ワインは素敵な恋の道しるべ -404ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


IMG_20150425_064838.jpg
銀座の『ジャッジョーロ』で開催された、「エンツォ・フェラーリに捧げるスペシャル・ディナー」の続き。


エンツォ・フェラーリの90歳の誕生日を祝ったディナーを忠実に再現する会なのだ。


ランブルスコ、白に続き、赤ワインが出される。


これもエミリア・ロマーニャ地方のワインである。


ビィーニェ・ディ・ボスキが造る、セッテ・ピエヴィ、2008年。


この赤も初めて飲むワインである。


IMG_20150425_064901.jpg
ビィーニェ・ディ・ボスキは、1989年創設の、家族経営の小さなワイナリー。


エチケットのデザインが斬新だが、オーナーのパオロ・バビーニ氏の前職はグラフィック・デザイナーなのだそうだ。


ぶどうはビオディナミで栽培され、初収穫は2000年。


使われているぶどうは、マルボ・ジェンティーレ100%。


エチケットを見ると、アルコール度数は14.5%もある。


IMG_20150425_064811.jpg

グラスに注ぐと、とても濃いガーネット色。


ブラックベリーやプラムの香り、しっかりとしたタンニンと豊かな果実味。


力強い赤だ。


バリックで18か月間熟成させているとのこと。


そして生産量は僅か年間2000本。


今夜のワインは、泡も白も、そしてこの赤も素晴らしい。


DSC_4532.jpg
二皿目のパスタは、枢機卿のラザーニア。


この赤いソースの色が、枢機卿のマントの色を表しているのだそうだ。




IMG_20150425_064917.jpg
続く料理は、モデナ産ザンポーネとインゲンの付け合せ。


ザンポーネとは豚足の詰め物の事。


でも、写真撮り忘れ。


そして仔牛ロースのステーキ、ジャガイモのピュレと野菜のオーブン焼き。


量は調整したとのことだったが、やはりこれだけの品数を食べるとお腹はいっぱい。


IMG_20150425_065041.jpg
エンツォ・フェラーリの90歳の誕生祝のバースデー・ケーキが出される。


ケーキの上には、フェラーリのエンブレムが描かれている。






IMG_20150425_065120.jpg
切り分けたケーキがテーブルに届く。


単にカットしただけではなく、フルーツやソースが添えられ、粉砂糖がまぶされている。


お洒落に化粧を施したケーキが美味しそうだ。


DSC_4538.jpg
プチフールも届く。


お腹はいっぱいでも、食後の甘いものにはつい手が出てしまう。




DSC_4541.jpg
彼女はコーヒー、私はハーヴティー。


『ジャッジョーロ』はフィレンツェの世界最古の薬局、『サンタ・マリア・ノヴェッラ』の自然治癒の思想を取り入れており、そのハーヴティーを味わうことができるのだ。


IMG_20150425_065104.jpg
「今夜は本当に特別ね、料理もワインも素晴らしかった」と彼女も大満足。


そんな彼女を見て、私も幸せになる。


銀座の『ジャッジョーロ』で彼女と過ごす、特別な夜でした。







IMG_20150425_064729.jpg
銀座の『ジャッジョーロ』で開催された、「エンツォ・フェラーリに捧げるスペシャル・ディナー」に彼女と共に参加した楽しい夜の続き。


