帝劇ミュージカル『ムーランルージュ』
久しぶりのミュージカル。そして、井上芳雄君主演!席は、N-44で、17,000円!劇場に入ると、舞台装置が既に見えるようになっていて、ムーランルージュのネオンと右には大きな青い象が。サティーンは、平原綾香。芳雄君のミュージカルは本当に久しぶりで、やっぱりこういう王子様的な役がぴったり。歌もやっぱりすばらしい。こんな風に芳雄君みたいな人にぐいぐい迫られたらいいだろうなぁ。オペラグラスで見ると、常に汗が光っていて、一生懸命やっている姿に、私もがんばろうという気持ちになる。平原綾香は、ミュージカルにも出る人だとは知らなくて驚いた。声量も歌もすばらしいし、ダンスもきちんと踊れていてすごい才能だな、と思う。お顔立ちも舞台映えする。二人のキスシーンが何度も出てくるのはちょっと気になったけど。ムーランルージュは映画は見たことがなかったけれど、ミュージカルではみんなが知っているヒット曲が使われているので、その辺も楽しめる。映画ではどうだったのかな。途中、ウエストサイドストーリーを彷彿とさせるダンスもあって面白い。ストーリー的には、少し消化不良のところもあるけれど、これだけ歌とダンスがあるなら全然OK。最近、強い光に目が弱くなって、照明が時々まぶしすぎてしまうのが残念だけど、久しぶりのミュージカルに大満足。最後のアンコールは意外にあっさり終わって良かった。いつ終わるか分からないくらい何度も出てくるのはあまり好きでない・・。映画も観てみようと思う。