搭乗前のひと時を、羽田空港国際線ターミナルにあるANAスイート・ラウンジでのんびりと過ごす。
最初のグラスは、やはりシャンパーニュ。
ピペ・エドシック。
日本ではパイパー・エドシックと表記されることが多いが、やはり母国語の発音でピペ・エドシックと呼ぶほうが好きだ。
カンヌ映画祭の公式シャンパーニュでもあり、マリリン・モンローが愛したことでも有名なメゾンだ。
就航時はリチウムイオン電池の発火問題で随分と物議を醸したが、最近はこの問題はとんと聞かなくなってしまった。
私自身は787型機が好きで、就航以降好んで搭乗している。
搭乗前にはあまり食べ過ぎない方が良いのだが、スイート・ラウンジの食事は美味しいし、野菜も新鮮なのでついつい皿に取ってしまう。
まずは、定番のサラダ。
グリーンリーフ類、玉ねぎとトマト、海藻類、ポテトとフンギ、そしてパスタ・サラダを盛り合わせると、かなりの数の食材を一度に摂取することができる。
サラダをお腹に入れた後は、ワインに合うおつまみを幾つか皿に取る。
小皿料理が充実しているので、色々組み合わせて食べるのも楽しい。
そしてチーズは月替わりで、ハードタイプが1種類と、ブルー系か白カビ系が1種類出される。
今日のチーズは、ピエダングロワとレッドチェダー。
普段はシャンパーニュだけしか飲まないことが多いので、置かれている銘柄が何なのか、たまにはチェックしてみることにしたのだ。
三種類の白の中から選んだのは、イタリア、アブルッツォ州のグラン・サッソが造る、シャルドネ、テッレ・ディ・キエッティ、2014年。
アブルッツォ州の一番高い山の名前を冠したグラン・サッソは、コストパフォーマンスの高いワイン造りで有名。
このシャルドネも、凝縮した果実味と酸のバランスの良い、素晴らしいボディをしている。
ちょっと飲みすぎの感もあるので、質感のあるものも食べておくことにする。
このパスタ、シンプルなポモドールソースだが、とても美味い。
ここでは良く注文するメニューである。
ブルゴーニュの赤を選択。
ドメーヌ・ミッシェル・ジュイヨのメルキュレ、2013年。
1404年からワイン造りを続けている、メルキュレの名門である。
18か月から24か月間樽熟成をさせており、新樽比率は1/3。
メルキュレらしい美味いワインである。
さて、搭乗までにはまだ時間があるようだ。
この続きは、またの機会に。



