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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今年の夏は暑く日差しも強かったので、ベランダで収穫した鷹の爪が綺麗に干しあがった。

 

夏前に収穫した256本。

私だけならこれだけあれば充分なのだが、私のオーガニック栽培の唐辛子がとても辛くて美味しいと好評なので、友人たちに配る分を考えると、秋にはこの三倍くらいの収穫に期待したい。

 

4月のこと、銀座のフレンチで彼女と待ち合わせ。

その前に、丸の内でお買い物。

 

春の天気は気まぐれ。

昨日は初夏を思わせる気温だったが、今日は冬に逆戻り。

丸の内仲通りの樹々が寒々しく見える。

 

向かったのは、ブリックスクエア。

 

「三菱一号館美術館」は長期のリノベーション中。

秋の再開が待ち遠しい。

(再開館記念展は11月23日からです。)

 

東京はソメイヨシノの満開宣言が出されたが、ここの桜はまだ5~6分咲き。

満開は8分咲きのことなので、あと少しといったところ。

 

お買い物を済ませると、待ち合わせのレストランに向かう。

東京国際フォーラムには多くの若い女性。

今日はどんな催しがあるのだろうか。

 

有楽町丸井の近くの歩道の植え込みには、満開の桜。

何という種類の桜なのだろう。

桜は種類が多く、見分けることは至難の業。

 

今夜の待ち合わせの場所は、「マロニエゲート銀座1」。

 

開店時間と同時に、馴染みのフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座』に入店。

竹内支配人の出迎えを受け、席に案内される。

 

エントランスの横には大きな窓があり、厨房の様子を見ることができる。

真ん中で指揮を執られているのは、星野シェフ。

(星野さんは5月から金沢の『ジャルダン ポール・ボキューズ』のシェフに就任されています。)

 

開店と同時に入店したので、一番乗り。

他の客が来る前に、店内を急いで撮影。

一時間後には多くのテーブルが埋まることとなる。

 

窓の外に目をやると、有楽町丸井と東京交通会館。

 

今夜はシェフの特別コースをお願いしている。

 

このセルヴィエットを見るだけで、食欲が湧いてくる。

これはもうパブロフの犬状態だ。

 

ほどなく彼女が到着し、竹内支配人がシャンパーニュを注いでくれる。

 

今夜のシャンパーニュは、イヴ・ジャック、MCM32、アッサンブラージュ。

イヴ・ジャックは、エペルネから南西に30kmほどのバイィ村に本拠地を構える、三代続く家族経営の小さなメゾン。

 

MCMはローマ数字で1,900を表し、それに32を加えた1932年はメゾンの設立年。

ローマ数字のMは1,000を、Cは100を表すので、MCM = M+M-C = 1,000+1,000-100 = 1,900となる。 

 

バックラベルにはセパージュとぶどうの産地が記されている。

- 20% ピノ・ムニエ (バイィ & コトー・デュ・プティ・モラン)
- 40% ピノ・ムニエ (ヴァレ・ド・ラ・マルヌ)
- 30% ピノ・ノワール (コート・デ・バール)
- 10% シャルドネ (コトー・デュ・セザンヌ)

2020年に収穫されたぶどうを用い、リザーヴワインが15%加えられている。

デゴルジュマンは2023年1月3日で、ドサージュは9g/ℓ。

 

今夜のグラスは、何故かヴーヴ・アンバルのもの。

ピーチやパイナップルの芳醇な香り。

豊かな果実味と熟成感、綺麗な酸がボディを引き締める。

とてもバランスが良く美味い。

イヴ・ジャックを飲むのはまだ数回目だが、すっかりお気に入りとなっている。

 

パンとバターが届く。

このパンが美味しく、お代わりをもらって食べることに。

 

アントレは、しまね和牛サーロインのポシェ、ソース・ベアルネーズ、野菜のア・ラ・グレック。

ア・ラ・グレックはギリシャ風ピクルス。

野菜をオリーブオイルで煮て、マリネ液に漬け込んだ料理。

 

しまね和牛のサーロインはコンソメスープで蒸され、コンソメのソースが塗られている。

このまま食べても美味いし、ベアルネーズソースを付けて食べても美味い。

 

