《前編》 より

 

 

【麻服の着用を】

 縄文ゲートを開くために、ぜひ麻製の服を着用することをおすすめします。

 麻繊維のシャツやスカート、羽織物で身体を保護するだけで、霊性はぐんと高まります。縄文の叡智を肌で感じましょう。(p.87-88)

   《参照》  『地球維新 vol.1 』 窪塚洋介・中山康直 明窓出版

           【麻をめぐる物語】

 麻の服って、普通のお店ではなかなか売っていないので、参考までに以下をリンクしておきます。

   《参照》  『宇宙のヘソ富士山と共にアセンションせよ』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《後編》
           【「うさと」の服 <6月21日の記事>】

 

 

【天之御中主神】

 実は、天之御中主神は、レムリア文明の統治者でもありました。それゆえ、日本神話の造化三神のなかでも、もっとも中心となる神様として位置づけられているのです。(p.93)

   《参照》  “天之御中主・造化三神” に関する引用一覧

 

 

【中今:高次元につながるとき】

 中今というのは、日本神道の秘奥に位置する言葉で、東京大学の仏教学者だった中村元先生は、それを仏教用語の「刹那」ではなく、悟りの境地である「涅槃」に該当する状態だとお考えのようでした。

 また、中今という言葉や概念をとてもわかりやすく伝えられているのが、矢作直樹先生です。

 矢作先生は、「中今のときだけ人は高次元につながることができる。むしろそれ以外のときはつながることはできない」とおっしゃっていますが、それが真実なのです。(p.100-101)

 東京大学医学部教授でありながら『人は死なない』という本を著した矢作先生は、保江先生がアシュター艦長だったとき、副艦長だったという。お二人共に、地球を進化させるために、日本人として生まれ、今この時代を変革するために大活躍してくれている。

 

 

【ゆらめく炎】

 火のゆらぎ、炎も、中今の意識へと導いてくれます。自然界に見られる「f分の1ゆらぎ」の効果についてはよく知られていますが、火のゆらぎの効果はそれだけではありません。

 焚火や火やロウソクの炎などの自然の火は、中今状態から、さらに感情を刺激し、感覚を開いてあの世とのつながりを強めてくれる働きがあるのです。

 古今東西、祭祀や浄化の儀礼などに火や炎が用いられるのも、内なる霊性、つまり縄文ゲートを開くための装置だったからです。(p.117)

 「炎のゆらめき」に、再現性はない。

   《参照》  『金運体質に変わる奇跡のCDブック』 大橋智夫 (ビジネス社)

            【再現性のない世界が招く効果】

 「炎のゆらめき」というと、下記リンク短編集の中にあった「アイロンのある風景」 を思い出す。

   《参照》  『神の子どもたちはみな踊る』 村上春樹 (新潮社)

 

 

【神様つながり】

 完全調和の「神様つながり」のなかで、はじめてヒトとヒトが「人間」になるわけで、だからこそ、そこに愛や情が生まれるのです。

 神様つながりとは、「あなたはわたし、わたしはあなた」という高次元の意識です。

 そのような一体感をいだけるようになるには、人とのつながりを大切にすることが第一で、それを避けていたら反対の方向へ行ってしまうので、気をつけましょう。(p.119-120)

 「宝は、他から」という言霊諺を知っていながら、一人で生きることに何の違和感もないチャンちゃんは、この記述に、ちょっとギクッとする。

 

 

【宇宙人たちの星で見た教育】

 高知県在住の先生が、肉体を持ったままUFOの乗って宇宙人の星へ行き、そこで学んだこと。

 宇宙人たちの星で見た教育は、子ども一人ひとりが持って生まれた天賦の才能のみを伸ばし、それによって他の才能がついてくるというものです。(p.126)

 宇宙人の教育方針の根底にあるのは、必要な物はすべて内側から出てくる、外に求めるものではない、というものだったのです。

 しかし、そこで彼は、「それは単なる思い付きでしょ?」と切り返しました。

 すると、「そう、それでいいんです!」と宇宙人。つまり、その思いつきこそ宇宙の真理。そこでやっと彼も、「そうだったんだ!」と理解して帰ってきたのです。(p.126-127)

 この先生の話は、保江先生の他の本でも記述されているのだけれど、この先生は教室の真ん中に自分の机を置き、先生も生徒も、自分のやりたいことをやっているだけなのだという。そんな教育でも、そのクラスの生徒は、成績抜群なので、学校もこの教育方法を黙認しているという内容だった。

 コロナを機に遠隔教育が伸びているけれど、遠隔授業であれ、学校のカリキュラムに従うより、自由に自分の好きなことをした方がいい。ネット環境のない子は、むしろ幸いだろう。学校になど行けば、他者が定めた基準に従うだけの自立できない人間になるよう洗脳されるだけである。そうなりたいのなら行けばいいけど、行きたくないのなら行く必要など全然ない。チャンちゃん自身の体験からいっても、それが正しいと思っている。

   《参照》  『菊理姫神降臨なり』 松久正 (ヒカルランド)

             【真の教育】

 

 

【縄文ゲートを開く秘訣】

 ごまかしのない本音のやり取りが、縄文ゲートを開く秘訣です。

 その意味で、縄文ゲートを開く究極の方法は、何も考えず、ただ感情・感覚のおもむくままに動いてみること。これが自我を超えた神様に全託する生き方で、本来の意味での「他力」です。(p.132)

