毎日をご機嫌さんに生きるための
アラカン塾♪

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ずい分前の小学校の国語の教科書に

 

 

「三人の旅人たち」というお話がありました

 

 

内容は、3人の駅員さんがあるとき交代で休暇をとり、他の2人にお土産を持ち帰ろうという話になり、3人目の駅員さんのお土産は他の2人のきらびやかなお土産と違って意味深いものだったという話だったと思います

 

 

 

うろ覚えですみません

 

 

 

その冒頭の部分だったでしょうか

 

 

 

小さなヒマな駅なのになぜ駅員さんが3人もいるのか

 

 

2人だと喧嘩しやすいし

 

 

3人だと、そのうちの2人はいつでも

もう1人について

 

 

ブツブツ文句を言うことができるから



上手くいくのだ

 

 

 

といったような事が書かれてあって

 

 

 

大人になって読んだ私に

 

 

 

児童用の教科書にしては斬新な発言だなと印象深くて今も記憶に残っています

 

 

 

思えば、とても親しい間柄でなければ

 

 

2人より3人の方が会話もスム-ズにいく気がします

 

 

会話の広がりができるし

 

 

話が途絶えた時もう1人が埋めてくれます

 

 

 

 

だけど3人でもそのうちの2人がもう1人より仲良しだと

 

 

疎外感を感じることもあり複雑です

 

 

 

子供の世界だとよくあることです

 

 

 

大人になっても子供が小学生くらいまでは

 

 

ママ友の付き合いもそこそこしないといけないような時期はあるあるかもですね

 

 

 

 

 

 

 

 

それでどんなお話だったか気になり調べてみると

 

 

 

とても素敵なお話でした

 

 

 

まず3人の名前は

 

信号手のスミスさん

 

荷物係のジョ-ンズさん

 

切符切りのブラウンさん

 

 

大きな砂漠の真ん中にある「さばく」という名前の駅です
 
 
誰も降りないし、汽車は通過するばかりで退屈な毎日を送っていました
 
 
 
そこで3人は1週間の休暇を順番にとって旅に出ることにします
 
 
 

・まずはお金を貯めたジョ-ンズさんが東へ行き

 

 

たくさんの国や市で、劇場やサ―カスなど楽しんできます

 

 

 

・次にスミスさんは西に旅立ち

 

 

山や大きな海を見てきます

 

 

「ぼくが考えていたよりも、世界はずっと広かったよ!」

 

 

 

・3番目のブラウンさんは北に行きます

 

 

砂漠の真ん中の駅で北には汽車も通っていない北へは

 

 

歩いて行ったブラウンさん

 

 

夕方歩いて2時間ほどの所にあるオアシスを発見して帰ってきます

 

 

 

汽車に乗って遠くにじゃなく

歩いていける



そばにある幸せに気付く3人

 

 

3人はそれから休日をオアシスでのんびりと過ごすのですが

 

 

その後「さばく」と書かれた駅は

 

 

「オアシスへは当駅下車」と書き加えられたお話です

 

 

 

 

かいつまみですみません💦



気になる方はこちらに「三人の旅人」が収められているようです



しずくの首飾り

 

 



ふと普段と別の景色が見たくなります

 

 

 

「どっか行きたいな――。」

 

 

定期的にそんな気持ちに襲われます

 

 

 

そして心弾ませて日々と違う景色や食べ物を堪能し

 

 

我が家に戻ってきます

 

 

たった1日でも帰って来たとき

 

 

いつもと違う「ただいま」の感覚があります

 

 

そして荷物を片付けながら

 

 

またいつもの生活か…と思う自分もありますが

 

 

自分の家で飲むお茶にほっとしたり

 

 

何より自分のベッドに横たわる時、ほっとします

 

 

日々はそんなに感じませんが

 

 

たまに違う所に行くと

 

 

我が家の良さが身に沁みます

 

 

でもまた違う景色を見たくて出かけたくなるんですよねー

 

 

無いものねだりです

 


 

当たり前すぎて感じなくなっているものを

 

 

つい外へ求めに行きますが

 

 

気付くだけなんですね

 

 

 

失くした時に良さがわかるってちょっと寂しいので

 

 

失くす前に自分の今ある幸せに気付きたいものです

 


 

夜道を我が家を目指して帰る時

 

 

帰るところがある幸せを感じます

 

 

雨風の日に

 

 

しのげる家がある事に感謝します

 

 

まずはそんな幸せに感謝しています





ふと思い出した国語の教科書のお話



印象に残っていた部分は

この話を思い出すきっかけになり




改めて内容を知ると



児童向けというのではなくて



幸せは遠くにあるものではなく



自分の近くにあるのだを



教える内容でした。







 
 


今日も楽しむ事に目を向けて

2度とない1日を楽しみましょ🎵