この業界がひしめくエリアでの過当競争??
この時期にこんな話題をする事はちょっと憚られる内容なのですが、自宅謹慎的(笑)にいる時は時間もあるので、今のうちに記事を書いてみたいと思います。
カラオケボックスチェ-ン店が軒並み「コロナウイルス感染拡大防止」の関連で営業停止して行く中で、最後の最後まで営業を続けていたこちらのカラオケボックスに直撃してみました。
それは1996年から奈良県橿原市に本社を置き営業を開始した、(株)コスモコ-ポレ-ションが経営するカラオケボックスチェ-ン店、「カラオケレインボ-」さん。
業界としては小規模な方ですが、設備やサ-ビスは他のカラオケチェ-ン店よりは、細かな点含めても十分問題ない、むしろ素晴らしいくらいでした。勿論店舗毎に多少の設備の差はあるかも知れません。
私が訪れた店舗は、ちょうど一昨年にリニュ-アルされた店舗でした。店舗は関西2府4県、愛知県、関東(神奈川県を除く6県)にあります。
そんな中で4月12日(日)現在、緊急事態宣言が出された府県にある店舗は5月6日までは全店休業、それ以外の府県では、今の所営業は持続されているという状態です。
と言う事で、現在も営業されているのは1府6県だけとなりましたが、これも急遽営業中止になる可能性は否めません。
店舗当たりの室数は他のカラオケボックスチェ-ン店とほぼ同じで、コンセプトル-ムも他のチェ-ン店とほぼ同じ。概ね似た様な部屋が多くありました。
店長に許可の上、色々な部屋を見学させて戴き、その時に使用されていなかった部屋の写真も、許可の上撮影させて戴きました。
特にステ-ジのあるパ-ティル-ムは素晴らしかったです。上写真の様なステ-ジで歌ってみたい感じもありました。勿論この様な部屋はビッグエコ-やジャンカラにもあるのですが、リニュ-アル後と言う事で、綺麗なお部屋でした。
と言う事で、私がこの日に入った部屋は10人前後が使用可能な部屋で、「バ-スデ-ル-ム」でした。
この日も実際は歌を謡いに行ったと言うより、いつも通りPCでの仕事を抱えて行ったのですが、他の事に気が行き過ぎて、結局は殆ど仕事は捗らず、飲食の為だけに行った様な形になってしまいました。
料理のメニュ-は他のカラオケボックスチェ-ン店と概ね変わりませんでしたが、オリジナルな料理の種類も多く、ある意味ジャンカラやビッグエコ-が最も訪問頻度の多い私としては、新鮮な気分であり、他の店では無い様なメニュ-を中心に居酒屋気分で戴きました。料金的には概ね居酒屋料金・・・・と言う所でしょうか。パ-ティ-メニュ-もありました。
ビ-ルまで含めた最も多くの種類のお酒が飲める「飲み放題料金」は、ジャンカラとほぼ同料金ですが、ビッグエコ-やカラオケ館・カラオケBANBANよりは安く、中でもお酒の種類がかなり多い事に嬉しくなりました。
店によって時間当たりのル-ム料金は微妙に違いますが、目玉なのは「最初の2時間はル-ム料金が無料」と言う事。加えて場合によっては(時間によっては)延長の1時間も無料となったりします。なのでこの日3時間いた私は、飲食料金のみの支払いとなりました。
なおシステム的にはそれに加えて、ドリンクについて5種類あるドリンクのコ-スは何か必ず1コ-ス注文、またはフリ-ドリンクで一品以上は注文と言う事になります。ドリンクバ-のみを飲み放題とする場合は時間数関係なく480円(夜間は580円)プラス。全て飲めるプレミアムコ-スは1280円(金土日・祝前日は1380円)。
ドリンクバ-には通常のソフトドリンク以外にもアイスクリ-ムやス-プバ-(カップ)なども豊富にあり、これは素晴らしく思います(最初から2枚目の写真)。学生さん達にとってはジャンカラと良い勝負・・・・と言う安さでしょうか。何せ学生さんはル-ム料金が無料という条件もある様です。
このご時世でも営業中止は検討されていないのかを店長に聞くと、やはり営業停止も時間の問題かも知れないとの事。明日もこのご時世でも予約が結構あるらしく、本社からの営業停止を告げられた場合は、営業開始時刻に一斉に、全ての予約者に利用中止の電話連絡をしなくてはいけない・・・・と仰ってました。
ただそもそもこのカラオケレンボ-さんは元々全室禁煙で、最初から各部屋の空気清浄機(ダイキン製)や、独自の次亜塩素酸水の自動噴霧器を部屋に備えておられるという徹底ぶり。(上写真)
使用しない部屋は密閉度を上げない為、常に外気を入れた通路のドアを開けっ放し・・・・と言う事でした。
感心しながら、いつも通り飲み放題で・・・・ご満足。結局前述の様に殆ど仕事は捗らなかったので、せっかくですから大きなスクリ-ンで歌うのも良かろうと言う事を思い、この日は唯一一曲だけ歌って帰りました。
どうでも良い事ですが、LIVE DAM はプロオケが全曲で無い事(ガイドメロディ-OFFやテロップサイズを変更出来ますが、テロップの色変わりOFFが出来ない)があるので、私は必ずJOY SOUND の部屋に入ります(笑)。
テロップの色変わりや、ガイドメロディ-は鬱陶しいので全て消して歌いたいので・・・・。
さて、と言う事で初めて訪れた「カラオケレインボ-」さん。今回は京都市内中心部にある「河原町店」に伺いましたが、この辺りはカラオケボックスの各社が密集するエリア。かつジャンボカラオケ広場の本拠地。
厳しい過当競争の中で、いかに生き残るか・・・・相当意識された店舗だったと感じました。コロナウイルス渦・・・・でも免れて営業を続けられるか・・・・微妙な境地におられる事は事実上必至でした。
りんごいちご
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