お子さんと向き合ってあげましょう! | 【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

2010年5月、土日限定の個別指導塾を自宅マンションを使って開校。週3回、4回と増え、2011年4月より週6回指導となりました。毎回の授業後の電話報告で「授業回数と同じ回数のお母様との会話」をさせていただいています。「生徒と親と塾」の三位一体指導がモットーです!

こんにちは!智学館です!

 

広島県もついに梅雨入りしましたね。

 

例年よりかなり遅いとのこと。

 

今日と明日は激しく雨が降るとの予報ですので、気をつけて行動していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

では本題に入りますね。

 

ご家庭で進路について話しているときに、普通科か職業科かで親子で意見が分かれることがあります。

 

親はそういうとき「将来の選択肢が広がるから普通科にしたほうがいい」と言って子どもを説得します。

 

「工業科に進みたい」とか「商業科に進みたい」という気持ちがそんなに強くなければ、たいていは普通科に進むことになるでしょう。

 

でもいざ高校に行き始めてから、だんだんとおもしろくなくなってしまう場合があります。

 

「やっぱり工業科(商業科)に行けばよかった」って思い始めるんです。

あるいは「別に選択肢なんか広がってないし…」ってなったりもします。

「普通に大学に進むだけか…」に落ち着いてしまったりもします。

 

そしてまた親から「大学に行けば将来の選択肢が広がる」って言われます。

 

そうではなく、親がその選択肢をきちんと具体的に示す必要があるのではないかと思います。

 

 

 

って言いながら私も同じように「職業科に進むと1本のレールに乗っかることになります。それよりも普通科に行けば3年間でいろいろな経験が積めます。その期間で高校卒業後のことを考えたらどうでしょうか」って、若いときは軽々と口に出していたように思います。

 

親にしろ周りの大人や教師はもっとその子のことを真剣に見てあげる必要があります。

 

見るというよりは「向き合う」って感じですね。

 

そうすることで、その子にとってベストでなくてもベターな将来のアドバイスができるように準備できます。

 

親が子どもに対してアンテナを張らなければ、だれも彼(彼女)を救うことはできないんです。

 

タイミングよくさっと手を差し出してあげることができる親こそが、子どもにとって最高の味方であり信頼できる大人ではないでしょうか。