ワインは素敵な恋の道しるべ -14ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年9月のある休日、ちぃさんと「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」のブーランジュリー・レストラン、『RITUEL』で過ごす楽しい夜の続き。

 

今夜の料理は、RITUELディナーコース。

前菜を食べ終えると、次の料理が届く。

 

ムール貝の白ワイン蒸し。

フライドポテトが付いている。

 

ムール貝とアサリを取り分け。

残ったスープが美味しいので、ポテトを浸して食べる。

 

ガーリックトースト。

ガーリックたっぷりで美味いが、明日の息が心配。

 

この料理でもワインが進み、白ワインは既に3杯目。

 

飲んでいるワインは、ビコーズ、アイム シャルドネ フロム サザン フランス。

 

「フリーフローのワインではありませんが、よろしければこれも飲まれませんか」と、別のワインを持ってきてくれた。

これも南仏、ラングドック・ルーション地区の、ラ・ヴィーニュ・ロンド、シャルドネ(ミモザ)、2020年。

エチケットの絵はミモザ。

南仏のミモザ祭りは有名。

 

青リンゴやライム、そのあとには熟した洋ナシの香り。

綺麗な果実味と酸を持つシャルドネだ。

 

RITUELオニオングラタンスープ。

数日前まではほとんど猛暑日で熱いスープを飲む気にはなれなかったと思うが、幸いなことに今日は気温がぐっと下がっている。

 

実はオニオングラタンスープは大好物。

RITUELの名前を冠しているだけあり、とても美味い。

 

肉料理に合わせ、赤ワインをお願いする。

 

赤も白と同じく、フィラディスのワイン。

ビコーズ、アイム カベルネ・ソーヴィニヨン フロム サザン フランス。

 

香りのアイコンは、チェリー、チャコール、ナツメグ。

 

アルコール度数は、カベルネ・ソーヴィニヨンもシャルドネと同じ13.5%。

 

ヴィアンド用に新しいナイフが出された。

メーカーは、バルセロナのコマス。

フレンチのお店なのだが、カトラリーはポルトガルのクチポールとスペインのコマスとは面白い。

 

ロティ・ビーフステーキ、グリーンペッパー・フォン・ド・ヴォー・ソース。

 

分厚く切られたローストビーフが美味しそう。

 

横から見ると、厚みが良くわかる。

 

火入れが理想的。

グリーンペッパーの刺激が心地よい。

 

やはり肉には赤ワインが良く合い、二杯目。

 

肉を食べ終わった後も三杯目をたっぷり注いでもらい、乾杯。

本当に沢山注いでくれたのでグラスが重い。

 

デセールが届く。

 

マスカルポーネのババロアと抹茶のアイスクリーム。

 

食後のコーヒーでいっぱいになったお腹を癒す。

 

ミニャルディーズはフィナンシェ。

最高品質のアーモンドが使われているのだそうだ。

 

もうお腹はいっぱいで、酔いも回った。

そろそろ帰途に就くことにしよう。

東京タワーに別れを告げ、席を立つ。

 

エレベーターを使うと早いが、2階から地下2階までエスカレーターを乗り継いで下る。

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は空間が贅沢に使われている。

 

新しいお店での食事は何時もわくわく感があって好きだ。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門での楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

今日はベランダ菜園のちょっと変わった植物をアップ。

 

日本では身近な植物だが、これを見て何なのかおわかりになるでしょうか。

これは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草、ドクダミ。

日本三大民間薬の一つとされ、生薬としては十薬と呼ばれている。(あとの二つは、ゲンノショウコ、センブリ。)

ドクダミにはビタミン(B群、K)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、マンガン)、そして抗菌・抗炎症成分が含まれている。

主な効果は、美肌、デトックス、ダイエット、動脈硬化予防、便秘予防など。

ただしカリウムを豊富に含有するので、腎疾患がある人は高カリウム血症のリスクがあるため要注意。

 

野原で採取した株を育て、毎年地上部が枯れた後に根を大きめの鉢に植え替えて三年目、こんなに大きく健康に育った。

農薬などの影響を排除するため三年間無農薬有機栽培を続けた。今年は6月になって白い花が咲き始めたら刈り取り、ドクダミ茶を作ろうと思う。

 

昨年9月のある休日、ちぃさんと虎ノ門で待ち合わせ。

 