素晴らしいランブルスコに続き、エミリア・ロマーニャの白ワインが出される。


アンカラーニが造る、サンタ・ルーサ、2012年。


アンカラーニは1926年創業。


このサンタ・ルーサは、年間生産量3000本というレアもの。


初めて飲むワインに、彼女も興味津々。



IMG_20150425_064706.jpg

ぶどうはアルバーナ100%。


完熟ぶどうを用い、ステンレスタンクで発酵させ、コンクリートタンクで熟成させている。


口に含むと、フレッシュな果実味のあとに、しっかりとした酸と円やかなタンニンを感じる。


エッジが綺麗に出ているところを見ると、アルコール度数は結構ありそうだ。


ところでアルバーナはエミリア・ロマーニャのぶどうで古代ローマ人が持ち込んだと言われており、名前はローマの南側にあるアルバーノ丘陵に由来するとされている。


IMG_20150425_065953.jpg
表のエチケットには、ワイナリー名とワイン名が入っているだけ。


それ以外は裏のエチケットを見ないと情報を得ることができない。


州はエミリア・ロマーニャだが、エミリア地方とロマーニャ地方ははっきりと区分されている。


このワインは、ロマーニャのワインだ。


そしてアルコール度数は、14.5%もある。


IMG_20150425_064546.jpg
アミューズは、鹿児島産新牛蒡のポタージュ。


あくが無くクリーミーな仕上がりなので、私は何で造られているのかわからなかった。


でも彼女は、「牛蒡ね」と、簡単に言い当ててしまう。


彼女の味覚の鋭さには何時も脱帽だ。


IMG_20150425_064611.jpg
前菜は、生ハム、サラミ、チッチョリ、モルタデッラ盛り合せ、ノンナ風小玉葱と太っちょのフォカッチャ添え。


奥に積まれた野菜は、『ジャッジョーロ』の定番。


これだけはオリジナルのメニューに独自に付け加えられたもの。


IMG_20150425_064638.jpg
フィレンツェにある世界最古の薬局、『サンタ・マリア・ノヴェッロ』の自然治癒の思想を取り入れた『ジャッジョーロ』の名物メニューであり、ここに来た時には必ず注文している。


何時もは粉チーズが出されるが今夜は無い。


IMG_20150424_220835.jpg


そこで支配人にお願いして、私たちのテーブルだけにそっと出してもらう。


やはりチーズをかけて食べると一段と美味しさが増す。



IMG_20150424_220805.jpg
続いて、トルッテリーニ跳ね馬風、クリーム仕立て。


跳ね馬とは、もちろんフェラーリのエンブレムのこと。


メニューを見て食べきれるか心配したが、古室シェフによると日本人の胃袋に合わせて量を調整したのだそうだ。


IMG_20150425_064948.jpg
ところで、今夜は素敵なパーティということで、カフスもビジネス用からパーティ用に付け替えた。


シャツも金の縁取りで少し華やかさを出す。



IMG_20150425_065014.jpg
ネクタイは馬の絵柄にしようかとも思ったが、跳ね馬ではないので止めた。


選んだのは、シャツに合わせた金色のダックスのタイ。


図柄は馬ではなく犬になってしまった。


彼女と過ごす、銀座の楽しい夜の続きは、また明日。







IMG_20150425_064022.jpg
彼女と共に、銀座の『ジャッジョーロ』を久し振りに訪問する。


『ジャッジョーロ』で開催される、「エンツォ・フェラーリに捧げるスペシャル・ディナー」に参加するのだ。


『ジャッジョーロ』は、フィレンツェの世界最古の薬局、『サンタ・マリア・ノヴェッラ』の自然治癒の思想を取り入れたレストラン。


同じ通り沿いに、『サンタ・マリア・ノヴェッラ』の東京店もある。


そしてフィレンツェのメディチ家のワインも常備している。


店のエンブレムは、メディチ家の紋章、”百合の花”なのだ。


IMG_20150425_064101.jpg


エンツォ・フェラーリはフェラーリ社の創設者であり、イタリア自動車界の重鎮であり、さらにF1レーシング・チーム、スクーデリア・フェラーリのオーナーとしてF1界に大きく貢献した。


