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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

銀座の何時ものフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で開催された、「在日フランス商工会議所100周年記念ディナー」に彼女と共に参加した。

 

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ここでこのような催しが行われるのは珍しい。

 

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今夜はお店のスタッフも正装し、少し緊張気味。

右がここのソムリエの大友さん。

左は『メゾン ポール・ボキューズ』から応援に来たソムリエの北村さん。

北村さんはここで学び、ソムリエの資格を取得し、『メゾン』に転勤となったので、このお店には思い入れがある。

 

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日が暮れるのが早くなった。

今夜はこの広いお店が満席となっているそうだ。

 

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私達のテーブルは、今夜の主賓席、フランス商工会議所理事のテーブルのお隣。

 

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テーブルには、今夜のメニューがセットされている。

今夜のディナーには、ぐるなびが協賛しているようだ。

 

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乾杯のスパークリングは、ヴーヴ・アンバルが造るクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2015年。

 

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シャンパーニュ方式で造られる高品質のクレマンは美味い。

ここ二年余りは2014年ヴィンテージだったが、最近2015年VTに代わった。

 

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今夜は、日本におけるフランス料理の歴史について講演がある。

 

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お話しされるのは、在日フランス商工会議所理事のマニグリエ真矢氏。

日本で会社を興しその代表取締役を務めると共に、フランス政府の対外貿易顧問委員会の副会長でもある。

お隣にいるのは、星野料理長。

 

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マニグリエ理事が星野料理長に「貴方にとってフランス料理とは何ですか」と無茶振り。

星野さんは何とか無難に答え、今夜の料理の説明に話しを移す。

 

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アミューズ・ブーシュが出されるまで講演を聴きながら30分近くもクレマンを飲み続けたので酔ってしまいそう。

冷たいガスパチョと魚のフリット”アクラ”。

 

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このガスパチョ、すこぶる美味い。

 

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アクラは、白身魚とアンチョビが入ったコロッケ。

空いたお腹が喜ぶ美味しさ。

 

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ローヌの人気のドメーヌ、ジャン・ルイ・シャーヴが造る、J.L.シャーヴ・セレクション、エルミタージュ・ブラン、ブランシェ、2011年。

ジャン・ルイ・シャーヴは現当主が16代目という名門。

ドメーヌ物のワインの価格はとても高くなった。

そこでネゴシアン物としてJ.L.シャーヴ・セレクションを作り始めた。

基本は購入ぶどうで醸造するのがこのセレクションなのだが、実はこのエルミタージュ・ブラン、ブランシェには、ドメーヌ物のワインを造った残りのぶどうが85%も使われている。

 

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色合いは濃く、粘性もある。

華やかな白い花の香り、ハチミツやメープルシロップのニュアンス。

複層的で重厚なボディだ。

ぶどうはマルサンヌ100%で、樹齢は50~60年と高い。

 

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前菜は、フランス産鴨フォアグラのポワレ、軽いブリオッシュ、イチジクのコンポテ、ポルト酒のジューソース。

 

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フォアグラの香りが素晴らしい。

ポルト酒のジューソースとの相性も抜群。

 

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イチジクのコンポテは、イチジク、プルーン、アプリコットに白ワインを加え、煮詰めて作ったジャム。

これがフォアグラに合って美味い。

彼女と共に参加した、「在日フランス商工会議所100周年記念ディナー」の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

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台風一過の青空を楽しむため、ウォーキングに出た。

秋も深まり、色鮮やかな花を見ることが少なくなった。

ところが、林の中の道に入った途端、秋の実りの彩りに出会った。

 

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変わった花が咲いていると思い、近付いてみると、白いキノコ。

 

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他にも至る所にキノコが生えている。

 

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このキノコはかなり大きく、厚みもある。

 

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もっと大きなキノコが二本、重なるようにして生えている。

 

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このキノコは食べることができるのだろうか。

随分大きくて立派な立ち姿だ。

 

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なんだかべちゃっとした見た目だが、案外食べると美味しいのかもしれない。

もちろん、食べたりはしない。

 

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でも、このキノコは美味しそう。

 

