ワインは素敵な恋の道しるべ -385ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜はお気軽な泡を抜栓。


フランスのスパークリング・ワイン、ヴァン・ムスー。


まさに、”泡のワイン”であるが、デイリー・ワインのヴァン・ムスーを飲むのは初めてかもしれない。


泡と言えば、シャンパーニュが中心。


ヴァン・ムスーでも、クレマン・ド・ブルゴーニュ、クレマン・ダルザス等、好きな銘柄や造り手が多いので、それ以外のヴァン・ムスーまで試す機会が無かったのだ。


アノザムール、ブラン・ド・ブラン、ブリュット、キュヴェ・デ・ザンジュ。


自分では買うはずがないので、誰かが置いて行ったものだろう。


それにしても、デイリー・ワインのヴァン・ムスーでもブラン・ド・ブランで造っているのかと驚く。


でも、ぶどうはシャルドネなのか、シャナン・ブランなのか、それとも他のぶどうなのかは知らない。

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それにしても、名前も素晴らしい。


アノザムール=私たちの愛。


キュヴェ・デ・ザンジュ=天使のキュヴェ。



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ボトルの首の部分にも、Amoursの頭文字のAと、ブリュットの文字が書かれている。


そしてAの文字の両側には、”天使のキュヴェ”らしく、天使が描かれている。






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その裏側を見ると、”IN HONOUR OF ALL LOVERS”と英語で書かれている。


全てのワイン愛好家に敬意を表して、と言った意味なのだろう。


表のエチケットがフランス語であるのに対し、首の部分の裏側は英語で書かれているとは面白い。



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ミュズレを見て、更に驚いた。


フランス語のヴァン・ムスーではなく、英語でスパークリング・ワインと書かれているのだ。


と言うことは、このボトルはフランス国内向けではなく、輸出用に作られたということだ。



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グラスに注ぐと、泡は勢いはあるものの、少し気泡が大きい。


そして時間と共に衰えてきた。


瓶内圧は、ムスーやクレマンよりも低いようだ。


シャルマー方式のヴァン・ムスーなのだろう。


でも飲んでみると、フルーティーで爽快な美味い泡である。


これなら気軽にがぶ飲みできる。


エチケットやミュズレを良く見てみるのも面白いものだ。


今夜も楽しいお家ワインでした。








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千葉中央にあるイタリアン、『アクア・エ・スオロ』での楽しい夜の続き。


イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェのソーヴィニヨン・ブラン、フランス、ラングドック・ルーションのシャルドネを飲んだあとにオーナーが抜栓したワインは、カリフォルニアのニュートンが造るシャルドネ、レッド・ラベル、2014年。


ニュートンの醸造責任者とは赤坂の『ヴィエイユ・ヴィーニュ・マキシム・ド・パリ』で開催されたワイン会でお会いしたことがあるが、ワインをこよなく愛する情熱的な方だった。