1898年モデナ生まれで、1988年に死去。


アルファ・ロメオのレースドライバーとして自動車界での人生を始め、アルファ・ロメオの販売代理店事業で経営者として成功し、フェラーリでその名を馳せた。


そんなエンツォのの90歳の誕生日を祝った盛大な誕生会の料理を忠実に再現するのが今回の催しなのだ。


IMG_20150425_064151.jpg
会が始まる前から、素晴らしいランブルスコがふるまわれる。


グラスは自動車会社のフェラーリとは関係ないが、同名のスプマンテのフェッラーリ社のものが使われている。


ランブルスコと聞けば、アメリカでは”赤いコーラ”と呼ばれているくらいで、気軽なワインを想像してしまう。


ところが、このカベルティ・ランブルスコを口にして驚いた。


濃く、果実味が豊かで、本当に美味しいのだ。


IMG_20150425_064124.jpg
エチケットも立派で、レオーネ・ドーロ=金獅子と書かれている。


金獅子の上には、赤い文字でグラスパロッサと使用されているぶどうの名前が記されている。


このランブルスコはエンツォが愛して止まなかったそうで、”もう一つのフェラーリ・レッド”と呼ばれているそうだ。


そう言えば、エンツォ・フェラーリの名を冠したスーパーカーの色も、まさに”フェラーリ・レッド”だ。


IMG_20150425_064327.jpg
テーブルの上に置かれた案内を開くと、エンツォ・フェラーリの肖像画が印刷されている。


そしてその右側には、エンツォの90歳の誕生日をフェラーリの社員全員で祝った夜のメニューが記されている。


見慣れない料理の名前が並んでいるが、エミリア・ロマーニャ地方の料理なのだそうだ。


使用されているバルサミコは、もちろんモデナ産。


エンツォの生誕地である。


IMG_20150425_064226.jpg
テーブルの上には、見慣れたナプキンが置かれている。


この形、珍しいとは思いませんか。


実はメディチ家の百合の花の紋章を模しているのだ。


店の方が心を込めて作ってくれた造形を崩すのは申し訳ないが、ひと時のはかない美しさだからこそ心に響くのだろう。




IMG_20150425_064357.jpg
ランブルスコのお供は、『ジャッジョーロ』の定番のチーズの薄焼き。


これが美味いのだ。



IMG_20150425_064428.jpg
主催者のガレーヂ伊太利屋の勝田社長の挨拶が始まる。


こんな素敵な企画を実行していただくことに、感謝。




IMG_20150425_064514.jpg
そして今夜の料理を監修した古室シェフの挨拶。


2000年から2013年の間ピエモンテ州で修業を重ね、

2014年に鎌倉に『コモバール』という店を開店。


オーナーシェフとして活躍されている。


『ジャッジョーロ』の岩永シェフとのコラボで今夜の料理が準備されたのだ。


さて、その素晴らしい料理のご紹介は、また明日。






FullSizeRender.jpg
セラーに入っているグレッグ・ノーマンの最後のボトルを飲むことにした。


一時期は10本以上がセラーに常時入っていたが、メルシャンがキリンに買収され、グレッグ・ノーマン・エステートとの代理店契約を打ち切って以来、減る一方となっていた。


そして最後に残っていたのが、グレッグ・ノーマン・エステート、シラーズ、ライムストーン・コースト、2000年。


既に15年近くの熟成期間を経ている。


2000年から2008年までのヴィンテージを保有していたが、どのくらいの熟成に耐えられるのか試すために、一番古い2000年を残しておいたのだ。


ボルドーやブルゴーニュの銘醸ワインを除けば、10年以上の熟成に耐えられるものは多くない。


タンニンは8年を過ぎると落ちてしまうので、酸と果実味がよほどしっかりしていないと劣化してしまうのだ。


FullSizeRender.jpg
エチケットにはグレッグ・ノーマンのトレードマークのシャークの絵が描かれている。


そしてヴィンテージの下には、彼のサインが入っている。


ゴルファーには垂涎の的のワインである。


FullSizeRender.jpg
グレッグ・ノーマン・ブランドには、スパークリング、カベルネ・メルロー、シャルドネがあるが、やはりシラーズが秀逸。


15年の時を経て、どんな変化を見せているか楽しみでもあり、不安でもある。


FullSizeRender.jpg
色に褪色は見られない。


香りにも、プラムやブラックチェリーの甘い果実香が健在。