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こちらはちょっと毒々しそう。

 

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小さくてギモーヴみたいだが、毒キノコかもしれない。

 

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見るだけなら綺麗なキノコだ。

 

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これが成長すると、白い部分が段々減って先のキノコのようになるのだろうか。

 

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これはいかにも毒々しい色合いだ。

キノコの撮影ばかりしていると、ウォーキングの距離が伸びないのが問題だ。

 

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林を出て住宅街に歩を進める。

もうドングリがいっぱい落ちている。

今年は秋の到来も早いようだ。

 

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一際鮮やかな色彩を放っているのは、南天だろうか。

南天にしては実が色付くのが早過ぎる気がする。

 

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近寄ってみると、南天とは葉が異なっている。

この葉と実は・・・、ナナカマドかもしれない。

 

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更に歩を進めると、柑橘の実が成っている。

もう少しすると実が黄色く色付き、一層秋を感じることになる。

 

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柘榴の実も成っている。

柘榴を見ると、テヘランを思い出す。

柘榴の季節になると街中に売店が立ち並び、柘榴の実を絞ってジュースにしてくれるのだ。

この柘榴ジュースが美味しくて、テヘランでは毎日飲んだことを思い出す。

 

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柿の実も、ほんのりと柿色に染まり始めた。

曼珠沙華や秋桜の花も終わり、街に彩りは減ってきたけれど、実りの秋は着実にそこまで来ていることを感じたウォーキングでした。

 

今夜は、イタリア、ピエモンテ州のワインを抜栓。

 

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ラ・クエルチャ、ピエモンテ・バルベーラ、2016年。

ピエモンテ州のD.O.C.ワインである。

バルベーラはネッビオーロと並び、ピエモンテを代表する赤ワイン用のぶどう。

 

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このワインの造り手はベンナーティで、ヴェネト州で4代続くワイナリー。

ヴェネト州ではバルドリーノ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを生産し、アブルッツォ州ではモンテプルチアーノを、そしてピエモンテ州ではこのバルベーラを生産している。

 

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抜栓したばかりの時は温度が低いこともあり、酸味が前面にでていた。

温度が上がるにしたがって、ブラックチェリーやラズベリーの香り、そして熟したカシスやプルーンのニュアンスが出てきて、ボディに厚みが増してきた。

 

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色合いは不透明なガーネットで濃いが、タンニンはそれほど強くない。

肉料理、ラグー系やポモドーロ系のパスタにも合わせやすそうだ。

イタリア、ピエモンテ州の良質なバルベーラを楽しんだ今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

恵比寿のシュラスコ・レストラン、『リオグランデ・グリル』で彼女と過ごす、肉とシャンパーニュの夜の続き。

 

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今夜はシャンパーニュのフリーフロー。

飲んでいるのは、グーウェ・アンリ、ブリュット。

他に飲んでいる人が居ないので、ボトルを見ればどれだけ飲んだかすぐにわかる。

 

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シャンパーニュのボトルは、既に三本目。

暑い日のシャンパーニュは美味いのでグラスがどんどん進んでしまう。

 

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バーベキューリブも届いた。

 

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リブは柔らかくて美味い。

 

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次々肉が届くが、どの部位か聞いてもすぐに忘れてしまう。

これはイベリコ豚だったような気がする。

 

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これは牛だが、この辺りになると何をどう食べたかわからなくなる。

 

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海老も届いた。

彼女は二尾、私は一尾。

 

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肉ばかりだと少し飽きてくるが、こうして海産物も挟むと食欲が再度湧いてくる。

 

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もう一度イチボも注文。

彼女曰く、「黒毛和牛よりもイチボの方が美味しいわ」とのこと。

 

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焼きチーズもお願いし、イチボと一緒に味わう。

それにしても今夜の彼女の食欲は凄い。

健啖家と言われる私のペースをはるかに上回っている。

それでどうしてこんなにスマートなのか何時も不思議に思う。

 

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彼女がハツも食べたいと言うので、注文。

既にシャンパーニュを飲み過ぎたようで、ピンボケ。

 

