今夜は彼女とフレンチ・ディナー、オー・コアン・ドゥ・フー、中目黒 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

IMG_20170616_183057.jpg

今夜は彼女と中目黒で待ち合わせ。

向かった先は、何時も行く目黒川方面の店ではなく、駅の南側の新しい飲食店街の一角。

 

IMG_20170616_183105.jpg

目的のお店は、『オー・コアン・ドゥ・フー』。

フランス各地のレストランで修業し、帰国後幾つかのレストラン・シェフを歴任した、山口潤シェフが2011年に開業したお店である。

 

IMG_20170616_223734.jpg

お店の中に入ると、外から見た以上に広い。

奥行きも随分ある。

 

IMG_20170616_183305.jpg

左手には、外に張り出した部屋もある。

 

IMG_20170616_183311.jpg

厨房とを隔てるガラス窓には、今夜のメニューが書かれた黒板。

プリフィックス・コースは、このメニューから選ぶ。

今夜は、シェフにお任せの季節のフルコースを頼んでいるので、私達には無用。

 

IMG_20170616_223910.jpg

白はグラスでお願いする。

ドメーヌ・デラポルテが造る、サンセール、シャヴィニョール、2016年。

サンセールのシャヴィニョール村で数世紀続く家族経営のドメーヌ。

 

IMG_20170616_223925.jpg

冷えたソーヴィニヨン・ブランが美味い。

青リンゴ、シトラス、洋梨の香り、酸味とミネラルのバランスも良い。

 

IMG_20170616_185152.jpg

最初の料理は、つぶ貝のガーリックバターソース。

エスカルゴのつぶ貝バージョンといったところ。

このつぶ貝、プリプリで美味い。

 

IMG_20170616_184639.jpg

自家製パンには、EVオリーブオイルにバルサミコ。

パンがモチモチで美味しく、ガーリックバターソースを染み込ませて食べてしまう。

 

IMG_20170616_224130.jpg

二種類目の白は、普段はあまり飲まないローヌ。

ポール・ジャブレ・エネが造る、クローズ・エルミタージュ、レ・ジャレ、2015年。

1834年創業以来、7世代にわたってワイン生産を続けるローヌを代表する名門生産者。

 

IMG_20170616_224206.jpg

豊かな果実味を持つ、濃厚なボディ。

久し振りに飲むローヌの白は美味い。

ぶどうは、マルサンヌ100%。

 

IMG_20170616_183333.jpg

開店後すぐに入店したので、お店に客の姿は少なかった。

でも、よく見るとほとんどのテーブルに”リザーヴド”の札が置かれている。

そして一時間もすると満席となり、このお店の人気の高さがわかった。

中目黒のフレンチ、『オー・コアン・ドゥ・フー』で彼女と過ごす美味しい夜は続きます。