ワインは素敵な恋の道しるべ -114ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

今夜は、”シェフ三人美食の饗宴”。

『チェレステ日本橋』(イタリアン)の菊池シェフ、『サンス・エ・サヴール』(フレンチ)の鴨田シェフ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京』(フレンチ)の鈴木シェフの三人による料理の饗宴。

 

二種類目のワインは、イタリア、ヴェネト州のピエロパンが造る、ソアーヴェ・クラッシコ、ラ・ロッカ、2020年。

 

ピエロパンは1800年代からヴェネトでワイン造りを行う名門で、高品質のワイン造りで定評がある。

 

濃いゴールドイエロー。

熟した果実の香りに、樽由来のバニラ香。

濃厚な果実味、落ち着いた酸とミネラル、後味には炒ったナッツのニュアンス。

ぶどうはガルガーネガ100%、オーク樽で12ヶ月熟成後、瓶熟数か月を経てリリースされている。

 

第二のアントレは、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京』の鈴木シェフの担当。

高知県産長太郎貝のオーブン焼き、プティポワフランセーズ、黒トリュフのソース。

 

左が黒トリュフのソース、右が根セロリのピューレ。

 

長太郎貝は、土佐清水で養殖されたヒオウギ貝。

色鮮やかなオレンジの貝なのだが、写真でその色が出ないのが残念。

こちらは長太郎貝のローストと、プティポワフランセーズ。

 

もう一つは長太郎貝のクロケット。

 

ピエロパンのソアーヴェ・クラッシコとの相性も良く、料理もワインも進む。

 

フォカッチャが届く。

これが美味いのだ。

 

三種類目のワインは、ピエモンテ州のペリッセロが造る、バルバレスコ、ヌビオラ、2014年。

 

ペリッセロはバルバレスコを中心に42haの畑を所有する家族経営のワイナリー。

ヌビオラは、ネッビオーロの古い呼び名。

複数区画のネッビオーロをブレンドし、小樽と大樽を使って熟成させる伝統的な造りを、ネッビオーロの古い呼び名で表現している。

 

デキャンタリングをしているが、それでも強いタンニンが前面に出ている。

ピエロパンを飲みながら、バルバレスコが開くのを待つ方がよさそうだ。

 

第三のアントレは、『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池シェフの担当。

黒毛和牛のトルテッリ、ダブルコンソメ仕立て、アルバ産白トリュフの香り。

スープが注ぎ込まれる。

 

トルテッリはエミリア・ロマーニャ州のパスタで、現地では鶏のスープが使われるのだそうだが、今夜は牛のコンソメに広島県のオイスターソースを加えたスープ。

トルテッリの詰め物は、黒毛和牛と秋田県産の山の芋(つくね芋)。

 

白トリュフの素晴らしい香り。

昨年秋は白トリュフが入荷せず、価格が高騰。

毎年北イタリア料理の店に白トリュフのタヤリンを食べに行っているが、昨年は食べることが出来なかった。

2月になって、季節最後の白トリュフを食べることが出来て幸せ。

 

白トリュフはピエモンテ州アルバの名産、それに合わせるワインもピエモンテ州の銘醸。

とても贅沢な組み合わせだ。

 

黒オリーブのフォカッチャが届く。

彼女はこれが好きなので、何と二個も皿に取っている。

 

ポワソンは、『ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京』の鈴木シェフの担当。

徳島県産赤舌平目のフェルナン・ポワン風。

 

アカシタビラメの画像

赤舌平目はフランスでは”魚の女王”と呼ばれる高級魚。

黒の舌平目より赤の方が肉厚で美味い。

 

確かにこの舌平目は肉厚。

今までこんなに立派な舌平目は食べたことがない。

舌平目のフェルナン・ポワン風は、リヨンの『ポール・ボキューズ』本店のスペシャリティ。

ポール・ボキューズ氏が、師匠の『ラ・ピラミッド』のオーナー・シェフ、フェルナン・ポワン氏に敬意を表して生み出した、最高級の魚料理なのだ。

 

四種類目のワインも素晴らしいものが出された。

フランス、ルーション地区のドメーヌ・ゴビーが造る、コート・カタラン・ブラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。

 

スペイン国境に近い畑は40ha。

標高が高い畑は清涼感のあるぶどうを育て、化学農薬や化学肥料を使わない農法はフィネスに富むぶどうを生み出している。

そのワインは人気で、ルーションのスター・ドメーヌと言われている。

 