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ハツは焼き過ぎ。

 

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彼女が再度海老を注文したので、私も一尾お付き合い。

 

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ホンビノス貝もあるというので、食べてみる。

シュラスコの店でホンビノスとは珍しい。

 

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少し小振りだが、肉を食べ過ぎた後に食べる貝は目先が変わって美味い。

彼女が「もうお腹いっぱい」というので、チップを裏返して赤にする。

 

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「ねえ、デザートを取りに行きましょうよ」と彼女。

まだ食べるの、と思ったが、結局付き合って私も幾つか皿にとってしまう。

 

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フリーフローのコースにコーヒーは入っていないが、お願いするとサービスで出してくれた。

 

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毒を食らわば皿までということで、彼女に付き合ってバニラアイスクリームとマンゴージェラートも。

これが美味い。

 

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広いお店は満席で、皆さんの楽しそうな話声が満ちている。

「お肉をいっぱい食べて満足。シャンパーニュも美味しかったわ。ありがとう」と彼女。

重いお腹を抱え、満ち足りた想いで店をあとにする。

 

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恵比寿駅前には、夏祭りの飾り付け。

 

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彼女と過ごす恵比寿の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

7月末のこと、彼女が肉をいっぱい食べたいと言う。

そして暑いのでシャンパーニュも飲みたいと。

そこでシュラスコ・レストランに行くことにする。

 

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恵比寿駅で待ち合わせ、お店に向かう。

 

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お店は駅から歩いてすぐの、『エビス・フード・ホール』の上にある、『リオ・グランデ・グリル』。

この店の前は、代官山の『リストランテASO』や『マダム・トキ』、『メゾン ポール・ボキューズ』で食事をした帰り道に何時も通っている。

 

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お洒落な階段を二階に上がる。

 

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入り口にはサンバショウの案内。

 

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彼女はシュラスコが好きなので、ルンルン気分で階段をどんどん先に上っていく。

「このドアをくぐればそこはもうブラジルだね」と、私も気分が盛り上がる。

 

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なかなか綺麗なお店だ。

でも、サラダバーの品数が本場に較べれば少ない。

サンパウロや、シカゴ、ヒューストン等でもシュラスコ店に行ったが、サラダバーの大きさが半端ない。

ローストビーフ、ローストダック、プロシュート等がふんだんに並んでいるので、シュラスコを食べる前にお腹がいっぱいになってしまうのだ。

 

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開店と同時に入店したので、他に客は居ない。

でも、今夜も満席なのだそうだ。

右側の赤いカーテンの奥はサンバショウのステージ。

 

毎週水曜日、金曜日、土曜日にショウが二回ずつ行われている。

でもゆっくり飲んで食べたかったので、敢えて木曜日に来店。

(写真はお店のH.P.からお借りしました。)

 

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立派なバーカウンターが併設されているので、飲み物にも力を入れていることがわかる。

 

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テーブルには、肉に合わせるソースがセットされている。

 

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このコースター、なかなか綺麗だ。

 

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さて、肉を食べる前にサラダをたっぷり食べることにしよう。

 

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まずは一回りして、何を皿に取るか決める。

サラダを盛った皿の写真は、撮影忘れ。

 

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今夜はシャンパーニュのフリーフローをお願いしている。

出されたシャンパーニュは、グーウェ・アンリ、ブリュット。

1663年設立の家族経営の名門メゾン。

 

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洋梨や青リンゴの爽やかな香り。

綺麗な酸を持ち、とてもバランスの良い辛口。

セパージュは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが1/3ずつ。

 

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卓上のチップを赤から緑に裏返すと、直ぐに肉が届き始める。

最初はイチボ。

焼き立ての肉が美味い。

 

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鶏の手羽肉とソーセージはパス。

牛肉のどの部位か説明を受けたが、すぐに忘れる。

 

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それにしても、彼女の食べるスピードが速すぎる。

 

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彼女の皿は常に空いているのに、私の皿にはあっという間に肉が溜まってしまう。

彼女の食欲が増進しているのか、私の食欲が減退しているのか、彼女のペースに追いつくのに必死。

 

