ワインは素敵な恋の道しるべ -328ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

先日の事、朝起きると、時計は既に午前六時。

前夜は飲み過ぎたようだ。

慌てて飛び起き、朝の経済番組をチェック。

最初の15分を見逃したが、何とか必要な情報を入手し、急いで朝食をとる。

 

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何時もより一時間も遅く起きたので、朝のウォーキングは近場で済ませることにする。

空を見上げると、綺麗な鱗雲。

 

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この時間の近場でのウォーキングは通学と重なってしまうので、歩きにくい。

でも、交差点で黄色い旗を持って児童の安全を見守っている父兄の方や、交通安全協会の方、警察の方と「おはようございます」と声を掛け合うのは気持ち良い。

 

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考えてみると、通学路を10kmも歩いていると私自身が通学児童の見守りをしていることになる。

少しでも街の安全に役立つと思えば、こんなウォーキングもありかもしれない。

鱗雲は秋の風物詩のひとつ。

巻積雲(絹積雲)の一種であり、鰯雲、鯖雲とも呼ばれている。

今日も良い一日になりそうだ。

 

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今夜はロワールの白を抜栓。

レ・ヴィニュロン・デ・テロワール・ド・ラ・ノエルが造る、ヴァッレ・ロワール、ミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワール、シュール・リー、2013年。

 

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レ・ヴィニュロン・デ・テロワール・ド・ラ・ノエルは、1953年に150のワイン醸造所が統合して設立した生産組合。

 

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2014年のヴァル・ド・ロワールのワイン・コンクールで金賞を受賞している。

 

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このワインはシュール・リーで造られており、ボトルにもシュール・リーの刻印。

 

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グラスに霜が付いたので濃く見えるが、実際は淡いモスグリーン。

グレープフルーツ、レモン、青リンゴの香り。

口に含むと、シュール・リー由来の軽い微発泡を感じる。

酸とミネラルがしっかりとあり、爽快な辛口。

 

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ぶどうは、ムロン・ド・ブルゴーニュ100%。

ロワールの良質の白ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

中目黒の『マーク・マツオカ・グリル』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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赤ワインは、ニュージーランド、マールボロのピノ・ノワールを選んだ。

ワイラウ・リヴァー・ワインズ・エステートが造る、ワイラウ・リヴァー、ピノ・ノワール、2013年。

今夜は白ワインも赤ワインも、ニュージーランド南島北部のマールボロ産。

 

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最初は温度が低かったので苦みを感じたが、温度が上がってくるとふくよかな果実味が姿を現した。

ラズベリーやストロベリーのニュアンス。

タンニンは柔らかで酸は控え目。

 

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マッシュルームとチーズのぐつぐつ溶岩焼き。

熱々のチーズのあふれ方が豪快。

 

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パンに乗せて食べると美味い。

器の周りにこぼれているチーズもパンで拭き取って食べる。

 

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店のお薦めメニュー、シェフ・ジョージの手詰めソーセージ。

ポークとビーフの手作りソーセージなのだそうだ。

これが予想以上の美味しさ。

彼女も久し振りに食べる美味しいソーセージだとのこと。

 

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お店の看板メニュー、牛の五種盛り。

レアーで焼いてもらうように頼んだ。

 

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腿のシンタマの一部の希少な部分。

腿肉の一部ではあっても、サシが入った美味い部位だ。

 

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ザブトンはハネシタとも呼ばれる肩ロースの肋骨側にある部位で、サシがはいっている。

 

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希少部位?

どの部位か聞こうと思いながら、聞き忘れ。

 

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ウチヒラは、ウチモモのこと。

サシが少ない赤身肉である。

肩サンカクは、肩バラ肉の一部で、肋骨の前方三分の一あたり。

赤身の美味い部位だ。

 

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肉に合わせて食べるのに、12種類の塩が出される。

 

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ブルーロックソルト、スモークピンクロック、ルビーロックソルト、オーストラリアリバー、ハワイアンブラック、本わさび、能登の竹炭塩、レモンピラミッド、ヒマラヤローズ、スモークピラミッド、ハワイアンレッド、屋我地の天然海塩。

 

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12種類を次々味わってみる。

ひとつひとつ特徴があって美味い。

「今夜は塩分摂取過多ね」と彼女が笑う。

「塩分を排出するために、今夜は汗をかく運動が必要だね」と私。

 

