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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は気軽なフランス・ワインを抜栓。


エフ・ジャンテ、コート・デュ・ローヌ、2012年。


初めて飲むワインであり、エフ・ジャンテがどのような造り手なのかは知らない。


輸入元はコルドンヴェール。


イオンとやまやが共同出資で設立したワイン等の食品輸入商社である。


そこでコルドンヴェールのH.P.を開いてみたが、取扱商品の個別説明は行っていない。


販売先がイオンとやまやなので、一般顧客へのサービスは不要と言うことだ。


エフ・ジャンテで検索すると、イオンが情報を発信していた。


でもワインの簡単な紹介だけで、造り手やセパージュ等の詳細情報は掲載されていない。


ぶどうは、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルが使われているとのこと。


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エチケットを見ると、2013年のガルドア・ワイン・コンクールで金賞を受賞している。


南フランスで毎年3月に開催されるコンクールで、2013年は第35回とのこと。


コンクールの案内によると、金賞、銀賞、銅賞の三つのカテゴリーの賞が授与されるそうだ。


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グラスに注ぐと、濃い目の菫色。


ダークチェリーやラズベリーのニュアンスを持ち、スパイスやシナモンも感じる。


タンニンは強くはないが滑らかで、酸とのバランスが良い。


アルコール度数は14%とちょっと高め。


これは上質のコスパ・ワインだ。


今夜も楽しいお家ワインでした。







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『ジャックポット丸の内』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


スプマンテを飲み終えると、白を抜栓。


”牡蠣にシャブリ”の定番を選択。


フィリベール・デュカール、シャブリ、2014年。


ブルゴーニュのワイン・グループ、ポワセの傘下の製品である。


ポワセは1961年にジャン・クロード・ポワセによって創設され、ネゴシアンやドメーヌを次々と傘下に収め、ブルゴーニュ最大のワイン・グループに成長した。


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グラスに注ぐと、輝く黄金色。


グレープフルーツ等の柑橘系の香り。


洋梨や白桃の果実味、そして微かに蜂蜜も感じる。


シャブリらしい火打石の乾いた香りと豊かなミネラル感。


落ち着いた酸も持ち、綺麗なバランスに仕上がっている。






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今夜はミルキーな牡蠣を選んで、4種類注文。


さて、どの順番で食べることにしようか。


どれも身がプリプリふっくらとしており、この冬の出来が良いことがわかる。


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最初の牡蠣は、長崎県諫早の小長井。


一番小振りな物を最初に食べることにしたが、それでも口に入れると充分に大きく美味い。



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佐賀県の竹崎かき。


これも身がはちきれそうで口いっぱいに旨さが広がる。


この時期、九州産の牡蠣が美味いようだ。


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兵庫県の赤穂。


九州産ではないが、関西産。


今夜は厚岸や仙鳳趾などの北海道産は入っていないのだ。


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そして最後は、島根県隠岐の島の岩牡蠣、春香。


岩牡蠣と言えば巨大で殻が厚い牡蠣だと思っていたが、この時期の春香は確かに大振りではあるが想像ほどではない。


味わいは極めて濃厚で美味い。


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生牡蠣の次は、牡蠣フライ。


サクサクと揚げられた新鮮な牡蠣がすこぶる美味。


やはりオイスターバーの牡蠣フライは格別だ。


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今夜は牡蠣尽くし、牡蠣のクリームソースとチーズ焼きも注文。


唇を火傷しそうな熱々の牡蠣を堪能する。



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ホタルイカと菜の花のパスタ。


季節感があって美味い。


お腹がいっぱいになったので、ここの名物の牡蠣の白ワイン蒸しと残り汁で作るリゾットは諦める。


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「もうお腹がいっぱいだね」


「うん、でもデザートは食べましょうよ」


「・・・」


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彼女が選んだのは、ガトー・ショコラ、バニラ・アイス添え。


