ワインは素敵な恋の道しるべ -375ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜はチリのカベルネ・ソーヴィニヨンを抜栓。

コウシーニョ・マクル、カベルネ・ソーヴィニヨン、2014年。

コウシーニョ・マクルは、1856年創業の、今も家族経営を守る名門。

コウシーニョ家がサンチャゴ郊外のマクル村で創業したのが名前の由来。

ぶどう畑はチリのワインの聖地、マイポ・ヴァレーのアルト・マイポ地区にある。

以前同じ造り手のシャルドネを飲んだが、なかなか良い出来だった。

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以前も紹介したが、現在の醸造責任者が凄い。

シャトー・ムートン・ロートシルトの醸造責任者、オーパスワンの副醸造責任者を歴任し、1997年からはチリでアルマヴィヴァを手掛けたパスカル・マーティ氏なのだ。



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2014年と若く、価格帯を考えると薄いカベルネを想像していた。

ところが、グラスに注ぐと暗赤色のガーネット。

フレッシュな果実味、カシスやプラム、ブラックベリーのニュアンス。

タンニンもあり、酸味とのバランスが良い。

発酵はステンレスタンクで行われており、アルコール度数は、13.5%。

ぶどうはアルト・マイポ地区の自社畑産100%。


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チリのマイポ・ヴァレーのワインは確かに美味い。

まさにアンデスの恵みのワインだ。

チリの名門が造るワインに納得した、今夜も楽しいお家ワインでした。



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西麻布のフレンチ・レストラン、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

食事が終わると、フロマージュのワゴンが出される。

今夜のフロマージュの説明を聞く。

熟成状態を質問し、自分の目で確認し、今夜のフロマージュを選ぶ。


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5種類を選んだ。

熟成の進んだエポワースは必須アイテム。

ブリーも良い香り。

ブルーと、二種のハードタイプも選択。

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フロマージュに合わせ、さらに赤ワインを飲むことにする。

熟成の進んだブルゴーニュは、フロマージュにとても良く合う。

ピノ・ノワールの香りに酔いしれ、フロマージュの香りとのマリアージュを楽しむ。





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今夜飲んでいる赤は、ルイ・ジャドのボーヌ、プルミエ・クリュ、レス・グレーヴ、2005年。

ルイ・ジャドは二人が好きなドメーヌ兼ネゴシアン・エルヴール。

海外に旅した時には、欧米では地元のワインを飲むが、東南アジアや中国、台湾ではルイ・ジャドやルイ・ラトゥールのワインを選べば間違いがない。




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フロマージュを食べ終えると、ディジェスティフの時間。

カクテル・メゾン、ライチ。

ライチ・リキュールにライチ・ジュースを加え、クレマン・ド・ブルゴーニュで割ったもの。

クレマン・ド・ブルゴーニュは、ヴーヴ・アンバルのミレジム、2013年。








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使われているライチ・リキュールは、ディタ・ライチ。

フランスのペルノ社の製品で、世界で初めて造られたライチのリキュールである。

1980年代に開発され、日本でも1990年代から多くのカクテルに使用されている。






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今夜のデセールは、ブルーベリーのムース・ヨーグルトのミロワール仕立て、ベルヴェンヌのアイスクリームを載せて。




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食後のコーヒーは美味い。

「今夜の料理もワインも美味しかったわ」

「うん、柳原シェフの料理は安心して楽しむことができるね。それに佐々木ソムリエのワインの選択も今夜は面白かったね」

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今夜も良く食べ良く飲んだ。

そろそろ帰るとしよう。

今夜のワインたちが二人を見送ってくれる。

西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす楽しく美味しい夜でした。


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西麻布の大好きなフレンチ・レストラン、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

前菜は、フランス産ホワイトアスパラガスのフラン、アサリのスープと共に。

皿が出された後、テーブル上でアサリのスープが注がれる。

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合わせて飲んでいる白ワインは、アラン・ブリュモンのシャトー・モンテュス、ブラン、2009年。

