ワインは素敵な恋の道しるべ -329ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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オーストラリア大使館で開催されたガーデンパーティーに、彼女と共に出席。

彼女はこのパーティが大好きで、毎年心待ちにしている。

 

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大使館に入るには、厳重な警備を通り抜けなければならない。

参加者が多いので、開始時間近くになると門の前には長い行列。

そこで、30分前に大使館に到着し、受付開始と同時に入門。

 

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荷物検査を済ませ、金属探知機を通り抜け、前庭に至る。

このずっと先のエントランスの中に、レセプションがある。

 

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このエントランスを入ると、レセプションで名札を受け取り、手荷物を預け、さらにこの建物を抜け、庭に出る。

 

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庭に出ると、ガーデンパーティの準備の真っ最中。

まだ人も少なく、緑の庭が広く見える。

私が留学していた期間を除き、毎年出席しているので、会の要領は心得ている。

 

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今夜の出店ブースを一渡り見て歩く。

おや、一番奥に見える金髪の女性は、友人のサリーだ。

このガーデンパーティの重要人物である。

 

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料理の提供はまだ始まっていないが、飲み始めることにする。

最初は、ペンフォールドのブース。

今夜は7種類のワインが出されている。

 

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最初の一杯は、スパークリング。

続いて、リーズリング、ピノ・グリ、ピノ・ノワールと飲み進む。

量を少なくしてくれるように話すが、ガバッと注いでくれるので食事前の4杯は効いてくる。

 

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料理が出される前にチーズはどんどん切ってくれるので、チーズブースの前に陣取り、全種類を制覇。

彼女が頼むとチーズをたっぷり盛ってくれるが、私が受け取りに行くと、量が少ないような・・・。

 

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出店されているレストランは、いずれも都内の有名店。

もちろん全てオーストラリアとニュージーランド料理のお店。

AROSSA、HARNET、HILTON、ME'S、RUBY JACK'S、ZEALANDER。

 

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ワインの輸入会社も数社出店している。

ここは、ヴィレッジ・セラーズ。

 

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ここのリースリングもソーヴィニヨン・ブランもピノ・ノワールも美味しい。

ジェロボームも出店していたので、今年のクリスマス・パーティーの日程を確認し、二名で予約。

 

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ここはSARMENT。

サリーが居る会社だ。

サリーと会うのは昨年の秋以来。

まず彼女が、そして私もハグして再会を喜ぶ。

 

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陽が落ちる頃になると、だんだん人が増えてくる。

出席者の半数以上が、オーストラリア人とニュージーランド人。

色々な方達と名刺を交換し、お話しするのも楽しい。

 

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庭が夜の帳に覆われる頃には、会場は出席者でいっぱいになる。

各ブースは、料理の提供で大忙し。

庭の隅に大きなグリルがあり、そこで焼いたオーストラリア産牛肉とニュージーランド産ラムが各ブースにどんどん届けられる。

 

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オーストラリア産牛のステーキ。

「美味しいわ。もっと持ってきて」と彼女。

美味いし一口大なので何皿でも食べられる。

そこで私は、立食テーブルとブースの間を何往復もすることになる。

二人の前のテーブルには皿の山、まるでわんこそば状態。

 

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これは生牡蠣。

この辺りになると結構酔いが回っているので、味の記憶が無い。

ニュージーランド産ラムも食べたが、写真無し。

 

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ニュージーランドのピノ・ノワール。

確かセントラルオタゴだと思う。

既に10数杯は飲んでいると思う。

 

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何時もはオーストラリア大使とニュージーランド大使が出席されているので華やかさもあるのだが、今回はお二人とも欠席。

残念ながら少し盛り上がりに欠けるが、スピーチの時間が無いので、その分いっぱい食べて飲んでしまう。

 

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「デザートも食べたい」と彼女。

今夜のデザート担当は、ヒルトンホテルお台場。

これは美味しそうだ。

 

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食後は、珍しいニュージーランド産コーヒー。

私がお願いすると、エスプレッソを出してくれた。

彼女が美味しいものをと話すと、エスプレッソに加え、カフェオレも飲んでみて、とのこと。

差を付けられて、お兄さん、いや、おじさんを睨もうとする。

でも、朦朧とした酔眼では迫力が無い。

 

