佳松苑では朝風呂で暖まり、朝食は、各テーブルで料理が用意されている。
品数も多く、おいしく大満足
。
朝は晴れ間もあったが、9時頃には雨が降ってきた。
この日は、観光タクシー、どんぐりとやまねこ号を午前中だけ申し込んでいた。
季節毎に回る場所が変わるようで、この時は、清水寺、イギリス海岸、お酒の博物館、宮沢賢治記念館だった。
お客さんは、私と、20代の男性二人組の3人だけ。これって一人でも走ってくれたのかな？
清水寺はよく知らなかったが、木製の山門が有名で、干支が彫られていたり、変わった山門だった。
一番の目的は宮沢賢治記念館。時間が40分くらいで、展示室自体は大きくはないけれど、解説が多かったので、後から考えると、そこでツアーは降りて、一人でのんびり回っても良かったかな、と思った。
宮澤賢治は、かなり多才な人だったということが分かった。そして難しい性格の人だったのかな。チェロや、エスペラント語を習ったり、宗教のこと、農業の事、38歳の短い人生だけど濃い。
タクシー観光は、運転手さんが説明もしてくれて、花巻には昔鉄道が走っていたこと、その名残で線路が今は歩道になっていることなど、おもしろい話も聞けたので、観光タクシー使ったのは正解だったかな
。
お昼は、新花巻駅近くの山猫軒。と言っても、中は普通の食堂と言った感じで、ラーメンは普通においしかった。
午後の早い新幹線で帰路に。
佳松苑はほんとにいいお宿だったので、ここに泊まりに来るだけでも違う季節にまた来てみようかな
