今夜はフレッシュ・オイスターとワイン、ジャックポット丸の内 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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『ジャックポット丸の内』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


スプマンテを飲み終えると、白を抜栓。


”牡蠣にシャブリ”の定番を選択。


フィリベール・デュカール、シャブリ、2014年。


ブルゴーニュのワイン・グループ、ポワセの傘下の製品である。


ポワセは1961年にジャン・クロード・ポワセによって創設され、ネゴシアンやドメーヌを次々と傘下に収め、ブルゴーニュ最大のワイン・グループに成長した。


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グラスに注ぐと、輝く黄金色。


グレープフルーツ等の柑橘系の香り。


洋梨や白桃の果実味、そして微かに蜂蜜も感じる。


シャブリらしい火打石の乾いた香りと豊かなミネラル感。


落ち着いた酸も持ち、綺麗なバランスに仕上がっている。






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今夜はミルキーな牡蠣を選んで、4種類注文。


さて、どの順番で食べることにしようか。


どれも身がプリプリふっくらとしており、この冬の出来が良いことがわかる。


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最初の牡蠣は、長崎県諫早の小長井。


一番小振りな物を最初に食べることにしたが、それでも口に入れると充分に大きく美味い。



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佐賀県の竹崎かき。


これも身がはちきれそうで口いっぱいに旨さが広がる。


この時期、九州産の牡蠣が美味いようだ。


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兵庫県の赤穂。


九州産ではないが、関西産。


今夜は厚岸や仙鳳趾などの北海道産は入っていないのだ。


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そして最後は、島根県隠岐の島の岩牡蠣、春香。


岩牡蠣と言えば巨大で殻が厚い牡蠣だと思っていたが、この時期の春香は確かに大振りではあるが想像ほどではない。


味わいは極めて濃厚で美味い。


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生牡蠣の次は、牡蠣フライ。


サクサクと揚げられた新鮮な牡蠣がすこぶる美味。


やはりオイスターバーの牡蠣フライは格別だ。


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今夜は牡蠣尽くし、牡蠣のクリームソースとチーズ焼きも注文。


唇を火傷しそうな熱々の牡蠣を堪能する。



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ホタルイカと菜の花のパスタ。


季節感があって美味い。


お腹がいっぱいになったので、ここの名物の牡蠣の白ワイン蒸しと残り汁で作るリゾットは諦める。


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「もうお腹がいっぱいだね」


「うん、でもデザートは食べましょうよ」


「・・・」


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彼女が選んだのは、ガトー・ショコラ、バニラ・アイス添え。


私はシンプルに、クレーム・ブリュレ。


お腹はいっぱいでも、確かにデザートは別腹のようだ。


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〆のコーヒーは、キンボ。


ナポリを代表するコーヒーで、イタリア国内販売シェアー第二位のブランドだ。


強く濃いコーヒーがいっぱいになったお腹を癒してくれる。


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店を出ると、隣の丸ビル地下を抜け、東京駅丸の内地下コンコースに出る。


丸ビル、新丸ビル、そしてKITTEが出来てこの周辺の地下は格段に綺麗になった。


『ジャックポット丸の内』で彼女と一緒に牡蠣を堪能した楽しい夜でした。