口に含むと、驚いたことにダークチョコレートやカカオのニュアンスを持ち、スパイシーさも残っている。


元々酸やタンニンは強い方ではないが、しっかりとした果実味と熟成感を感じることができる。


これは嬉しい驚きだ。


FullSizeRender.jpg
コルクの状態もとても良い。


輸入元のメルシャンで直接購入後、私のセラーで静かに10年以上寝かせておいたので、上手く熟成を重ねることができたようだ。


大好きなグレッグ・ノーマンのバック・ヴィンテージを楽しんだ、美味しいお家ワインでした。





FullSizeRender.jpg
黄海に沈む夕日が美しいと言うので、一度観てみたくなった。


ソウルから全羅道に向かうKTXに初めて乗車。


ソウル駅が始発だと思っていたが、何と始発は龍山(ヨンサン)駅。


慶尚道(旧新羅)と全羅道(旧百済)では今でも違うことが多い。


FullSizeRender.jpg
KTXに乗ること1時間10分、バスに乗り換えて更に1時間20分、やっと黄海に面した海岸の町に到着。


ホテルにチェックインし、日の入りを待つ。


FullSizeRender.jpg
ホテルの右手には砂浜が広がり、左手には石畳の海岸が続く。


太陽がみるみる水平線に近づき、輝きを増す。


FullSizeRender.jpg
これが黄海に沈む夕日なのか。


暗くなった後は、近くの水産市場で活魚を選び、二階のレストランで刺身と鍋に料理してもらおう。



IMG_2429.JPG
翌朝は早朝に発ち、ソウルに戻る。


昼食は汝矣島の63(ユクサム)ビル、正式名は大韓生命ビルの最上階のフレンチ・レストランで昼食。


63階建てなのでユクサム・ビルと呼ばれているのだ。


IMG_2428.JPG
漢江の中州、汝矣島には国会議事堂や放送局、金融機関などが並んでいる。


さて、食後は急いで金浦空港に向かうことにしよう。



IMG_2551.JPG
ANAのビジネス・クラスの座席は、一つひとつが半個室で独立。


他の人の視線を気にすることなく寛ぐことができる。



FullSizeRender.jpg
窓の外には、アシアナ航空、大韓航空の機体が見える。


アシアナはスターアライアンスに加入しているので、私も何度も利用している。


B787であれば窓に触れば暗くなるが、この機体はB777なので旧来のシェードを下すタイプ。


FullSizeRender.jpg
ANAの良いところは、飛び立つ前から映画を観賞できるところ。


金浦/羽田間は飛行時間が短いので、水平飛行に移ってからでは途中までしか観ることができないのだ。


今回観ているのは、ジュピター。


宇宙を支配する王家の三人の兄弟姉妹が、地球の支配権を巡って争っている。



FullSizeRender.jpg


何時ものシャンパーニュ、シャルル・コラン・ブリュットで乾杯。


シャンパーニュの生産者組合が造るシャンパーニュで、ピノ・ノワール主体にシャルドネが加えられている。


コクのある伝統的な飲み口のシャンパーニュである。


映画ではジュピターが登場し、不可解な出来事に巻き込まれていく。



FullSizeRender.jpg
料理が届いた。


短距離路線なので前菜もメインも一度に届く。




FullSizeRender.jpg
アペタイザーに合わせ、白ワインに切り替える。


ブルゴーニュの、シャトー・ド・ラ・トゥール・ド・ランジェ、マコン・ヴィラージュ、2013年。


柑橘系の香りを持ち、口に含むと際立つ酸味が心地よい。


重すぎない、食事に良く合うシャルドネである。



FullSizeRender.jpg


アペタイザーは三種。


牛肉と彩り野菜のクレープ、ハニーマスタード添え。



蟹サラダのシュー、ペストリー。


そしてトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。


FullSizeRender.jpg
メインには、赤ワインを合わせる。


ボルドー、オー・メドックのシャトー・オー・ベルノン、2012年。


シャンパーニュ、白、赤とも私のブログでは常連となっているワイン。


セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%。


滑らかな飲み口のボルドーである。


FullSizeRender.jpg
メイン料理は、ポークとマッシュルームのフリカッセ。


昼ごはんにフレンチのフルコースを食べてきているので、ちょっとヴォリュームが多すぎる。


