ワインは素敵な恋の道しるべ -336ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

IMG_20170614_215600.jpg

今夜は六本木の東京ミッドタウンで彼女と待ち合わせ。

 

IMG_20170614_183341.jpg

彼女と落ち合うと、ガレリアに向かう。

 

IMG_20170614_215643.jpg

”東京ミッドタウン10周年”と英語で書かれた垂れ幕が掛けられている。

「そうか、もう10年経つんだ。開業時は随分一緒に来たね」

「本当に時間の経つのは早いわね。今年ももう半分以上が過ぎちゃったわね」と、何となく二人ともしみじみとした雰囲気に。

 

IMG_20170614_215711.jpg

でも素敵な夜が待っている。

今夜は、ガーデンテラスの4階にあった『ボタニカ』が閉店し、そのあとに今年4月に開業した素晴らしいフレンチ、『六本木テラス フィリップ・ミル』を訪問するのだ。

 

IMG_20170614_215736.jpg

38歳で国際最優秀職人賞を受賞し、シャンパーニュ、ランスでミシュラン二ツ星に輝く『ドメーヌ レ・クレイエール』の総料理長を務めるフィリップ・ミル氏による日本初のレストラン。

 

IMG_20170614_184434.jpg

店はガーデンテラスの最上階にあり、広いテラスが併設されている。

『ボタニカ』の時には、ここで夜風にあたりながらシャンパーニュを飲むのが好きだった。

 

IMG_20170614_215810.jpg

シャンパーニュ、ランスのレストランだけあって、ここには特別なシャンパーニュが多数揃っている。

今夜のシャンパーニュは、ビルカール・サルモン、ブリュット、レゼルヴ。

1817年創業以来、家族経営を続ける少量逸品主義のメゾン。

 

IMG_20170614_215836.jpg

「美味しい。私の好きなタイプだわ」

「君は黒ぶどうの比率が高いシャンパーニュが好きだからね。」

「セパージュを教えて」

「ピノ・ムニエが45%、ピノ・ノワールが30%に、シャルドネが25%だよ」

NVのブリュット、レゼルヴでも、瓶内熟成期間は3~4年で、リザーヴ・ワインは40%も使われている。

 

IMG_20170614_215858.jpg

シャンパーニュのお供のプティサレは、牛肉のタルトとミモレットのシュー。

 

IMG_20170614_215947.jpg

最初の前菜は、真鯛のカルパッチョ、甘酸っぱい蜂蜜のヴィネグレット、柑橘の香りを添えて。

すりおろしたオレンジの香りが素晴らしい。

カルパッチョと言っても、ヴィネグレットでマリネされた感じで、ねっとりとした食感がたまらなく美味い。

 

IMG_20170614_220038.jpg

シャンパーニュが美味しいので、二人とも3杯ずつ飲んでしまった。

白ワインは、彼女が好きなロワールのソーヴィニヨン・ブラン。

ロワールの名門、ラドゥセット男爵が造る、ドゥ・ラドゥセット、プイィ・フュメ、2009年。

 

IMG_20170614_220103.jpg

ドゥ・ラドゥセットはロワール最大の造り手で、プイィ・ヒュメの半分以上を生産している。

彼女はドゥ・ラドゥセットのフラッグ・シップ、バロン・ド・エルが大好きなのだ。

今夜はスタンダード・ラインのプイィ・フュメだが、それでも充分に美味しいソーヴィニヨン・ブランだ。

 

IMG_20170614_220129.jpg

続いて出された料理は、様々なコキヤージュとズッキーニ、シャンピニヨン、レモングラス香る野菜のブイヨンと共に。

三種のコキヤージュ(貝)と四種のシャンピニヨン(茸)が使われている。

 

IMG_20170614_191959.jpg

このバゲットは本当に美味い。

食べるとすぐに熱々の一切れが届くのが嬉しい。

六本木の東京ミッドタウンに新しく出来たフレンチ、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

IMG_20170710_200210.jpg

今夜は、美味しい泡を抜栓。

ヴーヴ・アンバルが造るクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。

ヴーヴ・アンバルは1898年にマリー・アンバルがリュリーで設立したクレマン専業のメゾン。

マリーの夫は銀行家でパリに住んでいたが、夫が亡くなったのを機に故郷で兄が運営するドメーヌに戻った。

 

