今夜は二人が大好きな代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』でディナー。
フランス、リヨンで1965年以来三ツ星を維持し続ける『ポール・ボキューズ』の、日本の総本山のグラン・メゾン。
今夜はメイン・ホールでの食事。
天井には特徴的な形の大きなシャンデリアが幾つも吊下げられている。
テーブルに案内されると、今夜の特別メニューを確認。
好きな料理名が並んでいるのを見て、彼女は嬉しそう。
シェフソムリエの竹内さんが選んだ最初のワインは、サンセールの白。
アルフォンス・メロが造る、サンセール、ラ・ムシエール、2010年。
アルフォンス・メロは19代続く名門で、サンセールで最大の造り手。
そのメロ家の礎を築いたのが、サンセール最良の畑と言われるラ・ムシエール。
その畑のソーヴィニヨン・ブランで造られたのが、このワイン。
豊かな果実味に加え、素晴らしい酸とミネラルを持つ、好みのソーヴィニヨン・ブランである。
フロマージュを練り込んだシュー、グジェールが美味い。
アミューズ・ブーシュが届く。
このソースは、鶏のコンソメにトリュフを加えたもので、香りが素晴らしい。
熱々のパンも美味い。
ワインがどんどん注がれるので、パンを次々食べないと酔いが回ってしまう。
パンのお供は、エシレバター。
続いてブルゴーニュの白が出される。
ルイ・ジャドの、ペルナン・ヴェルジュレス、クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール、2011年。
ペルナン・ヴェルジュレスは、コート・ド・ボーヌのアロース・コルトンとサヴィニー・レ・ボーヌに隣接する村。
クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエールは、コルトン・シャルルマーニュの丘と向かい合った丘にあるプルミエ・クリュ畑で、ルイ・ジャドのモノポール。
素晴らしい熟成感。
アプリコット、白桃、青リンゴ、洋梨、ブラックベリー、そしてハチミツのニュアンス。
文句なく美味しい、ブルゴーニュのシャルドネだ。
右がソーヴィニヨン・ブラン、左がシャルドネ。
ヴィンテージは2010年と2011年とあまり違いは無いが、樽の使い方によって色合いも味わいも全く異なるワインとなっている。
前菜は、北海道産帆立貝のバターの香るクロックムッシュ。
オマール海老と赤ワインのソースに、バルサミコのアクセントが加えられている。
クロックムッシュとは、ハムとチーズをパンで挟んで焼いたホット・サンドイッチ。
でもこれは、帆立をいっぱい練り込んで焼いたスポンジケーキといった感じ。
オマール海老、桜海老、帆立の芳香が混ざり合い、素晴らしく美味い。
代官山のフレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。