シャンパーニュの次は、白ワイン。

ロワール、トゥーレーヌのマルク・ブレディフが造る、ヴーヴレ、クラシック、2021年。

 

1893年に設立されたヴーヴレを代表する造り手で、1980年にはロワールの名門、ドゥ・ラドゥセット男爵の傘下に入っている。

総延長2kmに及ぶ地下カーヴを保有していることでも有名。

 

グレープフルーツの香り、そのあとには花梨や蜂蜜の香りが続く。

果実のヴォリューム感、フルーティーな甘みを持つが、しっかりとした酸がボディを引き締めている。

ぶどうはシュナン・ブラン100%。

彼女と銀座の馴染みのフレンチで過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

3月末のこと、友人たちと目黒の居酒屋、『赤まんま』で過ごす楽しい夜の続き。

元々の計画は目黒川でお花見をしてからの宴会だったが、ソメイヨシノが咲かないのでただの飲み会になってしまった。

 

鳳凰美田の純米大吟醸を飲み干すと、二杯目の酒は福島県河沼郡の廣木酒造本店が醸す、飛露喜 純米吟醸 愛山。

麹米は愛山と山田錦、掛米は愛山で、精米歩合は50%。

米の旨みと酸のバランスに優れた、美しい酒だ。

愛山を知らないという人が居たので、剣菱との関係など詳しく説明。

 

テーブルの奥に座った皆さんが、「本日の限定酒の銘柄が書かれた、壁にかかった黒板が見えない」と言うので、「スマホを貸してくれたら撮影するので、画像を拡大して見れば大丈夫」などと応えていたら、お店のスタッフがこのメニュー表を持ってきてくれた。

 

幹事さんが注文してくれる料理がどんどん届く。

明太子大葉揚げ。

 

ブリカマ塩焼き。

 

お酒を注いでくれるのは、二人のフロアスタッフ。

9人が次々と酒を頼むので、二人とも大忙し。

この方は東南アジアの出身だが、日本語がとても上手い。

セサミストリートのTシャツが可愛い。

私の三杯目は、山形県天童市の水戸部酒造が醸す、山形正宗 純米吟醸 酒未来 生。

山形県産酒未来を50%まで磨いて醸されている。

酒未来は十四代で有名な高木酒造が開発した酒造好適米。

フルーティーな香りが印象的な、旨口の酒だ。

 

もう一人はこちらの方で、ヘアスタイルがお洒落。

この酒を頼んだ先輩が、もっと注いでと囃し立てている。

 

しらすと春菊のかき揚げ。

春菊ばかり目立つので、しらすが何処にあるのか解剖してみる。

 

厚切りハムカツ。

ブログの皆さんと食事をするようになるまでハムカツを食べたことが無かったが、今ではすっかりお馴染みとなった。

 

皆さん、四杯目の酒を注いでもらっている。

 

私の四杯目の酒は、秋田県五城目町の福禄寿酒造が醸す、一白水成 純米吟醸 美郷錦。

五城目町産の美郷錦を50%まで磨いて醸されている。

美郷錦は、山田錦と美山錦を掛け合わせて作られた、秋田県の酒造好適米。

フルーティーな香り、綺麗な酸を持つ、爽快な酒だ。

 

まぐろレアカツ。

 

いわし丸干し。

 

結構酔いが回ったところで、記念撮影。

9人中7人が写真に納まっている。

さて、私は何処にいるでしょうか。

 

〆は蕎麦。

これはもちろん一人前ではない。

これが三皿届いたが、幹事はいったい何人前を注文したのだろうか。

 

薬味は、葱と山葵。

 

今回は花見の企画が、桜が咲かないという異常事態となってしまったが、終わってみれば何時ものとおりとても楽しい会となった。

 

お店の前でも記念撮影。

家が遠いお一人が先に帰られたので、ここには9人中8人。

さて、私はどこでしょう。

再会を約束し、解散。

友人たちと過ごす、目黒での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

3月末のこと、友人たちと目黒川でお花見の予定。

ところが前日になってもソメイヨシノの開花宣言が出ない。

昨年の今頃はもう満開を過ぎて花が散り始めていたのに、今年は異常に開花が遅い。

そこでお花見を諦め、元々花見後に訪問する予定だった居酒屋に集合場所を変更。

 