濃厚な果実味、強い熟成感、複層的なボディ、活き活きとしたミネラル、長い余韻。

やはりゴビーのワインは素晴らしい。

セパージュは、マカブー40%、グルナッシュ・ブラン25%、シャルドネ15%、グルナッシュ・グリ10%、カリニャン・ブラン10%。

 

ここで大友支配人がテーブルに挨拶に来られたので、「バルバレスコはもっと大きなブルゴーニュグラスで飲んだら美味しかったと思う」とお話ししたところ、このグラスを持って来てくれ、たっぷりと注いでくれた。

他のテーブルとは離れた半個室に居るお陰で一層美味しく飲めることに感謝。

彼女と過ごす、日本橋の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、彼女と日本橋のリストランテで待ち合わせ。

 

日本橋は工事中。

工事中の東側の街灯は点灯されているのに、工事が行われていない西側の街灯は消灯されている。

 

今夜のお店は、「日本橋三越本店新館」の中、最上階にある。

 

『代官山ASO チェレステ日本橋』はお気に入りのリストランテ。

 

開店と共に、多くの客が次々と入店。

前の人は、何となく”笑ゥせぇるすまん”のような雰囲気。

 

今夜も私達の席は、何時もの半個室。

今夜は特別な会なので、個室は解放されてテーブルが並べられ、半個室にもテーブル二つが運び込まれ、二組四人での使用となっている。

 

そんな中、私達だけがここを二人で占有しているので申し訳ない気がする。

(何時も席に関して何の要請もしていません。お店のご厚意です。)

 

何時ものスタッフだけでなく、他の店舗からも応援が駆け付け、万全の対応が取られている。

 

今夜は、”シェフ三人美食の饗宴”。

『チェレステ日本橋』(イタリアン)の菊池シェフ、『サンス・エ・サヴール』(フレンチ)の鴨田シェフ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ大丸東京』(フレンチ)の鈴木シェフの三人による料理の饗宴。

 

メニュー・カルテを開くと、三人のシェフのサイン入り。

 

カトラリーは”チェレステ”の名前入り。

ホールマークはメーカーズマークとシルバーマークの二つ。

”EPNS”の刻印は銀メッキ(Electro Plated Nickel Silver)製品であることを示している。

 

彼女が到着し、開宴前だが最初のワインが注がれる。

 

ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ロゼ、ミレジム、2019年。

私のブログの定番のワインだ。

 

前回ここに来た時は個別にボトルを頼んだので、バックヴィンテージの2016年を出してくれた。

今回は大人数の催しなので、最新のヴィンテージ、2019年が出されている。

 

今夜は満席の予約。

席が埋まるにつれ、店内には今夜の美食への期待の熱気が満ち溢れる。

 

アミュズ・ブーシュが届く。

ここはイタリアンだが、三人のシェフの内お二人がフレンチなので、料理の名称はフレンチで統一することとする。

アミューズ・ブーシュの担当は、ここ『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池シェフ。

 

梨とヒラメのカルパッチョ、昆布とリンゴジュースのジュレ。

梨は山梨県産。

レッドソレルの葉ごと一口でいただく。

 

リンゴと牛の生ハム。

山形県産のリンゴの上には、長崎県の五島牛の生ハム。

 

開宴時間となり、大友支配人の司会により各シェフから料理の紹介。

左から、大友支配人、菊池シェフ、鴨田シェフ、鈴木シェフ。

皆さん顔馴染みのシェフたちだ。

ダイニングルームに向かって話されているので、半個室に居る私達には後ろ姿しか見えない。

でも各シェフは私の姿を認めると会釈をしてくれた。

 

料理の紹介に続き、大友支配人・ソムリエによるワインの紹介。

大友さんとは長いお付き合い。

『ポール・ボキューズ 銀座』で長くソムリエを務め、『ポール・ボキューズ ミュゼ』、『メゾン ポール・ボキューズ』を経験した後、昨年12月から『代官山ASO チェレステ日本橋』の支配人に就任されている。

 

話しを聞きながらも飲み続けているので、クレマンは既に三杯目。

 

第一のアントレは、鴨田シェフの担当。

塩釜産本鮪のタルタル、焼き葱と山葵のアクセント、ガスパチョソース。

 

ぶどうのジュレで作られたシートの上には、生の辛子。

ガスパチョには季節のフルーツが隠し味として使われているので、当てて下さいとの出題。

 

鮪のタルタルの上には、焼き葱とワサビのソース。

この鮪、味が濃厚でとても美味い。

10日間熟成させているのだそうだ。

ガスパチョの隠し味は苺、無事当てることができた。

 

第一のアントレに合わせて飲んでいるクレマンは、四杯目。

今夜はちょっとペースが早過ぎるようだ。

 

