今夜は彼女と素敵にリヨン料理、ルグドゥノム・ブション・リヨネ、神楽坂 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は神楽坂で彼女と待ち合わせ。

神楽坂(早稲田通り)をぶらぶらと散策し、本多横丁に入る。

 

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向かったお店は、リヨン料理の名店、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』。

有名シェフのクリストフ・ポコ氏が2007年9月にオープンしたお店。

 

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おや、お店のオーナーのポコさんと目が合ってしまった。

急いで手を挙げて挨拶し、彼にドアを開けてもらう。

 

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今夜は一番奥の静かなテーブルを予約しておいた。

まだ開店後間もないので、店内に他に客は居ない。

 

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一時間も経つと、1階のテーブルは満席。

2階からも賑やかな声が聞こえる。

上も満席だそうだ。

 

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最初のボトルは、シャンパーニュ。

ドラピエ、ブリュット・ナチュール、サンスフル。

ドラピエは1808年の創業以来家族経営を守る名門。

ピノ・ノワールを用いたシャンパーニュ造りで有名な造り手である。

彼女はピノ・ノワールのシャンパーニュが好きなので、ピノ・ノワール100%のこのボトルを選んだのだ。

ぶどうは完全無農薬栽培されており、ブリュット・ナチュールはノン・ドサージュで造られている。

 

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「美味しい。私の好きなタイプね。貴方の選択に間違いはないわね」と彼女。

「あれ、このワイン、この前『パークホテル東京』で一緒に飲んだけど覚えていないの? その時も好きだと言ってたから」と私。

ドラピエはこの一年弱の間にも、『レストランひらまつ レゼルヴ』でグラン・サンドレを、『ボタニカ』でキュヴェ・シャルル・ドゴールを飲んでいる。

「貴方、本当に記憶力が良いわね」と彼女。

「覚えているのは、君と一緒に飲んだワインだけだよ」と私。

 

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シャンパーニュのお供のアミューズブーシュ二種が届く。

ひとつは、フランス、ル・ピュイ産のレンズ豆。

レンズ豆はル・ピュイ産が実が厚くて美味しい。

もうひとつは、グジェール。

チーズの味が濃くて美味。

 

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シャルキュトリが届く。

パテ・ド・カンパーニュは肉厚で食べ応えがある。

サラミは塩分控えめで好きなタイプ。

ニンニクを練り込んだハム。

そして豚バラ肉のリエット。

 

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シャルキュトリにパンは最良の伴侶。

リエットを塗り、どんどん食べ進む。

 

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シャンパーニュを飲み干すと、赤ワインの前に白ワインをグラスで飲むことにする。

北ローヌを代表する造り手のひとつ、ドゥラス・フレールの、コート・デュ・ローヌ、サン・エスプリ、2015年。

 

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熟した桃やネクタリン、マスカット、ライチの香り。

強い熟成感を持つ辛口。

セパージュは、グルナッシュ・ブラン70%、クレーレット10%、ブールブーラン10%、ヴィオニエ10%。

神楽坂のリヨン料理の名店、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。