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Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

今日は勉強する気力なし。遊び倒そう! 土曜補習決定(涙)

 

運動は普通にこなす:

5.3km、 7621歩、7階。

 

 

 

昨夜クラスに行くと出席がスマホでのセルフチェックイン方式になった。まだサルサクラスは準備中だが次回のクラスくらいからはスタートするとのこと。

 

 

今回の振り付けも複雑。動画で覚えるしかないね。

 

 

 

 

 

『ヒューマン・ネットワーク』14

面白い研究の紹介がある。それは1870年と1990年の議会の演説で出てくる単語から聞き手が話し手の党派を判断できる確率は55%だったらしい、ところが2008年にはそれが82%まで上昇した。つまり使う単語が既に政治的分断を起こしているらしい。p260

 

別の研究ではアメリカ上院の投票で半数以上の法案で同じ方に投票した議員同士を線で繋いだ図と。2015年の図を比較すると驚くべき変化が観察される。民主党と共和党の分断の激化を示す。p263〜264

1990年では分断はあまり進んでいないが、

 

2015年では分断されている。

 

ありそうな話だが、ただの伝達ならば価値観の違いがあっても素早く伝わるが、価値観の垣根があると伝わらない。p267 さらに同じグループからの自分のエコーで発信源は自分自身であってもその情報が正しいと信じてしまう。これも良いネットワークと悪いネットワークの違いからくる。現代では聞いて心地の良い情報だけを注目する傾向が強いのでなおさら。

 

ここで突然話がアリの世界に飛び、どのようにアリは集団行動をとるかの話になる。つまりドーナツの欠片が落ちているとアッと言う間にアリが寄って集って巣までドーナツの欠片や砂糖の欠片を運ぶのかと言う仕組みの話。

 

これは非常に単純でTCP(伝送制御プロトコール)、インターネットのパケット送信システムと似ていると著者は言う。つまり一定時間あたりに砂糖の塊を運んでくるアリに出会う頻度が高まるとそのアリも《砂糖を探しに出かける》という仕組みらしい。まさにTCPがパケットを送って、受け手から確認応答が届くと、送り主はさらにパケットを送信するという仕組みだ。p276

 

今度は逆に人間はアリとは違う行動をとるかどうかの話に戻る。ここでNPO,Teach for USAで実際に起こった例を紹介する。この組織はスタンフォード大学を成績優秀で卒業した学生を選び2年間、十分な報酬を払った上で成績の振るわない学校に教師として送り込むと言うNPOのミッション。

 

2つの選抜者への手紙を用意した。1つは普通の文面だけ、もう1つはその文面の最後に、

 

『昨年は、合格者の84%がこのプログラムに参加しました』という文章。これで志願者が8%増えたという。つまり高評価されたグループの多くが参加したとの情報が効果的に作用した例。p277

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=RBvTiSELGqs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=6

HSK2#4~#6 背了四十二分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=bTva6W8ZtSE

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル、听写二十六分钟句子。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vqYUiSY6chw

『中国まる見え情報局』看了十七分钟YouTube频道268

 

https://www.youtube.com/watch?v=ovhq618QuMQ

毎日中国語の阿波連0~13min,背了二十分钟汉语句子。

 

https://www.youtube.com/watch?v=hD9VLM3ZHXY&list=PLnLyvM3zAxGUjX546h5NhJiPR-ANtAMlI&index=45

王陽のほぼ毎日中国語,3分汉语。#49~#45 背了十七分钟句子。一共两个小时二分钟。

 

运动;一堂Salsa课 ←夜記入予定

 

 

 

 

<ロケット技術>

ロケット技術は軍事利用されうるので他の国の物や技術を持ってくるわけにはいかない。基本全て自前。ここで挫折すれば未来はない。自ら切り開くしかない。加油!!

 

アメリカが宇宙ステーションの打ち上げの一段目だったかに、ロシアのロケットを使っていたことは国防の根幹に関わる問題として今では厳しく批判されている。

 

 

 

<銀杏の遺伝子解析>

先日のコメントでふと、「銀杏はどうだろう?」と考え、ちょっと調べてみた。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12791803272.html

 

ちゃんと読んでいないが、どうやら銀杏は太古の昔から地球上に広く分布し、梅のように平安時代に日本に入ってきたものではなさそう。日本と中国の梅にほとんど遺伝子に違いはなさそうだ。ただしヨーロッパやアメリカ大陸のものとは少し異なる。祖先が同じでも距離的に離れ、交雑はない(植物は歩けない!)ので独自に進化するから当然だ。

昔、大陸と日本列島は陸続きだったので交雑が徐々に広がったということかな? その後、分離しても梅みたいに人の手が介在しなかったということか?