IMG_20170710_200256.jpg

そこで、当時確立したばかりのシャンパーニュ方式を用いて高品質のクレマンを造ることを思い立ち、ヴーヴ(未亡人)・アンバルを設立。

現在はモンタニー・レ・ボーヌに本拠地を移し、240haの自社畑と200を超える契約農家からの購入ぶどうを用い、クレマンを生産している。

クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖ともいえるメゾンで、ブルゴーニュのクレマンの40%のシェアーを持っている。

ブルゴーニュの有名な造り手に頼まれ、その造り手の名前でOEM生産も行っているそうだ。

 

IMG_20170710_200345.jpg

ヴーヴ・アンバルのワインは日本でも色々な会社が取り扱っているが、このブリュット・ミレジムは『ひらまつ』でのみ取り扱う直輸入品。

ぶどうの出来が良い年にのみ生産されるヴィンテージ・クレマンである。

『ひらまつ』では良く飲んでいるが、自宅で飲むのは初めて。

 

IMG_20170710_200458.jpg

コルクの状態は良く、香りにも問題はない。

ミュズレも綺麗なのでコレクションに加えておこう。

 

IMG_20170710_200408.jpg

グラスを冷凍庫で冷やしておいたので、あっという間に霜がついてしまい、泡立ちが見えなくなってしまった。

グラスを上から覗くと、グラスの底から細かい泡が真っ直ぐに立ち上っている。

 

IMG_20170710_200429.jpg

シトラスの爽やかな香り。

適度の酸と、リッチなミネラル。

下手なシャンパーニュよりよっぽど美味しいクレマンである。

セパージュは不明だが、使用するぶどうの大部分はシャルドネ。

ブルゴーニュの北部から南部まで、6つのテロワールのぶどうを使うことにより、安定したリッチな味わいを生み出している。

高品質のクレマン・ド・ブルゴーニュを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

IMG_20170716_205423.jpg

アメブロでお付き合いしていただいているmayuさんとパートナーさん主催のホーム・パーティーにお招きいただいた。

参加者は、アメブロからはMr. Vinさんと私、mayuさんのお友達のKさんとTさん、そしてパートナーさんのお友達のOさんとOさん。

 

IMG_20170716_205444.jpg

mayuさんの手料理や、買い出しした料理が次々とテーブルに並べられる。

テーブルに乗りきらない料理は、第二陣、第三陣として待機。

 

IMG_20170716_205403.jpg

乾杯はパートナーさんからの日本酒の泡、紀土(キッド)スパークリング純米大吟醸。

和歌山県海南市の平和酒造が造る、山田錦を用いた、瓶内二次発酵方式の本格的スパークリングである。

 

IMG_20170716_205459.jpg

白ワインはmayuさんから、フィリップ・シャヴィーが造る、ブルゴーニュ・シャルドネ、2015年。

使われているぶどうの95%がピュリニー・モンラッシェで残り5%がムルソーという素晴らしいACブルゴーニュ。

北参道の『ロクターヴ』で初めて飲んで、あまりの美味しさに驚いたことを思い出す。

 

IMG_20170716_205546.jpg

続いてOさんご持参の白ワイン。

Oさんは、横浜Fマリノス等で活躍され、日本代表としてフランス・ワールドカップに出場された元Jリーガー。

山梨県明野の三澤農園が造る、グレイスワイン、キュヴェ三澤、2013年。

円やかな酸味に心地良い樽香、日本のシャルドネはここまで美味しくなったのかと思わせる出来栄え。

 

IMG_20170716_205529.jpg

続いてはVinさんご持参の、ドメーヌ・ブリュノ・クレール、コルトン・シャルルマーニュ、2005年。

フランスで購入されたボトルだそうだ。

コルシャルが飲めるなんて、今日は幸せ。

ブリュノ・クレールは、ドネーヌ・クレール・ダユが遺産相続で分解されたあと、クレール・ダユの孫によって一部の畑を引き継いで1979年にマルサネで設立された。

今では畑を買い広げ、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで22のアペラシオンに23haの畑を保有する優良ドメーヌとなっている。

 

IMG_20170716_205644.jpg

ここで和牛ロースのグリル。

盛り付けと言い火入れと言い、Vinさんの技は流石のもの。

 

IMG_20170716_205619.jpg

赤ワインは、Kさんご持参のオーヴァーチュア。

オーパス・ワンのセカンドで、生産量が少なくワイナリーだけで販売される貴重なワイン。

Kさんもナパのオーパス・ワンを訪問して購入されたとのこと。

最初はとても硬かったが、Vinさんがデキャンタージュされてからようやく開き始め、圧倒的な果実味、熟成感、強いが綺麗なタンニンが姿を現した。

ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベックで、ヴィンテージは付けられていない。

 