私はシンプルに、クレーム・ブリュレ。


お腹はいっぱいでも、確かにデザートは別腹のようだ。


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〆のコーヒーは、キンボ。


ナポリを代表するコーヒーで、イタリア国内販売シェアー第二位のブランドだ。


強く濃いコーヒーがいっぱいになったお腹を癒してくれる。


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店を出ると、隣の丸ビル地下を抜け、東京駅丸の内地下コンコースに出る。


丸ビル、新丸ビル、そしてKITTEが出来てこの周辺の地下は格段に綺麗になった。


『ジャックポット丸の内』で彼女と一緒に牡蠣を堪能した楽しい夜でした。





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先月のお話。


”r”が付く月の内に生牡蠣を食べに行こうということになった。


そこで彼女と丸ビルで待ち合わせ、三菱商事ビルの地階にある『ジャックポット丸の内』に向かう。


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店の前には産地別に牡蠣殻が展示され、その違いを見ることができる。


ここは人気店なので早めに予約しないと席を確保できない。


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今夜は幸いなことに、店の一番奥の広いテーブルを確保することができた。


カウンターの上の大きな黒板には今日入荷した牡蠣の名前が書きだされ、味の濃厚さが星印で示されている。


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席に着くと、スパークリング・ワインで乾杯。


選んだワインは、イタリア、ヴェネト州のベッレンダが造る、モンテベッロ、スプマンテ、ロゼ。


勢いのある泡立ち。


チェリーの香りを持ち、すっきりとした後味の辛口。


ぶどうはラボーゾ100%。


オーナーのコスモ一族はこの地で古くから自家用ワインを造っていたが、本格的生産のためにベッレンダを設立したのは1987年と新しい。


彼女との話に熱中し、ボトルの写真を撮り忘れ。


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お通しも牡蠣。


蒸して味付けされた牡蠣が美味い。


ワインをどんどん飲んでいると酔いが回ってしまうので、牡蠣=シー・ミルクを早目にお腹に入れておくことは重要。


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最初の料理は、三種の海の幸のカルパッチョ。


色々な野菜がトッピングされているのが嬉しい。


女性客が多い理由がわかる気がする。


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大きなボウルにクラッシュド・アイスを敷き詰めて、生牡蠣が届いた。


4種類を2個ずつ注文した。


今冬の牡蠣は、昨年に比べて育ちが良く美味そうだ。


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ここではレモンに加え、色々なソースで食べることが出来る。