パンが届く。

お供はホイップバター。

大きなボウルから、スプーンで掬って皿にぼてっと落してくれる。

彼女と過ごす、日本橋のリストランテでの素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

吉祥寺のイタリアン、『リストランテ プリミ・バチ』でランチを楽しみ、「三鷹の森ジブリ美術館」を鑑賞した後は、吉祥寺通りを歩き、吉祥寺駅方面に戻る。

 

いせや総本店が綺麗になっている。

調べてみると、2008年に建て替えられたのだそうだ。

そう言えば、井の頭公園の入り口、七井橋通りに面した『いせや公園店』も2013年に建て替えられ、随分モダンな建物になっていた。

 

向かった先は、「ハーモニカ横丁」、通称「ハモニカ横丁」。

私は若い頃に吉祥寺に13年間住んでいたが、「ハモニカ横丁」には入ったことがなく、今回が初めて。

ごみごみした飲み屋が若い頃から苦手で、寛いで食事ができるフレンチやイタリアンが好きだった。

 

狭い路地に100軒近い店がひしめき合っている。

休日の夕方ということで、凄い人混み。

 

大きな提灯がなんともシュール。

 

隣の席とあまりに近いお店は嫌なので、感染リスクが少ないお店を探す。

選んだお店は、『アヒル・ビアホール』。

 

二階を勧められたが、少し寒いが風通しが良い一階のカウンター席を選ぶ。

ちぃさんと、さっそく生ビールで乾杯。

 

ここの生は、サッポロの黒。

 

まだそれほどお腹が空いていないので、軽めのおつまみを選ぶ。

ハモン・イベリコ・ベジョータ。

これは美味そうだ。

ベジョータは広い敷地で放牧し、ドングリをたっぷり食べて育った最高ランクのイベリコ豚。

一頭当たりの放牧面積、飼料の内のドングリの比率など、とても細かい規定がある。

 

ハモン・イベリコ・ベジョータは脂が粘り強いのが特徴。

「ベジョータの見分け方はこうするんだよ」と、皿の片隅を持ってぶら下げる。

こうしてもベジョータは皿から落ちないのだ。

「面白い。初めて知った」と言ってもらえ、私も嬉しくなる。

でも、生ハムがばらばらと落ちたら大変だった。

 

ここには国産ウイスキーも揃っているようだ。

とにかく飲み物も食べ物も種類が驚くほど多い。

料理はここで全てを作っている訳ではなく、他の店からも取り寄せるスタイルになっているので、その種類が和・洋・中と豊富なのだ。

 

生ビールを飲み干すと、ザ・グレンリベットの12年を飲むことに。

ちぃさんはハイボールで、私はストレートで。

飲み物を取り仕切るのは、このタイ人のお姉さん。

休みなくとても良く働き、注文すればすぐに出してくれるし、手が空けば前の通りに出て客を捕まえ、二階に送り込んでいる。

 

外の通路は大変な混雑となってきた。

私達は良いタイミングで入店したようだ。

 

中華料理店からのお取り寄せが届く。

あまりに熱々なので蓋を取ることができない。

 

麻婆豆腐は山椒がギシギシに効いた四川風。

とても美味いが、ご飯が欲しくなる。

 

餃子も美味い。

飲んで食べてわかったことだが、料理も飲み物も質が高く、決して安くない。

居酒屋よりだいぶ価格が高く、ここで腰を据えて飲めば、すぐに諭吉が一人一枚消えてしまうだろう。

 

三杯目は、ちぃさんはワイルドターキーをハイボールで。

私はテキーラのクエルボ・ゴールドをストレートで。

 

サクッと飲むと、店をあとにする。

お隣のお店もデコレ―ションが奇抜。

 

予想に反し、美味しく楽しい初「ハモニカ横丁」となった。

 

駅前に出ると、懐かしいサンロード。

私が初めて吉祥寺に住んだ頃は、サンロードの先は右も左も野原だったのが嘘のようだ。

 

そろそろ帰途に就くことにする。

ちぃさんと過ごす、吉祥寺での楽しい一日でした。

 

 

 

 

 

 

吉祥寺のイタリアン、『リストランテプリミ・バチ』でランチとワインを楽しんだあとは、井の頭公園を散策しながら、次の目的地に向かう。

 

井の頭公園から吉祥寺通りに出ると、万助橋を渡る。

万助橋から、下を流れる玉川上水を覗き込む。

 

橋の袂には、玉川上水の説明書き。

 

目的地まではあと300m。

 

ようやく到着。

 