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「黒毛和牛のコースを注文されていますのでお持ちしました」とスタッフ。

「そんな良いコースを頼んでくれたのね。ありがとう」と彼女。

黒毛和牛を頼んだ記憶は無いが、彼女が喜んでくれるならそれで良い。

 

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やはり黒毛和牛は美味い。

でも、火が通り過ぎ。

シュラスコにシャンパーニュは夏バテ予防に最適だ。

恵比寿のシュラスコ店、『リオグランデ・グリル』で彼女と過ごすシャンパーニュ・フリーフローの夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

根津の焼き鳥ワインバー、『76vin(ナナジュウロクバン)』を出ると、千駄木から根津に歩いてくる時に気になったお店にちょっと立ち寄ることに。

 

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そのお店は、『うどん酒場 会澤亭』。

東京は基本的に蕎麦文化圏。

昔はうどん屋なんて、ほとんど無かった。

ましてやうどん屋で飲むことなど考えたことすらなかった。

ところが今では讃岐風うどんのチェーン店が花盛りで、うどん酒場なるものまで出来ている。

そこで一度、うどん屋で飲んでみたいと思っていたのだ。

 

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でも今日は昼の12時から飲み続け、5軒目の訪問。

『76vin』でワインを二本飲んだばかりなので、様子見ということで入店。

 

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店の左半分が厨房で、右半分にテーブルが並ぶ。

 

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日本酒は止めて、生ビールを選択。

 

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お通しは二種類。

真ん中のは何だろう、うどんの唐揚げかもしれない。

そして小鉢は何かの煮物・・・記憶に無い。

 

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今日何度目かの・・・、おそらく8回目くらいの、ちぃさんとの乾杯。

 

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そしてうどんも味見。

 

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このうどんは、ポモドーロ。

 

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二人に取り分けても結構な量がある。

うどんにパスタソースだなんてと思ったが、結構美味い。

 

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メニューには、パスタメニューのような名前が並ぶ。

さっと食べ終えると、今度こそ帰途に就くことにする。

 

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何故かピリケンさんを置いている居酒屋を発見。

ピリケンは大阪通天閣で有名だが、元々はアメリカで造られた幸福を招く像。

それがアラスカ、ロシア、日本に伝わってそれぞれの地で流行したもの。

発祥の地アメリカではセントルイス大学のマスコットで、同大学のスポーツチームは全てピリケンズという名前。

 

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このお店も楽しそう。

次はここに来てみようと話しながら、根津駅に到着。

ホテル・グラフィーでの「フォリウム・ワイン会」に始まり、『はん亭』で串揚げで日本酒、根津神社散策、『大島屋』で蕎麦で日本酒、『76vin』で焼き鳥でワイン、そして『会澤亭』でうどんでビールを楽しんだ、ちぃさんとの楽しい半日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

千駄木の蕎麦屋、『大島屋』で日本酒と蕎麦を楽しんだあとは、ちぃさんと一緒に裏道や不忍通りを”ちぃ散歩”。

面白そうなお店や、美味しそうなお店がいっぱいある。

良さそうなビストロも見付けると、今度ここに来ようとショップカードを入手。

と、けたたましくサイレンを鳴らしてパトカーが二台通り過ぎた。

急いであとを追い、パトカーが停まったスーパーの前で野次馬になる二人。

結局何があったのかわからなかったけど、ちょっとしたサプライズ。

 

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そして散策の後に向かった先は、根津の『76vin(ナナジュウロクバン)』。

焼き鳥とワインのマリアージュのお店、焼き鳥ワインバーである。

 

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店内には、カウンター席と数テーブル。

オープンキッチンでは、店長の江村さんが忙しく料理の腕を振るっている。

 

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黒板には、今日のグラスワインがずらり。

 

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白ワインはボトルで注文することに。

選んだのは、ピエモンテ州のボルドーネが造る、ロエロ・アルネイス、2016年。

ボルドーネはロエロ村で300年前からぶどう作りを続けているが、自らワインを造り始めたのは10数年前と新しい。

畑は9haしかなく、地元で大部分が消費されているワインだそうだ。

 

