ワインは素敵な恋の道しるべ -335ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は広尾で彼女と待ち合わせ。

このお店は美味しかったね、次はここに来たい、などと話しながら、広尾商店街を散策。

祥雲寺の前を左に曲り、次の角を右折し、広尾一丁目交差点に向かう。

 

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交差点を渡ってすぐのところ、明治通りに面したゲートをくぐると、今夜の目的のお店がある。

 

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『レストラン マノワ』は、ソムリエの中村豪志氏が2011年に開いたフレンチ・レストラン。

店に近づくと、ドアがさっと開き、中村さんが迎えてくれる。

 

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シックで落ち着いた雰囲気は、まさにマノワ=館のイメージ。

出されたウエット・タオルは、爽やかなミントの香り。

 

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二人掛けのテーブルが7つと、カウンターにも席が用意されている。

平日の訪問だが、今夜も満席だそうだ。

 

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最初はシャンパーニュ。

お店のハウス・シャンパーニュを選択。

 

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J.B. ドゥラランドは初めて飲む銘柄。

セパージュは、ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%。

 

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輸入業者のシールを見ると、なんと『マノワ』の直接輸入品。

 

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コクのあるボディ、イースト香も心地良い。

木村硝子店製のグラスが素敵だ。

 

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木製の飾り皿は珍しい。

皿にも店のロゴマークが入っている。

カトラリーのうち、ナイフは全てラギオール。

 

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三種のマノワのアミューズ。

マノワの名前が入っているのは、焼いた麩とホワイトアスパラガスのムース。

右手が猪のリエット。

奥がジャガイモのムースで、中に刻んだオリーブが入っている。

 

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パンはもちもちでとても美味い。

バターナイフもラギオール。

 

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バターが可愛い。

残り少なくなると、新しいバターがさっと届けられる。

 

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一皿目の前菜は、二人とも同じものを選んだ。

伊豆・河津の熟成日本鹿のテリーヌ、長野県大島農園の夏野菜と共に。

鹿のテリーヌも野菜も素晴らしく、彼女と思わず目を合わせて微笑む。

 

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白ワインは、お薦め5種類のなかからモンタニーを選ぶ。

モンタニー、セレクション・マノワ、2015年。

モンタニーはコート・シャロネーズの5つの村の一つで、白ワインに特化したアペラシオン。

 

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このワインも『マノワ』の直輸入品。

セレクション・マノワと言う名前のとおり、『マノワ』のためにボトリングされたワイン。

 

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濃いめの透明感のある麦藁色。

豊かな果実味とミネラル感。

「美味しい。好きなタイプのシャルドネだわ」と彼女。

「僕たちはリュリーが好きだから、近くのモンタニーのシャルドネも好みに合うね」と私。

木村硝子店のグラスは美しいが、ステムが細く繊細なので取り扱い要注意だ。

 

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彼女が選んだ二皿目の前菜は、夏ハーブのクルトンを纏った、静岡県富士宮市くぬぎマスの炙り、フェンネルの香り。

 

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美しい。

彼女によると、見た目だけでなく食べても素晴らしいとのこと。

 

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私が選んだのは、竹炭をまぶしてフリットした鱧、北海道・北見の新玉葱のアイスと共に。

 

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丁寧に骨切りされた鱧が香ばしく美味い。

結構なヴォリュームもあり、アミューズと前菜二皿で結構お腹がいっぱいになってくる。

2013年から『マノワ』に加わった武藤シェフの実力は大したものだ。

彼女と過ごす、広尾の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

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神楽坂の人気の中華、『エンジン』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

シャンパーニュを飲み干したので、抜栓しておいた赤を出してもらう。

ドメーヌ・ルジューヌが造る、ブルゴーニュ・ルージュ、2015年。

ルジューヌは、ポマールで1783年創業の歴史ある家族経営のドメーヌ。

 

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ベリー系の香り。

伝統的な造りの綺麗なピノ・ノワールである。

オークの大樽で醗酵、熟成。

ぶどう栽培はリュット・レゾネで、ビオロジックに転換中。

 

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いろいろ野菜炒め。

この料理、金目鯛やズワイ蟹よりも高価だったので、どんな料理か興味津々で注文。

 

