友人が住む街を訪問した時の事。
天気が良いので近くの公園をウォーキング。
池の中にたたずむアオサギ。
池の水深は浅いようだ。
ほとんど動かない。
観ていると、時々首を傾げ、水面を凝視。
するとパシャっと水中に嘴を突き立て、小魚を捕獲。
対岸近くにコサギが飛来。
水面には波一つ無いので、まるで鏡のよう。
観ているだけで癒されるひと時です。
今夜はブルゴーニュで最も注目を集める女流醸造家のワインを抜栓。
コート・シャロネーズ、リュリーのクローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2011年。
クローディーの父親は、8代続くぶどうの育苗家。
そして母親は、大手ネゴシアン、ドルーアンの醸造責任者という家に生まれた。
父親からリュリーのぶどう畑を譲り受け、ワイン造りを始めたのは2002年。
その後ポマールとボーヌの畑を祖父から継承し、更にムルソーの畑を取得している。
そして特筆すべきは、ブルゴーニュを代表するネゴシアン・エルヴールのルモワスネの醸造責任者を2005年から務めていること。
自らのドメーヌを運営するのに加え、有名ネゴシアンの醸造責任者、そして育苗家としても活躍する、スーパー女流醸造家である。
コルクの品質は良く、香りも良い。
色合いは濃い黄金色。
豊かな果実味と強い熟成感。
熟した桃やアプリコット、ブリオッシュや炒ったナッツ、バニラのニュアンス。
豊富なミネラルと上品な酸が、強い果実味と熟成感を引き締めている。
ぶどうの平均樹齢は42年。
このボトルは、6本購入したうちの1本目。
しばらく楽しめそうだ。
大好きな造り手の素晴らしいシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。