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洋梨、グレープフルーツ、青リンゴのフルーティーな香り。

酸味は円やかだが、活き活きとしたミネラルを持つ。

後味には、軽い苦み。

ぶどう畑の地下には貝殻の層があるそうで、それが豊かなミネラル感を与えているのだろう。

ぶどう栽培はビオロジック。

 

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ちぃさんと、今日何度目かの乾杯。

 

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アンティパストミスト。

 

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ポテサラ。

 

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キャロットラペとパテ・ド・カンパーニュ。

 

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鶏レバームース。

 

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プロシュートと、何かを練り込んだバター。

とても珍しいものが練り込まれていたのだが、それが何だったのか思い出せない。

 

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白のボトルを飲み干すと、赤ワインもボトルで注文。

好きな造り手が新たな地域で造る初めて飲むワイン。

ブルゴーニュの自然派の巨匠、フレデリック・コサールがラングドック・ルーションで造る、シャソルネイ・デュ・スッド、キュヴェG、2016年。

Gはグルナッシュの頭文字で、他にシラーで造るキュヴェSがある。

 

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カシス、プルーン、ダークチョコレートやインクのニュアンス。

驚くほどに洗練されたチャーミングなボディ。

ぶどうはグルナッシュ100%で、栽培はビオロジック。

樹齢は30年から100年と高い。

 

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再び、乾杯。

この写真の方がワインの色合いの濃さが良くわかる。

 

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焼き鳥は、5種盛合わせを注文し、二人で分けて食べる。

昼から食べ続け、ここで4軒目なのでお腹が空かないのだ。

左から、せせり、もも、ねぎま。

 

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白レバー。

とろりと濃厚で美味い。

 

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焼き野菜。

 

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季節限定メニューも注文。

水牛のモッツアレラチーズ、無花果の炭火焼、プロシュート。

 

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新鮮なモッツアレラは弾力があって旨い。

 

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無花果は大好物。

軽く炭火焼しているので香りが良い。

 

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シャソルネイ・デュ・スッドを飲み干すと、澱がいくらか現れた。

気が付くと、夜もそこそこ更けてきた。

昼の12時から「フォリウム・ワイン会」で飲み始め、『はん亭』で串揚げと日本酒、『大島屋』で蕎麦と日本酒、そして『76vin』で焼き鳥とワイン二本を楽しんだ。

そろそろ帰ることにしよう。

店長の江村さんに見送られ、店をあとにする。

そして二人が向かったのは・・・、この続きはまた明日。

 

 

 

 

 

 

 

根津での”ちぃ散歩”の続き。

根津神社に参拝した後は、裏参道を抜けて坂を下り、不忍通りを千駄木へ。

 

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ちぃさんと向かった先は老舗の蕎麦屋、『大島屋』。

 

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店の前には、「谷中 大島屋」の石柱。

 

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一階は駐車場で、店は二階にある。

蕎麦屋で日本酒を飲むのが好きだ。

第一に、居酒屋に較べて騒々しくない。

第二に、酒の肴が美味い。種類は多くは無いが、蕎麦味噌、海苔、とろろ、出汁巻き玉子、天麩羅、これだけあれば十分だ。

第三に、だからどうだと言う訳ではないが、江戸時代は酒を飲む場所といえば、それは蕎麦屋だった。

 

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おや、暖簾が風で巻きあがっている。

店の中を覗くと、法事帰りの地元の方々がお酒を酌み交わしている。

 

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喪服の客が店の半分を占めているので、店内の撮影は控え、部屋の隅にある錦鯉が泳ぐ池をパチリ。

 

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まずは、日本酒を飲むことに。

「冷酒は何がありますか」と聞くと、「そこの冷蔵庫に入ってるから好きなのを選んで」とのこと。

そこで冷蔵庫を開けて選んだ酒は、石川県加賀市の松浦酒造が醸す、獅子の里、超辛 純米酒。

 

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店主がグラスにどぼどぼと冷えた獅子の里を注いでくれる。

グラスが大きいのが嬉しい。

”今日も事なし凩(こがらし)に酒量るのみ”は、山頭火の句。

 