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メニューの中には、肉の部位を示す絵が付いている。

 

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赤身か霜降りかを示す表が付いているのはとても良い。

二人で、「なるほど」と言いながら、お勉強。

 

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デザートは、お店の人気メニュー、ダッチベイビーパンケーキから選んだ。

彼女が選んだのはアップルシナモンにヴァニラ・アイスクリームのトッピング。

 

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私のは、パッションマンゴー。

冷たいアイスクリームがいっぱい詰まっているので、歯が冷えて痛くなりそうだ。

でも美味しい。

 

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食後の濃厚なコーヒーが美味い。

 

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よく見ると、テーブル上のローソク立てはハロウィン仕様。

炎が揺らめくと、お化けがふわふわと漂っているように見える。

 

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店を出ると、目黒川沿いを肩を並べて散策。

「今夜は中秋の名月は見えないようだね」

「残念ね」

などど話していると、雲の切れ目から月が顔を出す。

 

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「わあ、綺麗。観ることができて良かったわね」と彼女。

「美しく、欠けるところが無い。君は僕の中秋の名月だよ」と私。

「また意味不明。今夜はそんなに飲んでないと思うけど」と彼女。

中目黒の中秋の名月の夜は素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

中秋の名月の夜、彼女と中目黒で待ち合わせ。

残念ながら空は雲に覆われ、月は見えない。

 

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春の桜と夏の青の洞門の時期を除くと、目黒川はひっそりと静まり返っている。

 

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目黒川沿いの道をしばらく歩くと、今夜のお店、『マーク・マツオカ・グリル』が現れる。

季節が良いので、店は開け放たれ、テラス席のようになっている。

 

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このお店の道を渡った対面には、宇宙人の焼き鳥屋、『とりまる』。

以前、PEDROさん、chinatsuさんのアレンジで、しづちゃん、nekonekoさん、ノムリエさん、ハバネロ将軍さん、vinさんと一緒に、城戸ワインと小布施ワインを飲んだお店だ。

 

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店の中には、オープンキッチン。

時間が早いので店内は空いていたが、一時間もするとほとんど満席となった。

 

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ここは、肉の卸問屋がプロデュースしたお店。

メニューの表紙は、マスコットの牛。

最初見たときは山羊かと思ったが、牛肉尽しのメニューを見た後は、牛に違いないと納得。

 

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白ワインのボトルは、お店のハウス・ワイン、オリジナル・ホワイト・ワイン。

ハウス・ワインにはスパークリングと赤もあり、エチケットは同じ牛の絵の色違いとなっている。

 

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何処の誰が造るワインか裏ラベルをチェックして、驚いた。

ニュージーランド、マールボロのソーヴィニヨン・ブラン、2016年の、クリーン・スキン・ワインなのだ。

クリーン・スキン・ワインとは、オーストラリアとニュージーランドで行われている販売方法で、豊作等でワインが出来過ぎてしまったときに、ノーブランド(=クリーン・スキン)で販売する方法。

従って価格は安く、ボトルには産地、ぶどう品種、ヴィンテージのみ表記されている。

 

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マールボロのソーヴィニヨン・ブランらしく、爽やかな柑橘系の香りと活き活きとした酸を持っている。

一流ブランドのワインを安く飲むことが出来る、嬉しい制度だ。

 

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最初の料理は、オリエンタル・シーフード・サラダ。

オリジナル・スパイシー・ドレッシングが付いている。

 

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取り分けるのは私の役目。

野菜が元気にピンピンしているので、取り皿に収まりにくい。

サーモンとエビが入っていて、上にはクリームチーズが載っている。

 

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続いて、マグロのタタキ。

付け合わせは、茗荷、紅芯大根、カイワレ大根、そして山葵の葉。

 

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マグロは、良い具合に生。

 

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マグロに付け合わせを載せて口に入れる。

美味しいが、山葵の葉がめちゃ辛い。

 

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続いて、焼き野菜のバーニャカウダ。

薩摩芋、茄子、茗荷、ベビーコーン、小玉葱、ジャガイモ、赤と黄のパプリカ、等々。

「好きなものを食べようよ」と私。

「駄目。全部半分に切って」と彼女。

この場合、ベビーコーンもパプリカも上下に切り分けてはいけない。

彼女が言う半分とは、上下で味が異なるので、縦に二等分することなのだ。

これは結構大変な作業。

「わあ、綺麗に切ってくれたのね。ありがとう」と彼女に言われると、苦労が報われる。

 