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会の最後には、ワイン等の賞品が当たる抽選会。

ところが彼女は、飲み過ぎ食べ過ぎで疲れたので帰りたいと言う。

過去に一度当選したことがある私としては抽選会まで居たいのだが、後ろ髪を引かれる思いで会場をあとにする。

 

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「オーストラリア大使館の庭は綺麗で好きだわ。料理もワインも美味しかったわね。来年も来ましょうね」と彼女。

「今夜も君は素敵だよ。パーティーで君は映えるから、一緒に居て嬉しいよ」。

「でも、来年は抽選会まで居ようね」と未練がましい私。

彼女と過ごす三田の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

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ちょっと遠出をしてウォーキング。

この辺りには夾竹桃がいっぱい植えられている。

これはピンクの花の夾竹桃。

 

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こちらは白い花の夾竹桃。

夾竹桃の花も、もう終わりが近づいているようだ。

夾竹桃は強い毒性を持っているが、生育が早く目隠しや防風に便利なのでよく使われているのだろう。

 

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私の住む街では電線は地中化されているので、電線に止まっている鳥を見ることは無い。

黒い大きな鳥だが、カラスではない。

首が長いところを見ると、川鵜のようだ。

 

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芙蓉の花も咲いている。

この樹は、白とピンクの花を付けている。

二本の樹が一緒に植えられているのかもしれないと思い、枝の中を覗き込んでみたが、やはり一本の樹だった。

 

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今夜は、ボルドーの赤を抜栓。

シャトー・オー・フィリポン、2014年。

一度飲んだことがあるが、千数百円で買える美味いボルドーなので、新しいヴィンテージも購入。

 

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シャトー・オー・フィリポンを保有するヴィニョーブル・ルー家は、五代続く家族経営の造り手。

他にも二つのシャトーを保有している。

 

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いわゆる金賞受賞ワインで、この2014年は以下の三つの賞を受賞している。

フェルミナーズ・コンクール2015年金賞

リヨン・コンクール2015年金賞

ジルベール・エ・ガイヤール2015年金賞

エチケットの上に張られているシールはフェルミナーズ・コンクールで、女性が審査するコンクールなので、女性の顔とグラスが描かれている。

 

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綺麗な赤紫色。

プラム、カシス、ラズベリー、ブラックベリーを感じる。

樽のニュアンスも心地良い。

 

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温度が低いうちはタンニンの硬さが目立ったが、飲んでいるうちに円やかになった。

余韻は短いが、バランスの良いミディアム・ボディだ。

セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン10%。

気軽で美味しいボルドーを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

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西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催されたパーティーに彼女と共に出席した楽しい夜の続き。

魚料理は、秋田県男鹿半島の天王港直送の天然鱸のロースト、宮城県三陸のムール貝とミディトマトのロースト。

 

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内木場料理長は先日秋田を訪問し、食材を探索してきたばかり。

ぷりぷりの鱸が美味い。

緑色のソースは、ほうれん草のソース。

 

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赤ワインは、初めて飲むもの。

ボルドー、ポイヤックの、シャトー・オー・バージュ・モンプルー、クリュ・ブルジョワ・シュペリユール、2008年。

ポイヤックの中心に位置し、シャトー・デュアール・ミロンに隣接し、更にすぐ隣はシャトー・ラフィット・ロートシルトという好立地。

 

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これぞ左岸ボルドーという香りと味わい。

醸造を担当するのは同じオーナーが所有するシャトー・バタイィの醸造チーム。

ぶどうはリュット・レゾネで栽培され、樽熟は12~18ヶ月、新樽比率は30%。

セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン69%、メルロー26%、カベルネ・フラン5%。

 

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肉料理は、宮崎牛のロースト、様々なフランス産茸、朝摘みの玉蜀黍、ソースペリゴール。

 

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宮崎牛は赤身で柔らかく、旨味が凝縮されている。

ソースペリゴールはトリュフのソース。

 

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ジロール茸と玉蜀黍にもトリュフがのせられている。

素晴らしい香りだ。

 

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ディジェスティフは、ローヌのファミーユ・ペランが造る、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。

ミュスカで造られた醗酵中のワインにブランデーを加えて醗酵を止め、甘さを残したスイート・ワイン。

 

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ハチミツ、パッションフルーツ、アプリコットやピーチのニュアンスを持つ、果実味豊かなワイン。

アルコール度数は、15%。

 