あまりに美味しいので、4杯も飲んでしまった。

アラン・ブリュモンは、マディランの復興に尽力した人物で、マディランの皇帝と呼ばれる人気の造り手。

ハリウッドの映画スターが自家用ジェット機でアラン・ブリュモンのワインを買いに行ったとの逸話も持つ。


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魚料理は、北海道産カスベのムニエルソース・ベアルネーズ、新牛蒡のエチュベ・穂付きヤングコーン。

北海道産カスベとは、アカエイのこと。

独特の食感が面白い。

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白の次は、赤ワイン。

ルイ・ジャドのボーヌ、プルミエ・クリュ、レス・グレーヴ、2005年。

ルイ・ジャドは1859年設立の老舗で、ドメーヌ兼ネゴシアン・エルヴール。

ルイ・ジャドのワインは、二人とも好きだ。

エチケットに描かれたバッカスの顔は、ルイ・ジャドの信頼の証である。



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美しい透明感のあるルビー色。

チェリーやキイチゴの香り。

フルーティな果実香を持ち、酸味とタンニンのバランスも良い。

しっかりとしたストラクチャーが頼もしい。








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赤に合わせる肉料理は、スペイン・ガリシア産の栗豚肩肉のロースト香草風味のジュ・ソース、春キャベツの小さなソーセージと共に。

栗豚とは、栗を食べて育った豚。

イベリコ・ベジョーダはどんぐりを食べさせて育てた黒豚だが、ガリシア地方では特産の栗を食べさせて豚を育てているのだそうだ。

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『キャーヴ・ド・ひらまつ』は、白亜の一軒家レストラン。

豪華なインテリアに加え、メイン・ダイニングの正面には常に百合の生花が活けられている。

甘い香りの花に迎えられると、またここに来たと実感できる。

彼女と過ごす西麻布の夜の続きは、また明日。


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今夜は彼女と、またまた西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』を訪れた。

彼女が大好きなフレンチ・レストランなのだ。

エントランスをくぐり、レセプションに通じる緩やかな螺旋階段を上る。

支配人に迎えられ、顔見知りのスタッフが私たちのテーブルに案内してくれる。

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テーブルにはワイングラスと什器が美しくセッティングされている。

このお店とのお付き合いは長い。

前身の『ル・レゼルヴ・ド・ひらまつ』が開店した時からお世話になっている。

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二人が着席すると、アペリティフが届けられる。

今夜のアペリティフは、シェリーのトニックウォーター割り。

濃厚なシェリーが夏らしく爽やかなスパークリングに変身。

最初にそのまま味わい、二口目はレモンを絞り込んで飲む。

上等のシェリーが使われているのでシェリーをそのまま飲みたい気もするが、夏には最適なアペリティフだ。


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使われているシェリーは、デルガド・スレタが造る、オロロソ・モンテアグード。

デルガド・スレタは1744年創業の名門で、スペイン王室御用達である。

オロロソ・モンテアグードは10~12年熟成させたシェリーで、色合いは強い琥珀色。

クルミやヘーゼルナッツのアロマと深い熟成感を持ち、余韻は極めて長い。

アルコール度数は18.5%で、使用されているぶどうはパロミノ100%。

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アミューズ・ブーシュは、冷製ロワイヤル、ゴマのスティック添え。

