エミリア・ロマーニャのジャッコバッツィが造る、ラ・モデネーゼ、ランブルスコ・デッレミリア・セッコ、スペシャル・セレクション。
ランブルスコの赤である。
ランブルスコは軽発泡性ワインで、アルコール度数も低い。
このワインは、アルコール度数10%。
気軽に飲めることからアメリカの若者の間で人気となり、”赤いコーラ”と呼ばれている。
私もランブルスコは好きで、パスタやピッツァに合わせて飲むために常備している。
良く見ると”イタリア産品”と英語で書かれており、輸出用であることがわかる。
ボトル上部には、”100%イタリア産ぶどう”、”スペシャル・セレクション”と、これも英語で書かれている。
モデナ郊外のエミリア地区で作られるランブルスコのぶどうの中から特に良質なものだけを選別して造られているのだそうだ。
使われているぶどうは、ランブルスコ・サラミーノ60%、ランブルスコ・マラーニ25%、アンチェロッタ15%。
ランブルスコのガス圧は高くないが、このボトルの泡立ちはとても良い。
ストロベリーやラズベリーの香り。
果実味が豊かで、驚くことにタンニンも酸もちゃんと付いている。
バランスの良い、美味いランブルスコだ。
アルコール度数が低いので、一本飲み干しても酔いが気にならないのが嬉しい。
今夜も楽しい、お家ワインでした。