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ソースは普通のバーニャカウダソースではなく、トマトミソソースを選んだ。

これが美味しくて大正解。

中目黒の話題の肉料理店、『マーク・マツオカ・グリル』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催された、秋田県の食材を用いた特別ディナーに彼女と共に参加した素敵な夜の続き。

 

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前菜は、リトルガーデン野菜、食材に合った調理法で。

リトルガーデンは秋田で斉藤善秀さんが営む、こだわりの農園。

400種以上の野菜と数百種のハーブが栽培されているそうだ。

 

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生だったり茹でられていたり、揚げられたものもある。

さらに、フォアグラまで。

 

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万願寺唐辛子は、衣揚げ。

オリーブのタプナードには、秋田の味噌の隠し味。

 

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二種類目の白ワインは、シュッド・ウエスト、マディランの帝王、アラン・ブリュモンが造る、シャトー・モンテュス・ブラン、2009年。

アラン・ブリュモンはマディランの地ぶどう、タナから素晴らしい赤ワインを造り上げたことで有名だが、今夜は白ワイン。

 

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強い果実味、リッチなヴォリューム感。

黄桃やアンズ、パイナップル、そしてバター、炒ったナッツ、バニラのニュアンス。

セパージュはプティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%。

 

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男鹿天王港、甘鯛松笠焼。

フランス産ジロール茸とイ貝のエチュベ、新牛蒡のクロッカン、ソースベアルネーズ。

 

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甘鯛は漁師の武田さんが特に選んだ上物。

松笠焼の鱗のパリパリ感がとても良い。

新牛蒡は、リトルガーデン産。

 

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添えられているのは、ムール貝。

濃厚な旨味が詰まっている。

 

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赤ワインは、ボルドー、メドックの、シャトー・オー・モーラック、2009年。

クリュ・ブルジュワの格付け。

 

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紫を帯びた暗赤色。

カシス、ブラックベリー、ブラックペッパー、鉛筆の芯のニュアンス。

タンニンはとても強い。

セパージュは不明だが、メルロー主体でカベルネ・ソーヴィニヨンとマルベックが加えられている。

 

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肉料理は、秋田牛のランプ肉。

「つぶぞろい」のリゾット、白神あわび茸とソースベリゴール。

稲穂の花、ゆかた娘のフランセーズ。

 

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素晴らしい火入れ。

旨味が凝縮されている。

 

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茸は、白神山地で獲れたあわび茸。

「つぶぞろい」は2015年に発売開始された新しい品種。

米粒の大きさは、「あきたこまち」の1.5倍。

枝豆の「ゆかた娘」は今年は生育が遅れ、なんとか今夜に間に合ったそうだ。

 

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ここで突然なまはげが、「美味しくたべてるか~」(と言う意味の秋田弁)と言いながら乱入。

あれ、ピースをしているのは誰だ。

すると彼女が、「ね、秋田弁で話して」とリクエスト。

「悪い子はいねーか」(と言う意味の秋田弁)と、なまはげ。

彼女はさらに、「とっても好いわ。ね、もっと秋田弁でお話しして」。

「ええ・・・」と、慣れないリクエストになまはげが言葉を詰まらせる。

傍で見ていた坂元支配人がなまはげに助け舟を出し、「はい、お二人でなまはげを挟んで記念撮影をしましょう」。

「写真、写真」とつぶやくなまはげがとても可愛いく感じる。

 

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デセールは、秋田県産白桃のコンポート、マラスキーノ風味のグラニテ。

 

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これは美味い。

岡山の桃は盛夏が旬だが、秋田の桃は晩夏~初秋が旬なのだそうだ。

 

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ディジェスティフは秋田県大仙市の鈴木酒造が造る、発泡清酒、ラシャンテ。

鈴木酒造は、元禄二年(1689年)創業の老舗。

 

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とてもフルーティーなスパークリング。

口当たりには円やかな米の旨味を感じるが、後味はすっきりとした辛口。

あきたこまち100%で造られており、アルコール度数は8%。

 

