平日は朝9時から夜10時まで授業を受け、土日は復習と論文作成。
そのため、すっかり運動不足となってしまった。
単位をいっぱい取得したので、この春は休むことにした。
一昨年、体重を10kg落としたのに、気が付けばかなりのリバウンド。
そこで、この春からウォーキングを再開した。
早朝に9km、夕方に3~4km速足で歩いている。
数日前の夕方、ウォーキングに出た時のこと。
桜が咲くと、今まで気が付かなかったところに桜の樹がいっぱいあることに驚かされる。
千鳥ヶ淵、墨堤、上野、目黒川、井の頭公園と東京には多くの名所があるが、身近な桜も綺麗なことを認識することができた。
何時もは速足で通り過ぎてしまうのだが、歩数計として使っているスマホを取り出し、写真をパチリ。
これでは所定の距離を歩くのに、時間ばかり掛かってしまう。
急いで公園を離れ、ひたすら歩く。
ここは車は通れない生活道路。
左右に植えられた桜がアーケードになっている。
更に10分も歩くと、大きめの公園に出る。
その公園も、桜の古木に囲まれている。
樹はそれぞれ独立して植えられているが、大木なので見応えがある。
ウォーキングから戻り、シャワーを浴びたあとは、ワイン・タイム。
今夜は何を飲もうかと、ひと思案。
赤身の牛のステーキ肉を焼こうと思うので、そこそこ強い赤ワインを開けよう。
そこで選んだのは、イタリア、ウンブリアのファレスコが造る、イル・マーゴ、ウンブリア・ロッソ、2012年。
ファレスコは、1979年にリッカルド・コタレッラ氏が設立したワイナリー。
リッカルド・コタレッラ氏は人気のエノロゴで、自らのワイナリーだけではなく、多くのワイナリーのコンサルタントを務めている。
リッカルド・コタレッラ氏は、”メルローの魔術師”と異名をとる、天才エノロゴ。
そしてこのワインはメルロー主体で造られており、”イル・マーゴ”は”魔術師”という意味なのだ。
つまり天才エノロゴが自らの名前(異名)を冠したワインなのだ。
でも、価格帯は手軽なデイリー・レベルに設定されている。
ブラックベリーやダークチェリーの香り。
果実味は抑え気味だが、しっかりとしたタンニンと酸味を持つ。
セパージュは、メルロー60%、モンテプルチアーノ40%。
アルコール度数は13.5%。
とても綺麗なバランスのミディアム・ボディ。
さすがリッカルド・コタレッラ氏のワインは美味い。
今夜も楽しいお家ワインでした。