FullSizeRender.jpg
パンとクッキ-にも手が出ない。


持って帰って明日の朝の食事に加えても良いだろう。


さて、もう着陸に向け下降を開始したようだ。


今日も楽しい、ANAの金浦/羽田線の機内食でした。







IMG_2171.JPG

ソウルからの帰り道。


金浦空港から羽田空港に飛ぶ。


金浦も羽田も、仁川、成田に較べれば都心に近いので本当に便利。


IMG_2170.JPG

そしてANAのビジネス・クラスは座席が半個室になっているので、短い飛行時間とは言え、のんびり寛ぐことができる。




FullSizeRender.jpg
機内のシャンパーニュは行きと同じく、シャルル・コラン・ブリュット。


生産者組合が造る、良質のシャンパーニュである。


ANAは長距離路線と短距離路線で搭載するワインが変わるので、飽きることが無く楽しい。


そして搭乗と同時に映画を観賞できるのも嬉しい。


映画は何故か、アナ雪。


もう10回以上は観ていると思う。


ディズニーのアニメは英語の勉強になるのだ。


FullSizeRender.jpg

料理が届く。


飛行時間が短いのでアペタイザーもメインも一度に届き、そして急いで食べないと着陸に間に合わなくなる。




FullSizeRender.jpg
アペタイザーは、ハーブ入りクリームチーズ、セミドライトマト添えと、スモークサーモンの薔薇仕立て、そして鴨のコンフィと木の実のテリーヌ。


シャンパーニュに良く合う。


FullSizeRender.jpg
メインは、鱸の香草パン粉焼き、クリーミーマスタードソース。


普段はあまり魚料理は食べないが、これは美味い。



FullSizeRender.jpg
魚料理に合わせ、ワインは白を選択。


ブルゴーニュのシャトー・ド・ラ・トゥール・ド・ランジュ、マコン・ヴィラージュ、2013年。


アナ雪は何度観ても面白い。


そして綺麗でテンポの良い英語が勉強になる。


マコン・ヴィラージュは若い頃に良く飲んだ。


手軽な価格で飲むことができ外れが無い、良質なブルゴーニュである。



FullSizeRender.jpg
羽田空港に到着すると、満開の桜が出迎えてくれる。


吉野桜と東海桜の競演。


この記事が桜の季節の古いものであることがこれでわかる。


何故かアップを忘れていたのだ。


最近の金浦/羽田線の記事は、明日アップすることにします。




FullSizeRender.jpg
羽田国際線ターミナルから、金浦空港に向かう便に搭乗する。


ANAのビジネス・クラスは、半個室になっているので、一人旅には快適。


IMG_2155.JPG
一番前の窓側、と言っても窓側には一列しか席が無いので、ウインドウ・サイドでもありアイル・サイドでもある。


席に着くと、飛び立つ前から映画を観賞できるのは嬉しい配慮。


韓国までのフライトは時間が短いので、飛び立ってから観ていたのでは映画の途中で到着してしまうのだ。


FullSizeRender.jpg


水平飛行に移りシートベルト・サインが消えると、シャンパーニュ・タイム。


シャルル・コラン・ブリュットは、シャンパーニュの生産者組合の製品。


日本では飲んだことのないブランドだが、キレとコクがあって美味いので、ぐいぐい飲んでしまう。


ラウンジで飲んだシャンパーニュと合わせると、今日はもう1本以上を飲んだことになる。




FullSizeRender.jpg
シャンパーニュの小瓶(180ml)を二本飲んだところで、食事が出される。


飛行時間が短いので、アペタイザーもメインも一度に届く。



FullSizeRender.jpg
アペタイザーは、ブレザオラにキャベツとフェンネルのサラダ。


ブレザオラは、牛肉を塩漬けにして造った生ハム。


ちょっと塩分が強いが、ワインに良く合う。


IMG_2166.JPG
メインは、あべどりのロースト、スパイス風味シェリーヴィネガーソース。


これはジューシーで美味い。




FullSizeRender.jpg

メインのお供は、ボルドー、オー・メドックのシャトー・オー・ベルノン、2012年。


家族経営のシャトーである。


ボディは強いと言うよりとても滑らかで、タンニンもシルキー。


セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%で、14~18か月間熟成させたあとボトリングされている。