ワインビネガー、カクテルソース、チリソース、ポン酢、ホースラデッシュ、そしてボウモア。


ボウモアは、スコットランドのアイラ・モルトだ。


ヨード香の強いアイラ・モルトは二人の好みのウイスキー、嬉しい一品だ。


丸の内の『ジャックポット』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。




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今夜は、気軽なワインを抜栓。


コッパー・エステート・コレクション、カベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。


エチケットには、”Wine of Australia”、”From Australia”と書かれている。


あれ、表記の仕方が普通のワインと異なっていると思い、裏のラベルをチェック。


すると、 原産国がオーストラリアで、ボトリングはマンズワインが行っているとのこと。


更に調べてみてわかったのは、セヴン&アイの限定ワインなのだそうだ。



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コッパー・エステートには3シリーズあるようだ。


コッパー・エステート、コッパー・エステート・プレミアム、そしてコッパー・エステート・コレクション。


このコレクションが最上級キュヴェだが、それでも1000円を切る価格だ。


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色合いはルビー色で、あまり濃くない。


ダークチェリーのニュアンス。


タンニンは軽いが活き活きとした酸を持つフレッシュなボディ。


どんな料理にも合わせることができる気軽なワインである。


たまにはこんな気軽なワインも良いものだ。


今夜も楽しいお家ワインでした。







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今夜は、イタリアの気軽な泡を抜栓。


エミリア・ロマーニャのジャッコバッツィが造る、ラ・モデネーゼ、ランブルスコ・デッレミリア・セッコ、スペシャル・セレクション。


ランブルスコの赤である。


ランブルスコは軽発泡性ワインで、アルコール度数も低い。


このワインは、アルコール度数10%。


気軽に飲めることからアメリカの若者の間で人気となり、”赤いコーラ”と呼ばれている。


私もランブルスコは好きで、パスタやピッツァに合わせて飲むために常備している。


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エチケットにはぶどうを収穫する女性の絵が描かれている。


良く見ると”イタリア産品”と英語で書かれており、輸出用であることがわかる。



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ボトル上部には、”100%イタリア産ぶどう”、”スペシャル・セレクション”と、これも英語で書かれている。


モデナ郊外のエミリア地区で作られるランブルスコのぶどうの中から特に良質なものだけを選別して造られているのだそうだ。


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使われているぶどうは、ランブルスコ・サラミーノ60%、ランブルスコ・マラーニ25%、アンチェロッタ15%。


ランブルスコのガス圧は高くないが、このボトルの泡立ちはとても良い。


ストロベリーやラズベリーの香り。


果実味が豊かで、驚くことにタンニンも酸もちゃんと付いている。


バランスの良い、美味いランブルスコだ。


アルコール度数が低いので、一本飲み干しても酔いが気にならないのが嬉しい。


今夜も楽しい、お家ワインでした。





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西麻布の白亜の一軒家レストラン、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で開催された、桜をテーマとした料理とワインの会の続き。


ソムリエの佐々木さんが、「良いワインが開いているのですが、飲まれますか」と言って、素敵なボトルを持ってきてくれた。


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ボルドー、サンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセB、シャトー・フィジャック、2008年。


フィジャックには思い出がある。


ニュルンベルクに住んでいるドイツ人の友人はフィジャックが大好きで、彼と飲む時は何時もフィジャックを二人で三本空けたものだ。


サンテミリオンは彼女も好きな産地。


クラッセAではシュバル・ブランも良いが、彼女が一番好きなのはアンジェリュス。


以前、平松さんが主宰する食事会でアンジェリュスの82年を飲んだが美味かった。


クラッセBではフィジャックが一番だが、ジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻と食事会でご一緒したことから、ヴァランドローも好きになった。


この食事会で、彼女はテュヌヴァン夫人からブラン・ド・ヴァランドローNo.1をプレゼントされたので、とても印象が良いのだ。


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シャトー・フィジャックに合わせ、フロマージュを出してもらう。


熟成したフロマージュを揃えているのが、『ひらまつ』の良いところ。


素敵な女性が説明してくれるが、何故か顔は彼女の方を向いている。


説明の間に、写真をパチリ。


結果、説明を聞き逃し、彼女が選んだのと同じフロマージュを切ってもらうことにする。



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説明を聞いていなかったので名前は定かでないが、シェーブル(山羊)は、サント・モール・ド・トゥレーヌだと思う。


今夜の白、赤ワインと同じく、ロワール地方で造られたものだ。


ウォッシュドも美味いが、絶品なのは熟成の進んだカマンベール。


こんなに美味しいカマンベールは初めてだ。


もちろんブルーも美味い。

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さて、ディジェスティフ、食後酒の時間。


今夜は、ソーテルヌの貴腐ワイン。


シャトー・カントグリル、2006年。


ボルドーの白ワインの大家と言われる、ドゥニ・デュブルデュー博士(ボルドー大学醸造学部教授)が造るワインなのだ。


今夜は既に飲み過ぎているが、デザート(ワイン)は別腹、楽しく味わうこととする。


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色合いはとても濃く、飴色と言って良い。


香りには、グレープフルーツ等の柑橘系果実、そして蜂蜜を感じる。


口に含むと、熟したピーチやアプリコットのニュアンス。


それでいて後味はすっきりとしていて甘すぎる嫌味がない。


本当に綺麗なソーテルヌの貴腐ワインである。


セパージュは、セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。



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デセールは、桜のモンブラン、ほうじ茶のアイスクリーム。


デセールも、テーマは”桜”。


季節感があると、一層美味しく感じる。



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今夜も良く食べ、良く飲んだ。


今夜の料理は、”桜”がテーマ。


白と赤ワインはロワールで揃えたが、その後の赤とデザート・ワインは、ボルドー。


『キャーヴ・ド・ひらまつ』の夜は本当に楽しい。


彼女と過ごす西麻布の夜は、素敵に更けていきました。





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彼女と共に参加した、西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で開催された桜をテーマとした料理とワインの会の続き。