「三鷹の森ジブリ美術館」の開館は2001年10月1日。

私は吉祥寺に13年間住んでいたが、そのころにはまだ無かった。

 

チケット売り場にはトトロ。

 

購入しているチケットの入場開始時間まで30分近くあるので、周辺を散策して時間を消費。

 

2月初旬とは思えない暖かな陽射しの日なのでベンチに腰掛けて、ちぃさんとお話し。

 

入場開始三分前となったので美術館に戻ると、驚いたことにこの長い列。

 

こんなに混むとわかっていたら教えてくれればよかったのにと、切符売り場のトトロに恨み言。

 

あの鳥籠のような螺旋階段を登った上には何があるのだろう、などど話しながら遅々と前へ進む。

 

ようやく入り口が見えてきた。

 

入館できたのは、並び始めて18分後。

 

入場券は、ジブリ作品のフィルム三コマ。

 

地上二階地下一階の建物で、多くの展示室とミニシアター、そしてカフェで構成されている。

この絵は、宮崎駿名誉館主が建設前に描いたもの。

 

まず地下一階の「動き始めの部屋」。

原画が壁一面に貼られ、まさにジブリワールド。

館内は撮影禁止だが、パティオに出ると撮影できる。

続いてミニシアター「土星座」で15分ほどのオリジナル短編アニメを鑑賞。

 

一階では「映画の生まれる場所(ところ)」、企画展示室で「未来少年コナン」の特別展示を観る。

三階のテラスから敷地を撮影。

三階では、ミュージアムショップ「マンマユート」でお土産を購入。

 

入館前から気になっていた、螺旋階段塔を上る。

 

屋上にあったのは、屋上庭園とまもり神。

ここでも記念撮影の順番待ちの長い列。

 

二時間弱の楽しい鑑賞だった。

ちぃさんと過ごす、井之頭公園の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

ちぃさんと吉祥寺のイタリアン、『リストランテ プリミ・バチ』で過ごす、楽しい午後の続き。

 

プリモ・ピアットは、小ヤリイカとほうれん草のスパゲッティーニ、オレガノ風味のトマト仕立て。

 

小ヤリイカは柔らかく美味い。

ヴォリュームも結構ある。

普通のランチならこれだけで充分かも。

 

パスタが美味しいと、白ワインも進む。

 

飲んでいるワインは、フリウリのレ・モンデ、ピノ・グリージョ、2021年。

 

パンが美味しいのでお代わり。

フォカッチャとチャパタ。

 

人気のレストランで、この部屋だけでなくもう一つの部屋もテラス席も満席というだけでなく、客のほとんどが女性。

広い店内を見渡しても、男性客は私を入れて三人しか見当たらない。

女性は良いレストランへのアンテナが高い。

もう一つ驚いたことが、幾つかのテーブルでお誕生日のお祝いがされていたこと。

お店の方が記念撮影をし、写真を貼り付けたお祝いのカルテがプレゼントされていた。

 

セコンド・ピアットは、ポルケッタの軽い炙り、根菜の煮込みと共に。

 

ポルケッタと言っても、皮つきの豚肉ではない。

とても大きく、肉厚もある。

肉の下の根菜は、ゴボウ、ニンジン、レンコン。

 

写真では真っ白に火が通っているように見えるが、仄かに桜色の豚肉が柔らかく美味い。

 

アントレもプリモも魚介類でセコンドは豚肉だったので、白ワインを選んだ。

濃厚なピノ・グリージョはポルケッタにも良く合って美味しく、今日のワインの選択は成功。

 

ドルチェが届く。

女性スタッフがドルチェの名前を言ってくれたが、マスク越しの小声なので理解不能。

 

食べてみると、濃厚プリン、カラメルソース、バニラアイスクリーム添え。

 

食後はイタリアンローストのコーヒー。

とても美味しいランチだったが、もうお腹はいっぱい。

 

と思っていたら、スイーツが苦手なちぃさんからドルチェの残りが回ってきた。

 

満腹満足で店をあとにする。

七井橋通りに出て井の頭公園に入る。

見上げると、この二階が先程まで居た『リストランテ プリミ・バチ』。

 

2月初旬とは思えない暖かい日で、井の頭公園にも多くの行楽客。

 

「身体が黒くて嘴が真っ白な鳥が居る」とちぃさん。

「あれはオオバン。潜っちゃったけど向こうのもう少し大きな鳥はカワウだよ」と私。

 

「手前の頭が茶色のはヒドリガモで、奥の右がキンクロハジロ、その隣がカルガモで、小さいのがカイツブリ」。

 

「キンクロハジロは目が金色で、身体が黒、羽が白いのでこの名前なんだよ」と私。

 