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デセールは、パイナップルのキャラメリゼ、ヴァニラのアイスクリームとバルサミコのアクセント。

花びらのような乾燥させたパイナップルの輪切りを、写真を撮る前に崩してしまった。

 

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「今夜のお料理も美味しかったわね」

「ワインも良かったよ。でも、グラスで10数杯は飲み過ぎだね」

「私はそんなに飲んでないわよ」

「僕は抱きしめたくなるくらい君が美しく見えるよ」

「それは酔っているって言ってるの」

「いや、酔って正直になっているということ」

 

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ミニャルディーズは、マカロン、マシュマロ、トリュフチョコ。

 

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このホールは改装により随分綺麗になった。

 

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二階のレセプションもイメージが一新されている。

レセプションは一階にもあるので、ここをパーティールームとして使用することもある。

 

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坂元支配人、内木場料理長、金倉ソムリエに今夜の料理とワインのお礼を述べ、店をあとにする。

彼女と過ごす西麻布の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

麻布十番で彼女と待ち合わせ。

向かった先は、『日進ワールド・デリカテッセン』。

日進ハムが運営するスーパーマーケットである。

彼女が行ったことが無いというので、ディナーの前に立ち寄ることにしたのだ。

 

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まずは3Fのワイン・ビールフロアー。

日進ハムのマスコット、「幸運の仔豚像」が迎えてくれる。

イタリア、フィレンツェのメルカート・ヌオーヴォにある有名な像のレプリカ。

大きな猪だが、愛称はポルチェッリーノ=仔豚。

鼻を撫でると幸運がもたらされるとして有名で、このポルチェッリーノの鼻も撫でられて金色に輝いている。

 

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ここのワインの品揃えは圧巻。

 

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どこを見てもワインだらけで、見て歩くだけで疲れてしまった。

2Fで生ハム等を購入し、車で西麻布に向かう。

 

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向かった先は白亜の一軒家レストラン、『レストランひらまつ レゼルヴ』。

麻布十番から向かったので、何時もの地中海通り側からではなく、外苑西通り側からアプローチ。

おや、通常の入り口が閉じられ、今夜は正面口が開いているようだ。

 

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地中海通り側の正面口から階段を上り、二階のレセプションに進む。

坂元支配人の出迎えを受け、今夜のテーブルに案内される。

 

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今夜はここで開催されるパーティーに出席。

場所は、地下の大広間。

 

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今夜のメニューがセットされている。

「どんな料理か楽しみね」と彼女。

「ワインもなかなか良さそうだよ」と私。

 

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歓迎の泡は、定番のヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジム、2014年。

 

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クレマンの名手、ヴーヴ・アンバルのミレジムは本当に美味しい。

喉が渇いていたこともあり、パーティーが始まる前に4杯も飲んでしまう。

 

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アミューズは、グジェール。

酔いが回らないように食べておこう。

 

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テーブルには、エシレ・バター。

 

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このパンとエシレ・バターの組み合わせは美味い。

これだけでワインがどんどん進んでしまう。

 

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最初の前菜は、北海道産帆立貝のマリネ、瑞々しい胡瓜のジュリエンヌ、コンソメロワイヤル。

 

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4~5年生の大粒な帆立を昆布締めし、コンソメロワイヤルで和えている。

 

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白ワインは、好きな造り手のもの。

フランソワ・カリヨンのブルゴーニュ・シャルドネ、2012年。

ルイ・カリヨンといえば、ルフレーヴと比肩されるピュリニー・モンラッシェの名門。

先代のルイ・カリヨンの引退により、ドメーヌは2010年に兄ジャックと弟フランソワに分割され、フランソワが設立したのがこのドメーヌ。

 

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柑橘系の果実の香り、洋梨、アプリコット、グレープフルーツ、青リンゴのニュアンス。

活き活きとしたミネラルも心地良い。

ぶどうはビオロジック栽培され、熟成はバリックで9カ月間(新樽比率10%)、ステンレスタンクで6カ月間。

ピュリニー村のぶどうを用いた、贅沢なブルゴーニュ・シャルドネである。

 

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二皿目の前菜は、燻製をかけたフォアグラのポワレ、米茄子のエチュベとソースベアルネーズ。

米茄子は、秋田県産の大振りのものを使用している。

 