花見のあとに予定していたお店は、目黒駅前。

 

集合場所は、『赤まんま』。

赤まんまは、タデ科イヌタデ属のイヌタデの俗称。

小さな赤い花や赤い米粒のような実をつけるので、赤飯のようだということで赤まんまと呼ばれている。

 

地下に降りると、”酒と魚が美味い店”の立て看板。

 

店先に吊り下げられた杉玉を見ると、俄然日本酒を飲みたくなる。

 

ここは人気のお店で、今夜も満席の予約なのだそうだ。

 

今夜は、現役時代の先輩、後輩達、9人の会。

集合時間の15分前に到着したが、すでに三人が入店済み。

他のメンバーを待つ間に、瓶ビールで乾杯の予行練習。

 

集合時間の10分前には7人が集合し、今度は生ビールで乾杯の予行練習。

私以外誰もブログやインスタをやっていないので、乾杯も一瞬グラスを合わせるだけで撮影タイムをとってくれない。

 

結局5分前には全員が集合し、再度乾杯。

現役時代と同じく、皆さんパンクチュアル。

ここの生ビールは、ヱビス。

 

先輩の一人から、チョコレートでコーティングした柿の種の差し入れ。

これは美味い。

アルマニャックやマール、グラッパと合わせると楽しそう。

コーティングに使われているのはベルギーチョコレートなのだそうだ。

 

お通しは、わかめの酢の物。

 

料理は幹事さんにお任せ。

 

幹事さんが頼んでくれる料理が次々と届く。

いぶりがっこクリームチーズ。

 

菜の花からし和え。

撮影前にガバッと取られてしまった。

 

生ビールのあとは、日本酒。

今日の日本酒が書かれた黒板を見ながら銘柄を選ぶ。

 

9人がそれぞれ思い思いの銘柄を注文するので、お店のスタッフは大忙し。

それでも手際よくどんどん注いでくれる。

 

私の最初の酒は、栃木の鳳凰美田。

reinaさん、栃木の酒を選びましたよ。

栃木県小山市の小林酒造が醸す、鳳凰美田 純米大吟醸 無濾過本生。

山田錦を50%まで磨いて醸された、芳醇な純米大吟醸。

写真は、手元に引き寄せるため一口啜った後なので、少し酒が減っている。

 

ぎんだら西京焼き。

 

稚鮎天麩羅。

春の美味。

友人たちと過ごす、目黒の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

4月のこと、ちぃさんと北千住のイタリアン、『イル・ポルトローネ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

温かい前菜は、お店の名物メニューから選ぶ。

ズッキーニのグラタン、ゴルゴンゾーラ・クリームソース。

 

ゴルゴンゾーラの香りが素晴らしく、濃厚なソースがズッキーニによく合って美味い。

これは人気の理由がわかる料理だ。

 

飲んでいるワインは、南アフリカ、ステレンボッシュのモイプラース・ワイン・エステート&プライベート・ネイチャー・リザーブが造る、ストライピーホース、ソーヴィニヨン・ブラン、2021年。

 

フォカッチャも注文。

これでゴルゴンゾーラ・クリームソースを掬って食べる。

 

オーナーの息子さんの前田龍哉さんにお願いし、お勧めの赤ワインを出してもらう。

結構良いワインが出された。

 

イタリア、ヴェネト州のヴィニャルタが造る、ロッソ・リゼルヴァ、コッリ・エウガネイ、2016年。

コッリ・エウガネイはフランスのボルドーと同じ緯度にあり、ボルドー品種の栽培が盛んな”イタリアのボルドー”。

 

ヴィニャルタは1980年設立と比較的新しいワイナリーだが、ガンベロロッソ誌で10年連続の最高評価、トレビッキエリを獲得し、コッリ・エウガネイを代表するワイナリーとなっている。

 

色合いは濃いルビー色。

プラムやプルーンの香り。

深い熟成感、果実味に溶け込んだ強いがシルキーなタンニン、スミレやバラのニュアンスを持ち、余韻は長い。

セパージュは、メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。

ステンレスタンクで発酵後、熟成は500ℓのオーク樽で24ヶ月、瓶詰後更に6ヶ月の熟成を経てリリースされている。

 