向かったのは、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。

ここは地下2階。

 

まずは、トラのもんにご挨拶。

 

向かったのは、地下1階の「cask」。

ここは、世田谷区代田に本店を構える「信濃屋食品」と、青山で人気のワインレストラン「W」の複合業態。

 

右側にはワインレストラン、『Wトラノモン』。

 

このカウンターでワインを飲むのも楽しいし、左のショップでワインを買って奥のレストランに持ち込んで飲むこともできる。

 

左側には高級スーパーの「cask」。

既にハロウィン仕様となっている。

 

お買い物を済ませると、2階に上がる。

 

ここには大好きなレストラン、『ザ・グリル トラノモン』。

でも今夜はここではない。

 

向かい側にある『リチュエル』が今夜のお店。

”Rituel”は、フランス語で”習慣”や”儀式”という意味。

 

ここはブーランジュリー、つまりパン屋さんだと思っていた。

ところが、この奥にレストランがあることを知ったので訪問してみることにした。

 

店に入り右奥に進むと、広い空間が。

そして店の真ん中には、上へ上へと伸びる不思議な白い階段。

 

奥には、カウンター席、二人用と四人用のテーブル席、そしてボックスシートが並ぶ。

 

私たちが案内されたのは、このボックスシート。

 

窓の外には東京タワー。

今夜はダイヤモンドヴェール。

 

カトラリーはクラシックスタイル。

Cから始まるメーカー名を見て、「クリストフルにはこんなシリーズは無かったと思うが」と手に取ってみる。

 

すると驚いたことに、ポルトガルのクチポールだった。

クチポールにもクラシック・スタイルのモデルがあり、これはラインというシリーズ。

 

今夜は、ビールやワインのフリーフローをお願いしている。

最初の一杯は生ビール。

 

ハートランドが美味い。

 

前菜盛り合わせが届く。

料理は、RITUELディナーコース。

 

前菜は6種。

これはビールやワインが進みそうだ。

 

クミンとオレンジのキャロットラペ。

季節の野菜のフリッタータ。

野菜は、ナス、トマト、インゲン。

 

カナッペが二種。

自家製ポークリエット。

ゴルゴンゾーラムースとハニーナッツ。

 

サーモンマリネのビネグレットサラダ。

ハモンセラーノ。

 

生ビールを飲み干すと、白ワインをお願いする。

 

ビコーズ、アイム シャルドネ フロム サザン フランス。

ビコーズ・ワインは、ワイン専門商社、フィラディズが各種ぶどうを最も適した世界各地のワイン産地で醸造したシリーズ。

現在、13種が発売されている。

 

それぞれのワインの香りがアイコンで表示されていて、勉強にもなる。

 

アルコール度数は13.5%と高い。

 

ちぃさんと乾杯。

エチケットの香りアイコンでは、花、レモン、アーモンドにチェックが付いている。

確かに柑橘系の花の香り。

果実味は重過ぎず爽快な口当たり。

そのあとにはラングドック・ルーション地区のシャルドネらしい、熟した洋ナシやアンズのニュアンスが現れる。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

天気の変化が激しい連休ですが、今日は行楽日和でしたね。

暖かくなり、ベランダ菜園に活気が出てきた。

 

リーフレタスは成長が早く、三日に一度葉を10枚程度摘んでもまたすぐこの状態に。

比較用にスマホを横に置いてみたが、6株ほどが植わっているこの鉢はかなり大きい。

7鉢あったリーフレタスは4鉢を食べ切り、残りは3鉢。

 

この鉢からは8枚、残りの鉢と合わせ、20枚ほどのリーフレタスを採取し、今朝のサラダに入れた。

ベランダではミニトマトの花がどんどん咲き、小さな実も幾つか生っている。

ピーマンには蕾が、そして鷹の爪はすくすくと育っている。

 

昨年9月のこと、現役時代の後輩から「出張で東京に来たので久し振りにお会いしたい」との嬉しい連絡。

 

待ち合わせの場所は、仕事後の後輩にも便利な「新丸ビル」。

 

平日の午後なのだが、地下には多くの人出。

 

後輩へのお土産用に、『ポワン・エ・リーニュ』で美味しいパンを購入。

 

予約しているお店は、こちら側の通路の先。

 