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ちぃさんと、今日何度目かの乾杯。

 

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「酒の肴のメニューを見せて下さい」とお願いすると、「はい」と出されたのがこのお品書き。

価格が入っていない。

そう言えば、、酒の値段もどこにも書かれていない。

 

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「お勧めは」と聞くと、「わさび芋」とのこと。

 

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二人に取り分けてもたっぷりの量がある。

粘りが強いとろろ芋は山葵が効いている。

店主のお勧めだけあって美味い。

 

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玉子焼き。

焼き立てで、ふわふわとろとろ。

 

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「蕎麦味噌はありますか」と聞くと、「うちは焼き味噌だけど、その方がずっと美味しいよ」と店主。

へらに蕎麦味噌を塗り、火で炙ったもの。

これが香ばしくて美味しく、酒が進む。

 

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二杯目の酒は、新潟県魚沼市の八海醸造が醸す、八海山の普通酒。

普通酒でも、麹米と一部の掛け米には五百万石が使用され、精米歩合は60%。

今度は女将さんが注いでくれたが、店主よりもちょっと量が少ない。

酒飲みはこんな細かなことも気になるものだ。

 

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蕎麦屋なので、〆はもり蕎麦。

お腹は空いていないので一枚の蕎麦を二人で分けて食べる。

人気の蕎麦屋だけあって、美味い。

 

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店主が蕎麦湯を届けてくれる。

結局、もり蕎麦以外の価格は不明だが、店主が言う金額を支払い、店主に見送られて店を出る。

地元の人がほとんどのお店では、誰も料理や飲み物の値段を気にしないのだろう。

高くもなく、安くもなく、妥当なレベルの価格だった。

ランチとディナーの間の中途半端な時間に食べてしまった。

実は行きたいお店がもう一軒あるのだ。

千駄木・根津での”ちぃ散歩”は続きます。

 

 

 

 

 

 

根津のホテル・グラフィーで開催された「フォリウム・ワイン会」に参加し、『はん亭』でランチを楽しんだ後は、ちぃさんと一緒に”ちぃ散歩”。

 

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根津に来たなら、ここを訪問しない訳にはいかない。

向かった先は、根津神社。

 

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「根津神社は、日本武尊が1900年ほど前に建立したとされています。

ここは五代将軍綱吉が千駄木にあった根津神社を遷座し造営したもので、本殿や多くの建造物が国の重要文化財に指定されています」などと説明し、表参道口に入る。

 

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神橋を渡り、楼門に至る。

 

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この楼門も重要文化財である。

 

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楼門をくぐると、右手には舞殿(神楽殿)。

 

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そして左手には手水舎。

海外から来られた人たちがガイドのインストラクションに従って手を清めている。

ちぃさんと私もここで手を清める。

 

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続いて、唐門と瑞垣。

いずれも重要文化財。

 

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社殿前には、重要文化財の青銅灯篭。

 

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そして狛犬。

「狛犬には阿形と吽形があり、こちらは口を一文字に結んだ吽形です」と説明。

 

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「そしてこちらが口をかっと開いた阿形です」。

 

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見事な社殿も重要文化財。

「根津神社では多くの神様をお祭りしていますが、代表的な主祭神は須佐之男命、相殿は大国主命です」と私。

 

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乙女稲荷の横から、千本鳥居に入る。

高さが低いので、少し腰を屈めて歩かなければならない。

 

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途中には千本鳥居が途切れた場所があり、そこには徳川家宣胞衣塚。

第六代将軍、家宣の胞衣(胎児を包んだ膜と胎盤)を埋めた塚である。

小高い場所にあるので、社殿を透塀越しに観ることができる。

 

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鳥居には、奉納者の名前。

 

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この鳥居は10万円で奉納することができる。

根津神社の裏参道を出ると、坂を下り、再び不忍通りに出る。

 