 

参考にした論文はここ、Natureの2019年の論文。

https://www.nature.com/articles/s41467-019-12133-5

 

本当にいい時代になりました、意志さえあれば誰でも簡単に調べられるインフォメーション・ネットワークの時代。Information Network時代。

 

 

 

 

<ガーシー批判はお門違い

ガーシー議員を批判する意見が多いが、選出したのは国民。国民がバカだから、それだけのこと。それにしても、選挙で選ばれた議員を除名=「議員の資格を奪う」のは憲法違反だと思うがどうだろう?

 

個人的には早く「新しい民主主義」への方策を考えている。夢物語ですか? いやいや、可能性はゼロではない。知恵を出せ! 特区、過疎の地方に可能性は隠れているような?

 

 

 

 

<経常収支の過去最大赤字>

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa32ca94107eece9e8be2ac197434b9c7fc6b8f7

 

エネルギー資源が日本のアキレス腱。それは昔から分かっていたことだが。それについて国防を煩く言う者ほど殆ど言及がない。これまで「気がつかないふり」をしていなかったか?それとも知識がないのか? いやいや、利権にまみれているだけでしょう。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12722687899.html

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12639269093.html

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12735178877.html

 

いずれにせよ「口先だけ勇ましい」ことを言う政治家には軍事しか頭になく、根源的な国防意識が欠如している。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12588925792.html

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12534800800.html

 

エネルギーついて言えば、風力は僅か1%しか使われていないし、海流はゼロ。いずれも現在の技術で十分可能なもの。原子力に必要とされる超高度な科学技術は不要だし、限界費用ゼロのエネルギー。そもそも限界費用の概念すらちゃんと理解していない政治屋ばかり。風力に至っては数年で減価償却可能。原子力のように40年もかからない。それすらも廃棄物処理についての計算に誤魔化しがある。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12778207781.html

 

今日も傲慢噛ませました〜〜

 

 

 

 

 

『ヒューマン・ネットワーク』13

著者はここでどのようにしたらデマ・サイトが作れるか、紹介する。つまりそれらしきウェブサイトを複数作る。今の時代、それ自体大して金のかかる事でも、手間がかかる事でもない。

 

 

その上で、ここが重要なのだが、デマを投稿してこれを《お互いに引用》させる。そうすればそのうち、同じような傾向を持つ他のサイトも引きつられ引用するようになる。ここで著者が言いたいことは、偽情報がどのように生み出され拡散されるかということだ。情報源が複雑に絡み合い、かつ不確かな情報が激流のように押し寄せてくる現代では真実を知るのは難しい。p248

 

だから、自分自身で正確な情報(数字)を持たないと、例の「ウクライナ戦争で灯油の値段が高騰した」というようなデマ情報に騙されるのだ。

 

 

もう1つの問題として、ニュースが簡単にかつ無料でコピーできるという点。これでこれまでの通信社やテレビ局、の利益が飛んだ。実際、これらマスメディアの凋落は激しく、アメリカの場合、新聞社の従業員は2000年の56,400人から2015年には32,900人まで低下したし、テレビ局やニュース雑誌のスタッフはそれぞれ1980年代、1985年代の半分にまで落ち込んだとか。p257

 

こうしたことが日本でも起こっているはずだ。でなければ先の灯油の値段のような簡単に検証できることすらデマ、嘘報道を流すはずはない。

 

情報を探し出し、生み出すのが大変で、コストがかかるのに対し、コピーがタダで、加工が可能な情報を今後どのように我々は扱うべきか、報道機関の劣化をどのように受け止めるか、非常に重たい問題。

 

それにしても私の若い時代はマスコミは銀行と同様花形産業だったのに、今や斜陽産業

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=GAlv_aVMdIU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=4

HSK1~2#2~#4 背了三十四分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=zzugbBSCWqg

『中国まる見え情報局』看了七分钟YouTube频道33

 

https://www.youtube.com/watch?v=18laQG-IHxU

毎日中国語の阿波連,学习二十七分钟汉语文法。“把”

 

https://www.youtube.com/watch?v=f3mUlKASFFA&t=8s

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル300句子、半小时分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=LopB98UCRq0&list=PLnLyvM3zAxGUjX546h5NhJiPR-ANtAMlI&index=50