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フォアグラと蒸し煮にした茄子がこんなに合うとは驚き。

今夜の内木場料理長の料理も冴えている。

西麻布の素敵な一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

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二人の何時ものレストラン、『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

今夜の赤は、初めて飲むボルドー。

 

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オー・メドックのシャトー・ドーリヤック、クリュ・ブルジョワ、2009年。

裏のエチケットにはセパージュが書かれている。

メルロー49%、カベルネ・ソーヴィニヨン46%、カベルネ・フランン2.5%、プティ・ヴェルド2.5%。

アルコール度数は14%とボルドーにしてはちょっと高め。

 

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口に含んでまず感じるのは、バランスの良さ。

カシス、ビターチョコ、バニラのニュアンス。

仄かな樽香も心地良く、タンニンはしっかりしているが円やか。

オーク樽で12ヶ月熟成させてリリースされている。

 

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アンガス牛ランプ肉のソテー、じゃがいもと根菜のボルドレーズ、タイム風味のソース・ヴァンルージュ。

 

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この肉も素晴らしい火入れ。

口の中でとろけてしまう美味しさ。

 

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デセールは、ラム酒の薫る焼き林檎、バニラアイスクリーム。

 

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リンゴが丸々1個。

シンプルなデセールだけど、これが美味い。

 

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バニラアイスクリームも林檎に合わせ、今夜は真ん丸。

 

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ディジェスティフは、貴腐ワイン。

シャトー・デュ・モンのサン・クロワ・デュ・モン、2011年。

 

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サン・クロワ・デュ・モンは、貴腐ワインの名産地、ソーテルヌのガロンヌ川の対岸にある産地。

ソーテルヌと近似したテロワールを持ち、良質の貴腐ワインを産している。

 

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食後のコーヒーは美味い。

特にフレンチ・レストランのコーヒーは濃いので好きだ。

 

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「今夜のお料理は何時にも増して美味しかったわ。木下料理長にお礼を言わなくちゃ」と彼女。

「料理もワインも良かったね。君も今夜は一段と綺麗だよ」と私。

「貴方が飲み過ぎたとわかっていても、そう言ってくれると嬉しいわ」

あれ、今夜の彼女はとても素直。

 

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飲み過ぎた時は、銀座を散策することにしている。

バーバリーのショウウインドウも、いつの間にか秋冬物に代わっている。

 

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マックス・マーラは、秋冬物というより、はっきり冬物。

 

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モンクレールのディスプレイは何時も意匠に富んでいる。

今回は等身大の人形が置かれていると思ったら、動いたのでびっくり。

 

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今まさに新しい展示物を設置しているところだった。

 

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ボッテガヴェネタは、シンプルな商品の展示。

 

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シャネルも既に冬物。

 

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ビルの壁面の絵は次々と変わる。

シャネルのマークになったところをパチリ。

 

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ルイ・ヴィトンは、久し振りにマスターズ・シリーズから変わっている。

 

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側面の展示も、同じ意匠。

 

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ブルガリはいつも通り商品展示だが、各ショウウインドウの色使いが綺麗だ。

 

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おや、プラダは生地は厚そうだが、ノースリーブ。

 

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フェンディは何とも怪しげな冬物ディスプレイ。

自転車のスポークが”F”になっているのが面白い。

ベルエポックに流行った自転車を想起させる。

 

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銀座の人通りも少なくなった。

そろそろ家路に就くとしよう。

彼女と過ごす銀座の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

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今夜は彼女と銀座で待ち合わせ。

場所は何時ものフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』。

何時もの通り早く着いたので、マロニエゲートの中でウインドウショッピング。

 

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男性用バッグ専門店で脚を止める。

良さげなバッグがいっぱい。

 

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このビルに男性用の専門店は少ない。

時間を潰すには、男性には不向きなビル。

 

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そこで東急ハンズへ。

向かった先は、健康グッズ売り場。

ここでは先日もストレッチ・筋トレ用品を購入したばかり。

 

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大抵のものは既に持っているので、今日は何も買わないことにする。

 

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10階のレストラン階に上がって驚いた。

このフロアーに入っていた4店の内、2店が閉じてしまっている。

結構客が入っていたように思うが、激戦区の銀座でフレンチやイタリアンの店を運営するのは大変なんだと改めて思う。

 

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さて、開店時間になったので、『ポール・ボキューズ銀座』に入ることにしよう。

 