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ミニャルディーズは、求肥で包んだメロン、マンゴーと合わせた西瓜、それと秋田晩柑のマカロンとトリュフ・チョコレート。

 

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「今夜の会も素晴らしかったわね」

「内木場料理長の、産地とコラボの会は色々工夫があって楽しいね。それに、君の今夜のドレスも似合っていてとても素敵だよ」

「ありがと。帰りに、あのなまはげさんともう少しお話しできるかな」

「いや、君が行くと逃げちゃうと思うよ」

お世話になった皆さんにお礼を述べて店をあとにする。

帰りに、なまはげには会えなかった。

彼女と過ごす西麻布の夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

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西麻布の『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催された秋田県の食材を用いた特別ディナー会に彼女と共に参加した。

 

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エントランスから二階のレセプションに階段を上ると、秋田県のポスター。

今夜は秋田県の協賛を得て気合が入っているようだ。

 

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ドアを入った途端、「うおっ~」となまはげに迎えられ、びっくり。

「目の前で見ると迫力があるわね」と彼女も驚きを隠せない様子。

これは楽しい会になりそうだ。

 

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三階のメイン・ダイニングに案内され、テーブルにつく。

メニューを手に取り、今夜の料理とワインを確かめる。

 

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まだ時間が早いので来客の数は少ないが、今夜も満席なのだそうだ。

 

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サービステーブルの上には、今夜使われる野菜類が展示されている。

 

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見たことが無い野菜もある。

説明してもらったが、感心した記憶はあるが野菜の名前は忘れてしまった。

 

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椅子の上には、秋田の情報誌が入ったビニール袋。

秋田犬の写真が可愛い。

 

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袋の裏側を見ると、思わず笑みがこぼれる写真。

 

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歓迎のワインは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジム。

1898年創業の、シャンパーニュ方式による高品質クレマンの専業メゾン。

 

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何時も飲んでいるクレマンだが、このミレジムは本当に美味しい。

 

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クレマンのお供は、グジェール。

クレマンが一層美味しく感じられ、立て続けに四杯を飲み干してしまう。

 

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内木場料理長による料理の説明。

生産者の想いが伝わる、素晴らしい解説。

良い素材と、内木場さんの創意と技が融合した今夜のメニューへの期待が膨らむ。

 

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坂元支配人の音頭で、乾杯。

秋田県由利本荘市の齋彌酒造が造る、純米吟醸 雪の茅舎。

 

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米のふくよかさを持ちながら、キレのある辛口。

生酒なので、アルコール度数は16~17%と少し高い。

使用米は山田錦と秋田酒こまちで、精米歩合は55%。

 

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食べずにこんなに飲んでいると酔いが回ってしまう。

熱々のパンもお腹に入れる。

 

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パンのお供は、何時ものエシレバター。

 

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アミューズは、男鹿船川漁港、ボタン海老、爽やかなトマトのジュレと胡瓜のサルピコン、オクラと黒鮑のポワン。

ボタン海老は、普通は定置網や底引き網で獲られるので、一緒に網にかかった魚によって傷ついたり、ストレスを受ける。

このボタン海老は専用のカゴで捕獲したもので、ストレスを受けていないのだそうだ。

被せられている黄色いヴェールはオクラの花。

トマトのジュレは、フヌイユの香り。

 

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ここで白ワインに切り替え。

ボルドー、ソーテルヌの、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2012年。

ボルドー、グラーヴ地区のトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌ地区で造る、辛口の白。

 

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豊かな果実味。

グレープフルーツ、洋梨、パッションフルーツの香り。

酸とミネラルも充分で、まだまだ熟成のポテンシャルを感じる。

セパージュは、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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友人が住む街を訪問した時の事。

天気が良いので近くの公園をウォーキング。

池の中にたたずむアオサギ。

池の水深は浅いようだ。

 

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ほとんど動かない。

観ていると、時々首を傾げ、水面を凝視。

するとパシャっと水中に嘴を突き立て、小魚を捕獲。

 

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対岸近くにコサギが飛来。

水面には波一つ無いので、まるで鏡のよう。

観ているだけで癒されるひと時です。

 

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今夜はブルゴーニュで最も注目を集める女流醸造家のワインを抜栓。

コート・シャロネーズ、リュリーのクローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2011年。

 