14時30分という中途半端な時間にワインを飲める店は少ない。

そこで選んだのは、通し営業の『ミタン バイ エリック・トロション』。

「新丸ビル」の5階にある大好きなフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』のカジュアルな姉妹店だ。

 

店内は明るい色使いのカフェといった感じ。

 

後輩が到着し、スパークリングワインを抜栓。

グラシアン・エ・メイエ、クレマン・ド・ロワール、ブリュット。

 

青リンゴやグレープフルーツの爽やかな香り。

豊かな果実味の後には、ブリオッシュやイーストのニュアンス。

セパージュは、シュナン・ブラン45%、シャルドネ45%、ピノ・ノワール10%。

瓶内熟成期間は18ヶ月。

 

ランチは14時まで、ディナーは17時からなので、この時間の料理はワインのおつまみのみ。

サーモンのマリネ。

 

鴨肉のカルパッチョ。

 

イベリコ豚の生ハム。

 

このサーモン、とても上質で美味い。

 

鴨肉もハモン・セラーノもクレマンによく合い、グラスが進む。

 

ガーリックトーストは、パリッと焼かれたバゲット。

これはお代わりをしたい美味しさ。

久し振りに会う後輩と、色々な国で仕事をした時の思い出話や現在手掛けている仕事について話が盛り上がる。

 

地下1階の『ミタン』でクレマンのボトルをサクッと飲むと、まだ話し足りず、帰りのフライトにも時間があるので場所を移すことにする。

向かったのは、7階の「丸の内ハウス」にある、『リゴレット・ワイン&バー丸の内』。

 

ドアを開けると、そこはワインセラーの中。

ワインたちに温度変化と振動を与えることは申し訳ないが、暑い季節にこの涼しさは快適。

 

15時30分という中途半端な時間だが、店内はほとんど満席。

後輩が驚いたのは、店内の客が全て女性ということ。

男二人の私たちは完全に浮いている。

 

クレマンを1本飲んできているので、ここでは赤ワインを抜栓。

エチケットが可愛い。

 

カリフォルニアのロディアン、カベルネ・ソーヴィニヨン、ロダイ、2022年。

この鳥は羽角(うかく)があるので、フクロウではなくミミズク。

フクロウかミミズクかと言う話になると、ディジョンのノートルダム教会にある”幸福のシュエット(フクロウ)”を思い出す。

 

これが”幸福のシュエット”。

長年にわたって参拝者に撫でられ、つるつるになっている。

このシュエットにまつわる騒動を思い出したのだ。

 

”幸福のシュエット”の話に興味がある方は、こちらへ。

 

 

ロディアンがカリフォルニア、セントラル・ヴァレーのロダイで造る、カベルネ・ソーヴィニヨン。

ロダイと言えば、ジンファンデルの聖地。

でもロダイのカベルネ・ソーヴィニヨンも美味い。

 

赤いベリーの果実の香り。

綺麗な果実味にマイルドなタンニン。

スパイスのニュアンス、後味には出汁のヒントも。

バランスの良いミディアム・ボディ。

 

パスタはキタッラを選ぶ。

24ヶ月熟成パルミジャーノと生ハムのカチョ・エ・ペペ。

 

カチョ・エ・ペペは”チーズと胡椒”という名の、ローマ地方の名物パスタ。

 

もちもちのキタッラが美味い。

 

岩手県産白金豚のグリル、アップルジンジャーソース。

 

たっぷりソースをかけていただく。

ソースは塩味控えめで、生姜と林檎の味が上手く馴染んでとても美味い。

白金豚は少し火が入り過ぎているが、旨味が強く肉質は柔らか。

 

豚肉にもミディアム・ボディのカベルネが良く合う。

 

16時30分になると、満席だった店内に残る客は少なくなった。

後輩のフライト時間を考え、私たちも急いで席を立つ。

 

何時もの温泉うさぎにお別れの挨拶をし、東京駅に後輩を見送りに行く。

久し振りに会う後輩との、丸の内での楽しい時間でした。

 

 

 

 

 

 

今年も早くも5月。

花水木やモッコウバラが美しい季節となった。

 

ウォーキングの途中で見つけたモッコウバラ。

杉の木に絡みつき、モッコウバラの大木のように見える。

 

バラ科バラ属の常緑蔓性植物で、原産地は中国。

棘が無く花付きが良いので庭木として人気がある。

 