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日の暮れるのが早くなった。

開店と同時に入店すると、つい先日までは外は明るかったのだが、今はもう有楽町の交通会館にも灯が点っている。

 

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彼女が到着した。

何時もの通り席を立ち、彼女の椅子を引いて待つ。

 

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ソムリエの大友さんが今日のアペリティフを作ってくれる。

ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジム、2014年を用いたカクテル。

 

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出されたアペリティフは、キール・ロワイヤル。

シャンパーニュではなくクレマン・ド・ブルゴーニュを使っているが、ヴーヴ・アンバルなのでとても美味い。

でも、立て続けに4杯は飲み過ぎ。

 

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前菜は、ワラサと茸のシェリーヴィネガーマリネ、彩野菜のサラダとソース・トナード。

彩りが綺麗だが、どう見てもサラダ。

 

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野菜を掻き分けると、ワラサの切り身が何切れか出てきた。

ワラサはブリに出世する前の名前で、60cm~80cm程度の大きさのもの。

 

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ここで、二人が好きな白ワインに切り替え。

グラーヴのトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造る辛口の白ワイン、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2012年。

 

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グレープフルーツ、パイナップル、メロン等の完熟した果物の香り。

ハチミツのニュアンス、綺麗な酸とミネラル。

ぶどうは、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。

ファースト・ヴィンテージは2011年の新しいプロジェクト。

因みに、リュンヌ・ダルジャンとは銀の月という意味で、エチケットにも銀の月が描かれている。

 

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魚料理は、サーモンのポワレ、ほうれん草のフラン、オレンジ風味の白ワインソース。

 

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肉厚のサーモンの火入れが絶妙。

「美味しい。ポワレというより、ミ・キュイといった感じね」と彼女。

「うん。今夜も木下料理長は絶好調だね」と私。

 

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ほうれん草のフランも美味い。

 

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パンは、フランスの本店から冷凍で届くバゲットを日本で焼いている。

今夜の料理もワインも美味しく、飲み過ぎてしまいそうだ。

銀座の何時ものフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

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小雨の日曜日の朝。

日曜日はジムには行かず、ウォーキングの日。

10kmも歩くと汗びっしょりになるので、少しの雨で濡れても同じこと。

ちょっと離れた公園まで行き、ウォーキング開始。

そばの舗道には、ドングリがいっぱい落ちている。

 

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アスファルトの舗道に落ちたドングリは、歩行者や自転車に踏まれて潰れてしまう。

何だか可哀そうで、スニーカーでかき集め、樹の根元に移動させることにする。

 

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これでは運動にならないが、随分集まった。

土の上に移動させたからと言って、新たな生命を育むことにはならないだろうが、踏み潰されるよりは良い。

ひょっとしたら何かの動物の餌になるかもしれない。

 

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一際大きなドングリをひとつ見付け、持ち帰った。

左右のドングリは、先日公園で大振りなものを選んでで拾ったもの。

こうして較べると、今回のがいかに大きいかよくわかる。

春になったら、プランターに植えてみようかな、と思う。

 

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今夜のお家ワインは、泡を抜栓。

パイイ生産者組合が造る、ポール・デラン、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。

 

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パイイ生産者組合は1970年設立で、ブルゴーニュ北部、オーセロワが本拠地。

傘下のぶどう畑は約500haに及び、4haもの巨大な地下セラーを保有している。

 

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口に含むと、豊かな酸を感じる。

グレープフルーツ、リンゴ、洋梨、そして熟成からくるブリオッシュのニュアンス。

 

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シャンパーニュ方式で造られ、瓶内熟成期間は18ヶ月と長い。

因みに法定の瓶内熟成期間は、クレマンで9ヶ月、NVのシャンパーニュで15カ月。

高品質のクレマン・ド・ブルゴーニュを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

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神楽坂の魚介料理のお店、『貝殻荘』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

モエ・エ・シャンドン、ロゼ・アンペリアルを飲み干したあとは、赤ワインを抜栓。

イタリア、ピエモンテ州の、ジリバルディ、バローロ、2012年。

 

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コルクの状態、香りも良い。

 

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伝統的な造りのバローロ。

カシスやブラックベリー、ダークチェリーのニュアンス。

樽香も心地良い。

出汁系の味わいで、タンニンも強い。

アルコール度数は14%とちょっと強めだが、果実味があるのでアルコール・アタックはほとんど感じない。

 

