神楽坂の『ラムダック東京』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
抜栓しておいた赤ワインを飲むことにする。
このお店のワインは価格がとてもリーズナブル。
ワインリストで一番高価なワインは、シャトー・プピーユ。
プロによるブラインド・テイスティングで最後までシャトー・ペトリュスと競い合い、カスティヨンの奇跡と称されたシンデレラ・ワインだ。
美味しいが、つい先日に飲んだばかりなので、ここでは高価な部類に入るこのワインを選んだ。
米国ワシントン州のコロンビア・ヴァレーの、チャールズ&チャールズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、2015年。
チャールズ&チャールズは、ワイン・メーカーである二人のチャールズ、チャールズ・スミスとチャールズ・ビーラーが2008年に設立した新しいワイナリー。
コルクの品質は良く、長さも充分。
香りも良い。
不透明なとても濃いガーネット。
プラムやブラック・チェリーのニュアンス、重厚でシルキーなタンニン。
緯度の高いワシントン州で造られた、重厚だが洗練されたフルボディである。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン70%、シラー30%。
目の前のオープン・キッチンでは、私たちのラム肉が焼かれている。
キッチンの奥(入り口側)に炉があり、網の上で肉の大きな塊が次々と焼かれている。
私達のラム肉が届く。
お店の看板メニュー、ソルトブッシュ・ラム。
重さは500gほどもある。
焼き野菜が添えられている。
トマト、大根、さつまいも、牛蒡、小松菜。
お店のスタッフが、あばら骨一本ずつ、四つに切り分けてくれる。
遠火の炭火で焼かれたラムが香ばしい。
スプリングラムのように柔らかくはないが、ジューシーで肉の旨味がしっかりと詰まっている。
強い赤ワインにも良く合う。
お腹はいっぱいでも、彼女は必ずデザートを食べる。
メニューには掲載されていないリンゴのタルトがあるというので、バニラアイスクリームを添えて出してもらう。
届いた皿を見てびっくり、バニラアイスは1スクープだと思っていたが、何と3スクープも添えられている。
お腹はいっぱいでも、美味い。
満腹の時は、濃いコーヒーが消化促進に良い。
この香りがたまらない。
今夜のワイン達。
赤はアルコール度数が少し高かったので、今夜も酔ってしまった。
お店のシェフやスタッフと挨拶を交わし、店をあとにする。
飯田橋に向かい、神楽坂を下る。
毘沙門天が明るく輝いている。
最近、神楽坂に来ることが多くなった。
神楽坂で彼女と過ごす美味しく楽しい夜は、素敵に更けていきました。
今夜は彼女と、神楽坂で待ち合わせ。
昨年7月に開店した面白い名前の店に、初めて行くことにした。
『ラムダック東京』がそのお店。
オープン・キッチンを見渡せるカウンター席を予約しておいた。
ここは、ラムと鴨の専門店なのだ。
スパークリング・ワインをグラスで頼み、乾杯。
アンジュエール、ブリュット。
スペインのフレシネ・グループのカヴァである。
注がれたワインを見て驚く。
グラスの上端までなみなみと注がれ、表面張力で盛り上がっている。
グラスを持ち上げられないので、彼女と”乾杯”と小さく声に出し、テーブルに置いたグラスに唇を付けて一口飲む。
お通しは、ハードタイプのチーズ。
名前を聞き逃したが、熟成の進んだパルミジャーノのような食感で美味い。
白は、ボトルで注文。
ニュージーランドのマールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。
でも、このワイン、エチケットが貼られていない。
裏ラベルのようなものに、ワインの情報が書かれている。
よく見ると、これが噂のクリーン・スキン・ワインだ。
豊作でワインが大量に生産され在庫が膨らんだ時などに、ワイナリー名を伏せてエチケット無しで販売される、オーストラリアやニュージーランドのワイン。
良質のワインを低価格で購入することができるので、嬉しいワインなのだ。
グレープフルーツの爽やかな香り。
酸とミネラルのバランスが良い、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランだ。
最初の料理は、山盛りパクチーサラダ。
彼女も私も大のパクチーファン。
このドレッシングがパクチーに合ってとても美味い。
鴨肉の燻製と鴨フォアグラのサラダ。
サラダの周りに鴨肉の燻製、その周りに煮詰めたバルサミコ。