IMG_20170716_205707.jpg

そしてTさんご持参の、プリウレ・ド・サン・ジャン・ド・ベビアン、2006年。

サン・ジャン・ド・ベビアンは、ラングドックの三大グランヴァンと評される造り手。

とても濃厚で強いボディだが、それでいて洗練された綺麗な造りをしている。

ぶどうは、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル。

 

IMG_20170716_205808.jpg

飲んでばかりいると酔いが回ってしまう。

Vinさんがパスタを作ってくださった。

ワインのあとのパスタは最高に美味い。

 

これもVinさんお手製の冷製カペッリーニ。

これって自分で作ると麺がすぐに柔らかくなり過ぎてしまう。

それがVinさんの手に掛かると、魔法のように適度の歯触りで美味しく仕上がっている。

 

IMG_20170716_205730.jpg

パートナーさんの日本酒も素晴らしい。

新潟県魚沼市の高千代酒造が醸す、豊醇無盡たかちよ 扁平精米おりからみ壱火入(青ラベル)。

茨城県笠間市の須藤本家が醸す、純米大吟醸 花薫光 生。

米は亀の尾系コシヒカリ、精米歩合は驚きの27%。

これはとても希少で高価な酒である。

 

IMG_20170716_205746.jpg

奈良県御所市の油長酒造が醸す、風の森 愛山 純米しぼり華。

人気の酒造好適米、愛山を用いた酒である。

いっぱい飲みいっぱい食べた楽しいホームパーティも、お開きの時間。

お酒の量が多すぎて、mayuさんの他のワインや私の持参ワインは抜栓せず。

とても楽しく素晴らしいホームパーティでした。

mayuさん、パートナーさん、ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。

 

IMG_20170716_213246.jpg

さて、楽しくワインや日本酒を飲み、mayuさんとVinさんのお料理を堪能した後は、武蔵小杉商店街にある居酒屋、『くろしお』に場所を移しての二次会。

参加者は、mayuさんとパートナーさん、元JリーガーのOさん、Vinさんと私。

ここで、nekonekoさんと、パートナーさんのお友達のTさんが合流。

Tさんは柏レイソルで活躍された元Jリーガー。

 

IMG_20170716_210802.jpg

私の飲み物は、人生初ホッピー。

ホッピーはアルコール飲料だと思っていたが、そうではなかった。

そこで、焼酎のホッピー割り。

 

IMG_20170716_213339.jpg

焼き鳥。

他の種類も頼んだが撮影忘れ。

 

IMG_20170717_072328.jpg

フライドポテト。

 

IMG_20170717_072347.jpg

ソーセージ天?

食べた記憶なし。

 

IMG_20170716_213512.jpg

写真を撮っているところをみると私が飲んだのだと思うが、何なのか記憶なし。

 

IMG_20170717_072314.jpg

おや、立派な鰯も届いたようだ。

 

IMG_20170716_213618.jpg

何の天ぷら???

 

IMG_20170716_213416.jpg

外観だけでは何かわからない。

 

IMG_20170716_214119.jpg

これは〆の焼うどん。

 

IMG_20170716_213535.jpg

そして焼きそば。

このお店にも長居をしたようだ。

ご一緒させていただいた皆様、本当に楽しかったです。

またお会いできることを楽しみにしています。

 

IMG_20170717_072539.jpg

ということで解散したが、二次会から参加されたnekonekoさんはワインを飲まれていない。

そこで、三次会はワインを飲むことが出来るお店、『パブリックハウス』に立ち寄ることに。

 

IMG_20170717_072411.jpg

ワインは赤をボトルで注文。

イタリア、プーリア州のカンティーナ・デュエ・パルメが造る、テヌータ・サン・マルコ、ネグロアマーロ、NV。

プーリアの手頃なワインだが、しっかりした果実味とタンニンを持ち、なかなか美味い。

 

IMG_20170717_072431.jpg

ホームメイド・シザーサラダ、温泉玉子付き。

たっぷりのパルミジャーノの下に温泉玉子が隠れている。

 

IMG_20170717_072451.jpg

取り分けても、たっぷりの量。

お腹はいっぱいだが、サラダは別腹。

 

IMG_20170717_072510.jpg

トルコ風の舟形のスパイシーピザ(ピデ)、ほうれん草とキノコ&クリームソース。

なんだかんだ言いながら、これも完食。

お腹はいっぱいだし酔っぱらっているし、帰りはもうヘロヘロ。

楽しく食べ過ぎ飲み過ぎた一日でした。

 

 