このレッド・ラベルには、ソノマの畑のぶどうが66%、ナパの畑のぶどうが34%使われている。


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ニュートンは好きなワイナリーだ。


ぶどうの自然な味わいを損なわず、ノンフィルターで果実味の重厚な素晴らしいワインを生み出している。


色合いは美しい黄金色。


リンゴやパイナップル、熟した洋梨や桃の香りを持つ。


口に含むと、心地よい樽香と素晴らしい果実の凝縮感。


驚いたことに、ジャン・クロード・マスのシャルドネと似ている。


完熟した良質のぶどうを厳選し、自然な果実味を損なわずに醸造すると、こんなワインになるのだと両者は語っているかのようだ。


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シーザーサラダの次に注文したのは、馬肉のカルパッチョ。


普通は牛肉なので、馬肉とは珍しい。


馬刺しは好物なので、迷わず注文した。



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続く料理は、トリッパと香味野菜のトマトソース煮。


トリッパも好物なので、よく食べている食材である。


熱々の状態でテーブルに届くと、香ばしい香りが食欲を誘う。


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トリッパをパンに載せて食べる。


これは美味い。


ワインをどんどん飲んでいるが、トリッパとパンをお腹に入れると酔いを防ぐことができる。


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私は、一人で外食をすることはほとんど無い。


今夜は一人なのでちょっと寂しく思っていたが、オーナーの淺野さんとのワイン談議が楽しく、一人であることを忘れてしまう。


淺野さんが、お客さんに少しでも安く美味いワインを飲んでもらうためにワイン選びに努力されていることが、話からも伝わってくる。


ワインのソムリエ資格に加え、野菜ソムリエの資格も持たれている。


オーナーがワインと料理に熱い想いを持っている店は、客にもその情熱が伝わってくる。


前回の写真に比べれば今回の写真は良く撮れているので、ちょっとほっとする。


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淺野さんが選んでくれた赤は、再びイタリアン。


今夜のワインはイタリアで始まり、フランス、アメリカと回り、再びイタリアに戻ってきたことになる。


アブルッツォ州のファルネーゼが造る、エディツィオーネ、チンクエ・アウトークトニ、No.14。


凄いワインを選んでくれた。


ファルネーゼの最高峰のワインで、ルカ・マローニ誌で何度も最優秀ワインに選ばれている。


このN0.14 (2012年ヴィンテージ) も、2015年版で赤ワイン部門の第一位に輝いている。


エディツィオーネは単一州のぶどうではなく、アブルッツォ州とプーリア州のぶどうを混ぜて使用しているため、ワイン統制法に従ってヴィンテージを表記することができない。


そこで毎年No.が付けられており、No.14は2012年ヴィンテージに当たる。


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と言うことは、エディツィオーネのファースト・ヴィンテージは1999年ということになる。


ところで、このボトルはとても重い。


ワインと同じく重厚感があるのは良いが、あまりに重いので、中にどの位ワインが残っているのかわからないのが問題だ。


色合いはとても濃いガーネット。


プラムやブラックベリー等の黒果実、そして焦げたオークやバニラも感じる。


素晴らしい熟成感を持ち、タンニンは重厚で滑らか。


オークのバリックで発酵させ、12~14ヶ月熟成させた後にリリースされている。


セパージュは、モンテプルチアーノ33%、プリミティーヴォ30%、サンジョヴェーゼ25%、ネグロアマーロ7%、マルヴァジーア・ネーラ5%。


因みに名前の"チンクエ・アウトークトニ"とは、"5種類の土着ぶどう品種"という意味である。


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〆のパスタは、オーナーお薦めの”名物、激辛、ペンネ・アラビアータ”。


確かに非常にホット!


でも、この辛さが病み付きになる美味さ。


まだ赤ワインを飲みたかったので、チーズの盛り合わせをお願いした、が、写真を撮り忘れ。


パルミジャーノ・レッジャーノ、ミモレット、シェーブル、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ。


食べ頃のチーズを揃えておくのは、チーズ文化が定着していない日本ではレストランにとって結構負担となる。


だから、美味しいチーズを置いている店は貴重だ。


ウォッシュドも食べたいところだが、ここは一人何万円もする高級フレンチではないので、この我儘は封印。


グルメ仲間の推薦ではない初めてのお店が当たりの確率は、とても低い。


でも『アクア・エ・スオロ』は大正解。


ちょっと食べ過ぎ飲みすぎでしたが、楽しい千葉中央の夜でした。








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久し振りの日本でのこと。


今夜は千葉中央で一人ご飯。


家に帰って夕食をとる予定だったが、用事が長引き、お腹が空いたので食べて帰ることにした。


選んだお店は、『アクア・エ・スオロ』。


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駅ビルの中にあるので、すぐに電車に乗ることができて便利。


店構えは、まさにイタリアン。


木の板に書かれた名前で、ここが目的の店であることを確認する。


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店内はリストランテでもピッツェリアでもなく、トラットリアと言った感じ。


今夜のおすすめ料理とグラス・ワインが大きな黒板に書かれている。


さて、今夜は何を食べようか。


一人なので、ワインはボトルではなくグラスで何種類か飲んでみようと思う。


IMG_20160216_225230.jpg お店のオーナーとグラス・ワインの相談をしていると、「これを飲みながら選んでください」と、グラス・ワインのサーヴィス。


ワイン談議に花が咲きワイン選びに時間が掛かりそうだったので、オーナーが気を利かせてくれたのだ。


こんなちょっとした気遣いが、初めて訪れたお店の居心地を良くしてくれる。


イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のグルッポ・メッツァコロナが造る、トロイ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィニェティ・デッレ・ドロミティ、2013年。