夏に適したアミューズで、ゴマの香りが香ばしい。


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アペリティフの次は、白ワイン。

スゥッド・ウエストの人気の造り手、アラン・ブリュモンのシャトー・モンテュス、ブラン、2009年。

アラン・ブリュモンはマディランの復活に尽力した人物として知られ、マディランの皇帝と呼ばれている。

そのワインはフランスの三ツ星レストランの多くでオン・リストされているそうだ。


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美しい黄金色。

杏や蜂蜜、炒ったナッツの香り。

ミネラルと酸を持ち、ヴォリュームのあるしっかりとしたストラクチャー。

大樽を用い、シュール・リーで6~8か月熟成されている。

セパージュは、プティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%。

西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす楽しい夜はまだ続きます。



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私は毎朝11~12kmのウォーキングを楽しんでいる。

歩くコースは幾つかあるが、一番好きなのは家からかなり遠い公園にある海辺の松林。

砂地や降り積もった松葉の上を歩くのは、気持ちが良い。

梅雨の時期になり、松林にある変化が訪れた。



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そこかしこに、キノコが顔を出したのだ。

ウォーキングの足を止め、スマホを取り出して写真を撮ることにする。

彼女に見せたいと思ったのだ。

このキノコは立ち姿が凛としている。

食べることができるのかな、と考える。

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これは何だろう。

こんなことを考えていると、昔のキノコにまつわる思い出が蘇った。

子供の頃、祖父が田舎に山を幾つか所有していた。

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その山にはマツタケがいっぱい生えるので、秋になると毎週末にマツタケ狩りに行った。

マツタケ狩りは楽しかったが、いっぱい採れるので、毎日食卓にはマツタケ料理が並んだ。

えぇ、今日もマツタケなの・・・、と心でつぶやいたことを想い出した。

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彼女に写真を見せた。

「こんなにいろいろな種類のキノコが生えているの?海辺の人工林だのに、すごいわね」

「どれか食べることができるキノコはないのかな?」

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「食べちゃダメよ。公園でとってきた毒キノコを食べて死んだなんて報道されたら恥ずかしいわよ」

「僕の身体を案じているんじゃなくて、報道されると恥ずかしいから食べちゃダメなんだ!」

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「屁理屈言っていないで、絶対に食べないでね」

「わかってるよ。食べないから安心して」

こんな会話をしていると、キノコにまつわる別の想い出が蘇った。


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以前、北関東の山の中にサマーハウスを建てたことがある。

別荘地を二区画購入し、取り付け道路に面した敷地の隅っこに、一区画の四分の一程度の敷地を整地し、サマーハウスを建てた。

このため、かなり広いブナの自然林を残すことができた。

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ある朝、賑やかな話し声で目が覚めた。

窓を開けると、数人の男女が庭に居た。

「おはようございます。何をされているのですか?」

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「あ~、この辺りはホンシメジの良い床なんですよ。これは食べると美味いよ」

林の中にキノコがいっぱい生えていることは知っていたが、食べて良いものかどうかわからなかったのだ。


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朝食後に庭に出てみると、ホンシメジは綺麗に無くなっていた。

知っていれば採って食べたのにと、残念に思った記憶が蘇ったのだ。

そう言えば、サマーハウスの庭にはタラノキが何本かあった。

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家を建ててくれた地元の大工さんが、春に芽を摘んで天麩羅にすると美味しいよと教えてくれた。

庭でタラノ芽が採れるなんて素晴らしいと思ったが、何時も先に誰かに摘まれてしまい、一度も食べたことが無い。

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こちらは新参者だが、地元の人は昔からこの山でシメジやタラノ芽を採取していたのだろうから、仕方がないと思ったものだ。

この白いキノコが一番沢山生えている。

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他のキノコと異なり、土の中で大きくなり、最後に土をがばっと持ち上げて地上に顔を出すのだ。

だから、笠の部分が随分硬い。

地上に出ると、大きく傘を広げ、大振りなものは手のひらほどの大きさになる。

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普段は気が付かない足元に次々と現れるキノコたち。

ウォーキングの時間が長くなってしまうけど、珍しい種類が出てこないか、これからも楽しみです。


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芝の『ワカヌイ・グリル&バー』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。

ここはニュージーランドのラムとビーフのお店。

入口にある熟成庫の中には、美味しそうな肉がいっぱい。

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白ワインを飲み干すと、先に抜栓しておいた赤をテイスティング。