どこにフォアグラがあるのかと思ったら、チーズグレーターで凍らせたフォアグラがすりおろされ、サラダに振りかけられる。
サラダの上には、フォアグラの粉がいっぱい。
ポートワインに漬け込んだフォアグラを冷凍し、すりおろしたとのこと。
創意に富み、楽しい一皿。
続いて注文した料理は、仔羊の自家製テリーヌと鴨肉の自家製テリーヌのオレンジ風味。
手前が鴨、奥が仔羊。
テリーヌを食べ始めると赤ワインが飲みたくなった。
赤ワインは既に選んで抜栓してある。
神楽坂の『ラムダック東京』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。
正月に友人が置いて行った日本酒を飲むことにする。
ここしばらく自分で日本酒を買ったことが無いので、日本酒に疎くなってしまった。
この酒は初めてだが、純米吟醸ということで安心して飲むことにしたのだ。
日光戦場ヶ原鬼ごろし 純米吟醸 日光連山伏流水仕込み。
蔵は、栃木市田村町にある北関酒造。
この蔵のメインの商品名は、北冠(ホッカン)。
坂上田村麻呂が戦勝記念で、この地に愛用の冠を埋めた古事に因んでこの名前が付けられたそうだ。
なるほど、だから田村町なのかと納得。
北関酒造は、この地の江戸時代から続く三つの蔵が合併して1973年に設立されている。
生産高は3万石と多い。
3万石は5,400klで、一升瓶に換算すると3百万本。
ほとんど透明。
鼻を近づけると、吟醸香がふわりと漂う。
米の旨味を感じるが、驚くほどの端麗辛口。
米は五百万石他を用い、精米歩合は58%。
初めての蔵の酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。
代官山のフレンチの老舗、一軒家レストランの『マダム・トキ』で彼女と過ごす素敵なランチの続き。
”マダム・トキ、ワゴン・デセール”は、ここの名物の一つ。
私は9種類のデセールを選択。
「ここのワゴン・デセールは楽しいね」と、彼女。
彼女の皿には、もっと多くのケーキが乗っている。
合わせる飲み物は、コーヒーをお願いする。
クリームとシュガーのポットも綺麗。
リンゴのシュガーポットは好きだが、二人ともブラックで飲むので実際には不要。
プティフールは、ガラスの壺からトングでつまんでコーヒーカップ・ソーサーに乗せられる。
生キャラメル、アーモンドの砂糖包み、ミントのマシュマロ。
ここではミニャルディーズとは呼ばず、プティフールなのだ。
満ち足りた思いで、店をあとにする。
「食べ過ぎたので歩きたい」と、彼女。
もちろん異論は無い。
アドレス代官山に来るのは久し振り。
ここは帽子屋さん。
見ているだけでも楽しくなる。
代官山の路地裏に、お店がいっぱい入った集合ビルを発見。
いままでここのお店は覗いたことが無かった。
飲食店やアパレル・ショップがあるようだ。
二階に上がってみる。
ぐるっと見渡す二階はほとんどが飲食店。
でも、真後ろのお店は『オーミ・ド・ブラジル』と書かれたアパレル・ショップ。
ブラジルは好きな国なので、店内を見てみることにする。
ここは、オーミケンシが経営するお店。
銀座が最初の店で、ここが二号店。
日本の『オーミ・ド・ブラジル』は、ブラジルの洋服や小物を現地で買い付け、日本で販売しているのだそうだ。
買い付けはサンパウロで行っているが、産地はブラジル全土に及んでいる。
結構使えそうな小物が多い。
実用的な小物から、スーベニア的な物まで種々様々。
私は小物を見て歩いているが、彼女はワンピースを次々と身体にあてて鏡で見ている。
ブラジルらしい人形だ。
でも、買っても置き場所に困りそう。
うわっ、これは強烈。
ブラジルでの美人の条件は、豊満なお尻。
裏返してみると、栓抜き。
お尻を見ながら飲み物の栓を抜くと、美味しく感じるのかどうか微妙だ。
この人形が来ているのはミナス・ジェライス州のものなのだそうだ。
ミナス・ジェライスには一昨年行ったばかりなので、親近感が湧く。
こちらの人形が着ているのは、サンパウロだったかリオだったか忘れてしまった。
彼女が見ているラックに掛かったワンピースは、落ち着いた柄で色使いが綺麗だ。
お店の方に勧められ、試着を始める。
これは長くなりそうだと覚悟を決める。
でも、カーテンが開き、「ね、これどうかな」と聞く彼女を見ると、似合っているので胸がキュンとなる。
代官山で彼女と過ごす、楽しい一日でした。
代官山のフレンチの老舗、『マダム・トキ』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。
パンは6種類。