トレンティーノのワインを飲むのは久し振り。


トレンティーノ・アルト・アディジェ州のワインはイタリア語かドイツ語表記だが、このワインは裏のエチケットの説明書きに英語が使われている。


と言うことは、輸出用にデザインされたボトルのようだ。


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色合いはレモン・イエロー。


柑橘系の香り。


口に含むと桃やパイナップルのニュアンス。


酸は控えめだが、ミネラル感はしっかりとある。


フレッシュで爽快なソーヴィニヨン・ブランだ。


これはスターターとして、とても良い。


オーナーのご配慮に感謝。


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頼んだ料理は、シーザーサラダ。


最初にサラダを食べるのは、ダイエットの王道。


色々食べたいのでスモール・サイズで頼んだが、それでも充分なヴォリュームがある。


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次のグラス・ワインは、ジャン・クロード・マスのシャルドネ、レゼルヴ、2013年。


え、ここはイタリアンでは?


オーナー曰く、美味くてリーズナブルな価格で手に入るワインがあれば、フランス産でもカリフォルニア産でも置いているのだそうだ。


ワイン・ラックを覗くと、ケンゾーのアサツユやシャトー・カロン・セギュールもあるし、アルマヴィーヴァやオーパス・ワンまで置いている。


アルマヴィーヴァは、チリでコンチャ・イ・トロとバロン・フィリップ・ド・ロートシルトがジョイントで造る素晴らしいワインで、名前はモーツァルトの「フィガロの結婚」に出てくるアルマヴィーヴァ伯爵に因んでいる。


そして日本酒の獺祭も各種揃えられている。


そこで、獺祭の名前の元となった故事と、旭酒造所在地の地名(岩国市周東町獺越)などをひとしきりご紹介してしまう。


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余談が長くなってしまったが、ジャン・クロード・マスは今を時めくラングドック・ルーションの人気醸造家。


このシャルドネはブルゴーニュのものとは異なり、果実味の凝縮感が半端でなく、ラングドック・ルーションの太陽の恵みを感じる。


色合いも輝く黄金色で、南国系の果実や桃、熟した洋梨の香りを持つ。


口に含むと素晴らしい凝縮感を持ち、樽香やヴァニラ香も心地よい。


さすがジャン・クロード・マス、重厚だが切れの良い辛口に仕上がっている。


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この方が代表の淺野学さん。


ブログへの顔出しをお願いしたところ、「エッ・・・、」とちょっと恥ずかしそうな顔をされた。


まさにその瞬間を撮影してしまった。


ワインに愛情を持たれている方との話は楽しい。


話が弾み、また新しいボトルを持って来られて、抜栓。


これで三本目を開けたことになる。


『アクア・エ・スオロ』での楽しい夜は、まだ続きます。









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今夜は、大好きなカリフォルニアの造り手のワインを抜栓。


ナカイ・ヴィンヤードのメルロー、2008年。


中井章恵(ナカイヨシアキ)さんがロシアン・リヴァー・ヴァレーで造るワインである。


今まで私のセラーのナカイ・メルローは全て2006年ヴィンテージで、昨年の秋にこのヴィンテージは飲み終えた。


最後のボトルは9年間の熟成を経たことになるが、ますます美味さが増し、長期の熟成に耐えるワインであることがわかった。


現在販売されているヴィンテージは2012年なので、熟成感を味わうにはかなりの期間保管しなければならないことになる。


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今回のボトルは正規代理店のデプト・プランニングから直接分けてもらったので、2008年と言うバック・ヴィンテージを手に入れることができた。


ボトルのエチケットには、中井さんのサインを入れてもらった。


普通はボトルにサインを入れるのだが、それでは飲み終えた後にボトルを捨てるとサインも失われてしまう。


そこで私用には、エチケットにサインを入れるようにしてもらっている。


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こうすれば、サイン入りのエチケットとして保管することが出来るのだ。


