今夜はラム&鴨尽し、ラムダック東京、神楽坂 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は彼女と、神楽坂で待ち合わせ。

昨年7月に開店した面白い名前の店に、初めて行くことにした。

『ラムダック東京』がそのお店。

 

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オープン・キッチンを見渡せるカウンター席を予約しておいた。

ここは、ラムと鴨の専門店なのだ。

 

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スパークリング・ワインをグラスで頼み、乾杯。

アンジュエール、ブリュット。

スペインのフレシネ・グループのカヴァである。

 

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注がれたワインを見て驚く。

グラスの上端までなみなみと注がれ、表面張力で盛り上がっている。

グラスを持ち上げられないので、彼女と”乾杯”と小さく声に出し、テーブルに置いたグラスに唇を付けて一口飲む。

 

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お通しは、ハードタイプのチーズ。

名前を聞き逃したが、熟成の進んだパルミジャーノのような食感で美味い。

 

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白は、ボトルで注文。

ニュージーランドのマールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。

でも、このワイン、エチケットが貼られていない。

 

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裏ラベルのようなものに、ワインの情報が書かれている。

よく見ると、これが噂のクリーン・スキン・ワインだ。

豊作でワインが大量に生産され在庫が膨らんだ時などに、ワイナリー名を伏せてエチケット無しで販売される、オーストラリアやニュージーランドのワイン。

良質のワインを低価格で購入することができるので、嬉しいワインなのだ。

 

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グレープフルーツの爽やかな香り。

酸とミネラルのバランスが良い、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランだ。

 

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最初の料理は、山盛りパクチーサラダ。

彼女も私も大のパクチーファン。

このドレッシングがパクチーに合ってとても美味い。

 

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鴨肉の燻製と鴨フォアグラのサラダ。

サラダの周りに鴨肉の燻製、その周りに煮詰めたバルサミコ。

どこにフォアグラがあるのかと思ったら、チーズグレーターで凍らせたフォアグラがすりおろされ、サラダに振りかけられる。

 

 

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サラダの上には、フォアグラの粉がいっぱい。

ポートワインに漬け込んだフォアグラを冷凍し、すりおろしたとのこと。

創意に富み、楽しい一皿。

 

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続いて注文した料理は、仔羊の自家製テリーヌと鴨肉の自家製テリーヌのオレンジ風味。

手前が鴨、奥が仔羊。

テリーヌを食べ始めると赤ワインが飲みたくなった。

赤ワインは既に選んで抜栓してある。

神楽坂の『ラムダック東京』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。