2階のエントランスから螺旋階段を上ると最初に迎えてくれるのが、この大きな生花。


百合の香りがとても素敵だ。


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アペリティフ・メゾン、”桜”の次は、ドゥ・ラドゥセットのプイィ・フュメ、2007年。


ドゥ・ラドゥセットは、パトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵が率いるロワール地方最大の造り手で、プイィ・フュメの半分以上を生産している。


ラドゥセットは、二人が好きな造り手。


特に彼女は、バロン・ド・エルが大好きだ。


ラドゥセット男爵の名を冠し、良いぶどうが収穫された年にのみ生産される、まさにプイィ・フュメの最高峰である。


余談になるが、ラドゥセットは日本で唯一のワイナリー直営のショップを開設している。


表参道の『カーヴ・ドゥ・ラドゥセット』がその店である。


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ラドゥセットは、醸造に樽を使わない。


ソーヴィニヨン・ブランの自然な果実味を活かす醸造を行っているのだ。


2007年ヴィンテージであり、綺麗に熟成が進んでいる。


色合いは若いプイィ・フュメとは異なり、かなり濃い黄金色。


グレープフルーツのような柑橘系の香りを残しながら、熟成の進んだ白が持つ干し藁の香りを持っている。


口に含むと、重厚な熟成感が嬉しい。


酸とミネラル感のバランスも良い。


彼女も、「素晴らしく熟成しているわね」と満足げ。


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前菜は、桜マスのマリネとグリーンアスパラガス、シャンパンのゼリー。


この皿にも、"桜"が使われている。


桜マスとグリーンアスパラガス、春を感じる嬉しい一皿。



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魚料理は、桜ダイのポワレ、焦がしバターソース、チンゲンサイと新ジャガイモのムースとスプラウト。


またまた"桜"を用いた料理。


プイィ・フュメとの相性も抜群。


料理が美味いと、ワインがどんどん進んでしまう。



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今夜は赤ワインも、ロワール。


ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴの、テール・ショード、ソーミュール・シャンピニー、2011年。


ロッシュ・ヌーヴは、ロワールの若き天才醸造家、ティエリ・ジェルマンのドメーヌ。


ボルドーのワイン生産者の家に生まれながら、ロワールに移り、一人で素晴らしいドメーヌを作り上げた。


ぶどうの栽培はビオディナミで行い、収穫は果肉や果汁が果皮で守られている完熟前に実施。


完熟させる方が糖度が上がるが、ぶどう本来の風味が失われるのだそうだ。


発酵は木樽を用い、自然酵母のみで行われている。


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ぶどうは、カベルネ・フラン100%。


ソーミュール・シャンピニーの土壌は、カベルネ・フランに最適なのだそうだ。


彼女はカベルネ・フランのワインは苦手。


飲む前は少し引き気味だったが、一口味わうと、「美味しい」と驚く。


熟成感、酸味、タンニン、全てのバランスが良い。


ストロベリー、フランボワーズ、ブラックベリーのニュアンスとシルキーなタンニンが心地よい。


ロッシュ・ヌーヴを飲むのは初めてだが、天才醸造家と言われる所以がわかった気がする。


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赤に合わせる肉料理は、仔牛バラ肉のハンバーグ、木の芽の香るジュソース、クラシカルなマカロニグラタン。