弁天橋を渡る。

池の向こうに見えているのは、井の頭弁財天。

 

井の頭公園に来たら、井の頭弁財天にお参り。

これから次の目的地に向かうこととする。

ちぃさんと過ごす、井の頭公園の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、ちぃさんと吉祥寺駅で待ち合わせ。


南口を出て七井橋通りを進み、井之頭公園の入り口横が今日のランチのお店。

 

イタリアンの『リストランテ プリミ・バチ』。

NORIさんがお気に入りのリストランテだ。

 

ここは人気のお店、今日は予約で満席なのだそうだ。

 

私達は12時の予約で、11時45分に入店した。

驚いたことに店内は既にほとんど満席で、私達が席に着くと、空いているテーブルは残り一つとなった。

ソムリエバッジを付けた支配人が歓迎のスパークリングワインを注いでくれる。

 

注がれたワインは、ヴァッリ、ブリュット。

「ぶどうはガルガーネガです」と支配人。

スパークリングワインを注いでぶどうの品種名を言うソムリエは少ない。

「ということはヴェネトですか」と私。

すると支配人の背中がすっと伸び、「お詳しいのですね」。

でもあとで調べてみると、驚いたことにヴァッリはピエモンテだった。

 

ちぃさんと乾杯。

 

フレッシュ&フルーティーな辛口。

イタリアンのお店なのに、グラスがバロン・ド・ロスチャイルドのシャンパーニュのものなのが面白い。

 

支配人が、「よろしければお写真をお撮りします」ということで、記念撮影。

 

今日はお店の一番人気のフルコースを予約している。

 

国産のいろいろな茸のポタージュ。

 

垂らされているのは、ピスタチオオイル。

寒い冬は、温かなスープが食欲を掻き立ててくれる。

 

スパークリングワインを飲み干すと、選んだワインを抜栓。

メニューを検討し、白ワインを選択。

 

フリウリ・ジューリア・ヴェネツィア州のレ・モンデが造る、レ・モンデ、ピノ・グリージョ、2021年。

 

レ・モンデはワインガイド、「ガンベロロッソ」で2012VTから8年連続最高評価のトレビッキエリを獲得している優秀なワイナリー。

 

完熟した桃、パイナップルの香り。

濃厚な果実味、強いミネラル、長い余韻。

良いぶどうを使った、素晴らしいボディのピノ・グリージョだ。

 

帆立貝とサーモンのタルタル、イクラ添え、西洋ワサビ風味のヨーグルトソース。

 

ダイス状に切られた帆立とサーモンがねっとり濃厚で美味い。

ヨーグルトソースの横に点々と置かれているのは、ハーブのソース。

良い味変になる。

 

パンは二種。

フォカッチャとチャパタ。

お供は、バルサミコを垂らしたE.V.オリーブオイル。

ちぃさんと過ごす、吉祥寺のリストランテでの楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

4月下旬から5月上旬のウォーキング。

 

この雲を観て瞬間的に思ったのは、白熊が雪玉を思いっきり投げたところ。

よく観るとあまり白熊に似ていないが、左側の雲は糸を引いて飛んでいく雪玉に見える。

この白熊は左利き。

昔マタギ料理のお店で、熊の手は右手よりも左手の方が高価だと聞いたことがある。

熊は左手で蜂蜜を掬って食べるので、左手の方が美味しいのだそうだ。

やはり熊は左利のようだ。

 

黄色い花を密度高くつけているのは、ヒメエニシダ。

マメ科エニシダ属の落葉低木で、原産地はヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアと広い。

   

乾燥地の植物なので水分を失わないように葉は小さく、枝でも光合成をおこなう。

花言葉は、”謙遜”、”卑下”、”清楚”、”清潔”、”豊穣”、”上品”、”きれい好き”。

 

モッコウバラ(木香薔薇)のモフモフの花が好きだ。

バラ科バラ属の常緑蔓性低木で、原産地は中国。

 

花色は黄と白で、それぞれ一重咲きと八重咲があるが、植えられているのはほとんどが八重咲。

 

黄と白の両方が植えられているが、黄色の方が樹勢が強いようだ。

花言葉は、”純潔”、”初恋”、”素朴な美”、”あなたにふさわしい人”、”幼いころの幸せな時間”。

 

一本の樹に紫と白の花が咲いているのは、ニオイバンマツリ。

ナス科バンマツリ属(ブルンフェルシア属)の常緑低木の熱帯植物で、原産地はブラジル、アルゼンチン。

 

開花した時は紫で、だんだん白に変色していく。

また良い香りがするので、人気の植物だ。

 