裏面には、中井さんのぶどう造り、ワイン造りの基本的考え方が簡明に記されている。




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2008年のコルクには刻印が無く、何となく味気ない。


今まで飲んだ他のボトルのコルクには、ナカイ・ヴィンヤードの文字と中井さんの”丸に三つ柏”の家紋が刻印されていた。



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2008年ヴィンテージなので、ボトリング後6年程度経過していることになる。


コルク下面の着色は濃く、酒石も少し付いている。


香りも問題なく、濡れ具合も綺麗で状態は良いようだ。


テイスティングが楽しみになる。



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色合いはかなり濃い。


口に含むと、既に充分な熟成感を持っていることがわかる。


カシスやブラックベリーのニュアンス。


腐葉土やバニラも感じる。


樽香も心地良く、タンニンは円やか。


2006年は美味しかったが、2008年もなかなか良いようだ。



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このボトルを分けていただいた時の、中井さん。


ぶどう栽培、ワイン醸造について質問すると、食事を忘れて熱心に説明してくれる。


決して饒舌ではないが、言葉の一つ一つに実体験が詰められており、ぶどうとワインに対する強い愛情を感じる。


こんな中井さんが大好きだ。


新しいヴィンテージも美味しかった、今夜も楽しいお家ワインでした。




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今夜は何を飲もうかと、セラーを覗き込む。


あれ、一昨年の春に旅したバルセロナで購入してきたワインがまだ残っていた。


サンジョセップ市場近くのワイン・ショップで、数本を購入した内の1本だ。


フィンカ・エル・レホネス、アイレン、2013年。


バルセロナで購入したので、大部分はカタルーニャのワインを選んだが、このワインは良く見るとヴァルデペナスのワインだ。


ヴァルデペナスはカスティーリャ・ラ・マンチャ州にある九つの原産地呼称のひとつ。


カスティーリャ・ラ・マンチャはスペイン最大のワイン産地で、スペイン産ワインの実に50%を占めている。


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その生産量を支えているのが、乾燥したカスティーリャ・ラ・マンチャの気候に耐えるアイレン種のぶどうで、単一のぶどう品種としては世界最大の生産量を誇っている。


色合いはかなり濃い黄金色。


香りはフルーティ。


熟した洋梨やメロンの香り。


口に含むと、乾草のニュアンスを持つ辛口。


酸は強くなく、余韻も短い。


日本ではアイレン種のワインを飲むことはほとんど無い。


もっとアイレンを知るために、見付けたら買おうと思う。


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これがサンジョセップ市場の入り口。


バルセロナの繁華街に位置し、観光名所にもなっている。


中には野菜・果物のお店や、生ハム・サラミの専門店、チーズの専門店等が多数軒を揃えている。

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市場の中には、カウンター席を持つ食堂もあり、ワインと共に旨い料理を味わうことができる。


そして市場の正面向かって右手にあるのが、このワイン・ショップ。


スペイン・ワインには詳しくないので、店の方に相談して数本を購入した。


バルセロナの楽しい旅を思い出す、今夜も楽しいお家ワインでした。







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今夜はトスカーナの大好きなワインを抜栓。


グイダルベルト、2007年。


サッシカイヤで有名な、テヌータ・サン・グイドのワインである。


このワインは彼女が好きなので三本購入した。


1本は彼女にプレゼントし、1本は彼女と一緒に飲み、そして残った1本を今夜飲むことにしたのだ。


サッシカイヤのセカンドと言われることもあるが、セカンドと言うより弟分的位置づけのワインである。


グイダルベルトの畑は、サッシカイアの畑の道一本隔てた隣。


サッシカイアがイタリアでも手に入らないので、イタリア国内向けを意識して造られた、"早く飲んで美味しいサッシカイア"なのだ。


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エチケットの上部には、サッシカイアの名前とロゴが入っている。


グイダルベルトにはセカンド・ワインがある。


同じ畑から造られるレ・ディフェーゼがそれであり、レ・ディフェーゼでも充分に美味しいのだ。


グイダルベルトが無いときはレ・ディフェーゼを飲んでいるが、どちらも手に入りにくいワインである。


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コルクの状態はとても良い。


ワインに接していた部分は赤黒くなっており酒石も付いているが、弾力性に富む良いコルクなので、あまり上部までは濡れていない。


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ワイナリー名とヴィンテージの他に、産地の名前、ボルゲリが刻印されている。


