住宅ローンの審査基準の一つである

返済比率…


これは年収(分母)に対して

年間返済額(分子)がいくらかという

シンプルな計算式


実務の現場では分子に含まれる

大学時代の奨学金返済が大きな壁になり

連鎖的な影響が出てくる


1.借入額が大きく削られる

2.資金計画全体が小さくなる

3.購入できるエリアが限られてくる

4.お子さんの学区が変わる


さらに奨学金返済の「延滞」があれば

住宅ローンを借りる事ができないという

致命的な事態に陥る

「たかが奨学金」という認識が

理想の住まいを遠ざけてしまう

その厳しさを、まずは知って欲しい


私立高校の授業料無償化にともない

私立人気が高まり、公立高校離れが進んでいる

別に選択の自由なので、

その現象そのものは仕方ないと思います


ただ不動産の現場を知る身としては

目先の高校だけで

「授業料以外にこんな出費がかかるとは…」

と嘆く方々を見て

先々の大学の資金繰りも

同じ轍を踏むのではと危惧しています


私の身の回りでも

大学進学が決まった直後に

「奨学金の申込書を渡されてショックだった」

という子がいました


実際に約2人に1人の大学生が

何らかの奨学金を利用しているという

という統計があります

「令和6年度学生生活調査」日本学生機構調べ)


お金が全てとは言いませんが、

先々に備える準備は不可欠です

進路選びの際には、大学進学から卒業までに

必要な資金を把握しておくと良いと思います


少しでも家計に不安を覚えるなら

内申制度に不平を言う前に

戦略的に公立高校進学を目指すほうが

中長期的な経済的余力を生み

「住まいの選択肢」を守る事に繋がります

是非フラットな視点で検討願います。