 

 

IMG_20170715_094033.jpg

代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』で開催された『ひらまつ』グループの”パリ祭ディナー”に彼女と共に参加した素敵な夜の続き。

今夜のメニューには、『ひらまつ』の名前と共に、今年がフランス革命から228周年であることがフランス語で書かれている。

そして、絵が面白い。

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」かと思ったら、何ヶ所か原画から描き変えられている。

 

この原画と見較べると、一目瞭然。

自由の女神が女性シェフとなり、少年が銃ではなくワイングラスを持っている。

そして折り重なる死体の構図は削除されている。

パトモスさん流に言えば、「民衆を旨い料理に導く自由の女神シェフ」である。

 

IMG_20170715_094937.jpg

魚料理は、穴子と鱸と帆立のムースリーヌのフイユテ、ソース・ショロン。

穴子、鱸、帆立を層状に重ね、パイ包み焼きにした料理。

食べ進むと、スタッフがテーブルを回ってソース・ショロンをたっぷりと注ぎ足してくれる。

レモンの切り身もトリコロールになっている。

 

IMG_20170714_232829.jpg

鱸のパイ包み焼きは、ポール・ボキューズ氏が『ラ・ピラミッド』のフェルナン・ポワン氏から伝えられた料理で、元々はブールブラン・ソースが使われていた。

これをポール・ボキューズ氏が進化させ、酸味の効いたショロン・ソース(ベアルネーズ・ソースにトマトピューレを加えたもの)を使うようにした。

今夜の入砂料理長の料理は、この伝説的な鱸のパイ包み焼きをアレンジしたものなのだ。

 

IMG_20170714_232845.jpg

赤ワインは、ボルドー、サンテステフのシャトー・フェラン・セギュール、2008年。

モンローズとカロン・セギュールに隣接するという好立地のシャトー。

サンテステフのクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに格付けされている。

 

IMG_20170714_232905.jpg

とてもエレガントで繊細なボディ。

熟成を経てタンニンは滑らか。

セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%。

 

IMG_20170714_232920.jpg

肉料理は、仔羊のロースト、シャンピニオンのクルート、バジルの香るジュ・ソース。

 

IMG_20170714_205623.jpg

「肉厚が凄いわね。こんなラム、大好き」と彼女。

彼女はかなりの肉食女子で、ラムの厚みが薄いと機嫌が悪くなる。

ラムはニュージーランド産。

ジュ・ソースは、仔羊の骨とマルサラ酒を煮詰めて作られている。

 

IMG_20170714_232947.jpg

ディジェスティフは、アルザスのスイート・ワイン。

アルザスで最高ランクと評価される、ドメーヌ・ヴァインバック、キュヴェ・ローランス、ゲヴュルツトラミネール、2009年。

ドメーヌの設立は1612年と古く、1898年に現在のオーナー一族の所有となっている。

 

IMG_20170714_233012.jpg

濃厚な甘さの中に、果実の熟成感がしっかりと感じられる、繊細で丁寧な造り。

現在は、亡くなった先代オーナーの夫人、コレット女子と長女カトリーヌ(ドメーヌ経営)、次女ローランス(ぶどう栽培、醸造)の女性三人で運営されている。

ぶどう栽培は、ビオディナミ。

 

IMG_20170714_213228.jpg

デセールは、ピーチメルバ、”メゾン ポール・ボキューズ”風。

 

IMG_20170714_233043.jpg

これは美味い。

でも、ヴォリュームが半端ではない。

 

IMG_20170714_214625.jpg

今夜のコーヒーカップはシンプル。

出席者があまりに多いので、何時もの金をあしらったカップは数が足りないようだ。

 

IMG_20170714_214726.jpg

ミニャルディーズが届く。

入砂料理長のミニャルディーズは、ちょっとしたデセールくらいの量がある。

今夜のパーティーは素晴らしく楽しかった。

同席された方々も皆さんフレンチ好きの素敵な方々で、初対面にもかかわらず、お話しが弾んだ。

先﨑支配人、入砂料理長、竹内シェフ・ソムリエ、石井ソムリエと挨拶を交わし、店をあとにする。

 

IMG_20170714_222039.jpg

お腹がいっぱいで酔っているときは、夜風に当たりながらの散策が気持ち良い。

「このお店、見なくて良いの?」と私が足を止める。

「どうして私が好きそうなお店だとわかるの?」と彼女。

彼女が着ると似合いそうな素敵なサマードレスがいくつも展示されている。

二人でドレスを選び、彼女の試着姿を眺める。

気が付くと、金曜日の夜は既に深夜。

彼女と過ごす代官山の”フランス革命記念日”の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

IMG_20170714_184023.jpg

7月14日は”パリ祭”、蜂起した市民によってバスティーユ監獄が解放された日。

代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』で開催された、『ひらまつ』グループの”パリ祭ディナー”に彼女と共に参加した。