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紅心大根、韓国カボチャ、スナップエンドウ、紫大根、ベビーコーン、等々に加え、二種類の麩が入っている。

油でさっと揚げて味付けしたシンプルな料理だのに、野菜の甘みが上手く引き出されており、とても美味い。

 

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黒酢の酢豚。

お店一番人気の料理。

今夜の野菜は、白茄子。

 

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添えられているのは、おこげ。

黒酢の餡がたっぷりあるので、残った餡に付けて食べて下さいとのこと。

 

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熱々の揚げたての豚肉に、濃厚な黒酢餡が絡んで最高に美味。

人気の理由がわかる一品だ。

餡の量が多いので、おこげにもたっぷり餡を付けて食べる。

「今まで食べた中で一番美味しい黒酢酢豚だわ」と彼女。

 

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〆は、彼女は担々麺。

 

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私は酸辣湯麺。

腰のしっかりした細麺と、濃厚な酸辣湯が良く合う。

お腹はいっぱいだが、二人とも汁まで完食。

 

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松下シェフに今夜の礼を述べ、店をあとにする。

帰りは、元来た道とは反対側の細い石段を上る。

のり奴姐さんご推奨の帰り道。

振り向くと、ビルが一段低い場所にあるため、『エンジン』がある1階は見えない。

 

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先に進むと、路地であって路地でないような不思議な空間。

ここにも趣のある店がある。

 

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そのお店の手前を右折すると、道幅1mほどの細い路地。

ここにも良さそうなお店が軒を連ねる。

 

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この細い路地を神楽坂(早稲田通り)に抜けると、目の前には毘沙門天。

 

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夏祭りを控え、街にも毘沙門天にも提灯が並び、華やいだ雰囲気。

 

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こんな通りを歩いていると、私達まで心が浮き立ってくる。

「『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』にも早く行きたいし、『しゅうご』にもまた行きたいわ」と彼女。

「うん、早めに予約を入れておくね」と私。

彼女と過ごす神楽坂の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

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今夜は人気の中華に行くことにした。

場所は神楽坂の路地裏。

知っていないと行けない場所だが、お店は予約の取れない人気店、『エンジン』。

 

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変わったビルの1階に『エンジン』がある。

ここは、のり奴姐さんに教えていただいたお店。

 

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赤坂の『うずまき』でシェフを務めた松下和昌氏が2015年2月に開いたお店である。

ショップカードにも書かれている通り、松下シェフは和の食材を用いた中華で有名。

 

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店内はとてもモダンなインテリア。

テーブル席が12人分。

 

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カウンター席が6人分で、合わせて18席のお店。

今夜も予約で満席。

予約なしで訪れる方は入店できず、店には予約の電話が次々と入る。

 

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最初のボトルはシャンパーニュ。

暑い夏に泡は欠かせない。

リシャール・シュルランが造る、エドモンド・シュルラン、ブリュット。

エドモンド・シュルランは、リシャール・シュルランのネゴシアン・ブランド。

 

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グラスもとってもスタイリッシュ。

ボトルの高さほどもあり、勢いのある泡がより綺麗に見える。

フレッシュな果実味、爽やかなキレのある辛口。

ぶどうはリュット・レゾネで栽培され、セパージュはピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。

 

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ピータン湯葉。

濃厚な湯葉の甘みがピータンの強い味を包み込んで美味い。

「ねえ、ここは中華なのよね」と彼女。

「そう、これが和の食材を中華に変える松下マジックなんだね」と私。

 

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蒸し鶏茗荷ソース。

蒸し鶏のソースに茗荷を用いるとは。

これが良く合って美味いし、パクチーも良いアクセントになっている。

 

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チェリーと赤くらげ胡麻和え。

胡麻和えは和のテイスト。

そこにアメリカンチェリーの甘みと、くらげのコリコリの食感が加わる。

想像を超える一品。

 

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鮎の春巻き。

彼女が、どんな料理か興味があると言うので、注文。

これは一人一皿。

添えられているのは、赤酢。

 

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身は春巻きに入っている。

内臓の苦みもあって美味い。

頭と骨はカラッと揚げられており、バリバリと食べることが出来る。

中華と言う言葉から予想していた料理とは異なる品々に、彼女も大喜び。

神楽坂の『エンジン』で過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

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フランスのミシュラン三ツ星レストランの東京店、丸の内の『サンス・エ・サヴール』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