今日からは、また時系列記事に戻ります。

昨年9月のこと、ちぃさんと銀座で待ち合わせ。

 

外は暑いので、「松屋銀座」の地下道を進む。


「松屋銀座」の銀座二丁目交差点側の出口から銀座通りに出る。

強い日差しが照り付けている。

 

今夜のお店の場所は、昭和通りに面した銀座一丁目。


ここは中華料理の、『中国名菜処 悟空』。

 

開店時間に入店したので他に客は居ないが、30分もすると次々と常連さんが訪れ賑やかとなった。

 

まずは生ビールで乾杯。

 

ここのビールは、”丸くなるな星になれ”。

テーブルクロスは唐草文様。

これは孫悟空をイメージしているのだろうか。

 

ビールのお供は、クラゲの冷菜。

 

そして、バンバンジー。

 

二人の皿に取り分け。

 

続いて、北京ダック。

随分と大きく、春巻きくらいのサイズ。

 

二杯目は、ブラックニッカハイボール。

 

海老チリ。

思った以上に量がある。

 

海老がごろごろ入っていて、もうこの時点でお腹がそこそこ満たされてきてしまう。

 

牛肉のブラックペッパー炒め。

 

にんにくの芽がしゃきしゃきで歯ごたえが良い。

ブラックペッパーがこれでもかというくらい入っている。

結構ホット。

 

続く酒は、甕だし紹興酒。

ロックでいただく。

 

今度は紹興酒で乾杯。

 

ふかひれスープ。

ふかひれを探すと、少量だが入っていた。

お値段を考えれば仕方がない。

むしろ良心的と言えるだろう。

 

カニの塩山椒揚げ。

美味しいが、食べることができる身はほんの少し。

 

白身魚の甘酢あんかけ。

あまりのヴォリュームに驚く。

 

これは美味い。

 

甕だし紹興酒をお代わり。

 

前菜にピータンを食べ忘れていた。

 

ちぃさんは苦手なので、全て私がいただく。

 

黒酢のヘルシー酢豚。

大きな肉の塊が9個も。

野菜がなく全て肉が届くとは思っていなかった。

 

〆の飲み物は、ちぃさんはハイボール、私は生ビール。

最後にチャーハンか焼きそばを食べようと思っていたが、もう限界。

 

この店のコスパの良さは驚きで、満席の理由が良くわかった。

食べ過ぎて重くなったお腹を抱え、帰途に就く。

 

来るときは銀座駅を利用したが、帰りは東銀座駅へ。

歌舞伎座まで来た。

ここには来月の公演を観に来ることにしている。

ちぃさんと過ごす、銀座の楽しく食べ過ぎた夜でした。

 

 

 

 

 

4月のある休日、彼女と「麻布台ヒルズ」の『ラシーヌ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

今日はプリフィックスのランチコースを楽しんでいる。

池袋にある『ラシーヌ』の本店はブーランジュリー・レストラン。

でもここのランチコースにはパンは含まれていない。

そこでパンを追加で注文。

 

するとこんなに大きなパン・ド・ロデヴが届いた。

高加水の生地を高温で一気に焼き上げたパンで、外はカリッと香ばしく、中はモチモチ。

ロデヴは南フランスの小さな町の名前。

二つに切り分けてもらう。

バターは生胡椒入り。

このパンがとても美味い。

 

飲んでいるワインは、オーストラリアのバートン・ヴィンヤーズが造る、ヒドゥン・パール、セミヨン/カベルネ・ソーヴィニヨン、2024年。

 

パスタは三種類から選べるが、アンティパストに続きパスタも同じものを選択。

 

あべ鶏もも肉と舞茸・しめじのクリームソース。

鶏肉がゴロゴロで結構なヴォリュームがある。

 

ドルチェは、レアチーズケーキ。

 

食後は熱いコーヒーでランチを締めくくる。

 

『ラシーヌ』に来るときは地下から直接「タワープラザ」の三階に上がったが、帰りは外の階段を利用。

 

階段を下り、中央広場に出る。

 

振り返ると、日本一の高さを誇る森JPタワーが聳え立つ。

 

広場には新しいオブジェの展示が。

これらはニューヨークを拠点に活躍する現代美術家、松山智一氏の作品。

 

