憧れを身にまとうキャビンアテンダント♪
「おまえの後ろに後どれくらいの人達が控えていると思ってるんだ!!」 教え子の旦那様がおっしゃった、この一言が今もずっと心にある 第一志望だったCAに見事新卒で内定した彼女でもそんな彼女が一番に望んでいた事は、意外にもお嫁さんでありお母さん 学生時代からそんな雰囲気を醸し出す優しい女性だった これは「CAを辞めたい」と言った時の旦那様の言葉だと以前教えてもらった事がある旦那様の職業は同じ会社のパイロット幼少期にご両親を相次いで亡くされ、大変なご苦労のもと見事初心を貫かれた志高い方だ仕事を得る事の難しさはもちろんの事、「憧れの職業に就く」事の尊さがどれ程のものなのか、誰よりも理解されているからこその言葉だと感じた 実はこの話をうけて私は過去に自分にも同じ様なシーンがあった事を思い出す ある暑い夏の日、私と先輩はベースである関西空港にいたこれからデトロイトに向けて長い長いフライトが始まろうとする正にその時だった先輩はけだるい表情でこうおっしゃった「これから14時間、長いよね~ 考えただけで疲れるわ~ やる気出ないわ」 確かにデトロイトは私達日本人クルーが担当する一番遠い路線治安も悪くステイ先でも外出は出来なかった為、誰もがこの路線を嫌っていた事は事実だしかしその時私の口から出た言葉はこんなものだった 「先輩、嫌だったら辞めたらいかがですか?この職業に就きたくても就けない方は沢山いるんです その方達に失礼だと思います!!」 まったく若気の至りとはこの事 今思えば恐ろしいが、これが私のまっさらな本音だろう先輩はあっけにとられ、私を眺めながら一言「ごめんね」、そうおっしゃった 就職難と言われてとてつもなく果てしない年月が経った今では100社エントリーして1社返事があれば当たり前とも言われているしかし、時代は移り変われど、この職業程、次のチャンスを狙う「待機組」が多いという事実は言うまでもない まだインターネットの普及が今日ほどではなかった時代空港の書店で月刊「エアステージ」が発売されるや否や、多くの女性が雑誌の周りに群がっていた そんな光景が今もなお目に焼きついているそこには「今月の求人情報」が掲載されており、皆が一斉にその情報に全神経を集中させていたのだ その雑誌から念願叶って取材のオファーを頂いた私は、当時空港内を歩いていると沢山の女性に声をかけられた売店の女性、グランドスタッフの方、警備の方、職種こそ様々だが、皆一様に私に「内定の秘訣」を聞いて来られたそこでも私は改めて、空港とは「待機組」の宝庫である事を認識したのだった また乗務中も幾度となく年頃の女性の視線が突き刺さる彼女達が合間をぬって私に聞いてくるのは言うまでもなく「内定までの道のり」だった CAがいつも颯爽として、輝いているとするならば、その理由は高い競争率や厳しい訓練を乗り越えているからだと以前聞いた事がある苦難の時代を乗り越えた事が彼女たちに更なるオーラを与えているというわけだ そしてそこには多くの方々の憧れを身にまとう事で発する輝きがある事も忘れてはならないその意味をしっかりと踏まえて「選ばれた自分」に感謝して仕事をするという事また多くの方々の夢を同時に背負っているという責任を決して忘れる事のないように・・・ そして何より憧れを抱くすべての方に平等にチャンスが訪れますように・・・!!クラウドナインHPhttp://www.cloud-nine-airline.com/