二本目の白ワインは、ルーション地区のスター・ドメーヌ、ドメーヌ・ゴビーのコート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。

 

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豊かな果実味、炒ったアーモンドや柑橘類のニュアンス。

綺麗な酸やミネラルも持っている。

自然酵母を用い、清澄、濾過は行っていない。

セパージュは複雑で、マカブー40%、グルナッシュ・ブラン30%、シャルドネ15%、グルナッシュ・グリ10%、カリニャン・ブラン5%。

 

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青森県直送 天然鱸のオフー、地中海風スープ・ド・ポアソン、志布志市産ひのひかりと柔らかなヤリイカのミネストローネ。

魚介類の濃厚なスープが、蒸された鱸によく合って美味い。

 

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白ワイン二種の飲み較べも楽しい。

右が、クローディ・ジョバールのリュリー、2009年。

左が、ドメーヌ・ゴビーのコート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。

 

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今夜の赤ワインはローヌのファミーユ・ペランが造る、クードレ・ド・ボーカステル、2009年。

ファミーユ・ペランは南ローヌを代表する造り手。

そのフラッグ・シップ・ワイン、シャトー・ド・ボーカステルの畑の隣の畑で収穫されるぶどうで造られる、セカンド的なワイン。

 

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豊かな果実味と熟成感を持つ、素晴らしいワインだ。

今夜は、白二種と赤一種の全てをグレート・ヴィンテージの2009年で統一したのも面白い。

セパージュは、ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。

 

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鹿児島県産薩摩黒牛のロティとケフタ、スパイス香る蜂蜜、ズッキーニのグリエ、ジャガイモとコンテチーズのモワルー、ハーブのコンディメントソースと共に。

 

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柔らかな赤身の薩摩黒牛は、絶妙の焼き加減。

コンディメントソースと合ってすこぶる美味。

 

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ソースを掬うのに、パンは必需品。

クッペの次は、バゲット。

 

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普通のフレンチのコースは肉料理の次はデセールなのだが、今夜はちょっと変わっている。

冷製カペッリーニ、クレオール風スイカと赤玉葱のヴィネガーソース、セモリナ粉を纏った稚鮎のフリット、ヨーグルトとウォッカのエスプーマ。

 

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カペッリーニは別皿で届く。

 

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肉料理のあとに冷製パスタを出すとは、驚き。

こんな遊び心のあるフレンチも楽しい。

さすが”モダン・キュイジーヌの旗手”と呼ばれ、地中海料理を得意とするプルセル兄弟のお店だけある。

 

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デセールは、アーモンドとココナッツムースのクロッカン、グリオットチェリーのアクセント、ライチとピンクグレープフルーツのソルベを添えて。

 

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今夜も良く食べ、良く飲んだ。

締めのハーブティーがいっぱいになったお腹を癒してくれる。

 

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ミニャルディーズは、塗り物の器で出される。

蓋には、さりげなく店の名前が

 

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蓋を開けると、マカロン、カヌレ、ジュレ。

今夜の料理も楽しく美味しかった。

飯田支配人と鴨田料理長、そして佐々木ソムリエにお礼を述べて店をあとにする。

彼女と過ごす丸の内の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

彼女と丸の内のお店で待ち合わせ。

目的のお店は、『サンス・エ・サヴール』。

(画像はH.P.からおかりしました。)

 

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予約時間には早めだが、レストラン階専用エレベーターで35階に向かう。

 

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丸ビルの35階には展望スペースがあり、右手には皇居の一部と国会議事堂が見える。

展望スペースの左側は、バンコクにあるタイ料理の名店の東京支店で、改装を終えたばかりの『マンゴツリー東京』。

 

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そして右側には、『サンス・エ・サヴール』。

『サンス・エ・サヴール』は、1998年にフランスで最年少でミシュラン三ツ星を取得した双子のシェフ、ジャック&ローラン・プルセル兄弟の”プルセル・キュイジーヌ”のお店。

 

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開店間もなく入店したので、まだ店内に客はほとんど居ない。

日本にしばらく居なかったので、ここに来るのはもう2年ぶり。

とても懐かしく感じる。

 

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今夜のコース料理は、何だか皿数が多い。

これは楽しみだ。

 