今では有名な産地となったボルゲリだが、それもひとえにサッシカイアのお陰と言える。


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シールキャップはシンプル。


このサッシカイア・ブルーとも言える、濃く明るいブルーが好きだ。



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イタリア最高のエノロゴ、ジャコモ・タスキのワイン造りがしっかりと活きている。


熟成は、新樽バリック30%(フレンチ・オークとアメリカン・オーク半々)、セカンド・バリック30%、そしてサッシカイア使用バリック40%を用いて行われる。


12か月の樽熟の後に、グイダルベルトとレ・ディフェーゼに選別されている。


2007年のセパージュは、メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、サンジョヴェーゼ・グロッソ10%。


充分な熟成期間を経ているので、タンニンはとても滑らか。


ビター・チョコレート、プラム、ブラックベリーの果実味を持ち、強い熟成感とのバランスが良い。


強く深く、そして洗練されたボディだ。


やはりテヌータ・サン・グイドのワインは最高だ。


今夜も楽しい、お家ワインでした。






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仁川国際空港を乗り換えのため利用した時の事。


広い空港ターミナル内に、美しい弦楽四重奏の調べが響いている。


ラウンジとは反対方向になるが、思わず美しい音色に誘われてしまう。


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コンコースの一角で、生演奏がされていた。


多くの人が脚を止め、演奏に聞き入っている。


韓国ではクラシック音楽が盛んで、世界的にも著名な多くの演奏者や歌手を生み出している。


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ラウンジに向かう途中にある機械。


何かと思って良く見ると、携帯電話の無料充電器だった。


色々な機種に合わせて、端子が複数設置されていて、6台ほどのスマホが充電中だ。


機械が大きい割にスマホを置けるスペースが限られているので、10台ほどでいっぱいになってしまう。


それでもこんな配慮があるのは、IT先進国の韓国だけのことはある。



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韓国では遠距離バスだけでなく、近距離や街の限られた範囲だけを巡回するバス(マウル・バス=村のバス)にもGTSが搭載されていて、バス停には何番のバスが何分後に到着するか電子掲示板で示されている。


掲示板が無いバス停では、スマホを翳せば到着時間がわかるのだ。


行政サービスも電子化が進み、駅に設置された機械で行政書類を簡単に入手することができる。


もっとも、セキュリティーの問題がどうなっているのかは気になるところだ。


なんて思いながら先に進むと、ゲート前の椅子の横にも充電スポットが設置されていた。


こちらは、自分で充電端子を持ち歩いている人用だが、旅行者は大抵携行しているので、これは便利だ。


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ようやくアシアナ航空のビジネス・ラウンジに到着。


ラウンジはとても広く、真ん中のレセプションを挟んで左右に同じ造りのラウンジが二つある。




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私は何時も、スマホやPCの充電が出来る窓際の席に座ることにしている。


目の前には、アシアナ航空の機体が何機も駐機している。


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機内で食べてきたし、次の搭乗便でも食事が出るのだが、何となく料理を少し皿に取ってしまう。


サラダに少量のパスタ。


それに干しブドウを刻んだオリーブを載せ、バルサミコ・ドレッシングを掛ける。


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お供は、チリのサンタ・イネス、シャルドネ、2014年。


チリのワイン造りの聖地、マイポ・ヴァレーにあるワイナリーで、オーガニック栽培でぶどうを育てている。


イタリア系移民の家族が三代にわたって経営し、良質のワインを生み出している。


このラウンジでは他にドイツのダインハルド、グリーン・ラベル、リースリング、2012年も置かれている。


良質のワインだがちょっと甘味が強いので、私は何時もサンタ・イネスの方を飲んでいる。



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温かい料理も少し食べることにする。


肉団子のトマトソース煮といったところか。


それにフレンチフライを盛り合わせる。



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温かいご飯ものもあったので、小皿に取って味見することにする。


最初はポックンパブ(韓国の焼き飯)かと思ったが、炊き込んで作っていた。




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温かい料理には、赤ワインを合わせる。


チリのテラプラ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。


セントラル・ヴァレーにある新しいワイナリーの製品だ。


テラプラとは、ピュアー・テロワールという意味なのだそうだ。


それほどボディは強くはないが、カベルネの果実味が充分に味わえる、綺麗な出来栄えのワインだ。






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席の前には、色々なプラグに適応したこんなコンセントが設置されている。