美味しいので全て食べたいが、それでは料理がお腹に入らなくなってしまう。
彼女も私も三種類ずつを選ぶ。
とても美味しいので、あとで更に二種類ずつ追加。
大きなバターの塊がド~ンとテーブルに届く。
今日ばかりはダイエットを考えずに、パンにたっぷりとバターを付けて食べる。
二皿目の前菜は、森の茸のヴルーテ、ズワイガニとホタテ貝のフラン、アーモンドミルクのカプチーノ。
香りが素晴らしい。
目と鼻で楽しみ、舌で味わう至福の一皿。
二本目は、ブルゴーニュのピノ・ノワールを選ぶ。
ドメーヌ・シャンタル・レスキュール、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、シャンタル・レスキュール・セレクション、2014年。
1975年に設立された、ニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置くドメーヌ。
2004年の「ゴーミヨ・ル・ヴァン」で、フランスを代表するトップ10の蔵元に選ばれている。
フランボワーズ、ブラックベリーの香り、紅茶や湿った落ち葉のニュアンス。
円やかな果実味と綺麗な酸を持つ。
ぶどうはビオロジック栽培。
このセレクションは、日本向けに造られた特別なキュヴェである。
魚料理は、天然真鯛とホタテ貝のムースとオーブン焼きにした蕪とマッシュルームのエテュヴェ、クリュスタッセのムースリーヌ。
ここでは前菜も含め、温かい料理はクロッシュをかぶせてテーブルに運ばれる。
テーブルの両側に立った二人のスタッフが、彼女と私の皿のクロッシュを同時にさっと持ち上げる儀式、これが料理の醍醐味を一層高めてくれる。
肉料理は、仔羊背肉のロティ、冬野菜と根セロリのピュレの香り、タイムのジュで。
鴨のパイ包み焼きとどちらにするか迷ったが、二人とも仔羊を選んだ。
ジューシーな仔羊が旨い。
外はしっかり焼かれているが、中は赤い絶妙の焼き加減。
彼女との、この時間をゆっくり楽しみたい。
フロマージュのトレーを出してもらう。
私は4種を選んだ。
盛り付けが可愛い。
ウォッシュタイプは香りが素晴らしい。
シェーブルは酸味が際立ち、とても上品で美味い。
このブルーは、山羊のミルクで造られている。
スプーンに載っているのは、白カビタイプ。
さて、ピノ・ノワールを飲み干して、デセールを楽しむことにしよう。
代官山の『マダム・トキ』で彼女と過ごす素敵なランチは続きます。
今日は彼女と恵比寿駅で待ち合わせ。
車に乗り、代官山の西郷山公園の前で降りる。
旧山手通りを渡って向かった先は、『マダム・トキ』。
『マダム・トキ』は1972年創業のフレンチの老舗。
素敵な一軒家レストランである。
門の横には、今日のメニューが張り出されている。
門をくぐり、レストランのドアへ向かう。
「ここ大好き。ありがとう、嬉しいわ」
「僕も君とまたここに来られて、幸せだよ」
彼女のために、オークのドアを開ける。
「お待ちしておりました」と、一ノ瀬支配人が出迎えてくれる。
今日もメインダイニングルームは、静かで優しい雰囲気を漂わせている。
この部屋の落ち着いた佇まいが好きだ。
派手さは無く、それでいて随所に美しい細工が施されている。
天井の桟には彫刻された天使が舞っている。
テーブルには、頼んでおいたコース料理に合わせた銀のカトラリーがセットされている。
ナプキンを取ると、飾り皿にも『マダム・トキ』の名前が彫られている。
テーブルに着くと、グラス・シャンパーニュで乾杯。
ポル・ロジェ、ブリュット・レゼルヴ。
他にグラン・クリュのグラスもあったが、昨年のクリスマス・パーティでポル・ロジェのオーナーとお会いしたよしみで、これを選んだ。
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエが1/3ずつのバランスのとれたブリュット。
シャンパーニュには、アミューズ・ブーシュ。
白ワインは、ボトルで選ぶ。
ソムリエが素晴らしいワインを推薦してくれた。
シャトー・デュ・コワン、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ、シュール・リー、ヴィエイユ・ヴィーニュ、”コント・ド・サン・ユベール”、2009年。
シャトー・デュ・コワンは1421年創業で、由緒ある貴族の家柄。
セーヴル川とメーヌ川が交わる場所、まさにコワン(コーナー、角)にシャトーを構える、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ最上級の造り手である。
透明感のある黄金色。
滑らかで重みのある口当たり。