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クローディーの父親は、8代続くぶどうの育苗家。

そして母親は、大手ネゴシアン、ドルーアンの醸造責任者という家に生まれた。

父親からリュリーのぶどう畑を譲り受け、ワイン造りを始めたのは2002年。

その後ポマールとボーヌの畑を祖父から継承し、更にムルソーの畑を取得している。

 

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そして特筆すべきは、ブルゴーニュを代表するネゴシアン・エルヴールのルモワスネの醸造責任者を2005年から務めていること。

自らのドメーヌを運営するのに加え、有名ネゴシアンの醸造責任者、そして育苗家としても活躍する、スーパー女流醸造家である。

 

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コルクの品質は良く、香りも良い。

 

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色合いは濃い黄金色。

豊かな果実味と強い熟成感。

熟した桃やアプリコット、ブリオッシュや炒ったナッツ、バニラのニュアンス。

 

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豊富なミネラルと上品な酸が、強い果実味と熟成感を引き締めている。

ぶどうの平均樹齢は42年。

このボトルは、6本購入したうちの1本目。

しばらく楽しめそうだ。

大好きな造り手の素晴らしいシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

神楽坂のリヨン料理の名店でミシュラン一つ星の、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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赤は、テーブル予約時に頼んでおいたボトル。

ブルゴーニュのドメーヌ・デュ・ヴュー・コレージュ、フィサン、レ・シャン・デ・シャルム、2012年。

 

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コルクは上質で、状態も香りも良い。

 

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ベリー系の香り。

ブラックベリー、ラズベリー、カシス、プルーンのニュアンス。

しっかりとした骨格を持ち、タンニンも強い。

ぶどうはビオロジックで栽培され、樽熟成は12ヶ月、新樽比率は30%。

「シャンパーニュに続き、赤も私の好みを選んでくれたのね。ありがとう」と彼女。

今夜のワインの選択は成功したようだ。

 

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熱々の名物料理が届く。

真ん中にあるのは、ブロシェ(カワカマス)のすり身。

ブロシェはリヨンでよく使われる食材。

日本では獲れないので、フランスから輸入されている。

日本には居ない魚なのに、ちゃんと和名があるのが面白い。

掛かっているソースは、オマール海老のホワイトソース、器の底にはバターライスが敷かれている。

 

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最初のパンはシャルキュトリーに合わせてほとんど食べてしまった。

メイン料理用に、新しいパンがドサッと届く。

 

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メインはこのお店の名物料理、ブーダン・ノワール、リンゴのタタン仕立て。

 

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ブーダン・ノワールは二人とも好きだが、何時もはアミューズか前菜で食べる小さなもの。

こんな大きなブーダン・ノワールは初めて。

下に敷かれているのは、マッシュポテト。

 

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デザートの前に、フロマージュ料理が出される。

 

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フロマージュに各種のハーブが練り込まれている。

これで残った赤ワインを飲み干してしまった。

 

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デセールは、ラム酒風味のババ。

若い男性スタッフが私の皿にラム酒を振りかけた後、彼女に「ラム酒を掛けて良いですか」と聞く。

「好きだからいっぱいお願い」と彼女が応えると、たっぷり掛けた上に、「ここに置いておきますのでご自由にお使いください」とのこと。

 

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何故彼女にばかりと、ちょっとむっとして、彼女の前のラムのボトルを取ると、自分の皿にラムをたっぷりと注ぎ足す。

「ほら、お皿からラムが垂れてる」と彼女にたしなめられる。

ボトルのラムが随分少なくなってしまった。

 

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コーヒーカップにもお店の名前。

濃いコーヒーが美味い。

 

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ミニャルディーズは、ハーブのギモーヴと、ナッツを練り込んだ生キャラメル。

 

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今夜は、いや今夜も食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。

オーナー・シェフのクリストフ・ポコさんに見送っられ、店をあとにする。

ポコさん、今夜もお世話になりありがとうございました。

 

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帰り道、彼女が以前から気になっていたお店があると言う。

神楽坂(早稲田通り)に面した、『チカリシャスN.Y.』。

 

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シフォン・ハニーホイップとチョコブラウニーを購入。

ハニートラップとは凄い名前だと思ったら、ハニー・ホイップだった。

でも、このケーキ、どこで食べれば良いのだろう。

 

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ニューヨークで人気のお店で、オーナーは東京出身の日本人シェフ、チカ・ティルマン。