花言葉は、”幸運”、”夢の名”、”熱心”、”浮気な人”。

 

紫繋がりの花は、ベルフラワー、別名はオトメギキョウ(乙女桔梗)。

キキョウ科ホタルブクロ属の常緑性の多年草で、原産地はクロアチア西部。

 

花言葉は、”感謝”、”誠実”、”楽しいおしゃべり”。

 

同じく紫の花を咲かせているのは、コンボルブルス・サバティウス、和名はセイヨウヒルガオ(西洋昼顔)。

ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属(コンボルブルス属)の常緑多年草で、匍匐性。

原産地は、地中海沿岸地方。

 

コンボルブルス属は地中海沿岸地方を中心に、世界に約200種が自生している。

コンボルブルスの花言葉は、”絆”、”縁”、”失望”、”飽きっぽい”、”楽しい思い出”、”依存”。

 

先週のベランダ菜園の収穫。

気温が上がり、とても甘くて大きな実が収穫できた。

 

4日前の収穫。

 

そして今日の収穫。

ベランダの二株から、だいたい4~5日置きにこの位の量が収穫出来ている。

 

今夜は久し振りに日本酒を飲むことに。

 

山口県山陽小野田市の永山酒造が醸す、山猿 純米吟醸。

 

使用米は山口県産西都の雫、精米歩合は60%。

煉瓦蔵で冷蔵貯蔵し、熟成させた酒。

 

今夜の酒器は、松徳硝子の”うすはり大吟醸”。

ゆっくりグラスを回すと香りが豊かに立ち上がる。

 

米の旨み、熟成感を持ちながら、後味は切れの良い辛口。

焼鳥と鰻のかば焼きに合う酒を自認するだけあって、キレの良さが印象的。

山口の旨い酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、六本木の「国立新美術館」にあるお気に入りのフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

シャンパーニュはイヴ・ジャックのブラン・ド・ブラン、白ワインはドメーヌ・ド・ロアリーのヴィレ・クレッセを飲んだ後は、赤ワイン。

今夜の赤は、ボルドーのバックヴィンテージ。

シャトー・オー・モーラック、メドック、クリュ・ブルジョワ、2010年。

メドックの中、サン・イザン・ド・メドック地区のジロンド川に近い場所に本拠を構えるシャトー。

 

カシス、プルーン、ブラックベリーの香り。

強い果実の凝縮感、バラやスミレ、ビターチョコレートのニュアンス、強くシルキーなタンニン。

濃厚で洗練されたフルボディ。

メルロー主体で、カベルネ・ソーヴィニヨンがマリアージュされている。

 

肉料理が出される前に、ソースを掬えるようにバゲットを追加。

 

鹿児島県産黒薩摩地鶏胸肉とシャンピニオン・デュクセルのルーロー、モリーユ茸の香るソース・シュプレーム、季節の野菜と共に。

季節の野菜は、菜の花、芽キャベツ、小タマネギ、小ニンジン。

 

植田シェフの最近のお気に入り、黒薩摩地鶏を使ったルーローが艶やかで美しい。

 

モリーユ茸の風味を付けた牛乳のエスプーマが香しい。

 

モリーユ茸は香りが素晴らしく歯応えが良いので大好きな茸。

人工栽培できないので、高価な茸だ。

 

中には、みじん切りにしたシャンピニオン、タマネギ、エシャロットをバターで炒めて味付けしたシャンピニオン・デュクセル。

 

鶏料理ではあるが、濃厚な旨みを持つ黒薩摩地鶏であり、シャンピニオン・デュクセルのルーローになっているので、強い赤ワインにも合って美味い。

 

デセールは、『ポール・ボキューズ』の春の定番。

イチゴのヴァシュラン、カルディナル風。

 

ヴァシュランは、焼いたメレンゲでアイスクリームやホイップクリームを挟み、フルーツを加え、ソースをかけたデザート。

 

メレンゲの下には、大きなバニラアイスクリーム。

ストロベリーソースを絡めて食べるととても美味い。

 

今夜の料理もワインも素晴らしかった。

熱いコーヒーがいっぱいになったお腹を癒してくれる。

 

食後も彼女との楽しい話が終わらず、長居をしてしまった。

すかさず、二杯目のコーヒーがとどく。

お店のホスピタリティに感謝。

 

レセプションの横に、物品販売のコーナーが出来た。

スープの器がお気に入りだが、4,400円もする。

コーヒーカップとソーサーのセットは3,300円。

松尾支配人によると、仕入れ原価が大幅アップとなり値上げをせざるを得なくなったとのこと。

 