ミネラル感に富み、シュール・リーと樽熟による複雑でこくのあるボディ。
ローヌのミュスカデのレベルを超える素晴らしいワインである。
ぶどうは樹齢90年で、有機減農薬栽培されている。
ニューカレドニア産”天使の海老”とゆずの香るトマトのクリスタルジュレ、温泉卵を添えて。
温泉卵の下には、トマトのクリスタルジュレ。
その下には、”天使の海老”のタルタルが隠されている。
ここでは、寛いで美味しい時間を堪能することができる。
彼女もとっても嬉しそうだ。
代官山の『マダム・トキ』で彼女と過ごす素敵なランチの続きは、また明日。
赤坂見附の『ブラジリカ・グリル』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
肉に合わせ、抜栓しておいてもらった赤ワインをテイスティング。
選んだワインは、プピーユ、2011年。
コート・ド・カスティヨンの奇跡といわれるシンデレラ・ワインである。
シャトー・プピーユを率いるのは、オーナーで天才醸造家のフィリップ・カリーユ氏。
父母ともサン・テミリオンのワイナリー・オーナーの家系で、フィリップは両親から引き継いだシャトーにプピーユを加え、三つのシャトーを運営している。
コルクの品質はとても良く、香りも上々。
コート・ド・カスティヨンはボルドー右岸、サン・テミリオンのすぐ東側に位置している。
色合いはとても濃い。
口に含むと、素晴らしい果実味と熟成感。
まさに”濃く絹のように滑らかなワイン”だ。
樹齢40年のメルロー100%で造られて、熟成は新樽100%で18か月。
肉が次々と届く。
運んでくれるスタッフは皆さん外国人だが、日本語が上手い。
このピカーニャ(イチボ)はジューシーで美味い。
焼き加減も上々。
この葱を巻いて食べると美味。
肉に合わせるソース類は、6種類。
全種類を並べ、色々と味を変えて楽しむ。
牛ハラミ、ガーリックステーキも美味い。
クッピン(牛コブ)も良いが、脂が多いので一切れで打ち止め。
最後はやはりピカーニャ。
一番赤い部分を切ってもらう。
この店の肉はなかなか良い。
シナモンをまぶした焼きパイナップルで締めくくるつもりだったが、デザートバーにも手が延びてしまう。
今夜は、食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。
それにしても彼女は良く食べる。
私とほぼ同じ量を食べて、どうしてこんなに良いスタイルをキープできるのか何時も不思議に思う。
赤坂見附の『ブラジリカ・グリル』で彼女と過ごす、美味しく楽しい夜でした。
彼女と赤坂見附で待ち合わせ。
今夜はガッツリ肉を食べることにした。
向かったお店は、『ブラジリカ・グリル』。
シュラスコのお店である。
月世界ビルのワン・フロアーを占有しているので、店はかなり広い。
開店と同時に入店したので客の姿はわずかだったが、1時間後には満席。
人気店だということがよくわかる。
テーブルには、肉用のごついナイフがセットされている。
肉には良いが、前菜を食べるにはちょっと使いにくそう。
まずはお店のハウス・スパークリングで乾杯。
う~ん、これは1杯だけで充分。
シュラスコ料理の楽しみは、前菜バー。
ブラジルのお店で食べると料理の種類はこの何倍もあり、肉類やチーズも豊富なので前菜だけでお腹がいっぱいになってしまう。
まずは、ケール、オクラ、枝豆、カリフラワー、トマト、スイートコーン、オリーブ等の野菜サラダ。
量を控えたつもりだが、種類が多いので少しずつ取っても皿はいっぱいになってしまう。
でも、健康にはとても良さそうだ。
次は豆料理や穀物類、パンを取る。
キヌアやひよこ豆、パルメット、ポンデケージョ、・・・。
これはお腹に堪えそう。
「お肉が入らなくなるから前菜を控えようね」と言いながら、彼女の皿も結構いっぱいになっている。
飲み物は、カイピリーニャ。
砂糖抜きで作ってもらった。
アルコール度数は結構高そう。
美味いので、立て続けに三杯飲んでしまう。
丸いチップを裏返し、緑にする。
すると次々と肉が届き始める。
サーロイン、ハラミ、ピカーニャ等々、色々な種類を食べるため、まずは小さくカットしてもらう。
美味しい肉があれば、リピートして赤い部分を大きくカットしてもらうのだ。
赤坂見附の『ブラジリカ・グリル』で彼女と過ごす楽しい夜は、続きます。
































































































