ドレス・コードは、フランス国旗、トリコロール=青、白、赤の内の一色を洋服に取り入れること。

 

IMG_20170714_232335.jpg

彼女は、鮮やかな青と白のドレスに真っ赤なマニキュア。

私は、薄い赤のジャケット、青のシャツ、白のスラックスに、赤い靴、そしてポケットチーフは赤と青のチェック柄。

まずはシャンパン・タイム。

先﨑支配人が、皆さんが楽しまれているか目を配っている。

 

IMG_20170714_232419.jpg

アコーディオンの演奏もあり、とても華やいだ雰囲気。

皆さんお洒落して来られているので、女性の服装を眺めるのも楽しい。

 

IMG_20170714_232440.jpg

シャンパーニュを飲んでばかりいると酔ってしまう。

チーズのグージュールをつまむ。

『メゾン ポール・ボキューズ』定番のアミューズ・ブーシュだ。

 

IMG_20170714_185059.jpg

そろそろ開宴時間。

メイン会場のテーブルに移動する。

テーブル上には冷えたノンガスとコンガスのミネラルウォーター。

もちろん自分で注ぐわけではないが、水分をいっぱい摂取することは大切だ。

テーブルクロスの色は、テーブルごとに青、白、赤。

 

IMG_20170714_185108.jpg

今夜のメニューを楽しみに開く。

メニューの表紙はドラクロアの「民衆を導く自由の女神」のはずだが・・・、ちょっと変。

 

IMG_20170715_123633.jpg

メニューを開くと、ル・カトルズ・ジュイエ、2017の文字。

2017年7月14日、”パリ祭”を意味している。

実は”パリ祭”という呼び方は日本だけで、フランスでは”フランス国民祭”(Fete nationale francaise)が正式な名称。

 

IMG_20170714_232501.jpg

メニューにもポメリーのロゴが入っているように、今夜のシャンパーニュはポメリー協賛。

ポメリー、サマータイム、ブラン・ド・ブラン、NM。

シャルドネ100%のキレのあるシャンパーニュなので、どんどん飲めてしまう。

 

IMG_20170714_232537.jpg

先﨑支配人の挨拶で会が始まる。

東京の『ひらまつ』グループ全店を合わせて開催される”パリ祭ディナー”なので、参加者は150名とのこと。

 

IMG_20170714_232552.jpg

入砂料理長による、今夜の料理の説明。

入砂さんの料理はリヨンの三ツ星レストラン、『ポール・ボキューズ』の伝統をしっかりと受け継ぎ、質実剛健、ヴォリューミーなので好きだ。

 

IMG_20170714_232620.jpg

竹内シェフ・ソムリエによる、ワインの説明。

今夜は白、赤共に初めてのワイン。

どんな造りか楽しみだ。

 

IMG_20170714_192635.jpg

シャンパーニュに合わせたアミューズ・ブーシュは、生ハムとメロンと、フレッシュサーモンのマリネのタルタル。

 

IMG_20170714_193142.jpg

『メゾン』のパンは美味い。

パンのお供は、エシレバター。

 

IMG_20170714_232737.jpg

前菜は、鴨フォアグラのソテー、ソース・パッション。

リヨンの『ポール・ボキューズ』のスペシャリティである。

 

IMG_20170714_232750.jpg

このフォアグラの質感がたまらない。

下に敷かれているのはジャガイモ。

 

IMG_20170714_232646.jpg

白ワインは、ジャン・ルイ・シャーヴが造る、ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション、エルミタージュ・ブランシェ、2010年。

ジャン・ルイ・シャーヴはエルミタージュで最高と言われる造り手。

彼のワインは価格が高くなり過ぎたので、より手頃なネゴシアンものも造り始めており、それがこのセレクション。

 

IMG_20170714_232707.jpg

セレクションでは購入ぶどうやドメーヌで使用しなかったワインが使われているが、シャーヴ自身が醸造していることにかわりはない。

ローヌの太陽の恵みを感じる、濃厚な果実味を持つ辛口に仕上がっている。

ぶどうは、マルサンヌ100%。

代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な”パリ祭ディナー”は続きます。

 

 

 

 

 

