今夜は、久し振りにスパークリングを飲むことにした。
スパークリングと言えば、普段はシャンパーニュかスプマンテを、そして最近はカリフォルニアのものを飲むことが多い。
今夜は、珍しくカヴァ。
スペインのスパークリングは滅多に飲まないので、このワインが何故私のセラーに入っていたのか記憶を辿っても思い付かない。
このエチケットに惹かれたか、またはワイン王国で推薦されていたので購入したのかもしれない。
コンテ・アルナウは、1882年にバルセロナで創立された歴史あるカヴァ・メーカー。
このブリュット・リゼルヴァは、シャンパーニュ製法によって造られ、30ヶ月以上の瓶内熟成を経てリリースされている。
ぶどうは、チャレッロ、マカベオ、バレリャーダというスペインの白ぶどう。
グラスに注ぐと、泡の粒が大きく、この点は明らかにシャンパーニュと異なる。
フルーティで果実香に富むが、ブリュットの割には甘みが残り、酸が弱い。
シャンパーニュ派の私には、シャンパーニュとはちょっと差が大き過ぎると感じられるが、価格を考慮すれば普段飲みには良いのかもしれない。
滅多に飲まないカヴァを試した夜でした。