 “ごまかしのない本音のやり取り” に関しては

   《参照》  『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
           【地球との音程のズレ】

  “神様に全託する生き方” に関しては、

   《参照》  『人を見たら神様と思え』 保江邦夫 (風雲舎) 《前編》

           【しもべになって何も考えない】

 

 

【UFOの操縦】

 ロシア、サンクトペテルブルグのUFO研究所で働いていた女性と対話をしていた時のことです。・・・(中略)・・・。操縦士は自分の気持ちをUFOのすべての部品の気持ちとひとつにすることが求められ、それらの部品が互いにうまく連携することで操縦士の意図どおりに機体が動くのだと語ってくれました。(p.135)

  《参照》 『異星人が教えてくれた日本の近未来』 中丸薫×秋山眞人 (学研) 《前編》
           【UFOの操縦法と素材】

  《参照》 『私はアセンションした惑星から来た』 オムネク・オネク (徳間書店) 《中編》

           【アストラル界で宇宙船が必要な訳】

 

 

【オイカイワタチとは】

 オイカイワタチとは、神様の手足となることを心に誓って、進化の周期が訪れている地球に生まれ変わり、地球を神さまの世界にする目的のために身を挺する魂を持ったワンダラーたちに向けてのメッセージ集です。(p.159)

 オイカイワタチについては、下記リンクでも言及されている。

   《参照》  『令和弐年天命会談』 浅川嘉富・保江邦夫 (明窓出版)

           【湧玉の祝い事の儀式】

 下記リンクは、オイカイワタチの内容で構成された書籍。

   《参照》  『目覚めよ!宇宙人。』 山本耕一 (ヒカルランド)

 

 

【ホースセラピー】

 福祉乗馬専門の 『NPO五色ホースクラブ』 は、淡路島のど真ん中に位置する山中にありました。(p.183)

 僕は、裸馬にも乗せてもらいました。たてがみを握った状態で騎乗して身を任せたところ、僕がちょうどバランスを崩して身体が落ちそうになると、すかさずそれを察知して落ちないように馬がフォローしながら支えてくれる。

 まさに人馬一体になったようで、「これぞ神様への全託!」と、えもいわれぬここちよさを感じることができました。

 人間の脊椎と馬の脊椎はほほ同じ形で、裸馬に乗ると人の尾てい骨がちょうど馬の仙骨に収まるそうで、この類似構造が人馬一体になりやすい理由でもあるようです。(p.184)

 🐬セラピーは有名だけれど🐴セラピーがあるって、初めて知った。

 確かに、お🐴さんの目って奥深い。

 そう、古来日本でも馬は神聖視され、神社にはかならずといっていいほどに白馬と黒馬が一対で奉られていたのです。(p.186)

 白馬だけの神社はたくさんあるけれど、白馬と黒馬がそろっている神社は少ない。2018年の年末に伊勢神宮 を訪れたときは、茶馬さんと白馬さんがいました。丹生川上神社・下社には、黒馬ちゃんもいました。諏訪大社(上社本宮)の神馬舎には、木彫りの白馬さんと黒馬さんがいました。

 そんな神様に通じる馬だからこそ、自閉症や発達障害の子どもたちを癒すだけでなく、戦場においては兵士たちに力を与え傷ついた兵士を乗せることで驚異的に癒してしまうことが知られていたに違いありません。(p.186)

 

 

【縄文ゲートが開いたら・・・】

 あの世との境界である縄文ゲートを開け放つということは、霊体としての自覚が芽生え、魂の記憶や地球に来た目的を再確認することにもつながります。

 反対に、ゲートを完全に閉じたままだと、肉体次元の自我意識にとらわれたまま霊体としての力が発揮できずに、魂がさまよっているような状態です。(p.196)

 もし、あなたが縄文ゲートを開き、宇宙とつながることができるようになったら、あなたもそれを自分ひとりの欲のために使うのではなく、その霊性を魂が本当に喜ぶようなことに働かせてください。

 そうすれば、完全調和の世界が動き、この世のすべてがよくなっていきます。

 本書がそのきっかけになれば、幸いです。(p.199-200)

 これが、本書のクロージングセンテンス。

 

 

【巻末の袋とじ】

 初版から2年足らずで読まれた形跡のない綺麗な状態のこの本を、古書店でめっけたのだけれど、巻末の袋とじが未開封だった。ということは、「長いこと読書記録をサボっていたタコチャンちゃん、読まないと直焼きタコ煎餅にするよ!」ってことだと思って、520円でちゃんと買って、読んで、書いた。

 袋とじの表には、土偶を背景に、以下のように書かれている。

 縄文の秘儀

 向き合う心を整えるために、それぞれの願いを持って、開封の儀式をしてください。

 ①  手を合わせて深呼吸をする。

 ②  心を整えて、この秘儀を行う意図を明確にする。

 ③  最大級ていねいに、カッターやハサミを用いて開封する。

 袋とじの中身は、さすがに書きださない。

 地球進化に貢献したいと思っている“ワンダラーの魂を持つ人”なら、自分で購入するでしょう。

 

 

<了> 

 

保江邦夫・著の読書記録