IMG_20170603_133101.jpg

神楽坂の『ル・ブルターニュ バー・ア・シードル・レストラン』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。

私が選んだ最初の前菜は、有機野菜の盛り合わせ、豆腐クリームとそばのクリュスティアンと一緒に。

 

IMG_20170603_163752.jpg

彼女が選んだのは、函館漁港直送、鮮魚のカルパッチョ、オーガニックトマト、みょうが、黒ニンニクのドレッシングで。

野菜の下には、たっぷりのアイナメのカルパッチョが隠れている。

 

IMG_20170603_135742.jpg

二皿目の前菜は、二人とも同じものを選択。

鴨胸肉のタルタル仕立て、煮詰めた赤ワインヴィネガーのアクセント、フランス産グリーンピースの冷製スープと合わせて。

 

IMG_20170603_135827.jpg

この赤いのが、鴨胸肉。

暑い日には、冷たいプティ・ポワの濃厚スープが美味い。

 

IMG_20170603_163858.jpg

シードルを飲み干すと、白ワインを抜栓。

プロヴァンス地方のカシー村でドメーヌ・デュ・バニョールが造る、カシー・ブラン、2014年。

 

IMG_20170603_163930.jpg

グレープフルーツ、トロピカルフルーツの芳醇な香り。

豊かな果実味を持つ辛口。

セパージュは、マルサンヌ51%、クレレット35%、ユニ・ブラン14%。

ぶどうはビオディナミで栽培されている。

 

IMG_20170603_142103.jpg

メイン料理も、二人とも同じものを選択。

カマンベールチーズと麦豚生ハムのガレット、グルノーブル産くるみ、グリーンサラダ、無花果のコンフィチュール。

 

IMG_20170603_164037.jpg

カマンベールの香しい熟成香が素晴らしい。

塩気の効いたカマンベールに、無花果のコンフィチュールが良く合う。

 

IMG_20170603_145743.jpg

デザートも彼女と重なってしまった。

ボルディエバターと沖縄県産黒糖のクレープ、自家製きな粉のアイスクリーム。

ブルターニュでジャン・イヴ・ボルディエ氏が伝統製法で作る、ボルディエバターは最高に美味しい。

 

IMG_20170603_174240.jpg

今日のランチも最高に美味しかった。

でも長居をし過ぎたようで、店内にランチの客は他に一人も居なくなってしまった。

 

IMG_20170603_152035.jpg

店のスタッフに今日のお礼を述べて店をあとにする。

「今度は夜に、濡れ縁でのんびりシードルを飲んでも楽しいだろうね」

「蚊がいそうだから嫌だわ。次もお店の中にしましょうよ」

勝手にロマンチックな気分になっていたが、蚊の存在を指摘され、現実に引き戻されてしまった。

神楽坂の『ル・ブルターニュ バー・ア・シードル・レストラン』で彼女と過ごす、楽しく美味しい午後でした。

 

 

 

 

IMG_20170603_163118.jpg

今日は神楽坂で彼女と待ち合わせ。

先日、『しゅうご』の帰りに立ち寄って予約をした、『ル・ブルターニュ バー・ア・シードル・レストラン』でランチを楽しむのだ。

 

IMG_20170603_163150.jpg

今日は日差しが強く、神楽坂の街路樹の緑も濃くなっている。

何時もは夜にしか来ない街だが、休日の昼下がりの神楽坂も良いものだ。

 

IMG_20170603_173211.jpg

ここは、のり奴姐さんが懇意にされているお店。

ル・ブルターニュは、フランスや東京中心に多くのガレット専門店を展開し、神楽坂にも三店舗があるが、シードルやワインを飲みながらブルターニュ料理を楽しむことができるのはこのお店。

 

IMG_20170603_130616.jpg

狭い石畳の路地に佇む一軒家を改造したお店。

玄関から、一段高い室内に入るが、靴を脱ぐ必要は無い。

 

IMG_20170603_152025.jpg

玄関前には日除けのパラソルが立てられ、その下でも食事やシードルを楽しむことができる。

 

IMG_20170603_152016.jpg

玄関を入ると、最初の間にはバーカウンター。

その奥の部屋に案内される。

 

IMG_20170603_144928.jpg

落ち着いた日本の民家で、ブルターニュ料理を食べるとは面白い。

 

IMG_20170603_151626.jpg

窓の外には濡れ縁がある。

ここでシードルやワインを飲んでも楽しそうだ。

 

IMG_20170603_163542.jpg

奥の部屋から玄関を見ると、玄関の先にも個室がある。

木の桶に入った、冷えたシードルが美味しそう。

 