麻布台ヒルズ ギャラリーで松山智一の個展、「FIRST LAST」が開催されているのだそうだ。

 

これが、そのポスター。

 

ガーデンプラザCに下ると、麻布台ヒルズマーケットに4月18日にオープンしたばかりのポップアップショップ、「BLANCA」に向かう。

店の前には長い行列。

 

ここで販売されているのは、トップパティシエ眞砂 翔平氏とBLACAの東 鉄雄氏とのコラボメニュー。

コンセプトは、”焦げを楽しむスイーツ”。

このポップアップ・ショップの詳しい内容は、prtimes記事をご参照ください。

 

 

今回の目的は、”ブランカ・クレープ”。
焦げを上手く作るため、生地にビールが配合されている。
クレープの中には、バスクチーズケーキにも使用されている濃厚な2種の国産クリームチーズ。

 

”ブランカ・クレープ”は四種類。
 

実は当初の計画では休日なので遅めのランチを13時から『ラシーヌ』でとり、15時過ぎに「BLANCA」に来るつもりだった。

ところがsmkさんの記事で先週末は15時30分には売り切れてしまったと知り、慌ててランチを一時間早め、ここに14時過ぎに来たのだ。

 
列で待つこと約20分、会計を済ませてから待つこと約10分、出来立てのクレープが届く。
彼女はCHOCO & NUTS、私はFRESH LEMON SUGER & CHEESE。
 
私が並んでいる間に、彼女が6席しかない店内の席を二つ確保しておいてくれたので、座って味わうことが出来るのが嬉しい。
まさに、ザクッ、パリッ、とろ~り。
焦げが香ばしく、濃厚なクリームチーズの旨味が口いっぱいに広がる。
結構な大きさがあり、中にはクリームチーズがぎっしり詰まっているので、もうお腹は満杯。
食べる時は、熱で溶けたチーズがポタポタと落ちてくるので、洋服を汚さないように要注意。
 
食べ終わった後も、行列は益々長くなっている。
時間を早めて正解。
smkさんに感謝。
 
帰途に就く前に、「ヒルズマーケット」の「明治屋」でお買い物。
彼女と過ごす、「麻布台ヒルズ」での楽しい午後でした。
 
 

 

 

 

 

今日も引き続き時事ネタ記事、期間限定のポップアップ・ショップ訪問記を掲載。

4月のある休日、彼女と神谷町で待ち合わせ。

 

向かったのは、「麻布台ヒルズ」。

 

ここに来た目的は、「麻布台ヒルズマーケット」に4月18日に開店したばかりのスイーツのポップアップ・ショップ、「BLANCA」。

人気の行列店だが、今の時間はまだ列が短い。

でもその前に、ランチのため「タワープラザ」に向かう。

 

予約しているレストランは、イタリアンの『ラシーヌ』。

何時も入店待ちの人で混雑しているが、ゴールデンウイークなので逆に空いているようだ。

池袋にある『ラシーヌ』の本店は人気のブーランジュリー・レストラン。

 

『ラシーヌ ブーランジュリー・エ・ビストロ』訪問記事はこちら。

 

 

 

予約名を告げ、テーブルに案内してもらう。

 

店内は厨房を囲んでテーブルがL字型に配置されている。

私たちのテーブルは、店の一番奥の窓際。

私の席からだと、右の厨房の角を曲がると入り口方向となる。

 

昨年2月に友人達と来た時は、壁際のこのテーブルだった。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

オレンジティーが渇いた喉を潤してくれる。

 

まずはスプマンテで乾杯。

 

チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、カンティーネ・デル・レ、キュヴェ・ブリュット。

5.3気圧もある泡立ちの素晴らしいスプマンテだ。

ぶどうは、トレッビアーノ。

 

不知火のマスカルポーネクリームと桜エビのブルスケッタ。

これは美味い。

スプマンテが進む。

 

スプマンテのグラスの次は、オーストラリアの白ワインをボトルで。

 

バートン・ヴィンヤーズが南オーストラリア州で造る、ヒドゥン・パール、セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン、2024年。

バートン・ヴィンヤーズは、コスパワインで急成長を続ける注目のワイナリー。

 

柑橘系の爽やかな香りにハーブのニュアンスが混じる。

フレッシュな果実味、後味にはグレープフルーツの心地よい苦み。

セパージュは、セミヨン57%、ソーヴィニヨン・ブラン43%。

 