選んだワインは、フォレスト・ワインズのジョン・フォレスト・コレクション、ピノ・ノワール、セントラル・オタゴ、2011年。

フォレスト・ワインズは、ジョン&ブリジット・フォレスト夫妻が1988年にマールボロに創設したプレミアム・ブティック・ワイナリー。

二人は分子細胞生物学博士と薬学博士という経歴から、長年の夢であったワイナリー経営に転じている。

マールボロで白、ホークスベイでボルドータイプの赤、そしてオタゴでプレミアム・ピノ・ノワールを生産。

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4つのワイン・シリーズを生産しているが、その中で最高峰に位置するのがこのジョン・フォレスト・コレクション。

ジョン・フォレスト・コレクションとして、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、リースリング、シラー、ピノ・ノワールを発売している。

『ワカヌイ』で前回飲んだのは、ジョン・フォレスト・コレクション、ピノ・ノワール、ワイタキ、ノース・オタゴ、2011年で、とても美味しいのに驚いた。

そこで今回は同じシリーズのセントラル・オタゴを飲んでみることにしたが、やはり素晴らしい。

バランスの良い酸とタンニンを持ち、ブルゴーニュにも引けを取らない複雑なストラクチャーを持つ。

ピノのストライク・ゾーンが厳しい彼女も、「フォレストのピノは本当に美味しいわね」との評価。

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いよいよメインのワカヌイ・スプリング・ラムが届く。

ランチとはいえ、しっかりとしたヴォリューム。

焼き加減も最高で美味い。

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ゆっくりワインを二本も飲んでいると、気が付くと私たち以外に客はほとんど居なくなっていた。

壁には、ラグビーチームのユニフォームが飾られている。

さすがニュージーランド、サッカーでも野球でもなく、ラグビーなのだ。

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彼女が選んだデザートは、ティラミス。

彼女はティラミスが好きで、見付けると必ずと言ってよいほど注文している。


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私が選んだのは、パブロバ。

メレンゲに生クリームを乗せ、甘酸っぱいフルーツソースをかけたオセアニアの伝統的スイーツ。


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昼からよく食べ、よく飲んだ。

食後のコーヒーは美味い。

店にはもう私たちしか居ない。

そろそろ店をあとにすることにしよう。

芝の『ワカヌイ・グリル&バー』で彼女と楽しんだ、素敵なランチでした。




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今日は彼女と、『ワカヌイ・グリル&バー』でお昼に待ち合わせ。

このお店のディナーは大好きだが、ランチに来るのは初めて。

場所は東京ワターのすぐ横。

あまりに近すぎて、店のテラスからは東京タワーの足元しか見えない。





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夜はこのテラスで飲むこともできるが、昼はさすがに暑い。

実は夜も私たちにはこのテラスは縁がない。

なぜなら、店内は禁煙だがテラスは喫煙可なのだ。

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テーブルに着くと、さっそく白ワインを抜栓。

ニュージーランドラムとビーフのお店なので、ワインもすべてニュージー産。

お店直輸入の、ブティック・ワイナリーの素晴らしいワインが揃っているのだ。

選んだ白は、二人が大好きなカウランギ・エステイトのソーヴィニヨン・ブラン、2015年。

カウランギ・エステイトは、南島の北部、ネルソンで1998年にグレッグとアマンダ夫妻が始めたブティック・ワイナリー。

今は娘のサマンサが加わり、三人の家族で運営されている。

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綺麗な黄金色。

甘い果実香。

グレープフルーツやパッションフルーツのアロマ。

酸とミネラルもしっかりと持つ辛口。

ワイナリーの設立は1998年と新しいが、1973年に植樹が開始されたぶどう畑を購入したので、ぶどうの樹齢は高い。

ニュージーのソーヴィニヨン・ブランは本当に美味い。

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ランチは、前菜、サラダ、メイン、デザートのプリフィックスになっている。

