とか「足が短いよね」とか感想を言う人がいますが、感想も表現の仕方にマナーのなさに不快感を感じます。
感想の言葉自体に力はなくても、表現の仕方に人間性が表れていて、その人間性に相手に不快感や幸福感を湧き起こさせる力があると思います。
ご質問をお寄せ下さりありがとうございます。
どんな記事書いてたっけ?と、過去記事漁ってみました。
いくつか見つけた。
これらの過去記事の中で出てくる場面で、
前置きの説明をしますね。
最初の記事の、
「片づければいいのに」
と言われて、責められたと私が感じたのは、
「片付けができない人間はダメな人間だ」と、
わたし自身が自分のことをそう評価しているから、
そこを指摘されて、ダメだと言われた気がして反応した。
この言葉を言った人は、
散らかってるな~って思ったから、
「片づければいいのに」という感想を言った。
私の中にその言葉に反応する種があった。
ということです。
次の記事の場面でも見てみましょう。
「あー今日も疲れたわー」
って夫が言うと、
「お前の方が役に立ってないんだよ」
って声が脳内をこだまする。。。
(すごい被害妄想 笑)
これこそ、まさに夫は1日を過ごした感想を言っただけですが、
当時の私は、
疲れているアピール=俺の方が偉いんだよ
ってマウンティングされていると受け取っていたんです。
これも、先ほどと同様に、
私の中にその言葉に反応する種がある。
ということですね。
3つ目の記事の場面も見てみましょうね。
「今日は雨が降って嫌だね」と娘さんにお母さんは言った。
このお母さまの言葉を、青木さんは、
「雨が嫌だと決めつけるのか。雨も楽しいじゃないか」
と捉えました。
これ、別に決めつけているわけではなくて、
お母さんが、自分の雨に対する気持ち、感想を言っただけですね。
でも、おそらく、青木さんの中に、
「お母さんは決めつけて自分の考えを押し付ける人だ。」
というイメージが強く出来上がっているので、
また決めつけて来た。
また考えを押し付けてきた。
と感じて反応したんですね。
青木さんの中にその言葉に反応する種があった。
ということです。
私が「感想を言っただけ」とお伝えしているのは、
特に悪意がない言葉を悪意と捉えている場合についてです。
最初の場面の、
「片づければいいのに」には、もしかしたら、
相手の非難する思いが入っていた可能性はありますね。
もし非難する気持ちの言葉だった場合、
これは、
私が言わせているんです。
ブログに何度か書いていますが、
私は壊滅的に片付けができません。
なので、私にとって、
自分の片づけられなさは、長年強いコンプレックスでした。
片づけられないことに、
強い罪悪感を持っていました。
罪悪感というのは、
自分は罪を犯している。
という意識です。
そして、
罪人には罰を与えたいと感じるのが、
自然な気持ちです。
片づけられない私に罰を与えたい。
罰を与えたら、片づけられるようになるかもしれない。
だから、私は、
人に片づけられないことを指摘させる、非難させることで、
無意識に、自分に罰を与えようとしていたんです。
私に罰を与えるために、
「片づければいいのに」と言わされた友人、ごめんよ(笑)
私のために私が無意識に利用したのに、悪者にしちゃったね。
ちょっと前置き説明が長くなりましたが、
「感想ですよね」と私が表現しているのは、
悪意がない言葉を、悪意があると捉えている場合です。
質問主さんのご質問の中に出てくる言葉は、
「あなたのことが嫌い」
「あなたに憎しみを感じる」
「顔が変」
「足が短いよね」
どの言葉も、明らかに悪意がありますよね。
これは、感想ではないと思いますよ。
その人が感じていること、という意味では感想ですが、
それを言葉にして伝えるのは、
明らかに、攻撃やマウンティングの意識が入っていると思います。
で、ですね。
質問主さんは、このような言葉を発する人は、
マナーや人間性が悪いと仰っているのですが、
先ほども説明した通り、
この言葉を言わせてるのは、言われてる本人です。
言われてる本人が、
この言葉を相手に言わせるように、
無意識に仕向けているんです。
(無意識なので自覚はありません)
自分は他者から酷いことを言われても構わない。
と、酷い言葉を投げつけられることを自分に許してるから、
ひどいことを言われる。
私、かつては結構な頻度で、
他人から酷いことを言われるタイプだったのですが、
以前、ここでも紹介しましたが、
私が高校2年生に起きた「痴漢事件」
このとき、
「私に失礼なことをしたら、マジで殺すぞ!!!」
「私のことは私が守る!!!」
と、私の潜在意識が本気で決めてからは、
他人から酷いことをされる、言われる。
ということが激減しました。
(ゼロではないです)
この世の中には、
失礼なことをされることを許してしまっている人を、
嗅ぎ分ける嗅覚を持っている人間がうじゃうじゃいます。
その種の人間は、驚くほどの嗅覚で、
失礼なことをしてもいい人を見分け、ターゲットにします。
無意識にしている、
姿勢・立ち居振る舞い・表情・態度・声色・話すテンポ・言い回し・目線などなどなどなど…
自分を表す全てに、
私は失礼なことをされても構いません。
という、自分の意識がダダ洩れしているんです。
だから、
もしもあなたが、
他者から失礼な言動や行動をされることが多いのなら、
自分が失礼に扱われることを許してしまっている証です。
「私に失礼なことをしたら、マジで殺すぞ!!!」
「私のことは私が守る!!!」
と、本気で覚悟を決められたら、
意識が変わるので、無意識にしていることも変わります。
失礼なことをしてもいい人を探すレーダーを持っている人の、
ターゲットから外れます。
なので、
人間性やマナーの悪い人間が寄ってくるのなら、
その人たちを引き寄せているのは自分です。
不愉快な人と関わることを許しているのは、紛れもない自分。
そういう人たちをはねのける毅然とした意識が、
とても大切です。
他人から、失礼なことを言われることを許すな。
他人から、失礼なことをされることを許すな。
自分に失礼なことをするな。
そして、相手の言葉に反応する、
自分の心の中にある種を見つけてあげよう。
「あなたのことが嫌い」
「あなたに憎しみを感じる」
「顔が変」
「足が短いよね」
それぞれの言葉を言われて、
自分はどう感じどう思うのか?
相手に自分がどう扱われたと感じるのか?
そこに、種があります。
その種、いつどこで何がきっかけで心の中に植えたんだろうね。
そのルーツを探してあげるといいですよ。
ご質問の答えになっているでしょうか?
この度は、ご質問をお寄せくださりありがとうございました(^^)
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