グラスはシュピゲラウ。

南ドイツ、バイエルン地方の名門グラスウエアブランド。

 

そしてカトラリーはミズサワオリジナルのSolシリーズ。

 

今日はプリフィックスのランチコース。

アンティパストは二種類から選ぶことが出来るが、二人とも同じものを選択。

 

北海道モッツアレラと宮崎産日向夏のカプレーゼ。

 

カプレーゼにボルドーブレンドの白ワインが良く合って美味い。

彼女と過ごす、麻布台ヒルズの楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

4月のこと、友人たちと楽しい浅草飲みの続き。

メンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベェさん、そして私。

 

アペロを『ニュー浅草』で、本会を『遠州屋』で楽しんだあとは、二次会のお店に向かう。

 

ノンベェさんが予約しておいてくれたお店は、『丸太ごうし』。

 

ここは大正15年(1926年)創業の老舗のおでん屋さん。

ノンベェさんはここの常連さん。

 

縦に長い店の中を進み、一番奥へ。

奥の上り框の席を用意しておいてくれた。

掘り炬燵になっているので脚は痛くない。

 

リセットビールで乾杯。

 

ビールは、アサヒスーパードライ。

 

お通しは鰹の煮しめ。

薄味で美味しくビールが進む。

 

箸袋の裏を見ると、「いつも春 丸太ごうしの 酒の酔」。

サトウハチロー作なのだそうだ。

 

白菜漬け。

柚子の香りが素晴らしい。

 

べったら漬けは大好物。

 

七味でお化粧。

 

刺し盛が届く。

『遠州屋』でも食べてきているが、ネタが違うのが嬉しい。

 

ホタルイカ。

 

ヤリイカ。

 

蛸。

 

鰹。

 

この鰹の刺身が新鮮で素晴らしく美味い。

 

ビールを飲み干すと、日本酒で乾杯。

 

広島県東広島市西条本町の加茂鶴酒造が醸す、加茂鶴 純米。

使用米は非開示、精米歩合は65%。

 

届いたおでんの量にびっくり。

 

一番上には、名物のはんぺん。

 

はんぺんのここでの名前は、”月形”。

しっかり味が染みて美味い。

 

大根も名物。

ここでの名前は”役者”。

 

じゃがいも、ごぼ天、ちくわぶ。

美味いがお腹はもう一杯。

 

大将に今夜の礼を述べ、満腹満足で店をあとにする。

外に出ると、暖簾が既にしまわれている。

ここは今度は本会で来たいお店だ。

 

二天門から浅草寺に入る。

 

境内を抜け、帰途に就く。

ノンベェさんのお陰で浅草の有名店を満喫することが出来、感謝。

友人達と過ごす、浅草の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

4月のこと、友人たちと楽しい浅草飲みの続き。

メンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベェさん、そして私。

 

『ニュー浅草』でサクッとアペロを楽しんだあとは、本会の店に向かう。

 

ノンベェさんが予約してくれたお店は、『魚料理 遠州屋』。

 

二階のお座敷に通される。

私たちの席は一番奥の広いテーブル。

 

テーブルが広いのは嬉しいが、最近は畳に座ることが全くないので脚が痛い。

 

アペロでビールとハイボールを飲んできているので、ここでは日本酒でスタート。

 

山形県酒田市の東北銘醸が醸す、初孫 吟醸 生。

使用米は美山錦、精米歩合は60%。

 

お通しは、冷やし茶碗蒸し。

 

中にはプルプルのコラーゲンたっぷりの食材が。

河豚、鮟鱇、などと言いながらお店の方に質問すると、何とスッポン。

これが二切れも入っていた。

 

最初のボトルは300mlだったので、瞬殺。

続く酒は四合瓶で。

山形県酒田市の東北銘醸が醸す、初孫 生酛 純米酒。

使用米は美山錦、精米歩合は60%。

 

生酛らしい強い米の旨味を持つ美味い酒だ。

 

冷やしトマト。

 

蟹サラダ。

 

刺し盛。

食用菊から時計回りで、鯛、鮪、勘八、蛸、金目鯛、鮃。

 