お腹がいっぱいになる前に肉料理を味わいたかったので、プリモピアットとセコンドピアットの順番を逆にしてもらった。

 

鴨骨付きモモ肉とたっぷりヒヨコ豆の白ワイン煮。

 

肉を骨からはずし、二人の皿に取り分け。

よく煮込まれているので身離れが良い。

左の皿に少し見えているのが、骨。

 

柔らかな鴨肉がジューシーで美味い。

ヒヨコ豆とパンチェッタがたっぷり入っているので、そこそこお腹がいっぱいになる。

 

パスタは、特別メニューの春のパスタを選択。

蕗の薹とパンチェッタのオイルスパゲッティ。

 

緑の粒が、蕗の薹。

パンチェッタの他に、シメジと鷹の爪も入っている。

 

二人に取り分けてもたっぷりの量。

蕗の薹の苦味に春を感じる。

良い香りがすると思ったら、ジンでフランベしているのだそうだ。

美味しいが、お腹はもういっぱいになってしまった。

 

イタリアンに合う日本酒の張り紙を見付けた。

高知県安芸郡の土佐鶴酒造が醸す土佐鶴純米吟醸に木片でフレーバーを付けて飲むのだそうだ。

木片を見せてもらったが、冷酒には山桜樽のスティック、、燗酒にはアメリカンホワイトオーク樽のスティックが用意されている。

この飲み方は土佐鶴の了解を得て行っているそうだ。

 

達哉さんに見送られ、満腹満足で店をあとにする。

ほろ酔いではあったが、三階からの急な階段を無事に降りることができた。

 

新しい店も出来ている。

『激太鳥』は、”げきぶとり”と読むのだそうだ。

この店名を見て食べたいと思うか思わないかは貴方次第。

このあともう一軒で飲もうという事で、『能登割烹 とぐち』に電話する。

でも、誰も電話に出ない。

ネットで調べると、今日は定休日だった。

 

もうかなりお腹がいっぱいなので、今夜はおとなしくこれで帰ることにする。

ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

3月のこと、アメブロの友人に紹介してもらった初めてのお店に行くことに。

 

ちぃさんと北千住で待ち合わせ。

 

北千住駅前通りを進み、旧日光街道を左折する。

旧日光街道のこちら側は千住ほんちょう商店街、向こう側は宿場町通り。

 

向かったお店は、イタリアンの『イル・ポルトローネ』。

 

この急な階段を三階まで上る。

行きは大丈夫だが、酔った帰りは要注意な階段だ。

 

”Il poltrone”とは”怠け者”の意味。

ソムリエ・エクスレンスの前田精郎シェフと女将さん、そしてバリスタでもある息子の龍哉さんのお店。

このお店はアメブロの友人のノンベェさんに教えていただいた。

 

ノンベェさんの『イル・ポルトローネ』訪問記はこちら。

 

 

 

グリーンのドアを開け、初めての店内に歩を進める。

 

龍哉さんに迎えられ、窓際のテーブルに案内される。

 

部屋の一角にはオープンキッチン。

グランド・メニュー・ブックもあるが、キッチンの上の黒板にもおすすめメニュー。

 

本日のグラスワインはこの黒板から選ぶ。

ここでは土佐あかうしを食べることもできる。

 

最初のグラスワインは、好きな造り手のスプマンテを選ぶ。

 

イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、エクストラ・ブリュット、アルペ・レジス、ミレジマート、2016年。

 

メトード・クラッシコで造られた高品質のロータリは好きで、以前はよく飲んでいた。

久し振りに飲む、ロータリの上級クラスのミレジマートが嬉しい。

ぶどうは単一年のシャルドネ100%で、瓶内二次発酵で造られている。

 

ちぃさんと乾杯。

勢いのある泡立ち。

熟した洋梨、アプリコット、ピーチの香り。

強い果実味と熟成感を綺麗な酸とミネラルが支え、後味にはブリオッシュや炒ったナッツのニュアンス。

ステンレスタンクで一次発酵後、オーク樽で5ヶ月間熟成(25%新樽バリック)、瓶内熟成期間は48ヶ月と驚くほど長い。

 