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そして向かった先は、千駄木の老舗蕎麦屋、『大島屋』。

最近は町場の蕎麦屋がめっきり減ってしまった。

ここに来るのは初めてなので、どんなお店か楽しみだ。

”ちぃ散歩”は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

ホテル・グラフィー根津で開催された、岡田岳樹さんを迎えた「フォリウム・ワイン会」にちぃさんと参加した楽しい午後の続き。

会場が混んできたので、あとから来られた方に席を空けるため、ランチに出掛けることにした。

 

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ワイン会にもっと長居するつもりだったので、ランチのお店は特に考えていなかった。

日曜日の午後に営業しているお店は少ない。

裏道を歩いていると、レトロなお店を見付けた。

 

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二階建てと三階建ての建物が連なっている。

 

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木造の三階建ては、1987年の建築基準法の改正までは都市部では禁止されていたはず。

でもこの建物は、その建築基準法ができる以前のもの。

 

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外壁には、文化庁の「登録有形文化財」のパネルが貼られている。

 

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店の入り口に立つと、『はん亭』の名前。

そうか、ここがあの有名なお店なのか。

 

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ということで『はん亭』で昼食をとることに。

入店した時はまだ満席だったので撮影は出来ず、これらは昼食の最後の客となって帰る時に撮影したもの。

 

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磨き込まれた階段は急で、酔って降りるのは危険そう。

古い家屋独特のすえた香りがする。

子供の頃、旧家だった祖父母の家に遊びに行った時と同じ匂いだ。

 

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建屋の中に更に外壁のようなものがある。

家の周りを更に大きな家で覆ったような不思議な造り。

見えるところは満席だったが、嬉しいことに待ち時間なしでテーブルに案内された。

私達が通されたのは、この右側の壁の中の部屋。

 

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家の中の蔵のような部屋は、6畳ほどの広さ。

この木製の頑丈な格子戸を閉められると、どう見ても屋敷牢に閉じ込められた感じになる。

 

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上を見上げると、天井は驚くほど高いところにあり、吹き抜けのタワーの中に居るようだ。

この部屋はいったい何のために作られ、どのように使われていたのだろうか。

 

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お酒は、誠鏡の燗酒と冷酒のみ。

誠鏡 純米吟醸生を注文。

広島県竹原市の中尾醸造が醸す酒である。

 

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ちぃさんと、日本酒でも乾杯。

 

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お昼は、”はん亭のひる膳”のみ。

 

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お洒落な箸休めの一皿目。

上には無花果、下には生ハム。

 

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野菜スティックも届く。

 

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野菜スティックをに、この自家製味噌(左側)を付けて食べると美味い。

塩とソースは串揚げ用。

 

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最初の串揚げは、海老のシソ巻きと谷中生姜。

 

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続いて、枝豆と鱸。

 

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お洒落な箸休めの二つ目は、冷製トマトのスープ。

スープは濃厚で、中にナタデココが入っている。

 

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牛肉と牛蒡、そして生麩。

最後の串揚げは、帆立貝と蓮根の肉詰め。

でも、撮影忘れ。

 

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〆のご飯は二種類。

ちぃさんは、岩海苔がたっぷりのお茶漬けと、こぶと漬物。

 

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私は、ご飯と、赤だしと香の物。

 

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デザートは、ミルクのシャーベット(だと思う)。

入店した時間が遅かったので、気が付けば最後の客。

『はん亭』を出ると、折角根津に来たのだから行かなければならない場所にちぃさんをご案内。

この続きは、また明日。

 

 

 

 

 

 

先日のこと、根津で開催された”フォリウム・ワイン会”に、ちぃさんと共に参加した。

 

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ニュージーランドで人気の醸造家、岡田岳樹氏を迎えてのワイン会である。

1978年東京で生まれ、北大卒業後、カリフォルニア大学デービス校に留学。

卒業後、ニュージーランドのクロ・アンリに入社し、二年余りで栽培責任者に就任。

クロ・アンリは、ロワールの人気ドメーヌ、アンリ・ブルジョワがニュージーランドで運営するワイナリー。

そして2009年に退社し、2010年にフォリウム・ヴィンヤードを設立して現在に至っている。

 

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岡田さんは「高品質なワインを造る一番の近道は高品質なぶどうを育てること」を信念に、テロワールを大切にしたワイン造りを行っている。