お世話になったお店のスタッフに礼を述べ、満腹満足で店をあとにする。

 

美術館自体は夕方に閉館しているので、展示スペースは明かりが落とされている。

まさにナイトミュージアム。

 

美術館のエントランスは閉じているので、非常口から外に出る。

今夜の東京タワーはダイヤモンドヴェールではなく、普通の冬の暖色系の照明。

 

黒川紀章の美術館としては最後の作品の「国立新美術館」は夜の帳の中に黒く佇む。

奥の明るい部分は、先程まで居たレストランがある場所。

 

正門のガードマンにお休みの挨拶をし、敷地を出る。

目の前には「六本木ヒルズ 森タワー」。

 

外苑東通りに至ると、「東京ミッドタウン六本木」は目の前。

 

今夜もミッドタウンガーデンが明るく輝いている。

コロナ以降、六本木でも夜が更けてくると人通りが急に少なくなる。

(2月のことです。)

 

地下に下り、プレッセ・プレミアムに立ち寄る。

 

ここには仕事帰りに食材やお弁当を買う多くの人で、レジには長い列。

 

私達も明日の朝食用にサラダ類を何品か購入。

 

ここに来ると何故か必ず撮影してしまう、安田侃氏の作品、”意心帰”。

彼女と過ごす六本木の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

2月のこと、お気に入りのフレンチで彼女と待ち合わせ。

 

乃木坂駅直結の通路を通り、「国立新美術館」に向かう。

 

「ルーブル美術館展 愛を描く」が3月1日から6月12日まで開催される予告。

(現在は既に終了しています。)

 

色々な場所にこのネズミが映し出され、手を振って迎えてくれる。

実際の色は紫なのだが、写真に撮ると白くなってしまう。

これは築地のはらさんの、”ねずみっけ”。

 

今夜のお店はこの上にある、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』。

 

エレベーターを三階で降り、この橋を渡り、店に向かう。

 

松尾支配人に迎えられ、席に案内される。

ディナー営業開始時間に入店したので、広い店内はまだ閑散としている。

しかし1時間後には多くの客でテーブルが埋まった。

美術館は既に閉館している時間なので、皆さんここでの食事を目的に来られた方たちだ。

 

私達の席は何時ものテーブル。

今も四人用のテーブルに、斜向かいに座るセッティング。

 

今夜はどんな料理とワインに出会えるか楽しみ。

 

彼女が到着し、ワインを選ぶ。

まずはシャンパーニュ。

ここのハウスシャンパーニュはドゥラモット、ブリュット。

でも入荷しない状態が続き、別のシャンパーニュをメインに据えるようにするとのこと。

一本は、リヨンの『ポール・ボキューズ』本店で2022年に採用された、マルグリット・ギュイヨ、ブリュット、キュヴェ・デジール。

瓶内熟成48ヶ月以上、ピノ・ムニエ100%のシャンパーニュ。

でも価格がかなり高い。

 

もう一本のシャンパーニュは、このボトル。

イヴ・ジャック、ラ・キュヴェ・セレクション、ブラン・ド・ブラン。

 

日本初入荷のシャンパーニュ。

ぶどうはシャルドネ100%。

マルグリット・ギュイヨは飲んだことがあるが、イヴ・ジャックは初めて。

まだリストの価格が決まっていないとのことだが、一足早く飲ませてもらうことにする。

 

抜栓され、シャンパーニュがグラスに注がれるこの瞬間が好きだ。

 

素晴らしい泡立ち。

柑橘系の爽やかな香り。

口当たりはキリリと引き締まった辛口。

その後に豊かな熟成感、ブリオッシュや炒ったナッツのニュアンスが現れる。

これは美味いシャンパーニュだ。

 

アントレは、フランス産鴨フォアグラのポワレとホワイトアスパラガス、ソース・ペリグーとオランデーズ・ソース。

 

フォアグラには黒トリュフのソース・ペリグー。

フランスで鳥インフルエンザ感染が拡大し、フォアグラの入荷が止まっているので、ここでもこれで在庫が尽きるとのこと。

もうフォアグラ料理が食べられないと思うと、一層美味しく感じる。

(2月初旬の話しです。)

 

ホワイトアスパラガスにはオランデーズ・ソース。

このホワイトアスパラガスはフランス産。

 

バゲットが届く。

 

お供は、カレー風味の鶏のリエット。

これが美味いのでパンが進んでしまう。

 

シャンパーニュを飲みながらも、新しい白ワインが入荷したとのことなので、グラスで飲むことに。

 