スプマンテのお供は、アンティパストミスト、前菜三種の盛り合わせ。

イタリア産野菜のカポナータ。

タコのアフォガード(溺れ煮)。

ブロッコリーのアンチョビマリネ。

 

カトラリーも置かれているが、箸もあるので使うことにする。

 

スプマンテの次は、白ワインをグラスで。

 

南アフリカ、ステレンボッシュのモイプラース・ワイン・エステート&プライベート・ネイチャー・リザーブが造る、ストライピーホース、ソーヴィニヨン・ブラン、2021年。

エチケットのサインは、この馬の絵を描いたニューヨーク在住のアーティスト、ジェイソン・オリバ。

 

ジェイソンが参画したこの”ジェイソン・オリバ・シリーズ”は、ニューヨークと日本だけでの限定販売。

アルコール度数は13.5%と高い。

 

白ワインでも乾杯。

グレープフルーツやライムの香り。

冷涼な気候を感じさせる、爽やかな果実味。

綺麗な酸とミネラル、青い草のニュアンス、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。

ステレンボッシュのソーヴィニヨン・ブランは美味い。

ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

3月のこと、丸の内のブーランジュリー、『ポワン・エ・リーニュ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

スパークリング、白、ロゼ、オレンジと飲み進み、再び白を注文。

すると、日本ワインはいかがですかと、このボトルが出された。

山梨県甲州市勝沼町の大和葡萄酒が造る、番イ(ツガイ)、甲州、シュール・リー、2022年。

 

レモンやオレンジの香り、フレッシュな果実味と活き活きとしたミネラルと酸。

このクラスの日本ワインとしては驚くほどの複雑なストラクチャーとミネラルを持っている。

日本ワインに足りないと言われるミネラルを補うため、焼成粉砕した貝殻を畑に散布しているのだそうだ。

 

パンは四籠目。

今回は、今まで食べたパンの中から気に入ったものを二種類お願いした。

 

奥は三籠目のコンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%の、サワー種で発酵させたカンパーニュ。

右は、グランノワ、テーブルパンとしても楽しめる大型くるみパン。

左は、メイプル、カナダ産最高級メイプルシロップのブリオッシュ風。

 

今日のメイン料理は、牛ザブトンのグリエ。

 

肉は好みの火入れ。

ザブトンはサシが豊富で柔らかい肉なので、火入れは少ない方が美味い。

 

添えられている野菜は、ベビーコーン、ズッキーニ、カボチャ、ニンジン。

 

肉には、赤ワイン。

大きなグラスを出してくれる。

 

イタリア、トスカーナ、マレンマのファットリア・マンテッラッシが造る、マンテッラッシ、クエルチョライア、2018年。

 

ぶどうはアリカンテ100%。

プラム、プルーン、ブラックチェリーなどの香り。

強く熟成した果実味、重めのタンニン、重層的なボディ、これは肉によく合う。

 

ワインを確認したところで、肉に取り掛かる。

 

ザブトンは噛めば甘い脂が口に広がり、頗る美味。

 

驚いたことに彼女がもう少しパンを食べたいというので、五籠目をお願いする。

 

五籠目も四籠目と同じく、グランノワとメイプル。

 

赤ワインをもう一杯お願いすると、今度はピノ・ノワールは如何でしょうか、とまた新しいボトルが出された。

 

シャブリの名門、ラロッシュがラングドックで造る、ピノ・ノワール、2022年。

 

チェリーやストロベリーの香り。

南仏のピノ・ノワールとは思えない綺麗な果実味と酸。

ぶどう栽培はオーガニックで、ユーロリーフの認証マークが付いていて、ヴィーガン認証も得ている。

 

支配人に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

今夜はパンを13切れ、ワインを8杯飲んだので、お腹が重い。

 

まだ時間はそれほど遅くないので、「新丸ビル」の地下には多くの買い物客。

彼女と過ごす、丸の内で楽しく食べ過ぎ飲み過ぎた夜でした。

 

 

 

 

 

 

3月のこと、丸の内のブーランジュリー、『ポワン・エ・リーニュ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