”デザート・バー”という新ジャンルであると説明されているが、店の壁やレシートには”スイーツ・バー”と書かれているのが不思議。

神楽坂で彼女と過ごす楽しい夜は、素敵に更けて行きました。

 

 

 

 

 

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今夜は神楽坂で彼女と待ち合わせ。

神楽坂(早稲田通り)をぶらぶらと散策し、本多横丁に入る。

 

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向かったお店は、リヨン料理の名店、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』。

有名シェフのクリストフ・ポコ氏が2007年9月にオープンしたお店。

 

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おや、お店のオーナーのポコさんと目が合ってしまった。

急いで手を挙げて挨拶し、彼にドアを開けてもらう。

 

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今夜は一番奥の静かなテーブルを予約しておいた。

まだ開店後間もないので、店内に他に客は居ない。

 

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一時間も経つと、1階のテーブルは満席。

2階からも賑やかな声が聞こえる。

上も満席だそうだ。

 

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最初のボトルは、シャンパーニュ。

ドラピエ、ブリュット・ナチュール、サンスフル。

ドラピエは1808年の創業以来家族経営を守る名門。

ピノ・ノワールを用いたシャンパーニュ造りで有名な造り手である。

彼女はピノ・ノワールのシャンパーニュが好きなので、ピノ・ノワール100%のこのボトルを選んだのだ。

ぶどうは完全無農薬栽培されており、ブリュット・ナチュールはノン・ドサージュで造られている。

 

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「美味しい。私の好きなタイプね。貴方の選択に間違いはないわね」と彼女。

「あれ、このワイン、この前『パークホテル東京』で一緒に飲んだけど覚えていないの? その時も好きだと言ってたから」と私。

ドラピエはこの一年弱の間にも、『レストランひらまつ レゼルヴ』でグラン・サンドレを、『ボタニカ』でキュヴェ・シャルル・ドゴールを飲んでいる。

「貴方、本当に記憶力が良いわね」と彼女。

「覚えているのは、君と一緒に飲んだワインだけだよ」と私。

 

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シャンパーニュのお供のアミューズブーシュ二種が届く。

ひとつは、フランス、ル・ピュイ産のレンズ豆。

レンズ豆はル・ピュイ産が実が厚くて美味しい。

もうひとつは、グジェール。

チーズの味が濃くて美味。

 

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シャルキュトリが届く。

パテ・ド・カンパーニュは肉厚で食べ応えがある。

サラミは塩分控えめで好きなタイプ。

ニンニクを練り込んだハム。

そして豚バラ肉のリエット。

 

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シャルキュトリにパンは最良の伴侶。

リエットを塗り、どんどん食べ進む。

 

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シャンパーニュを飲み干すと、赤ワインの前に白ワインをグラスで飲むことにする。

北ローヌを代表する造り手のひとつ、ドゥラス・フレールの、コート・デュ・ローヌ、サン・エスプリ、2015年。

 

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熟した桃やネクタリン、マスカット、ライチの香り。

強い熟成感を持つ辛口。

セパージュは、グルナッシュ・ブラン70%、クレーレット10%、ブールブーラン10%、ヴィオニエ10%。

神楽坂のリヨン料理の名店、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

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代官山のフレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
魚料理は、舌平目と小海老のムニエル、シャンパーニュ風ジューソース、季節野菜のジャルディニエール。
 
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舌平目は、フランス、リヨンの三ツ星レストラン、『ポール・ボキューズ』のスペシャリティー。
この舌平目、かなり肉厚。
ぷりぷりの身が美味い。
 
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赤ワインは、ローヌのシラー。
ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ、サン・ジョセフ、テール・ダンクル、2009年。
先代のジョルジュ・ヴェルネは、”コンドリューの父”と呼ばれた、コンドリュー・ワインの品質向上に努めた立役者。
 
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濃厚でありながら、綺麗な洗練されたボディ。
ぶどうは、シラー100%。
 
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軽く燻製をかけた鴨胸肉のロースト、赤ワインソース、オレンジの香り、季節野菜と茸を添えて。
この赤ワインソースは、『ポール・ボキューズ』伝統のソース。
 
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焼き加減が抜群に良い。
添えられている茸は、五種類。
 
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ディジェスティフは、ポート・ワイン。
ロゼス、ヴィンテージ・ポート、2000年。
 