ドメーヌ・ド・ロアリー、ヴィレ・クレッセ、トラディション、2019年。

ヴィレ・クレッセは美味しいが、経験値が少ないので飲むのが楽しみ。

 

白い花と蜜の香りがふわりと漂う。

フレッシュながら濃密な果実味、中盤には重厚さを増し、後味には蜂蜜やブリオッシュ、バターのニュアンス。

強いボディの素晴らしい辛口。

ぶどう栽培はビオロジック、シャルドネの平均樹齢は55年と古く、まさにヴィエイユ・ヴィーニュ。

アルコール度数は14%もある。

 

ポワソンは、真鱈のムニエルと白子のポッシェ、ブール・ノワゼットとベアルネーズ・ソース、縮みほうれん草とベーコンのエチュベ、インカのめざめのロースト。

 

真鱈のムニエルに焦がしバターのブール・ノワゼットが良く合う。

 

鱈の白子も一緒に出されるとは、味に変化が付き面白い。

インカのめざめにはベアルネーズ・ソースを合わせると美味い。

 

ブール・ノワゼットと濃厚なヴィレ・クレッセの相性がとても良い。

彼女と過ごす、天空のフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

大手町のフレンチ、『俺のフレンチ グラン・メゾン』で開催されたワインメーカーズ・ディナーに、ちぃさんと共に参加した楽しい夜の続き。

今夜は、グランポレールとのコラボのワイン会。

 

ヴィアンドを食べ終えると、ピアノ演奏が始まる。

ピアニストは、金山千春さん。

金山さんのピアノ演奏をここで聴くのは三回目。

 

曲は、ドビュッシー作曲、月の光。

ピアノは、スタインウェイ&サンズのコンサート用グランドピアノの最高峰、D-274。

 

弾き終えると、デセールのフランベ実演の紹介。

金山さんの視線の先は、奥のフランベ用の調理台。

 

フランベ実演用調理台では、デセール作りの準備中。

 

フランベに合わせて演奏される曲は、ボヘミアン・ラプソディー。

 

今夜の実演者は、長谷川支配人と、メートル・ドテルの酒井さん。

スクリーンにお二人の華々しい経歴が映し出される。

 

ピアノと調理台が離れているので、両方を同時に観ることができない。

そこでスクリーンには、ピアノ演奏とデセール作りが同時に観られるように映像が二分割で流される。

 

長いフォークに刺した伊予柑の皮を、ナイフで器用に剥くお二人。

 

火をつけたブランデーが伊予柑に掛けられ、青い火が長く垂れさがった皮を伝ってフライパンに流れ込む。

 

同時進行していた演奏が終了し、金山さんのご挨拶。

 

調理台上ではデセールの皿が次々と出来上がり、各テーブルに届けられていく。

 

「俺の」クレープシュゼット~プロローグ~伊予柑のクレープ2023。

添えられているのは、バニラアイスクリーム。

 

ブランデーとグランマニエの香りが素晴らしく、癖になる甘さが心地良い。

でも、ちぃさんはスイーツが苦手。

ひと口食べた後、大部分が私に回ってきた。

美味しいデセールを二つも食べることが出来て幸せ。

 

デセールのお供は、デザートワイン。

長野古里リースリング、貴腐、2017年。

 

このグラスにもワイン名のタグ。

 

濃厚な甘みの中にも酸味が感じられる、上質の貴腐ワイン。

洋酒を効かせたクレープシュゼットと貴腐ワインの素敵な組み合わせ。

 

ブランド・マネジャーの十河さんによる、長野古里ぶどう園の紹介。

千曲川の支流、境川に面した3haの畑で、今では住宅街の真ん中にある。

 

サッポロビールの前身、大日本麦酒のホップ試験場として開園した場所で、ぶどう栽培が始まったのは1975年。

 

川に面した場所ということで土壌には石が多く含まれ水はけがよく、川よりも低い場所に畑があることから湿気を含んだ空気が畑に滞留し、貴腐ぶどうの安定した収穫が行えるとのこと。

 

平均糖度41度という非常に糖度の高いぶどうで造られる濃厚な貴腐ワイン。

良い貴腐ぶどうが収穫された年にしか生産されない貴重品で、一本が3万円なのだそうだ。

 

今夜のワインメーカーズ・ディナーはとても楽しく、また勉強にもなった。

 

18時30分きっかりに始まった会は、予定通り21時に終了。

見事な会の運営だ。

長谷川支配人の挨拶で会が締めくくられる。

 

長谷川支配人、十河ブランド・マネジャーに今夜の礼を述べ、満腹・満足で店を出る。

ちぃさんと過ごす、大手町での素敵な夜でした。