そう言えば日本のラウンジのコンセントは日本仕様になっているので、海外の旅行者には不便だろうと思う。


コンセントは二個あるので、スマホとPCを同時に充電しながら使えるので便利だ。


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ラウンジを出て搭乗ゲートに向かっていると、何やら鐘や太鼓の音が聞えてきた。


何かと思って観に行ってみると、李朝時代の衣装に身を包んだ人たちが行列していた。


この季節は、韓国も旅行者へのサービスが中々良い。


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右半分には厳めしい男性達が並ぶが、左半分には女官達が並んでいる。


観光客が次々と列に加わり、記念写真を撮っている。


とても楽しい催し豊富な、仁川国際空港でした。






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羽田空港から韓国金浦空港へのANA便に搭乗した時のこと。


この線にはいっぱい搭乗しているので、どの写真が何月の時のものかわからなくなってしまった。


今回は、羽田から金浦に飛び、金浦から仁川へサーフェス・トランスファーし、仁川から再び飛び立つという旅程。


仁川へ直接行けばよいのだが、それだと成田発になるので不便である。


それに、ANAには今はもう羽田/金浦線しかなく、仁川に行くにはアシアナ航空の成田/仁川線に乗らなければならないのだ。


と言う訳で、水平飛行に移るとすぐにシャンパーニュで乾杯。


シャルル・コラン、ブリュット。


ピノ・ノワール主体の美味いシャンパーニュである。


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おつまみでシャンパーニュを楽しんだ後は、料理が一度に出される。


羽田/金浦線は、時間が掛かる金浦行きでも飛行時間は2時間ちょっと。


離着陸時間を除くと、水平飛行で飲食できる時間は1時間ほどとなるので、結構忙しいのだ。


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前菜は、蟹とアボカドのガスパチョ風ゼリー寄せと、かぼちゃのテリーヌ。


ワインは、更にシャンパーニュの小瓶を抜栓。


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メインは、チキンのグリル、トリュフ風味ソース、白菜入りマッシュポテト添え。


本来は白ワインか赤ワインにしたいところだが、そのままシャンパーニュの小瓶3本目を抜栓。


小瓶とはいっても、180ml入りなので、4本飲めばフルボトル1本分になる。


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搭載されている白ワインは、ビクトール・ベラールのブルゴーニュ、シャルドネ、2013年。


赤ワインは、ボルドーのシャトー・ド・レグリース、2013年。


食後は、シフォンケーキとコーヒー。


映画を見ながら食事をし、シャンパーニュを飲んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまう。


もう着陸準備となった。


今回も楽しい、ANAの羽田/金浦線の旅でした。




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羽田空港の国際線ターミナル、ANAスイート・ラウンジでのんびり過ごす搭乗前のひと時の続き。


シャンパーニュ、シャルドネ、ピノ・ノワールと飲んでいると、更にまた何か食べたくなった。


そこで注文したのは、ハンバーガー。


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焼き上げたハンバーグステーキをバンズに挟んだだけのシンプルなハンバーガー。


でもこれが美味いのだ。


熱々のハンバーグにかぶりつくと、中から肉汁がほとばしり出る。


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これに合わせるには、ピノ・ノワールではなく、やはりカベルネ・ソーヴィニヨンかメルローだ。


急いでワイン・コーナーに行き、該当するワインを探す。


ミネルヴァのシラーもあり、ちょっと迷うが、スペインの赤を選んだ。


ヴィーニャ・モンテラの、カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー、2013年。


初めて飲む造り手だが、バルセロナに旅して以来、スペイン・ワインの美味しさに目覚めてしまった。


この赤も、熟成感と果実味がぎゅっと詰まった、素晴らしいフル・ボディをしている。

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あれ、でもハンバーガーと一緒に写真に納まっているのは、ピペ・エドシック。


赤ワインを持ってくるときに、シャンパーニュも飲みたくなって持ってきてしまった。


実はハンバーガーにシャンパーニュは良く合うので、時々一緒に楽しんでいる。(アメリカ的でイメージは良くないのですが、禁断の美味しさなのです・・・。)