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彼女が到着し、席を立って待つ。

彼女が着席すると、私も腰を下ろす。

ソムリエの佐々木さんが、アペリティフを届けてくれる。

アプリコットのカクテル。

 

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フランスを代表するリキュール造りの名人、ジャン・ポール・メッテのアプリコット・リキュールを、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年で割ったカクテル。

 

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最初の前菜が届く。

福井県産越のルビーのアンダルシア風ガスパッチョ、北海道羅臼産タラと宮城県小林市産完熟マンゴーのカネロニ、モッツァレラチーズのジュレ、クルトン・オリーブ・ヒマワリシードの食感と共に。

 

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目の前でガスパッチョが注ぎ込まれる。

夏を感じる素晴らしい前菜。

 

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白ワインは、二人が好きなブルゴーニュの造り手、クローディ・ジョバールのリュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2009年。

クローディ・ジョバールは注目の女流醸造家で、自らのドメーヌの運営に加え、ブルゴーニュの名門ネゴシアン、ルモワスネの醸造責任者も務めている。

 

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色合いは濃い黄金色。

熟した果実の香り。

バターや炒ったナッツのニュアンス。

力強い果実味とミネラル感。

シャルドネの平均樹齢は、42年。

何度飲んでも美味しいワインだが、日本では『ひらまつ』のグループでしか飲むことができない。

 

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二皿目の前菜は、長崎県産玉蜀黍とフォアグラのロワイヤル、トリュフ風味のカプチーノ仕立て、シャンピニオンとラールコロナータのタルティーヌを添えて。

フォアグラの濃厚な香りが食欲をそそる。

 

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熱々のクッペが美味い。

フレンチで、バターではなくE.V.オリーブオイルが出されるとは面白い。

丸の内のフレンチ、『サンス・エ・サヴール』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

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中目黒の『とりまる』でアメブロの友人たちと過ごす楽しい夜の続き。

メンバーは、主催者のPEDROさんとchinatsuさん、そして、しづちゃん、、nekonekoさん、nomurieさん、ハバネロ将軍さん、Mr. vinさん、私。

続いて抜栓したのは、城戸ワイナリー、オータムカラーズ、コンコード、2016年。

 

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濃厚な果実味を伴う爽やかな甘口。

ディジェスティフとしても美味しそう。

 

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かんずり。

貴重な部位で、今日は4串分しかないとの事。

Mr. vinさんと二人で一串を分けて味わう。

 

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レバー。

これもとろっとろで美味い。

 

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続いて、城戸ワイナリー、オータム・カラーズ、ルージュ、2016年を抜栓。

昨年まではメルロー100%のオータム・カラーズ、メルローとして造られていたが、2016年からは三種のぶどうをアサンブラージュしたルージュとなったそうだ。

 

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ベリー系の香りを持つ、綺麗なボディ。

貴重な城戸ワインをこんなに飲めて、今夜は幸せ。

セパージュは、メルロー47%、マスカットベリーA30%、カベルネ・ソーヴィニヨン23%。

 

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鶏の唐揚げ。

ダイエットの大敵だが、今夜は自分を甘やかしてしまう。

 

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はつは三本分しか取れなかったそうだ。

でも18個あるので、一人2個は食べることが出来る。

 

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せせり、ポン酢おろし。

これも最高に美味い。

 

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これは・・・、PEDROさん、教えて下さい!

 

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手羽先。

ここまで食べると、お腹は結構いっぱい。

 

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ワインのあとは、日本酒。

和歌山の平和酒造が醸す、紀土(キッド)純米吟醸。

人気の理由がわかる、旨い酒だ。

 

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〆は焼きおにぎり。

焼き鳥屋の焼きおにぎりは美味い。

ここでMr. vinさんは羽田空港国際線ターミナルに向けて、出発。

 

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この香の物が酒に良く合う。

お陰で、紀土をコップ酒で二杯半はちょっと飲み過ぎ。

 

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あれ、更にご飯ものが。

PEDROさんが気を利かせて追加してくれたようだが、私はもうブロイラー状態。

 

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でも、鶏のスープは美味い。

 

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たらふく食べて飲んで、『とりまる』をあとにする。

夜になると、宇宙人が一層不気味に見える。

 