IMG_20170603_131640.jpg

メニューを検討し、一番皿数が多いコースを選ぶ。

料理は幾つかの選択肢から選ぶことができるが、何故か何時も彼女と私の選択が重なってしまう。

 

IMG_20170603_163641.jpg

最初のボトルは、シードル。

お店お勧めの、シードル、フランソア・セヘディ。

 

IMG_20170603_163713.jpg

リンゴで造られたシードルは、酸味と果実味が爽やか。

暑い季節に冷えたシードルは美味しく、アルコール度数も5%と低いので、どんどんグラスが進む。

リンゴ栽培はビオロジックなのだそうだ。

神楽坂の『ル・ブルターニュ バー・ア・シードル・レストラン』で彼女と過ごす楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

IMG_20170608_214532.jpg

銀座の『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

赤ワインは、ボルドー、リストラック・メドックのシャトー・フルカ・オスタン、クリュ・ブルジョワ・シューペリュール、2006年。

1810年設立のシャトーで、2006年にエルメス一族に買収されている。

 

IMG_20170608_214747.jpg

果実味、酸味、タンニンのバランスが素晴らしく、樽由来のヴァニラ香も心地良い。

セパージュは、メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、カベルネ・フラン10%。

フレンチオーク樽で12カ月間熟成されており、新樽比率は30%程度。

エルメス一族が買収後に大規模な投資を行い、品質が年々向上しているそうなので、もっと新しいヴィンテージを飲んでみたくなった。

 

IMG_20170608_200355.jpg

肉料理は、イベリコ豚肩ロース肉と初夏野菜、ソース・ボルドレーズ。

使われている野菜は、赤と黄色のパプリカ、ナス、スッキーニ。

赤ワインを使ったソースが、シャトー・フルカ・オスタンと良く合う。

 

IMG_20170608_214616.jpg

今夜のディジェスティフは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ロゼ。

「今夜は甘いフォーティファイドじゃないのね。アンバルのロゼ、好きよ」と彼女。

 

IMG_20170608_214829.jpg

ヴーヴ・アンバルは、ブルゴーニュを代表するクレマン専業メゾン。

ヘタなシャンパーニュよりよっぽど美味しいので、私も好きだ。

確かこのロゼはまだ1本セラーに入っているが、買い足しておこうと思う。

 

IMG_20170608_203602.jpg

デセールは、フランボワーズのセミ・フレッド。

フランボワーズに生クリームとイタリアン・メレンゲが加えられている。

暑い季節に嬉しいデセールだ。

 

IMG_20170608_214850.jpg

「今夜のワインも美味しかったけど、飲み過ぎちゃったみたい」と彼女。

数えてみると、アペリティフを3杯、レ・カルシネールを3杯、シャトー・フルカ・オスタンを2杯、そしてクレマンのロゼを2杯飲んでいる。

ちょっと酔った彼女は、一層綺麗に見える。

ひょっとしたら、私も酔っているのかもしれない。

 

IMG_20170608_211352.jpg

店を出ると、何時ものように銀座を少し散策。

お隣のマロニエゲート2のお花屋さんは、今夜も明日の準備に余念がない。

 

IMG_20170609_134251.jpg

マロニエゲート2の営業は終了しているが、お花屋さんにお願いして飾りつけを見せてもらう。

 

IMG_20170608_214928.jpg

マックス・マーラが再びモノトーンのディスプレイに変わっている。

 

IMG_20170608_214956.jpg

シャネルは既に秋の雰囲気。

他のマネキンはブーツまで履いている。

 

IMG_20170609_134348.jpg

カルティエとブルガリの展示は、小さな窓の中の商品。

シャネルやルイ・ヴィトンに較べれば地味だ。

 

IMG_20170609_134459.jpg

一番派手なのは、ルイ・ヴィトン。

銀座通りに面したウィンドウは、ファン・ゴッホ。

側面のウィンドウの一つは、ルーベンス。

 

IMG_20170610_151212.jpg

もう一つの側面のウィンドウは、ダ・ヴィンチ。

これらは、現代アート作家、ジェフ・クーンズとのコラボ商品、”マスターズ”の展示なのだ。

 

IMG_20170608_211828.jpg

モナリザの前に並んでいるのは、ダ・ヴィンチの名前入りのバッグ。

ダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ルーベンス、ファン・ゴッホ、フラゴナールの5人の巨匠の作品がバッグに再現されている。

 