彼女が選んだ前菜は、ニュージーランド産キングサーモンの燻製、アボカド、ニュージーランド産マスカルポーネ。

サーモンは彼女の好物で、ここのサーモンは美味しいのだ。

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私の前菜は、本日の白身魚のカルパッチョ、クリスマス島塩麹とレモン。

本日の魚は、真鯛。

ぷりぷりの白身が美味い。

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バケットは、皮はパリパリで、中はしっとり。

ワインに良く合うので、どんどん食べてしまう。


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ワカヌイサラダは量もたっぷり。

シンプルなシェリーヴィネガーヴィネグレットが野菜の新鮮さを活かしている。

さて、メインが出てくる前に、抜栓しておいた赤ワインをティスティングすることにしよう。

芝の『ワカヌイ・グリル&バー』で彼女と過ごす楽しいランチの続きは、また明日。


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今夜は、フランス、ロワールの白を抜栓。

ロワールと言っても、サンセールやピュイィ・フュメではない。

ロワール川流域、ナントで造られる、ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ、シュール・リー、2014年。

ミュスカデは手ごろな価格で購入できる良質の白なので、若い頃には良く飲んだ。

このミュスカデの造り手は、ドメーヌ・デ・ライレール。

ドメーヌの現在の当主、クロード・ミシェル・ピションは6代目という名門で、所有するぶどう畑は920haと広大。

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エチケットには、必要な情報が全て書かれている。

ドメーヌ名、AOC名、ヴィンテージ、そして造り手の名前。

ドメーヌ名に加え、ドメーヌ・オーナーの名前が書かれているとは面白い。


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エチケットには、受賞歴を示すシールも付いている。

フェミナリーズ2015年金賞、ジルベール&ガイヤール・ワインガイド誌2015年金賞。

フェミナリーズとは女性が審査するコンクールで、日本で言えばサクラ・アワーズ。

メダルの絵は、左側が女性の顔で、右側がワイングラスを表している。

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エチケットとは別に、ネックの部分にも金賞のシールが貼られている。

チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン2015年のメダルだ。

つまりこのワインは、三つのコンクールで金賞を受賞しているということ。

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シュール・リーの表記はエチケットにも入っているが、面白いことにボトルにも刻印されている。

ということは、専用ボトルということだ。

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グラスに注ぐと、綺麗なレモン・イエロー。

香りはフルーティで、レモンやグレープフルーツ等の柑橘系。

口に含むと、シュール・リーらしい複雑さを持つ中に、ピーチや洋梨のニュアンス。

果実味も充分で、余韻も長い。





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やはりシュール・リーで造られたミュスカデは美味い。

家飲みセラー用に、買い足しておこう。

久し振りのミュスカデを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。



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汐留の『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

いよいよメイン料理。

お隣のシティ・センターにある『バビーズ』で、リブアイステーキ14oz(約400g)をレアで焼いてもらった。

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二人に切り分けてもヴォリュームは充分。

付け合わせで頼んだのはは、ブロッコリーのガーリックオイル炒め。

やはり、リブアイは美味い。


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サイドメニューは、ハンドカットフレンチフライ。

フレンチフライという名前なのだから、フランス・ワインに合うはず?

でもフレンチフライは、ベルギー発祥。

フレンチの名前が付いたのは、第一次世界大戦の時に初めてこれを食べたアメリカ兵が、作っていたベルギー人がフランス語を話していたことからフランス料理と勘違いしたことによるそうだ。