テール・ショードが強いので、しっかりとした質感のあるハンバーグが良く合う。


やはり『キャーヴ・ド・ひらまつ』は食事もワインも素晴らしい。


彼女と過ごす素敵な夜は、まだ続きます。






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桜をテーマとした料理とワインの会に、彼女と共に参加した。


場所は、西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』。


素敵な、白亜の一軒家レストランである。


エントランスをくぐり、緩やかな階段を上り、2階のレセプションに向かう。


顔馴染の受付スタッフとソムリエが、「高原様、お待ちしていました」と暖かく迎えてくれる。


レセプション・スタッフの女性が、私たちを3階のメイン・ダイニングにある予約テーブルに案内してくれる。


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少し早めの到着。


満席の予約が入っているとのことだが、まだ客の姿はまばら。


あと10分もすると来客でこの部屋が満杯となるのだ。


春の嵐の前の静けさ。


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テーブルの上には、今夜の料理とワインが書かれたカルテが置かれている。


「あ、今夜の白はプイィ・フュメなんだ」と彼女。


彼女はロワールのソーヴィニヨン・ブランが好きなのだ。


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アペリティフ・メゾン、”桜”。


今夜は桜をテーマとした料理とワインの会。


スパークリング・ワインに桜シロップを加えて作ったアペリティフに、桜の花が浮かべられている。


使われているスパークリング・ワインは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム、2013年。


ヴーヴ・アンバルは、アンヴァル未亡人が1898年に設立したクレマン専業のワイナリー。


当時確立されたばかりのシャンパーニュ方式を用いた高品質スパークリングの生産を始め、成功を収めた。


そのミレジムをアペリティフのベースに使うとは、さすが『ひらまつ』。


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部屋の片隅のテーブルには、クレマンがいっぱい入れられたワイン・クーラーが置かれている。


このクレマン・ミレジム、もちろんこれだけ飲んでもとても美味い。


『ひらまつグループ』の、ハウス・スパークリングとも言えるワインで、私達も時々飲んでいる。


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前菜は、グリンピースのムースと甲殻類のゼリー、桜エビのチュイル。


料理にも、”桜”が付いた食材が使われている。

桜エビのチュイルとは、いわば”えびせん”。


海老の香り、甲殻類の香りが漂う一品である。


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横から見ると、グラスの下側にグリーンピースのムースが、そして上側に甲殻類のゼリーが層状にアレンジされており、とても美しい。



グラスが大きいので、ヴォリュームもたっぷり。


二人とも甲殻類が好きなので、嬉しいアミューズ。


でも、甲殻類アレルギーの人には危険な食べ物だ。


もちろんお店では予約時にアレルギーや嫌いな食材について聞かれるので、甲殻類アレルギーの人には別メニューが提供される。


私たちはこの質問を受けることは無い。


何故なら、このお店は私達の好みや嫌いな食材を熟知しているからだ。


西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また次回。





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昨年度は、大学院で真面目に勉強した。


平日は朝9時から夜10時まで授業を受け、土日は復習と論文作成。


そのため、すっかり運動不足となってしまった。


単位をいっぱい取得したので、この春は休むことにした。


一昨年、体重を10kg落としたのに、気が付けばかなりのリバウンド。


そこで、この春からウォーキングを再開した。


早朝に9km、夕方に3~4km速足で歩いている。


数日前の夕方、ウォーキングに出た時のこと。


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桜が咲くと、今まで気が付かなかったところに桜の樹がいっぱいあることに驚かされる。


千鳥ヶ淵、墨堤、上野、目黒川、井の頭公園と東京には多くの名所があるが、身近な桜も綺麗なことを認識することができた。


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近くの小さな公園の小路は、桜の花に覆われている。


何時もは速足で通り過ぎてしまうのだが、歩数計として使っているスマホを取り出し、写真をパチリ。


これでは所定の距離を歩くのに、時間ばかり掛かってしまう。


急いで公園を離れ、ひたすら歩く。


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10分も歩かないうちに、桜に覆われた小路に出た。


ここは車は通れない生活道路。


左右に植えられた桜がアーケードになっている。


更に10分も歩くと、大きめの公園に出る。


その公園も、桜の古木に囲まれている。


樹はそれぞれ独立して植えられているが、大木なので見応えがある。

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ウォーキングから戻り、シャワーを浴びたあとは、ワイン・タイム。


