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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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熊本で時間があったので、旧制五高、今の熊本大学を訪れた。




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門の横には、重要文化財、旧第五高等中学校表門と書かれた石板が置かれている。




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旧制五高記念館に向かう路の横に、キリリとした顔立ちの人物のレリーフがある。


日本人離れした人だなと思い近付いてみると、なんとその人物はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だった。


今回は見ることができなかったが、路の反対側の樹木の向こう側には、夏目漱石の像もあるのだそうだ。







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説明によると、ハーンは1891年から約三年間、旧制五高で教鞭をとったのだそうだ。



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路の先に、旧制五高記念館が見えてきた。


真冬にもかかわらず、濃い緑に覆われている。



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歴史を感じさせる、重厚な赤レンガ造りの建物である。


ちょっとした空き時間を使った、旧制五高探訪でした。






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初めて熊本の街を訪れた。


もちろん、熊本城や阿蘇山には何度も行ったことがあるが、市内で食事をするのは初めて。


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店に入ると、個室に案内される。


テーブルに載った、旨そうな料理が迎えてくれる。


辛子蓮根、桜肉の握り鮨、一文字(ぬた)、そして海鼠の粕漬け。


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早速生ビールで乾杯。


先付けにとても良く合う。


写真を撮る前に、思わず一口グイッと飲んでしまった。














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烏賊の活き造り。


身が透き通っているし、足が時々動いている。


刺身も美味。


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刺身が出されたので、日本酒に切り替え。


熊本の地酒、香露の冷酒。


香露は、熊本県酒造研究所が造る酒である。


香露は、日本酒の神様、野白金一博士が育てた酒蔵としても、また協会9号吟醸酵母の生みの親としても有名。






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香露を飲んでいる内に、雲丹を乗せた鮑が焼きあがった。


これはすこぶる美味い。


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カワハギの煮付け。


美味いが、量がとても多い。



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ここでいよいよ香露の大吟醸を飲む。


久し振りに飲んだが、やはり旨い。


何時もは東京で飲んでいるが、地元の熊本で飲むと一層美味しく感じるようだ。











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烏賊の天ぷら。


先ほどピクピク動いていた烏賊の足が、天ぷらになって出て来たのだ。


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日本酒の後に、焼酎を飲みたくなった、


熊本の焼酎にしようかとも思ったが、鹿児島の芋を選んだ。


島美人の黒。


黒麹で仕込んだ飲み口の良い芋焼酎であり、結局1本飲んでしまった。


本当は、臭みの強い芋焼酎が好きなのだが、最近はどれも洗練されてしまい、面白くない。


薩摩白波が昔ながらの造り方をした芋焼酎を少量生産している。


明治蔵という名前だが、なかなか手に入らないレア物で、一升瓶を二本持っているが少しずつ大切に飲んでいる。


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〆は、タイのアラ汁素麺。


友人達と楽しんだ、熊本の夜でした。




今夜は、久し振りにスパークリングを飲むことにした。


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スパークリングと言えば、普段はシャンパーニュかスプマンテを、そして最近はカリフォルニアのものを飲むことが多い。


今夜は、珍しくカヴァ。


スペインのスパークリングは滅多に飲まないので、このワインが何故私のセラーに入っていたのか記憶を辿っても思い付かない。


このエチケットに惹かれたか、またはワイン王国で推薦されていたので購入したのかもしれない。


コンテ・アルナウは、1882年にバルセロナで創立された歴史あるカヴァ・メーカー。


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このブリュット・リゼルヴァは、シャンパーニュ製法によって造られ、30ヶ月以上の瓶内熟成を経てリリースされている。


ぶどうは、チャレッロ、マカベオ、バレリャーダというスペインの白ぶどう。


グラスに注ぐと、泡の粒が大きく、この点は明らかにシャンパーニュと異なる。


フルーティで果実香に富むが、ブリュットの割には甘みが残り、酸が弱い。


シャンパーニュ派の私には、シャンパーニュとはちょっと差が大き過ぎると感じられるが、価格を考慮すれば普段飲みには良いのかもしれない。


滅多に飲まないカヴァを試した夜でした。







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広尾の『アンゴロ』で彼女と過ごす嬉しい夜の続き。


赤ワインは、もう決めていた。


前回友人達とここに来た時に飲んだワインが美味しかったので、彼女に飲んでもらうために1本キープしておいたのだ。


そのワインは、ロンバルディア州のバルゲラが造る、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ、1999年。




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表のエチケットにはヴィンテージが入っていない。


裏には、1999年と誇らしげに書かれている。


イタリア語が出来る彼女が、裏ラベルの記載内容を解説してくれる。


でも、造り方とか熟成のさせ方とか、必要な情報が書かれておらず、意味の無い美辞麗句しか書かれていないと不満げ。






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そんな彼女も、注がれたワインを一口含むと、機嫌が直ったようだ。


