こんにちは。





 アラカンだってまだまだこれから♪
初めての方はこちらから。    😻






昨日、ランチを誘ってくれた彼女は、 

介護職に就いていました。

今は休職中です。



それで、介護施設の現場の話を
いろいろ聞けました。



私は介護を家族としてする側の経験者。



「介護」の話を、お互いの経験した立場から話ができて、貴重でした。




昨日のランチメニューではありませんが💦





夫の両親の介護を経験しました。


とは言え、夫は両親の介護に幸い積極的に
携わってくれたので、
2人でできたという感覚です。




それにしても、介護は辛かった。




91歳で亡くなった義父は、

最後まで脳の機能は年相応の衰えにとどまり
身体的な介護だけで済みましたが、



義母は、認知症もあったので、


身の回りの世話全て。
徘徊もあり、転倒して救急車で運ばれ
警察からの連絡で迎えに行ったこともありました。


介護認定が上がらないと
施設にも入所できず、


そこまでは、家族の負担は避けられません。




家族の名前が、自分の兄弟姉妹、夫、娘、息子の名前と混乱し、

子供の名前さえ間違えるようになりますが、



「誰?」と見覚えのない表情をされた時は、
ショックを感じます。



でも、1番大変なのは、排泄の処理。



これは昨日、介護職の経験がある友人も
仕事としても大変だと言っていました。


そりゃそうですよね。
いくら仕事といっても排泄の処理は辛い…。



私は、義母が食べている姿を見て、

これがまた、処理をしなければならないものとなって出てくるのか…。


もう食べないでくれ…。


と思ってしまったほど。


何度言っても聞き分けてくれない、覚えられないに苛立ち、怒鳴ったりもしました。



そして、そんな自分に落ち込むのです。


"私はなんて酷い人間なんだろう。"
"人として、失格だ。"
"人として醜い。"


明日はもう少し優しくしてあげよう。
そう思っても


また、今日も怒鳴った…。

また、今日も優しくできなかった…。


夜、泣いてしまう日が続きました。


夫も同様に、イライラし
アルコールの量もすごく増えていました。




家族はへとへとになります。


葬儀の後に娘がこう言いました。

「自分の家族が壊れるので、早く逝って欲しいと思ってた…。」


娘自身もそう思ってしまう自分と葛藤したことはもちろんです。





介護を経験した私が言えること。

今、介護をされている方に伝えたい



それは、

"1人で抱え込まない"

"頑張らない" ということ。


胸の内にある
"しんどい。" を口にすること。





生まれた先に、老いは避けられない。


何度言っても忘れる。
覚えていられない。


それは、自分も辿る道。

1人で誰の世話にもならず最後までは
不可能です。

やがては、自分も介護される側になる。お互いさまなんです。




・出来るだけの事でいい。

・周りを大いに巻き込むこと。

・離れた兄弟姉妹にも、協力を求めること。

    たまには、連れて行って見てもらう。
    仕事してるからと言われてもたまの土日だけ      でもと交渉もあり。
    

・介護から離れた自分だけの時間を持つこと
     完全に離れた時間を持つ。


そして、声を大にして言いたいのは


介護は後ろめたいくらいでいい!!


出かけてください。

遊んでください。

自分を犠牲にしないで!


そして、元気になって
あなたの笑顔を見せてあげてください。


お互いの平和の為になります!






福岡の母は今年90歳。
今は、グループホームで生活しています。


姉が面倒を見てくれています。


先に介護を経験したことから、
姉にはいつも

「ありがとう。」を伝えます。



だって感謝しかない。



そして、姉が母に対してこうしたい、ああしたいには絶対反対してきませんでした。


感謝しかないので、口出ししない。

携わってくれる人が1番やり易いようにしてくれたらいいので。



でも、頑張らないでね。
とはくれぐれも言ってきました。



時々私も会いに行きますが、


5月に行った時は、
顔を見て直ぐに名前が出て来なくなってしまっていました。


仕方ないね…


時々、無性に会いたくなる…。




介護の話、また書きます。






今日も楽しむことに目を向けて
2度とない今日1日を楽しみましょ🎵


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