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食後はパイナップル。

このパイナップルは糖度が高いだけでなく、芯まで食べることが出来るのだ。

一度食べてみたいと思い、取り寄せて持参した。

果物ナイフも持参。

「用意が良いわね。さすが!」と彼女に褒められる。

「美味しそうだから、君と一緒に食べたかったんだ」と、私。

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甘酸っぱい良い香り。

口中に唾液が湧き出る。

「下側の方が甘味が強いから、上側から食べて下さいと説明書に書いているよ」

「あ、本当に芯も柔らかくて食べられる。甘くて美味しい」

あれ、彼女は下側から食べてる。

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パイナップルのあとはパイの時間。

『バビーズ』は、元々はニューヨーク発祥のパイ屋さんなのだ。

彼女が選んだのは、バナナモカパイ。

私のはバナナクリームパイ。

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美味い。

アメリカンなパイは、ヴォリュームもたっぷり。

お腹がいっぱいになったので、パイナップルの残りは翌朝に食べることにする。

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食後はお散歩。

汐留の街は、地下二階、地上、そして地上二階に道や歩道橋が錯綜している。

今夜は二階に張り巡らされた、ビル間を結ぶ歩道橋をあちこち歩く。

汐留の街は本当に綺麗に再開発された。

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散歩から戻る途中、コンビニに寄ってハーゲンダッツのアイスクリームを購入。

彼女は寝る前にアイスクリームが必須アイテムなのだ。

彼女のはキャラメルトリュフ、私のはハニー&ミルク。

どちらも期間限定商品だ。

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一夜明けた、早朝。

窓の外が明るくなってきた。

今日は良い天気のようだ。

ルームサービスが無くなったという大トラブルと、飛び込んだお店の支配人が知人で特別にテイクアウト料理を作ってくれたというサプライズ。

これだから彼女とのデートは楽しく面白い。

彼女と過ごす、『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』での週末でした。




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汐留の『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

『バビーズ』の料理が出来上がった。

二個の紙袋にたっぷりのアメリカン、「わぁ、美味しそう」と彼女も嬉しそう。

「ルーム・サーヴィスが無くなったおかげで素敵な料理を楽しめるわね。それにしても貴方の顔の広さにはびっくり」(詳しくは、昨日の記事をご参照ください。)

「いや、君のお蔭だよ。君と一緒の時は何時も素敵なサプライズが起こるからね」

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前菜は、スモークドサーモン、ドライバジルとガーリックのドレッシング。

サーモンが大きく肉厚で美味しそう。

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サラダも頼んでおいた。

ザ・ブラウン・ダービーズ・コブサラダ。

野菜の上に、鶏の胸肉、トマト、ベーコン、ブルーチーズがたっぷり載っている。

美味しそうだし、ヴォリューム満点なのがアメリカ的で嬉しい。

アメリカに行った時は、ランチはコブサラダだけで充分にお腹一杯になる。

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大きめの皿をホテルに用意してもらった。

二人の皿に取り分ける。

皿いっぱいに盛り付けても、パックにはまだサラダが残っている。



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二本目のワインは、ブルゴーニュ。

ルイ・ラトゥールのヴォルネイ、プルミエ・クリュ、アン・シュヴレ、2007年。

コート・ド・ボーヌのヴォルネイ村のワイン。

ブルゴーニュで最も女性的と言われ、コート・ド・ニュイで言えばシャンボール・ミュジニーに似た繊細なワインだ。

ヴォルネイにグラン・クリュは無く、このワインはプルミエ・クリュ、シュブレの畑のぶどうで造られている。

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ルイ・ラトゥールは200年以上の歴史を有する、ブルゴーニュを代表する家族経営の造り手。

コート・ドールで最大のグラン・クリュを所有し、”コルトンの帝王”と称されている。

品質に外れの無い、信頼できるブランドである。

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グラスに注ぐと、ふわりと芳香が漂う。

チェリー、スミレの花。

色合いは、明るく透き通ったルビー色。

思った以上に熟成感があり、複雑なストラクチャーを持つ。

彼女はコート・ド・ニュイのジュヴレ・シャンベルタンが好みだが、このヴォルネイは美味しいとの評価。

さて、赤に合わせて今夜のメイン料理を食べることにしよう。

『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。