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漁師のスペシャルティ、焼石アクアパッツァ。

大きめの魚が丸々一尾と、ホンビノス貝、アサリ、ムール貝がたっぷり入っている。

 

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これも露木店長が二人に取り分けてくれる。

このスープ、半端なく美味い。

 

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ダルマ鮪の筒切りステーキ、ボルケーノ・フランベを注文すると、露木店長が、「今からボルケーノ・フランベをするので見て下さい」とのこと。

上に穴の開いた器を鉄板焼きにした鮪に被せ、穴からブランデーを流し込み、着火。

なるほど、ボルケーノの意味がわかった。

 

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大きな鮪を切り分け、二人の皿に取り分けてくれた。

香りも良く、素晴らしく美味い。

 

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パスタは、貝類をたっぷり入れたポモドールソースで作ってもらった。

それにしても量が多く、お腹いっぱいになってしまう。

 

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食後のコーヒーで、いっぱいになったお腹を癒す。

「今夜のワインもお料理も美味しかったわ。このお店、楽しいわね」と、彼女。

「そうだね。何時もはフレンチ・レストラン中心だけど、これからは色々なジャンルの店にも行きたいね」と、私。

 

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このお店の面白いところは、トイレ。

この酒棚が隠し扉になっているのだ。

この棚を手前に引くと、中からトイレが現れる。

 

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トイレは、とてもレトロ。

でも狭いので、身体を引いてもこれだけしか映らない。

神楽坂には色々なお店があって、楽しい街だ。

神楽坂で彼女と過ごす楽しい夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

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久し振りに牡蠣を食べたいと彼女が言い出した。

行きつけのオイスターバーも幾つかあるが、店の前を通るたびに入ってみたいと彼女が言っていた神楽坂のお店に初めて行ってみることにする。

 

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お店は神楽坂(早稲田通り)の飯田橋寄りにある『貝殻荘』。

この狭い階段を上り、二階の店に向かう。

 

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店内は鰻の寝床のように長く奥に伸びている。

上ってきた階段の上部にある、更に急な階段で上る中二階のような場所が、今夜の席。

他の席を見下ろす位置にあるただひとつのテーブルなので、個室感覚で食事をすることができる。

古民家を改造したそうで、天井には梁が剥き出し。

不釣り合いな豪華なシャンデリアが面白い。

 

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すぐ下は、厨房。

コンロや鉄板を使ってシェフが料理を仕上げているのが良く見える。

 

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最初のボトルは、シャンパーニュ。

モエ・エ・シャンドン、ロゼ・アンペリアル。

モエは1743年創業の名門。

アンぺリアル=皇帝の名前は、ナポレオン一世がモエのシャンパーニュを好んだことを記念して付けられた名前。

 

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「美味しい。ロゼのシャンパーニュ、好きよ」と彼女。

「ロゼの綺麗な色は、君に良く似合うよ」と私。

 

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予約時に頼んでおいた牡蠣が届く。

手前の二個が、北海道のマルえもん。

奥の二個が、静岡産の岩牡蠣。

口に含むと、どちらも驚くほど濃厚。

まさにシーミルク。

 

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露木店長お薦めの、5種の魚介メリメロ・カルパッチョ。

つまり、ごちゃ混ぜカルパッチョ。

カンパチ、赤海老、蛸、・・・あと二種は失念。

 

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柔らか鮎のコンフィ、夏野菜のラヴィゴットソース。

ラヴィゴットソースは、野菜のみじん切りに酢や油を加えたソース。

 

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立派な鮎だ。

私が取り分けようとすると、「身を三枚に分けてね」と彼女。

「もちろん。鮎は背中をぐっと抑えると身が三枚に分かれるんだよ」と私。

 

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綺麗に分かれた身に、ラヴィゴットソースを掛けて彼女に渡す。

「ありがとう。本当に上手ね」と言われて悪い気はしない。

ソースに使われている野菜は、野沢菜のようだ。

神楽坂の『貝殻荘』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

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西麻布の『レストラン ひらまつレゼルヴ』で開催された”第二回特別ワイン会”に彼女と共に出席した素敵な夜の続き。

今夜のテーマは、シャトー・マルゴー。

その前に、同じマルゴー村のワインが出される。

シャトー・ポンタック・ランシュ、クリュ・ブルジョワ、2009年。

 