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酔っ払い7人組は、ふらふらと中目黒駅周辺へ。

高架下が再開発され、今では人気のスポットとなっている。

 

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一行はPEDROさんに先導され、『三ツ矢堂製麺』に吸い込まれるように向かう。

 

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店の外には、テラス席。

夜も遅く、そよ風もあるので外が気持ち良い。

 

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テーブルに着くと、さっそく乾杯。

皆さんはサワー系、私は焼酎ロック。

 

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あんなに食べたのに、おつまみも注文。

 

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更に餃子まで注文したのは誰だ。

きっと餃子部長のnomurieさんに違いない。

この餃子、かなり美味い。

 

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そして、究極の〆ラーメン。

明日からはダイエット、と自分に言い聞かせて食べる。

このつけ麺、とても美味い。

友人たちと過ごす、食べ過ぎ飲み過ぎの楽しい中目黒の夜でした。

 

 

 

 

 

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今夜は、また中目黒。

8月5日~6日が夏祭りなので、街は既にお祭りムード。

 

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目的のお店に行く前に、少し目黒川沿いを散策。

両岸の桜の緑が鮮やか。

 

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清流が凉を誘い、少し気温が低く感じられる。

 

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さらに歩を進め、目的の店に向かう。

 

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PEDROさんにお誘いいただき、中目黒の宇宙人の焼き鳥屋、『とりまる』を初訪問。

 

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この宇宙人を見るとお店のコンセプトを疑ってしまうが、実に美味い焼き鳥屋さんなのだそうだ。

 

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通されたのは、二階の個室。

 

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宇宙人の位置からは、通りを行き交う人が良く見える。

彼(または彼女)は何を思って通行人を眺めているのだろうか。

 

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テーブルの上には、白、赤用のワイングラスが8脚ずつ用意されている。

おや、壁には懐かしいポスターが。

 

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このポスターを見ると、お店の客の年齢層がわかり、居心地が良くなる。

 

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メンバーが集まり、ビールで乾杯。

集まったメンバーは、主催者のPEDROさんとchinatsuさん、そして、しづちゃん、nekonekoさん、nomurieさん、ハバネロ将軍さん、私。

Mr. vinさんは少し遅れて参加されるとのこと。

レモンサワーを飲まれているのは、ハバネロ将軍さん。

 

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お通しは、こんにゃくの肉味噌。

この自家製味噌、とても美味い。

 

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レタスの大盛がド~ンと届く。

これで二人分。

もろみ味噌を付けると美味しいので、あっという間に完食。

 

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ビールの次は、城戸ワイナリー、オータム・カラーズ、ナイヤガラ・ブリュット、2016年。

初めて飲む、城戸さんのナイヤガラ。

 

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Mr. vinさんも加わり、8人で乾杯。

Mr. vinさんは大きなスーツケースを抱えての登場、

何と今夜、羽田空港からドーハに旅立たれるのだそうだ。

 

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とても甘いフルーツ香。

ところが口に含むと、本当にブリュット。

これは驚きのナイヤガラだ。

 

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次に届いたのは、キャベツの大盛。

これも一皿で二人分。

 

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キャベツには味付きマヨネーズ。

これがキャベツに合って美味いのだ。

 

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いよいよ焼き鳥。

最初は、せぎも。

中は半生で、とろける美味しさ。

 

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冷奴の上には、醤油豆。

発酵食品の使い方が上手い。

 

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二本目は、小布施ワイナリーのソガ・ペール・エ・フィス、ヴァン・ド・ターブル・ド・ナガノ、2015年。

通称、ちゃぶ台ワイン。

 

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曽我さんによると、コップ飲み、茶碗飲みする気楽なワイン=ヴァン・ド・ターブル=ちゃぶ台ワインとのことだが、しっかりとした熟成感を持つ美味い赤だ。

ぶどうはアリカント主体で、樽熟成されている。

これから料理もワインもまだまだ楽しみますが、この続きはまた明日。

 

 

 

 

 

 

 

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中目黒のフレンチ、『オー・コアン・ドゥ・フー』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

お店の人気メニューが届く。

大きなフルートグラスに、海の幸がギュッと詰まった逸品。

下から、有機人参のムース、ズワイガニとホタテ、オマール海老のジュレ、そして一番上には生のウニが載せられている。

美味しいのだが、これだけでお腹がいっぱいになってしまう。

 