FullSizeRender.jpg

食後はコーヒー。


機体はもう降下を開始した。


コーヒーを飲み干し、足置きを下げ、椅子の背もたれを立てて着陸の準備をしよう。


今日も楽しい、ANAの羽田/金浦線でした。







FullSizeRender.jpg

ちょっと以前のお話し。


羽田空港国際線ターミナルの朝。


ANAスイートラウンジでのんびり朝御飯を食べる。


お供は、何時もの朝シャン、テタンジェ。


今はピペ・エドシックに代わっているが、この時はまだテタンジェだった。




FullSizeRender.jpg
朝食は何時も、たっぷりのサラダで始める。


青い葉物野菜だけではなく、根菜や緑黄色野菜も一緒に食べる。


一日30種類以上の食材を食べるためには、朝のサラダで多くの種類を摂取することが大事。


FullSizeRender.jpg
サラダでお腹を満たしたあとは、肉類、チーズ、そしてフルーツでシャンパーニュを味わう。


大好きな青かびチーズ、フルムダンベールはかなり大きくカットした。



FullSizeRender.jpg
搭乗前に酔ってしまわないように、サンドイッチもお腹に入れながら朝シャンを続ける。


胡桃、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオもシャンパーニュに良く合う。


FullSizeRender.jpg

仕上は、蓮根カレー。


これがピリ辛でコクがあり、美味いのだ。


でも充分に食べ過ぎ。



FullSizeRender.jpg
食後の口直しは、ハーゲンダッツ、クッキー&クリーム。


食べ過ぎの上に、カロリー過多。




FullSizeRender.jpg
カプチーノを飲んで、軽い酔いを醒ます。


さて、そろそろ搭乗時間だ。


ちょっと近場に遊びに行ってきます。







IMG_20150417_215722.jpg
丸ノ内の『ドン・ピエール・ハート』で開催された、ドメーヌ・アンペリデのオーナー、フレデリック・ブロシェ氏を迎えてのワイン会の続き。


5本目のワインは、マリニーヌフ、ピノ・ノワール、2012年。


ドメーヌ・アンペリデは、ロワールを代表するビオ・ワインの造り手。


そしてフレデリック・ブロシェ氏はワイン醸造学やテイスティング認識学の権威でもあり、ドメーヌの経営の傍ら大学で教鞭も取っている。


そんなフレデリックが造るワインは多彩だ。


今夜もスパークリング、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ロゼと飲み、そしてピノ・ノワールに至った。


IMG_20150417_215753.jpg
グラスに注ぐと、綺麗な淡いルビー色。


冷涼なロワールで造られるピノ・ノワールは、クリアーでとても綺麗な仕上がり。


チェリーやフランボワーズの香りを持ち、ストラクチャーはシンプル。


果実味と酸もしっかりしている。




DSC_4325.jpg
続く料理は、蟹クリームコロッケ、サーモンのポアレ、ブールブランソース。


今夜はシェフも料理に力が入っているようだ。




IMG_20150417_215831.jpg
そしていよいよ6本目、最後のワインはマリニーヌフ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2012年。


紹介ではカベルネ・ソーヴィニヨンということだが、エチケットにはカベルネとしか書かれていない。


ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランが使われているそうだ。











IMG_20150417_215857.jpg

このカベルネも洗練されている。


ビオ・ワインであることを忘れさせる、自然な果実味と熟成感を備えている。


洗練されたカベルネだ。


収穫後茎を全て取り除いて発酵させ、オークの樽で8か月間熟成させているとのこと。


合わせるメイン料理は、チキンのフリカッセ。
IMG_20150417_215924.jpg
〆にはハヤシライスが出される。


でも、写真を撮り忘れ。



『ドン・ピエール・ハート』では、コース料理に必ずハヤシライスかカレーライスが出される。


どちらも店の人気メニューなのだ。


IMG_20150417_220001.jpg
デザートは、私はフルーツロール。


彼女はティラミスのムースを選んだ。


食べ過ぎだとは思うが、デザートは別腹。


美味しくいただいてしまう。


IMG_20150417_220023.jpg
かの有名なフレデリック・ブロシェ氏と親しくお話ししながらワインとフレンチを味わえるとは、本当に素晴らしい夜だった。