もちろんシャンパーニュのあとは、ヴィーニャ・モンテラをゆっくり楽しみました。


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食後は、ハーゲンダッツ、クッキー&クリーム。

コチンコチンに凍っているので、早めに持ってきて温めておかないと、なかなか食べることが出来ない。


そこで今日は、ハンバーガーが出来上がった時に一緒にテーブルに届けてもらった。


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でも、蓋を開けてみると、ちょっと柔らかくなりすぎ。


ワインをゆっくり味わいすぎたようだ。


でも食べやすいのは良いことだ。


あっという間に完食。



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食後のコーヒーを楽しむことにする。


今日は搭乗前にちょっと食べ過ぎ、飲みすぎたようだ。


濃い目のコーヒーが美味い。



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「今日の特別なケーキはいかがですか?」と持ってきてくれた。



聞くと、有名なお店のケーキだ。


上に載ったチョコレートでこの記事の季節がわかってしまう。


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「コーヒーのお代わりをお持ちします」と言われたので、「いや、ピペ・エドシックをお願いします」と答えてしまった。


さっきはハンバーガーにシャンパーニュを合わせると美味いと書いたが、ビターチョコレートのケーキにも、シャンパーニュは合うのだ。


ちょっと以前の記事ですが、羽田空港国際線ターミナルにあるANAスイート・ラウンジでの搭乗前の楽しいひと時でした。










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一時帰国していた日本から、再び飛び立つことに。


搭乗前のひと時を、羽田空港国際線ターミナルにあるANAスイート・ラウンジでのんびりと過ごす。


最初のグラスは、やはりシャンパーニュ。


ピペ・エドシック。


日本ではパイパー・エドシックと表記されることが多いが、やはり母国語の発音でピペ・エドシックと呼ぶほうが好きだ。


カンヌ映画祭の公式シャンパーニュでもあり、マリリン・モンローが愛したことでも有名なメゾンだ。


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目の前には、787型機が駐機している。


就航時はリチウムイオン電池の発火問題で随分と物議を醸したが、最近はこの問題はとんと聞かなくなってしまった。


私自身は787型機が好きで、就航以降好んで搭乗している。


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搭乗前にはあまり食べ過ぎない方が良いのだが、スイート・ラウンジの食事は美味しいし、野菜も新鮮なのでついつい皿に取ってしまう。


まずは、定番のサラダ。


グリーンリーフ類、玉ねぎとトマト、海藻類、ポテトとフンギ、そしてパスタ・サラダを盛り合わせると、かなりの数の食材を一度に摂取することができる。


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サラダをお腹に入れた後は、ワインに合うおつまみを幾つか皿に取る。


小皿料理が充実しているので、色々組み合わせて食べるのも楽しい。


そしてチーズは月替わりで、ハードタイプが1種類と、ブルー系か白カビ系が1種類出される。


今日のチーズは、ピエダングロワとレッドチェダー。


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シャンパーニュを3杯飲んだ後は、白ワインに切り替え。


普段はシャンパーニュだけしか飲まないことが多いので、置かれている銘柄が何なのか、たまにはチェックしてみることにしたのだ。


三種類の白の中から選んだのは、イタリア、アブルッツォ州のグラン・サッソが造る、シャルドネ、テッレ・ディ・キエッティ、2014年。


アブルッツォ州の一番高い山の名前を冠したグラン・サッソは、コストパフォーマンスの高いワイン造りで有名。


このシャルドネも、凝縮した果実味と酸のバランスの良い、素晴らしいボディをしている。


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ちょっと飲みすぎの感もあるので、質感のあるものも食べておくことにする。


このパスタ、シンプルなポモドールソースだが、とても美味い。


ここでは良く注文するメニューである。


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パスタを食べていると、赤ワインも飲みたくなった。


ブルゴーニュの赤を選択。


ドメーヌ・ミッシェル・ジュイヨのメルキュレ、2013年。


1404年からワイン造りを続けている、メルキュレの名門である。


18か月から24か月間樽熟成をさせており、新樽比率は1/3。


メルキュレらしい美味いワインである。


さて、搭乗までにはまだ時間があるようだ。


この続きは、またの機会に。