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続く前菜は、ビシソワーズ、甘えびとあさり、ホワイトアスパラガスと枝豆、コンソメジュレ。

冷たいスープの中には、甘えび、あさり、そしてホワイトアスパラガスはゴロゴロと入っている。

 

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二種類目の白を飲み終え、抜栓しておいた赤をテイスティング。

フレデリック・マニャンが造る、モレ・サン・ドニ、クール・ダルジール、2013年。

フレデリックは二人が大好きな造り手。

実際にお会いして話したことがあるので、二人とも親近感を持っている。

 

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コルクの質は良く、香りも良好。

でも、コルクには何の刻印も無く、ちょっと寂しい。

 

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最近のフレデリックのピノは、昔のように樽を効かした強いボディではなく、よりテロワールを活かした自然な造りになっている。

それでもジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーの間にあるモレ・サン・ドニの、ジュヴレ寄りの畑のぶどうで造られたクール・ダルジールは、凝縮された強さを持っている。

自然酵母を用い、樽熟成期間は13カ月、新樽比率は30%。

年産わずか6,000本のピノである。

 

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魚料理は、鮃のポワレ、つぶ貝、麦のリゾット、アスパラソバージュ添え、岩海苔のブールブランソース。

 

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鮃は肉厚でジューシー。

今夜は良いつぶ貝が入荷したようで、アミューズに続き二度目の登場。

岩海苔のブールブランの香りがとても良い。

 

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肉料理は、鴨胸肉のロースト、黒胡椒のマディラ酒ソース。

「メインは鴨なのね。嬉しい」と彼女。

今夜はシェフにお任せの季節のフルコースを注文しているので、皿が届くまで何の料理が出されるかわからないのだ。

 

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絶妙の火入れ。

弾力がありながら柔らかい鴨肉がとても美味い。

 

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今夜のデセール5種のなかから彼女が選んだのは、濃厚チョコレートのテリーヌ。

 

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私が選んだデセールは、レアチーズのムースとグレープフルーツのジュレ仕立て、濃厚ミルクアイス添え。

 

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「今夜もありがとう。ここ気に入ったわ。ね、また来ようね」と、彼女は今夜の料理に満足した様子。

「でも料理のヴォリュームがあったので食べ過ぎだね。今度は品数を減らしたコースにしようよ」

 

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室内には、至る所にフランスの風景画か掛けられている。

テーブル間の距離も取られており、寛いで食事ができる空間だ。

山口潤シェフの料理は素晴らしく、奥様の山口沙知子ソムリエールのワインリストはとても良心的で洗練されている。

今夜も楽しい、彼女と過ごす中目黒の夜でした。

 

 

 

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今夜は彼女と中目黒で待ち合わせ。

向かった先は、何時も行く目黒川方面の店ではなく、駅の南側の新しい飲食店街の一角。

 

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目的のお店は、『オー・コアン・ドゥ・フー』。

フランス各地のレストランで修業し、帰国後幾つかのレストラン・シェフを歴任した、山口潤シェフが2011年に開業したお店である。

 

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お店の中に入ると、外から見た以上に広い。

奥行きも随分ある。

 

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左手には、外に張り出した部屋もある。

 

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厨房とを隔てるガラス窓には、今夜のメニューが書かれた黒板。

プリフィックス・コースは、このメニューから選ぶ。

今夜は、シェフにお任せの季節のフルコースを頼んでいるので、私達には無用。

 

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白はグラスでお願いする。

ドメーヌ・デラポルテが造る、サンセール、シャヴィニョール、2016年。

サンセールのシャヴィニョール村で数世紀続く家族経営のドメーヌ。

 

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冷えたソーヴィニヨン・ブランが美味い。

青リンゴ、シトラス、洋梨の香り、酸味とミネラルのバランスも良い。

 

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最初の料理は、つぶ貝のガーリックバターソース。

エスカルゴのつぶ貝バージョンといったところ。

このつぶ貝、プリプリで美味い。

 

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自家製パンには、EVオリーブオイルにバルサミコ。

パンがモチモチで美味しく、ガーリックバターソースを染み込ませて食べてしまう。

 