初孫のボトルを飲み干すと、もう一本飲むことに。

石川県白山市の車多酒造が醸す、天狗舞 山廃仕込 純米酒。

若い頃は天狗舞を良く飲んでいたので、懐かしい。

 

熟成酒のような薄茶の色合いに驚く。

濃厚な香り、強い熟成感、しっかりとした酸。

まさに山廃造りという美味い酒だ。

 

変りチーズ三種盛り。

クリームチーズ、クリームチーズの粕漬け、クリームチーズの味噌漬け。

 

魚料理と謳うだけあり、刺身がとても美味しかった。

 

『遠州屋』を出ると、次の店に向かう。

国際通りを戻っていると、スカイツリーが美しく輝いているのが見える。

 

伝法院通りまで戻ってきた。

浅草の夜は早く、既にお店のシャッターが閉まっている。

この辺りで夜遅くまで賑やかなのは、ホッピー通り。

 

浅草寺の境内に入り、夜桜を楽しむ。

 

少し緑の葉が出始め、今年の桜もこれが見納め。

 

夜になり、宝蔵門が明るく輝く。

 

浅草寺は夜になり、人出が少なくなるこの時間が好きだ。

 

本堂手前を右に折れ、二次会のお店に向かう。

 

浅草寺のお隣には浅草神社。

ここにはまだ参拝客が多い。

友人達と過ごす、浅草の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

ジムに行くと、トレーニング仲間から大きな筍をいただいた。

前日に北関東の友人の竹林で採ってきたのだそうだ。

 

写真ではわかりづらいが、この皿は直径27cm、筍は全長37cmあってずっしりと重い。

緑の小さな葉が出ている部分から上が地上部で、その下は地中に埋まっていたのを掘り出したとのこと。

あく抜きをしたので、今夜食べるのが楽しみだ。

 

今日は時系列を飛び越えて、お花見関連記事をアップ。

今月のこと、ちぃさんと浅草で待ち合わせ。

今日は友人たちと浅草飲みの約束。

 

先ず向かったのは、雷門。

今日も多くの訪日外国人。

 

仲見世通りは大混雑でのろのろ歩き。

着物姿の人も多いが、そのほとんどが外国人。

 

ここに来た目的は、友人たちと飲み始める前に浅草寺の桜を見るため。

五重塔を背景に撮影。

 

既に緑の葉が出始め、桜の花びらが風に舞う。

しばし、散りゆく桜を惜しむ。

 

宝蔵門の前でも多くの訪日外国人が撮影中。

 

五重塔が青空に映える。

 

本堂にお参り。

 

お参りを済ませると、友人たちと待ち合わせのお店に向かう。

 

待ち合わせの場所は浅草寺のすぐ近くの『ニュー浅草』。

待ち合わせ時間の10分前に到着。

 

店内に歩を進めると、友人二名は既に到着済。

二階に上る階段の上には、大きな”浅草”と書かれた提灯。

店内には客が多く、撮影は控える。

 

「お久しぶりです。今日もよろしく」の乾杯。

メンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベェさん、そして私。

 

生ビールは、丸くなるな星になれ。

 

ビールのアテは、ここの常連のノンベェさんと女性陣にお任せ。

赤ウィンナー。

 

クリームチーズ、ラー油和え。

これが驚きの美味しさでビールが進む。

 

グランドメニュー以外の今日のおススメは障子に貼られている。

 

今日のおススメの中から選んだのは、合鴨肉のスモーク、ガーリック風味。

この値段でこの量は大盤振舞。

柔らかな合鴨肉が美味い。

 

ノンベェさんと私は生ビールをお代わり。

女性陣はハイボール。

 

温かい料理も注文。

じゃが芋とミートソースチーズ焼き。

メニューの写真よりも量が倍はある。

本当に良心的なお店だ。

 

予定の時間になったので、席を立つ。

改めて、階段の上に吊り下げられた大提灯を撮影。

 

居酒屋では急な傾斜の階段が多い中で、ここの階段は緩やか。

この階段を見ると、つかこうへい脚本、深作欣二監督の映画、”階段落ち”で有名な「蒲田行進曲」を連想する。

『ニュー浅草』を出ると、本会の店に向かう。

友人達と過ごす、楽しい浅草の午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年9月のこと、「丸ビル」のフレンチ、『サンス・エ・サヴール』で素敵なお誕生日のお祝いをしてもらった後は、もう少し飲もうということで地下に下る。