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ロゼスは、ポルトガル系のボルドーのワイン商が創設したポート・ワイン・メーカー。
そのためか、フランスで人気が高いポートである。
17年の時を経て、素晴らしい果実の熟成感、凝縮感を持つ。
 
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ボトルの下部のポートを試しに注いでみた。
どろどろの澱に驚く。
17年ものとはいえ、スティル・ワインよりも澱が多い。
 
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いちじくのロースト、フレッシュのタルト、ヨーグルトのシャーベットと一緒に。
 
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ローストと言っても、見た目はフレッシュ。
二人とも無花果は大好物なので、嬉しいデセール。
 
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「今夜の入砂料理長の料理も素敵だったわね」と彼女。
「最近リヨンの本店で、厨房に入ってしばらく再修業をしてきたそうだよ」と私。
「今夜はリヨンの風を運んできてくれた料理だったのね。美味しかったわ」
「うん、今夜の君も素敵で美味しそうだよ」
「意味不明の話をする時は、酔った証拠ね」
 
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今夜のミニャルディーズは量が多すぎないのでほっとする。
ここでリヨンの本店と同じ料理を食べると、ミニャルディーズに至るまで量が多いのだ。
今夜の料理とワインのお礼を、先﨑支配人と入砂料理長に述べて店をあとにする。
 
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夜風が気持ち良いので、旧山手通りを恵比寿に向かって歩くことにする。
代官山で彼女と過ごす夜は、素敵に更けて行きました。
 
 
 
 
 
 
 

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今夜は二人が大好きな代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』でディナー。

フランス、リヨンで1965年以来三ツ星を維持し続ける『ポール・ボキューズ』の、日本の総本山のグラン・メゾン。

 

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今夜はメイン・ホールでの食事。

天井には特徴的な形の大きなシャンデリアが幾つも吊下げられている。

 

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テーブルに案内されると、今夜の特別メニューを確認。

好きな料理名が並んでいるのを見て、彼女は嬉しそう。

 

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シェフソムリエの竹内さんが選んだ最初のワインは、サンセールの白。

アルフォンス・メロが造る、サンセール、ラ・ムシエール、2010年。

アルフォンス・メロは19代続く名門で、サンセールで最大の造り手。

 

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そのメロ家の礎を築いたのが、サンセール最良の畑と言われるラ・ムシエール。

その畑のソーヴィニヨン・ブランで造られたのが、このワイン。

豊かな果実味に加え、素晴らしい酸とミネラルを持つ、好みのソーヴィニヨン・ブランである。

 

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フロマージュを練り込んだシュー、グジェールが美味い。

 

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アミューズ・ブーシュが届く。

このソースは、鶏のコンソメにトリュフを加えたもので、香りが素晴らしい。

 

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熱々のパンも美味い。

ワインがどんどん注がれるので、パンを次々食べないと酔いが回ってしまう。

 

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パンのお供は、エシレバター。

 

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続いてブルゴーニュの白が出される。

ルイ・ジャドの、ペルナン・ヴェルジュレス、クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール、2011年。

ペルナン・ヴェルジュレスは、コート・ド・ボーヌのアロース・コルトンとサヴィニー・レ・ボーヌに隣接する村。

クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエールは、コルトン・シャルルマーニュの丘と向かい合った丘にあるプルミエ・クリュ畑で、ルイ・ジャドのモノポール。

 

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素晴らしい熟成感。

アプリコット、白桃、青リンゴ、洋梨、ブラックベリー、そしてハチミツのニュアンス。

文句なく美味しい、ブルゴーニュのシャルドネだ。

 

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右がソーヴィニヨン・ブラン、左がシャルドネ。

ヴィンテージは2010年と2011年とあまり違いは無いが、樽の使い方によって色合いも味わいも全く異なるワインとなっている。

 

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前菜は、北海道産帆立貝のバターの香るクロックムッシュ。

オマール海老と赤ワインのソースに、バルサミコのアクセントが加えられている。

 

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クロックムッシュとは、ハムとチーズをパンで挟んで焼いたホット・サンドイッチ。

でもこれは、帆立をいっぱい練り込んで焼いたスポンジケーキといった感じ。

 

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オマール海老、桜海老、帆立の芳香が混ざり合い、素晴らしく美味い。

代官山のフレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。