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二種類目の白は、普段はあまり飲まないローヌ。

ポール・ジャブレ・エネが造る、クローズ・エルミタージュ、レ・ジャレ、2015年。

1834年創業以来、7世代にわたってワイン生産を続けるローヌを代表する名門生産者。

 

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豊かな果実味を持つ、濃厚なボディ。

久し振りに飲むローヌの白は美味い。

ぶどうは、マルサンヌ100%。

 

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開店後すぐに入店したので、お店に客の姿は少なかった。

でも、よく見るとほとんどのテーブルに”リザーヴド”の札が置かれている。

そして一時間もすると満席となり、このお店の人気の高さがわかった。

中目黒のフレンチ、『オー・コアン・ドゥ・フー』で彼女と過ごす美味しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

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六本木の東京ミッドタウンに新しく出来た素敵なフレンチ、『六本木テラス フィリップ・ミル』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

ビルカール・サルモン、ドゥ・ラドゥセットのプイィ・フュメを飲んだあとは、ルイ・ジャドのピノ・ノワール。

コート・ド・ボーヌの、ドメーヌ・ガジェ、ボーヌ・プルミエ・クリュ、ブレッサンド、2005年。

 

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ルイ・ジャドのドメーヌ物は本当に美味い。

彼女はルイ・ジャドが好きで、サンフランシスコに旅した時にもナパやソノマではワインを買わず、シスコのワインショップでルイ・ジャドを買って帰ったことを思い出す。

 

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今夜の魚料理は、カナダ産オマール海老と黒オリーブのソテー、香味野菜の温かいマリネ。

ジューシーなオマール海老に野菜本来の旨味が凝縮された料理は、強いピノ・ノワールにも良く合う。

 

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二種類目の赤ワインは、ボルドー、ポムロールのシャトー・ド・サル、2004年。

ポムロールで最大の畑と、ポムロール随一のシャトーを持つことで有名な造り手。

 

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絹のように滑らかで、豊かな果実味を持つ。

それほど長命なワインではないので、今がピークなのかもしれない。

セパージュは不明だが、ぶどうの作付け面積は、メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン15%。

樽熟成期間は18ヶ月、新樽比率は33%。

 

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肉料理は、香ばしく焼き上げたブルターニュ産仔牛、ハーブのクーリとケッパーのジュソース。

白いソースは根セロリのクーリ、黄色のソースはバターナッツパンプキンのクーリ。

 

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ケッパーのジュソースは何処にあるのかと思ったら、小さなパンを持ったスタッフが現れ、皿にトロリと飾り付けてくれる。

仔牛は癖が無く、とろけるような柔らかさ。

 

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メインを食べ終えると、ディジェスティフが注がれる。

ボルドー、ソーテルヌのシャトー・カントグリル、2006年。

貴腐ワインである。

エチケットの下部に書かれている名前は、オーナーのドゥニ・デュブルデュ博士。

ボルドー大学醸造学部の教授で、ボルドーの4つのシャトーのオーナーでもある。

 

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飴色ともいえる濃い黄金色。

アプリコット、カリン、熟した洋梨に、シトラスの香り。

濃厚な甘みを持ちながら、すっきりとした後味。

セパージュは、セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%。

樽熟成期間は18ヶ月で、新樽比率は30%。

 

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デセールは、ペーシュ・ド・ヴィーニュとモンターニュブルーのムース。

ペーシュ・ド・ヴィーニュは”ぶどう畑の桃”。

昔はブルゴーニュのぶどう畑には桃が植えられていたそうで、赤い甘い桃なのだそうだ。

モンターニュブルーは、茶葉にヤグルマギクの花びらとストロベリー、ブルーベリー、ラベンダー、蜂蜜のフレーバーを加えた紅茶。

 

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紅茶のムースを食べた後は、コーヒー。

良いレストランは、コーヒーも美味い。

 

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「今夜の料理もワインも素晴らしかったわ。ありがとう」

「ボタニカも良かったけど、フィリップ・ミルも素敵だね。今度はテラスでのんびりシャンパーニュを飲もうか」

 

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テラスに照明が点り、オリーブの樹が輝いて見える。

 

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ガレリアには既に人気は無い。

六本木の街を少し散策することにしよう。

彼女と過ごす六本木の夜は、素敵に更けて行きました。