 

向かったお店は、「マルチカ」の『サケ・コレクティヴ&スピリッツ』。

 

ここにはクラフトジンなどのスピリッツと日本酒が揃っている。

 

日本酒も、他の酒販店では手に入らない珍しいものが多い。

 

土佐酒では、土佐酒造の桂月が置かれている。

 

そしてイートインコーナーでは、日本酒やスピリッツをスタンディングで楽しむことができる。

ここの酒の肴もなかなか美味い。

 

今日のグラス日本酒のメニューを検討。

「今日は陸奥八仙があるのですね」と私。

すると、「陸奥八仙でしたら店頭で試飲ができますよ」と教えてくれる。

 

今日は八戸酒造から蔵人が来られ、試飲会が催されていた。

「陸奥八仙は好きでよく飲んでいます。北千住に陸奥八仙が揃った『ごっつり』というお店がありますよ」と私。

「えぇっ、『ごっつり』をご存じなんですか。あそこのオーナーも息子さんも私と同じ高校なんです」と蔵人。

一挙に打ち解けて、話しが弾む。

 

「まずはこれを飲んでください」と、陸奥男山 超辛純米。

青森県産米を用い、精米歩合は麹米が55%、掛米が65%。

 

続いて、陸奥八仙 緑ラベル 特別純米 ひやおろし。

8月に販売される季節限定酒。

 

青森県産米を用い、精米歩合は麴米が55%、掛米が60%。

 

陸奥八仙 ピンクラベル 吟醸。

定番の吟醸酒は安定の美味しさ。

 

青森県産米を用い、精米歩合は麴米が55%、掛米が60%。

 

陸奥八仙 華想い 40 純米大吟醸。

華やかな香りを持つ、芳醇な美味い酒だ。

 

使用米は青森県産の華想い、精米歩合は40%。

 

最後は、珍しい日本酒。

八仙 blanc(ブラン)。

爽やかな酸味が印象的な、白ワインのような酒だ。

 

青森県産米を用い、酵母はワイン酵母ではないとのこと。

アルコールは原酒でも11%と低い。

 

試飲を終えイートインカウンターに戻ると、まずは陸奥八仙を飲むことに。

選んだのは、ひやおろしのグリーンラベルと、定番のピンクラベル。

 

ちぃさんと「今日も楽しいね、『ごっつり』に行かなければだね」と、乾杯。

 

二杯目の酒はそれぞれが気になったものを選ぶ。

 

ちぃさんの酒は、兵庫県姫路市の本田商店が醸す、龍力 純米吟醸 ドラゴン 黒。

グラスは、松徳硝子のうすはり大吟醸。

 

使用米は兵庫県で新しく開発された酒造好適米、兵庫錦、精米歩合は60%

きりりと引き締まった辛口。

 

私の酒は、高知県土佐郡土佐町の土佐酒造が醸す、桂月 CEL24 純米大吟醸 50。

土佐酒造には二か月弱前に蔵を訪問したばかりなので、思い入れがある。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

『サケ・コレクティヴ』には4種類の桂月が置かれている。

右は、桂月 超辛口 特別純米酒 60。

左は、桂月 CEL24 純米大吟醸 50。

 

右は、スパークリング酒 匠(John)。

左は、桂月 サケ ナチュール(純米大吟醸)。

 

ちぃさんの三杯目の酒は、広島県竹原市の藤井酒造が醸す、龍勢 冷やおろし 山田錦。

 

使用米は山田錦、精米歩合は60%。

 

私の三杯目は、群馬県利根郡川場村の永井酒造が醸す、水芭蕉 秋酒 純米吟醸 ひやおろし。

 

使用米は兵庫県産山田錦、精米歩合は60%。

サクッと飲んで帰るつもりだったが、お隣のお客さんとも話が弾み、気が付くと2時間が経過していた。

 

フレンチの『サンス・エ・サヴール』で3時間をかけてワインと素晴らしいフレンチを楽しみ、ちょっと寄ったつもりの『サケ・コレクティヴ&スピリッツ』でものんびり日本酒を飲んでしまった。

私の新しい歳も飲み過ぎの一年となりそうだ。

ちぃさんと丸の内で過ごす、楽しく嬉しいお誕生日のお祝いの午後でした。