IMG_20170608_211808.jpg

別のウィンドウに飾られているバッグを見ると、絵柄が良くわかる。

付いているタグは、ジェフ・クーンズの代表的なアイコンの、レザー製のラビット。

 

IMG_20170529_223619.jpg

銀座通り側のウィンドウは、ファン・ゴッホ。

 

IMG_20170608_215110.jpg

背景の絵が消えた時にバッグを撮影。

ダ・ヴィンチに較べれば、ファン・ゴッホの方が使いやすそうだ。

ほろ酔いで歩く銀座の街は楽しい。

彼女と過ごす銀座の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

IMG_20170609_133043.jpg

今夜は、銀座のマロニエゲート1のお店で彼女と待ち合わせ。

10F~12Fに素敵なレストランが14軒入っている。

 

IMG_20170608_205951.jpg

今夜は10Fにある何時ものフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』。

リヨンでミシュラン三ツ星を維持し続ける『ポール・ボキューズ』のブラッセリー版のお店である。

 

IMG_20170608_184832.jpg

何時ものスタッフに、何時もの席に案内される。

このナプキンを見ると、今夜の料理への期待が膨らむ。

 

IMG_20170609_133742.jpg

アペリティフを飲みながら、ソムリエの大友さんと雑談。

支配人の山辺さんが彼女を案内してくるのが見えた。

急いで席を立ち、彼女を迎える。

 

IMG_20170608_214444.jpg

今夜のアペリティフ・メゾンは、グレープフルーツ・カクテル。

フレッシュ・グレープフルーツ・ジュースにカンパリを加え、クレマン・ド・ブルゴーニュで割ったカクテル。

爽やかな酸味とシュワシュワ感が涼を誘う。

使われているクレマンは、ヴーヴ・アンバルのブリュット、ミレジム、2014年。

 

IMG_20170608_191816.jpg

前菜は、旬の真鯵のマリネ、ヴェネチアン風、グレープフルーツのアクセント。

爽やかなグレープフルーツ風味のエスカベッシュが、アペリティフとシンクロして美味い。

 

IMG_20170608_214502.jpg

白ワインに切り替える。

彼女も好きな、ルーション地区のスター・ドメーヌ、ドメーヌ・ゴビーのレ・カルシネール、コート・カタラン、2009年。

 

IMG_20170608_214715.jpg

熟したマンゴー、パッションフルーツの香り。

濃厚な果実味と強いミネラル感。

熟成からくるエステル香。

何度飲んでも、ドメーヌ・ゴビーのレ・カルシネールの2009年は美味い。

「この熟成感、好きよ」と彼女。

「レ・カルシネールと言うだけあって、ミネラル感も素晴らしいね」と私。

 

IMG_20170608_194033.jpg

魚料理は、小海老と舌平目の蒸し煮、旨味を凝縮させた魚介のスープ。

スープ・ド・ポアソンの香りが素晴らしい。

 

IMG_20170608_194053.jpg

小海老のすり身を舌平目で巻いて蒸している。

このふわふわ感が何とも好い。

淡白な舌平目に、濃厚なスープ・ド・ポアソンがよく絡んで美味。

「ここに来ると、寛いで食事もワインも楽しめるね」

彼女はここが大好きなのだ。

『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

IMG_20170617_193311.jpg

今夜は泡を飲みたくなった。

セラーから取り出したのは、イタリア、ヴェネト州のヴィットリア・フォラドルが造る、プロセッコ、イル・フォッロ。

 

IMG_20170617_193239.jpg

ヴィットリア・フォラドルは、プロセッコ最高の地区であるDOCGヴァルドッビアデーネで数世紀にわたってぶどう作りを続ける栽培農家。

DAL1960と書かれているところを見ると、ワインとしてのプロセッコを造り始めたのは1960年のようだ。

 

IMG_20170617_193013.jpg

ミュズレには、シャルマ方式と書かれている。

シャンパーニュのように瓶内二次発酵を行わず、密閉タンク内で二次発酵を行う、大量生産に適した方式。

 

IMG_20170617_193150.jpg

シャルマ方式はぶどうの果実味を残すことができるので、フレッシュ、フルーティーなスパークリングワインを造ることが出来る。

一方でガス圧は低く、シャンパーニュ方式が20℃で5~5.5気圧あるのに対し、3~4.5気圧となる。

 

IMG_20170617_193053.jpg

このため、気泡は少し大きい。

飲んでみると、フレッシュな果実味があふれる素晴らしいスプマンテ。

夏に強めに冷やして飲むのに最適だ。

イタリア、ヴェネト州の美味しいプロセッコを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。