食べているのは、前菜の盛り合わせ。

 

スパークリングワインを二杯飲んだ後は、白ワイン。

 

オーストラリア、ヴィクトリア州、モーニントン・ペニンシュラのクーヨン&ポート・フィリップ・エステートが造る、クローナル、シャルドネ、2016年。

 

グレープフルーツやライムの香り。

口に含むと、濃厚な果実味、力強いミネラルと酸、樽のニュアンス、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。

これは力強く洗練されたシャルドネだ。

天然酵母を使い、樽で発酵。

熟成は、フレンチオークの樽でシュール・リーで10ヶ月。

 

前菜との相性も良く、ワインも食事も進む。

 

スパークリング、白のあとは、ロゼを飲むことにする。

 

フランス、ラングドック・ルーションのドメーヌ・カズが造る、ル・カノン・デュ・マレシャル、2021年。

ドメーヌ・カズは多くの三ツ星レストランでオンリストされる人気のビオディナミの造り手。

ブランド名は、このワインの畑の前の所有者であり、フランスの国民的英雄、マレシャル・ジョフル元帥へのオマージュで生まれたのも。

 

フランボワーズやチェリーのフルーティーな香り。

爽快な果実味に心地良い酸を持つ、綺麗な辛口。

セパージュはシラー50%、ムールヴェードル50%、熟成はステンレスタンクで6ヶ月。

ぶどう栽培はビオディナミで、バックラベルには認証マークのユーロリーフとビオディヴァンが付いている。

 

一籠目のパンを食べ終えると、二籠目のパンが届く。

 

奥は、レジェルテ、マスカルポーネクリームを配合したふわふわ生食パン。

右は、十勝、北海道十勝産小麦100%のオリジナルバゲット。

左は、グランノワ、テーブルパンとしても楽しめる大型くるみパン。

 

四種類目のワインは、オレンジを選ぶ。

このワイン、名前もオレンジ。

 

ルーマニアのクラメレ・レカシュが造る、オレンジ・ナチュラル・ワイン、2022年。

クラメレ・レカシュは1447年創業の、ルーマニア最大規模のワイナリー。

 

ぶどう栽培はオーガニックで、ユーロリーフの認証マークが付いている。

酸化防止剤無添加で、ヴィーガンにも対応。

 

ブラッドオレンジやルビーグレープフルーツの香り。

まろやかな果実味にしっかりとしたタンニン、オレンジの皮のニュアンスがボディを引き締める。

セパージュは、リースリング46%、ソーヴィニヨン・ブラン30%、マスカット・オットネル18%、ピノ・グリージョ6%。

 

三籠目のパン。

彼女はここのパンが美味しいと言って、次々と口に運んでいく。

そのスピードに、私は追いつくのに必死。

 

奥は、二度目のコンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%の、サワー種で発酵させたカンパーニュ。

右も、二度目の十勝、北海道十勝産小麦100%のオリジナルバゲット。

左は、メイプル、カナダ産最高級メイプルシロップのブリオッシュ風。

 

海老のアヒージョが届く。

大きな海老が4尾。

 

エビはとても柔らかく、殻ごと頭も尾も食べることができる。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

3月のこと、彼女と丸の内のお店で待ち合わせ。

その前に、丸の内仲通りでお買い物。

 

天気は良いが、ビルの谷間となっている丸の内仲通りを冷たい北風が吹き抜け、とても寒い。

 

まず向かったのは、「エノテカ」。

ところが”強風のためこのドアは締め切り”の表示。

寒い中、再び歩いてビルの正面玄関から入館し、ビルの中の通路から向かう。

 

ブルゴーニュのシャルドネとピノ・ノワールを購入したが、予想していた以上に値上がりが激しい。

5本購入するつもりだったが、4本で予算をオーバーしてしまった。

 

次に向かったのは、京都の一保堂茶舗。

定番の茶葉を購入。

 

丸の内仲通りには街灯に吊り下げられた花籠以外にも、所々に花壇がある。

クリスマスローズの花は紫だったと思うが、写真を見ると白く写っている。

 

「丸ビル」の花壇にも多くの花々。

丈の高い草は強い風に押し倒されている。

 