栽培はビオロジックで、冬にはぶどう畑を羊たちが闊歩する。

 

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根津駅でちぃさんと待ち合わせ、会場のホテル・グラフィー根津に向かう。

この会は、二カ月半前にちぃさんと向ヶ丘の『NZ BAR』を訪問した時に、オーナーの行天さんからご案内していただいたのだ。

⇒ NZ BARでアペロ、向ヶ丘

 

そして私は、今年6月の「ニュージーランド・ワイン試飲会」で岡田岳樹さんにお会いしている。

⇒ ニュージーランド・ワイン試飲会、リッツカールトン東京

 

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会場に一番乗り。

料理はまだ準備の真っ最中。

 

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今日の料理は、超有名なグラン・メゾンの若き料理人たちが準備してくれている。

 

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最初は、スパークリング。

岡田さんはスパークリングは造られていないので、これはフランスのもの。

ドメーヌ・グラシュー・シュヴァリエ、クレマン・ド・ブルゴーニュ。

 

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ちぃさんと、お久し振りの乾杯。

このドメーヌのオーナーは、クレマン・ド・ブルゴーニュのトップ・メゾン、ヴーヴ・アンバル。

シャブリ地区近郊で造られる高品質クレマンで、セパージュはピノ・ノワール66%、シャルドネ33%。

 

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フォリウムのラインナップは、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールの二種類。

一番新しいヴィンテージの、ソーヴィニヨン・ブラン、2017年。

冷夏で秋に雨が降り続いた難しい年だったが、フォリウムでは厳しい収量制限をしているので完熟が早く、長雨の前に収穫を終えることができたそうだ。

 

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ソーヴィニヨン・ブラン、リザーヴ、2016年。

収量が多く、良い完熟ぶどうを収穫できた年。

 

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こちらは、2017年のソーヴィニヨン・ブランのリザーヴ。

 

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2012年は冷夏で、年間を通して冷涼な気候だったため、酸が強く長期熟成タイプのワインとなっている。

 

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こちらはピノ・ノワールの最新ヴィンテージ、2017年。

 

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2016年のピノ・ノワール、リザーヴ。

 

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そして2012年のピノ・ノワール、リザーヴ。

 

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一番満足できるぶどうが収穫できた2016年のソーヴィニヨン・ブラン、リザーヴを飲むことにする。

 

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そしてもう一種類は、長期熟成タイプのソーヴィニヨン・ブラン、リザーヴ、2012年。

 

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左が2012年、右が2016年。

こんなに色合いが違う。

二種類をちぃさんと半分ずつ味わい、感想を話し合うのも楽しい。

 

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ここで岡田岳樹さんに登場してもらいましょう。

醸造家の方からワインの説明をしていただくと、味わいも一層深くなり、楽しみが増す。

ちょっとTKOの木下さんに似ているような、とても親しみを感じる方である。

着ているのは、フォリウムのロゴ入りTシャツ。

 

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某グラン・メゾンの若き料理人たちが作る料理も味わうことに。

一つ一つの料理に手がきちんと入れられており、流石に美味い。

 

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ピノ・ノワールは、2012年のリザーヴを二杯。

ちぃさんと三度目の乾杯。

色合いは思ったよりも濃い。

素晴らしい果実の凝縮感。

酸とタンニンが上手く溶け込んで、バランスよくボディを引き締めている。

2012年のフォリウムは、こんな機会でないと飲むことができないので幸せ。

 

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ダウンライトの光を受け、ピノのグラスアートが浮かび上がる。

部屋が暗いともっと鮮やかな色彩を放つのだが、まだ午後も早い時間なので窓からは明るい陽光が射しこんでいる。

 

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たこ焼きも焼きあがったとのことで、食べてみる。

口に含むと、トリュフの香りが広がり口腔から鼻腔に抜ける。

これは素晴らしく美味い。

気が付くと会場は人で溢れている。

あとから来られた方のために、場所を空けることにしよう。

根津のホテル・グラフィーで開催された、楽しく美味しい『フォリウム・ワイン会』でした。