ぶどうはキアヴェンナスカ、ピエモンテ州で言えば、ネッビーロ。


彼女が大好きなぶどうである。


色は既に少し薄くなっているが、果実香は健在。


強いタンニンは円やかとなり、強かったと思われるタンニンも大人の表情。


13年の時を経て開花した、素晴らしいワインである。


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パスタは、スカンピとフレッシュ・トマトのソース。


スカンピが大ぶりで美味い。


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フィンガーボールが出されるのも嬉しい。





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彼女のメインは、ポークのソテー。


外側がかりっと焼かれたポークは、とてもジューシー。


一切れもらって味わう。


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私のメインは、ラムのグリル。


脂身が取り除かれ、骨の部分も綺麗に掃除されている。


美味くラムを食べるには、この心遣いが大切なのだ。


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デザートは、洋梨のタルトとホワイトチョコレートのムース。


お腹はいっぱいなのだが、すいすい食べてしまう。


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今夜のワインも料理も飛び切りに美味かった。


彼女も、この店がお気に入りになっている。


広尾で彼女と過ごす、素敵な夜でした。






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彼女を誘って、広尾の『アンゴロ』に行く。


最近は、この店がお気に入りとなっているのだ。



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早速、白ワインを抜栓してもらう。


トスカーナの名門ワイナリー、バローネ・リカーゾリが造る唯一の白ワイン、トッリチェッラ、2011年。


リカーゾリはキャンティの名手として知られているが、このシャルドネも並みの物ではない。








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素敵な黄金色。


ふくよかな果実味を持ち、それでいて辛口の仕上がり。


ミネラル感と酸のバランスも良い。


トッリチェッラは何度か飲んだことがあるが、選んで悔やむことのない素晴らしシャルドネである。







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アミューズを一口で口に放り込む。


そしてトッリチェッラを飲む。


美味い。


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このパンと、バルサミコを散らしたエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを食べ、更にトッリチェッラを飲む。


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前菜の一皿目は、牛タンのサラダ仕立て。


これは、牛タンと野菜の驚くべきハーモニー。



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二皿目は、サンダニエーリのプロシュート。


メニューはプロシュートとサラミの盛り合わせだが、好きなサンダニエーリのみにしてもらった。


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二つの前菜を二人の皿に取り分ける。


もちろん、私が盛り付けを担当。


広尾で過ごす彼女との素敵な夜の続きは、また明日。








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今夜は冷えた白を飲みたくなった。


と言っても、私のセラーはブルゴーニュやピエモンテ、トスカーナ、ナパの赤ワインやシャンパーニュで占拠されており、白ワインはあまり入っていない。


ようやく見付けたのは、チリのソーヴィニヨン・ブラン。


カサス・パトロナレスが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、レゼルヴァ、2011年。








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このワイン、サンティアゴの2011年カタドール金賞を受賞している。




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グラスに注ぐと、淡い麦藁色。


香はパイナップルのような甘い果実香。


口に含むと、ミネラル感と、淡い円やかな酸。


心持ち甘みが残るが、酸があるのでバランスが取れている。


樽香はあまり感じない。


フレッシュで、フルーティな、気軽に飲むことが出来るソーヴィニヨン・ブランである。


今夜も楽しいお家ワインでした。






朝の、羽田空港ANAスイートラウンジ。


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国内線にはさすがにシャンパーニュは置いていない。


そこで、朝シャンの代わりに赤ワインを一口。


M. シャプティエが造る、コート・デュ・ローヌ、2008年。


M. シャプティエは1808年創立の、ローヌを代表する生産者のひとつ。


ヴィオディナミでぶどうを栽培していることでも有名。





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このワインはM. シャプティエの中では普及版に位置するが、とても洗練された、綺麗なストラクチャーを持っている。


少し硬いが、しっかりとしたタンニンも気持ちが良い。


ぶどうは、グルナッシュとシラー。


何時もはブルゴーニュやボルドー中心だが、こんなローヌを飲むと、家のセラーにも置いておきたいと思ってしまう。


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お供は、ミネストローネ。


ここのミネストローネやクラムチャウダーはとても美味いのだ。


ANAスイートラウンジで過ごす、朝のひとときでした。





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友人達と丸ビル35階にある『マンゴツリー東京』で過ごす、楽しい夜の続き。


白ワインは、ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌの飲み比べをして、とても楽しかった。


赤ワインは、フランス種以外のぶどうを飲み較べてみることにした。


最初は、スペインのテンプラニーリョ。


マルケス・デ・リスカル、テンプラニーリョ、2010年。


リスカル侯爵が1858年に設立した、リオハ地区最古のワイナリーの製品である。


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写真を撮り忘れてどんどん飲んでしまい、気がついた時はグラスの底に僅かに残るだけ。


それでも濃く美しい色合いは何とかわかると思う。


タンニンも果実味もバランス良く持つ、実に良質のテンプラニーリョである。


セパージュは、テンプラニーリョ85%、シラーとメルローが15%。


新樽で6カ月以上熟成させて出荷されている。


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これは、入店した時の様子。


ここは17時から開いているので、早い時間に来ることが出来てとても便利。


早い時間に来るとこんな眺めだが、19時ともなるとあっという間に満席となってしまうのだ。









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今夜の赤の、もうひとつのぶどうは、カリフォルニアのジンファンデル。