彼女もフランス語と英語での会話を楽しんだようだ。


木本店長の急なお願いに応じて参加したが、今や木本さんに心からお礼を言いたい。


IMG_20150417_220236.jpg
これが今夜飲んだワインのラインアップ。


どれも美味しくどんどんグラスを重ねてしまい、ボトル二本分くらいは飲んでしまったと思う。


丸ノ内の『ドン・ピエール・ハート』で彼女と過ごす、美味しく楽しい夜でした。






IMG_20150417_215332.jpg
丸ノ内のKITTEにある『ドン・ピエール・ハート』で開催された、ドメーヌ・アンペリデのオーナー、フレデリック・ブロシェ氏を迎えてのワイン会の続き。


ドメーヌの名前”アンペリデ”は、ギリシャ語でぶどうを意味する”アンペロス”に由来している。


そしてドメーヌ・アンペリデは、ロワールを代表するビオ・ワインなのだ。


マリニーヌフ、スパークリング・ブリュットの次は、マリニーヌフ、ソーヴィニヨン・ブラン、2013年が抜栓された。




IMG_20150417_215358.jpg
色が上手く写らなかったが、ソーヴィニヨン・ブランにしては濃いめの黄金色。


柑橘系の爽やかな香り。


グレープフルーツのニュアンスに、酸とミネラルが綺麗に絡み合う。









DSC_4319.jpg
合わせる料理は、シーフードザラダ。


爽やかで酸味のあるソーヴィニヨン・ブランと良く合う。



IMG_20150417_215543.jpg
三本目のワインは、マリニーヌフ、シャルドネ、2012年。


え、アンペリデはロワールのドメーヌでは。


それでもシャルドネを造っているのです。


ところでエチケットのMは、マリニーヌフの頭文字を表しているだけではない。


ボトルを横に倒すと、ブロシェ氏の頭文字のBになると共に、ブロシェ=カワカマスの顔にもなるのだ。





IMG_20150417_215611.jpg

口に含むと自然な果実味が豊かで、ブリオッシュのような香ばしい香りを持つ。


酸味もしっかりとあり、まさに上質のシャルドネである。


ロワールでこんな素晴らしいシャルドネが造られているとは驚きである。








IMG_20150417_215211.jpg

更に4本目のワインが出される。


マリニーヌフ、ロゼ、2012年。


ぶどうは、ガメイ、ピニオ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンが使われている。


次々と抜栓されるワインは、どれも素晴らしい。


やはりブロシェ氏は只者ではない。


抜栓と言ったが、マリニーヌフにはスクリューキャップが使われているので、開栓と言った方が良いだろう。



IMG_20150417_215243.jpg
ロゼは、シャンパーニュグラスで供された。


口に含むと、しっかりとした熟成感を持っている。


こんなにしっかりとしたロゼは珍しい。


ブロシェ氏もロゼの説明に熱が入っている。


柔和な顔のブロシェ氏も、ワインを説明する時にはきりっとした表情になっている。



IMG_20150417_215642.jpg
フレデリック・ブロシェ氏は、ボルドー大学で醸造学を学ぶと共に、テイスティングの認識学で博士号も取得。


醸造学の権威であり、ドメーヌ・アンペリデを率いると共に今も大学で教鞭を取っている。


更に、パリのフォションのワイン部門の統括も行っているそうだ。


そんな有名な人物だが、とても気さくで話しやすい。


彼女と過ごす、丸ノ内KITTEの『ドン・ピエール・ハート』でのドメーヌ・アンペリデ、ワイン・メーカーズ・ディナーの続きは、また明日。