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このシャトー、立地が良いことで知られている。

シャトー・マルゴー、シャトー・パルメ、シャトー・ディッサン、シャトー・ローザン・セグラに囲まれた場所にあるのだ。

 

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色合いはとても濃い。

出汁系の味わいを持ち、バランスが良い。

2009年という良いヴィンテージであり、まだまだ熟成のポテンシャルを持つ。

オーク樽で12ヶ月熟成され、新樽比率は50%。

セパージュは年毎に若干異なるが、ぶどうの作付面積は、メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド5%。

 

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肉料理の第一の皿は、藁の香りを纏った鴨胸肉のロースト。

野菜は、水茄子とインゲン。

 

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藁のスモーク香が心地良い。

マグレ鴨は旨味が詰まったしっかりとした肉質。

火入れも最高で美味い。

 

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いよいよシャトー・マルゴーの出番。

ヴィンテージは2001年。

 

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昔はレストランでも8万円位で飲むことが出来たが、今ではワイン・ショップでもそれ以上の価格になってしまい、手が届かなくなった。

 

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濡れ具合も良く、香りも素晴らしい。

 

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実にエレガント。

色々感想を書こうと思ったが、私などが評価するのは失礼なので、止めることにする。

グラスがとても大きいので少なく見えるが、たっぷりの量が注がれている。

 

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シャトー・マルゴーに合わせる料理は、軽くポッシェした和牛、玉蜀黍とジロール茸のエチュベ、ソースペリグー。

 

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エレガントなシャトー・マルゴーに、柔らかな和牛の腿肉が良く合う。

軽いトリュフの香りも心地良い。

 

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とうとう飲み干してしまった。

グラスに残ったシャトー・マルゴーを愛しむように味わう。

 

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となるとフロマージュも食べたくなり、ワゴンを出してもらう。

 

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私が選んだのは、白カビは熟成の進んだブリー、ブルーはロックフォール、そしてウォッシュはエポワス。

フロマージュを食べると赤ワインが足りなくなり、残ったシャトー・ポンタック・ランシュをいっぱい注いでもらい、フロマージュに合わせる。

 

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食後のディジェスティフは、シャトー・デュ・モンが造る、サン・クロワ・デュ・モン、2011年。

サン・クロワ・デュ・モンはソーテルヌの対岸の貴腐ワインの産地。

甘い貴腐ワインがいっぱいになったお腹を癒してくれる。

樹齢60年のセミヨンから造られた、素晴らしい貴腐ワインである。

 

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デセールは、桃のコンポート、マラスキーノ風味のグラニテと共に。

 

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桃のコンポートの下には、自家製バニラアイスクリーム。

甘い桃のコンポートとバニラアイスクリームに、マラスキーノ=サクランボ・リキュール味のグラニテの爽やかな味わいが良く合う。

 

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「今夜の料理もワインも素晴らしかったわ。ありがとう」と彼女。

「その”ありがとう”は、内木場料理長と坂元支配人に話した方が良いよ」と私。

 

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お腹はいっぱいだが、ミニャルディーズまで完食。

挨拶に来てくれた内木場料理長と、今夜の料理について意見を交わす時間が楽しい。

夜も更けたので、お店の皆さんに礼を述べ、店をあとにする。

 

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西麻布から、六本木までふらふらと散策。

今夜も飲み過ぎ食べ過ぎのようだ。

「ねえ、ここ見ていい?」と彼女。

こんな夜遅くまで開いているブティックがあるとは、今まで気が付かなかった。

 

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展示されているのは、全てフランスからの直輸入品。

色使いやデザインはとても素敵なのだが、日本人女性にはちょっとサイズが大きいようだ。

 

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私はこんな色鮮やかなデザインが好きなので、このお店は気に入った。

 

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照明が当たっているので写真では色が出ないが、黄色が鮮やかで美しい。

さて、どのドレスを買ったかは、ヒ・ミ・ツ。

 

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買い物を済ませると、六本木ヒルズに向かう。

 

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ウエスト・ウォークに立ち寄ってみたが、もう閉館ですと、ガードマンさんに追い出されてしまった。

 

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メトロハットから、六本木交差点方向に向かうことにする。

 

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上を見上げると、私も空を飛んでいるような気分に。

今夜は酔っているようだ。

彼女と過ごす、西麻布、六本木の夜は素敵に更けて行きました。