その出自の紹介は今までにもしているので省略するが、カリフォルニアを代表する赤用のぶどうである。


選んだワインは、ベリンジャーが造る、クリア・レイク、ジンファンデル、2007年。


ベリンジャーはナパ地区最古のワイナリーで、一時はネスレ社が所有していたが、今はフォスター社の傘下にある。


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スパイシーなジンファンデルの特徴を良く持ち、それでいて重過ぎず、洗練されたボディに仕上がっている。


ジンファンデルは、実に多様な味わいを持っている。


淡いピンク色をした軽発泡性のホワイト・ジンファンデル(ブラッシュ)から、軽快な赤、そしてとても重い赤まで同じぶどうから造られているのだ。


このジンファンデルはミディアム・ボディに属するが、充分な果実香とタンニンを持ち、タイ料理にも負けない強さも兼ね備えている。


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デザートは、マンゴツリータワー。


一日限定5食の人気メニューである。


今夜は、私達のテーブルで3食をゲット。


サワークリームが心地よい、大人の味。









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遠くに見える花火は、ディズニー・リゾート。


その左下の輪は、葛西臨海公園の観覧車。


手前右の高層ビルは、ホテル・フォーシーズンズ。


何時来ても楽しい『マンゴツリー東京』の夜は、賑やかに更けていきました。








タイから帰ってきたばかりだのに、タイ料理を食べたくなった。



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そこで友人達を誘い、丸ビルの35階にある大好きなお店、『マンゴツリー東京』を訪れた。


何時もの予約象が、私達のテーブルを守ってくれている。


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丸の内のビル街の右手には、皇居が見える。


煌々と輝くビルの明りと、皇居のひっそりとした静けさのコントラストが美しい。


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窓の下には、改装を終えた東京駅丸の内駅舎。


丸の内駅舎を見渡すことができるこのテーブルは、予約至難の人気席なのだ。

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最初のワインは、フランス、ロワール川の河口地域、ナントで造られるミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ。


ドメーヌ・ド・ラ・フォリエットが生産する、ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ、シュール・リー、トラディション、2010年。


実は今夜、同じ造り手の異なる二種類のミュスカデを飲み較べてみることにしたのだ。


最初のこのワインは、オーク樽で熟成させたもの。







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そのためか、色合いも少し濃く、奥深い熟成感を持つ。


ほのかな樽香も気持ち良く、なかなか好みのタイプである。











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そしてもう一本は、同じ造り手、ドメーヌ・ド・ラ・フォリエットの、ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ、シュール・リー、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2010年。


この造り手は、樹齢の高いぶどう畑を多く保有している。


こちらは、その古木のぶどうを用い、ステンレスタンクで熟成させたもの。





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たしかに、先のボトルに較べ、色合いは極めて薄い。


ところが、口に含むと素晴らしい酸とミネラルを感じる。


すっきりと仕上がりながら、複雑なニュアンスを持つ。


シュール・リーで造られたヴィエイユ・ヴィーニュ、こんな素晴らしい味わいになるのかと感心。


最初の樽熟成も美味いが、このヴィエイユ・ヴィーニュも美味い。


同じ造り手が異なる製法で造った、二種類のミュスカデを飲み較べた、楽しい夜でした。






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今夜は珍しいワインを抜栓した。


二年ほど前に、素敵な女性の友人からいただいたものだ。


彼女がハワイに旅した時にわざわざ買ってきてくれたので、すぐには飲まず、セラーに大事にしまっておいた。


ハワイにワイナリーがあるとは知らなかった。


名前は、ウルパラクア・レッド、テデスキ・ヴィンヤード。


エチケットには、「マウイ唯一のワイナリーは、歴史的なウルパラクア・ランチにある」と書かれている。


ホーム・ページを見ると、テデスキ・ヴィンヤードではパイナップル・ワイン、グレープ・ワイン、そして最上級のフランボワーズ・ワインの計7種類のワインを生産している。


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ウルパラクア・ランチとは何なのか。


調べてみると、昔ハワイ原住民がここでサツマイモやタロイモを栽培していたそうだ。


それが、1845年にリントン・トルバートがゴールド・ラッシュのカリフォルニアにジャガイモとトウモロコシを輸出するために栽培し始めたのが、近代的農業の始まりだそうだ。


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その後カメハメハ三世の指導で、サトウキビ栽培が行われた。


その30年後、捕鯨船の船長だったジェームズ・マッキーがサトウキビやその他の穀物を栽培してそこをローズ・ランチと名付け、妻のキャサリンが花や珍しい植物を育て、今もその素晴らしい花壇を見ることができる、と書かれている。


結局良くわからないが、ともかくハワイのワインを飲んでみることにしよう。


色は非常に濃く、ブラックチェリーや濃いカシスのよう。


甘い果実香を想像していたが、香は抑え気味で、口に含むと意外にも非常にドライで、タンニンもしっかりしている。


これはなかなか素晴らしいミディアム・ボディである。


素敵な友人に感謝の夜でした。