今夜は何を飲もうかと、ひと思案。


赤身の牛のステーキ肉を焼こうと思うので、そこそこ強い赤ワインを開けよう。


そこで選んだのは、イタリア、ウンブリアのファレスコが造る、イル・マーゴ、ウンブリア・ロッソ、2012年。


ファレスコは、1979年にリッカルド・コタレッラ氏が設立したワイナリー。


リッカルド・コタレッラ氏は人気のエノロゴで、自らのワイナリーだけではなく、多くのワイナリーのコンサルタントを務めている。


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リッカルド・コタレッラ氏は、”メルローの魔術師”と異名をとる、天才エノロゴ。


そしてこのワインはメルロー主体で造られており、”イル・マーゴ”は”魔術師”という意味なのだ。


つまり天才エノロゴが自らの名前(異名)を冠したワインなのだ。


でも、価格帯は手軽なデイリー・レベルに設定されている。




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色合いは、少し薄めのルビー色。


ブラックベリーやダークチェリーの香り。


果実味は抑え気味だが、しっかりとしたタンニンと酸味を持つ。


セパージュは、メルロー60%、モンテプルチアーノ40%。


アルコール度数は13.5%。


とても綺麗なバランスのミディアム・ボディ。


さすがリッカルド・コタレッラ氏のワインは美味い。


今夜も楽しいお家ワインでした。









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墨堤での花見の続き。


浅草から吾妻橋を渡り、墨東の墨田堤で花見、そして桜橋を渡って墨西に戻り、今戸神社に参拝した後、今戸にある寿司屋、『鮨勝』に向かう。


私の馴染みの鮨屋だが、彼女を伴って訪れるのは初めて。


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『鮨勝』のご主人は鮨業界では有名人。


若い頃はゴルフ研修生をしていたこともあり、青木功や尾崎兄弟を育てた林由郎(2012年没)と懇意にしていた。


ワシントンのポトマック河畔の桜まつりで、日本を代表して鮨を握ったこともある。


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私が米国人の友人を連れて行くと、ご主人の記事が載ったワシントン・ポストを持ってきて、見せてくれたものだ。


ご主人とは、長いお付き合い。


お歳を尋ねると、もう80歳になられたとのこと。


私も歳を取るはずだ。


何時もはカウンターに座るが、今日は小座敷を選択。

一時間ほど歩いてきたので、喉が渇いていた。


そこで何時もはあまり飲まない生ビールで始めることにする。


冷えたアサヒ・スーパードライが喉に染み渡る。


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ビールのお供は、海苔の佃煮、ホタルイカ、紋甲烏賊の味噌焼き。


ビールとの相性抜群。


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二人が大好きな生牡蠣。


身がぷりぷりで旨味が口いっぱいに広がる。


この牡蠣は長崎産なのだそうだ。


この時期、九州産の牡蠣が美味い。


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お造り。


どの素材も目利きのご主人が選んだもの。


久し振りに美味い刺身を食べた気がする。




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冷酒に切り替える。


ご主人の故郷、長野の酒。


信濃の国、酔園。


安曇野のEH酒造が醸す酒である。


EHとは、エクセル・ヒューマン・グループのこと。


辛口で切れがあり、まさに鮨屋に置いて美味い酒である。


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焼き物。


味付けが美味いので聞いてみると、醤油、味醂に加え、隠し味として味噌が使われているとのこと。


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〆は握り鮨。


江戸前の穴子は私の好物。


大トロもとろけるように旨い。


彼女と過ごす、花見と鮨の楽しい一日でした。