「マルチカ」に下ると、『サケ コレクティヴ&スピリッツ』で日本酒を購入。

 

時間になったので地下通路を通り、今夜のディナーのお店、「新丸ビル」の『ポワン・エ・リーニュ』に向かう。

 

ここはワインを楽しむことができるブーランジュリー。

看板には”BAR A PAIN”と書かれている。

 

ディナーの開始時間前に入店したので、一番乗り。

人気店で、オフィスアワーが終わったあとはすぐに満席となった。

 

ここはバーカウンター、ワインも色々揃っている。

この後ろがオープンキッチン。

 

ますは、スパークリングワインで乾杯。

 

CFGV(コンパニー・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)が造る、ルネ・ラ・フランス、ブリュット。

CFGVはタンク内二次発酵のシャルマ方式を開発した、ユージン・シャルマ氏が設立したスパークリングワイン・メーカー。

 

グレープフルーツ、レモン、青リンゴなどのフレッシュな香り。

果実味、酸、ミネラルのバランスの良い爽快なスパークリング。

ぶどうは、ユニ・ブラン。

 

一杯目は瞬殺。

パンが届いた時には、既に二杯目。

 

ここではパンは三種類が一つの籠に入って届く。

 

奥は、コンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%の、サワー種で発酵させたカンパーニュ。

右は、バゲットオルヴァン、全粒粉20%のサワードゥバゲット。

左は、フィユ、北海道産小麦”はるゆたか”100%のリッチな角食パン。

 

前菜の盛り合わせが届く。

これは一人一皿。

 

プロシュート。

 

海老とアヴォカドのヴァカモレ、スモークサーモン、パテ・ド・カンパーニュ。

添えられているのは、ディル。

 

スパイシーチキンには煮詰めたバルサミコ。

ブッラータチーズには、トマトとイチゴ、上には竹炭塩が振りかけられている。

 

真ん中には、海老のマリネ。

 

彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

3月のある休日、しづちゃんと過ごす楽しい夜の続き。

新御茶ノ水の『インディアン・ストリート・フード&バー ゴンド』で南インド料理をたっぷり堪能した後は、ナイトキャップを飲もうという事で、パピュ~ンと移動。

 

向かった先は、丸の内。

行幸通り地下道を通り、目的の場所に向かう。

 

予約しておいたお店は、「新丸ビル」の「丸の内ハウス」にある、ハワイアンのお店、『ココ・ヘッド・カフェ』。

 

ここはホノルルの人気店、『KOKO HEAD CAFE』が日本に初出店したお店。

 

明るい店内では、アジアンテイストのハワイアン料理や、多種多様なお酒を楽しむことができる。

テーブル席もあるが、今夜はナイトキャップの予定なので、カウンター席を予約しておいた。

 

ここに来ればハワイのお酒を飲まなければということで、ハワイ産のラム、コロア・ラムを選ぶ。

コロア・ラムは、カウアイ島のコロアにあるラム蒸留所。

ハワイ産のサトウキビから造られる、メイド・イン・ハワイのラム。

 

しづちゃんは、コロア、カウアイ、ココナッツラムのソーダ割。

 

ココナッツラムは、”トーストしたココナッツの甘い香りを、40度のアルコールがドライにまとめます。後味にはわずかなライムとキャラメライズしたパイナップルのフレーバー”とのこと。

 

私は、コロア、カウアイ、ダークラムをオンザロックスで。

 

ダークラムは、”濃厚なフレーバーのダークラム。しっかりとしたバニラの香り、ダークチョコレート、そこへ淹れたてのエスプレッソ香が続きます”とのこと。

 

しづちゃんと乾杯。

『ゴンド』で食べ過ぎたので、スピリッツが満杯の胃の消化を助けてくれる。

 

しづちゃんの前には可愛いハワイアン人形。

指で触れると、スカートから上の部分がプルプルと揺れる。

 

私の二杯目は、ジン・フィズ。

しづちゃんは今夜は飲み過ぎという事で、最初の一杯だけにする。

 

イギリス、スコットランドのヘンドリックス蒸留所が醸す、少量生産のプレミアム・ジン。

11種類のボタニカル(香草、薬草、種子類)とバラの花びらのエキスやキュウリのエキスが加えているちょっと珍しいジンだ。

サクッと飲んで帰るつもりだったが、話しが弾み、結構長居をしてしまった。

 

『ココ・ヘッド・カフェ』を出ると、まずは化粧室へ。

ここに来ると、この蛍光グリーンの室内を撮影してしまう。

 

帰途に就く前に、テラスで東京駅丸の内駅舎を眺める。

駅舎の照明は既に落とされ、時間が遅いことがわかる。

 

とても寒い日なので、テラスで飲食する人の姿は無い。

 

MAO(佐藤真生)さんの「温泉うさぎ」を見ると、私まで眠くなる。

「温泉うさぎ」にお休みの挨拶をし、帰途に就く。

 

地下に降りると、店舗は既にシャッターが閉まっているが、成城石井だけはまだ営業している。

しづちゃんと過ごす、新御茶ノ水、丸の内での楽しい夜でした。

 

ところで、『インディアン・ストリート・フード & バー ゴンド』で食べ切れずに持ち帰ったナンは、翌日の朝に食べることに。

ウォッシュ・チーズの半分を乗せて焼き、チーズは中身がとろとろ。

ナンとウォッシュチーズでとても美味しい朝食となりました。

 

 

 

 

 

 

3月のある休日、しづちゃんと新御茶ノ水の南インド料理店、『インディアン・ストリートフード & バー ゴンド』で過ごす楽しい夜の続き。

ここは、八重洲にあった南インド料理の名店、『ダバ・インディア』の後継店の一つ。

 

カーンチープラム・ワダ。

添えられているのは、サンバルカレー、ミントヨーグルトソース。

 

ワダは、すりおろしたウーラッド豆にカレーリーフを入れて揚げた、甘くないドーナツ。

 

飲んでいるのは、インドのグローヴァー・ザンパが造る、ビジャイ・アムリトラジ、リザーヴ・コレクション、2019年。

ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、ヴィオニエ。

 

ゴンドチキン 65。

にんにくの茎と赤唐辛子が入っていて、結構辛い。

 

二人の皿に取り分けてもしっかり量がある。

ヨーグルトでマリネしたチキンを揚げ、更にスパイス炒めした料理。

サンバルカレーは、カーンチープラム・ワダの残り。

 

南インドの贅沢海老チョーメン。

エビ入りのスパイシー焼きそばだ。

 

ニンニクの茎、青唐辛子、キャベツの芯が入っている。

青唐辛子をピーマンと勘違いして食べたので、口の中が火事になった。

 

しづちゃんが絶対に食べたいと言って注文した料理が届く。

『ダバ・インディア』で食べてとても美味しかったのだそうだ。

 

タンドーリ・ゴビは、下味を付けたカリフラワーの土窯焼き。

 

ミントソースをたっぷりかけていただく。

適度に歯応えがあり、とても美味い。

 

〆のカレーが届く。

 

南インドの辛いマトンカレー。

粒スパイスとガーリックを効かせた深い味とのこと。

唐辛子マーク三つの激辛だったので、店長にお願いし、辛さを二つに落として作ってもらった。

 

海老のガーリックレモンバターマサラ。

濃厚なソース、爽やかなレモンの香りとの説明。

これは唐辛子マーク一つなので大丈夫。

 

焼きたて熱々のナン。

 

バスマティライスも美味しそう。

 

まずはナンと南インドの辛いマトンカレー。

辛さを抑えて作ってもらったが、それでも辛い。

美味しいのだが、水をがぶ飲みしながら食べないと口の中が痛い。

オリジナルの辛さだったら、私は一口でギヴアップだった。

しづちゃんは辛いと言いながらも、どんどん食べている。

 

私はバスマティライスと海老のガーリックレモンバターマサラ。

これはそれほど辛くなく、濃厚な味わいで美味い。

もうお腹はいっぱいで立って歩くのが辛いほどになる。

ナンは食べ切れず、残った半分をお持ち帰り。

 

店長に今夜の礼を述べ、店をあとにする。

『ダバ・インディア』の後継店だけあり、とても美味しかった。

しづちゃんと過ごす、休日の楽しい夜は続きます。