王陽のほぼ毎日中国語,3分汉语。#55~#50 背了二十分钟句子。

 

https://www.youtube.com/watch?v=lo7LsAELrQA

チャイナ娘くまちゃん,看了十三分钟的频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,0~248/1200,0~24min,背了一个小时单词。一共三个小时十一分钟。

 

运动;爬山散步 4.0km, 6781步,9楼 ←夜記入予定

 

 

 

 

<今日のニュースから>

昼間のニュースは大谷選手のホームランで持ちきりだが、本当に重要なニュースはH3の失敗のはず。マスコミの劣化もここに極まった感じだ。日本の技術が本当にダメになったことを象徴するもの。そのことの自覚がないのか???

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcbae7f10eb6ba014cebb5804e981fc27ac12218

 

宇宙は自動車産業に代わる新たな分野、しかも様々な技術の擦り合わせの結果が求められる、正しく日本の強みだったはず、その技術がいつの間にか失われていたことを示す象徴的な出来事。失望感半端ない。

 

 

 

 

<日曜スマホ学習会>

スマホでの確定申告実例を紹介した。

 

メンバーから生命保険で医療費が出た場合、その医療費還付が複雑だとの経験談が紹介されたが、はっきりとしたことが素人ではわからずじまい、これは今後の課題。いずれにせよ、年間手出しが10万円以内であれば手続き不要というのは間違いない。幸いこの点は個人的に問題ない。

 

それに関連して気がついたことの1つとして、毎月17,829円も生命保険料を払っているのは払いすぎの感じがする。70歳以上になれば癌の悪性化リスクは低減する(注:悪性化しにくいという意味で、癌化そのものは上昇する)これは今後、別のリスクの上昇を勘案し契約を変更を考えよう。今後の課題として記録しておく。

 

 

 

 

<小説の類は読まない>

時間の無駄に思えるから。作者の思いや感情を「ああでもない、こうでもない」と議論しても、「(ひろゆき風に)それって単なる貴方の印象でしょう?」と思えるから。

 

 

 

 

<ユニセフからまた、また来た寄付のお願い>

毎月わずかだがしているし、先日もトルコ用に特別にしたし、、年金生活者からではなく、お金は余っているところから取ってほしい(汗)

ま、今の所ユニセフがこの手の支援では唯一信頼出来る組織ではあるが… いろいろ不満もある。

 

 

 

 

『ヒューマン・ネットワーク』12

信頼性が高いと信じられているものから嘘の情報が流され、それが悲劇を生んだ例が紹介される。それは自閉症と新三種混合ワクチンに関する関連に関する1998年のランセットの論文で、これは統計的に信じられないほど少ない内容(わずか12例)だったとともに、研究者が利益相反行為をやった。即ち、ワクチン製造業者に対する訴訟を起こしている弁護師から裏で金を受け取っていた。

 

ランセットといえば臨床医学では最高級の雑誌で我々の世界のNature、Scienceに匹敵する。ランセットはこの論文を2010年に撤回したが、それまでに既に多くの被害が出ていた。このワクチンを避けたことで、英国では接種率が90%以上から80%に低下し、麻疹の患者が数年後に20倍に上昇した。実際、1998年の74件から、1000件以上に増える流行が何度か起こり、この増加傾向は2014年まで続いたとか。p246

 

例えその論文が撤回、否定されたとしてもその間の犠牲者は救われない。著者の親友もこうした流行の所為で2007年におたふく風邪で死亡したとか。p247 それにしても僅か12例の論文をアクセプトするとか、信じられない。ランセットのレフリーシステム自体にも問題がある。

 

 

現在もコロナに対するmRNAワクチンに対する様々なデマが酷い。勿論、この新しいワクチンは最初の試みでありどのような副作用があるかは開始の時点では不明だった。

 

この点について個人的にはリスクが高かった*が、ワクチンを避けるという選択肢は頭の中には全くなかった。これは私個人の科学やテクノロジーに対する強い信頼からくるものかもしれない。

 

*若い時、mRNAワクチンに使われている新たな素材、ポリエチレングリコールに大量に被曝していた。

 

 

話を元に戻すと、リスクは当然考えるべきだが、そうしたものの中には明らかにデマ、科学的に完全否定できるものも非常に多く含まれていた。私の知る限りマトモな科学者でそのようなデマもどきを流した人は知らないが、医師の中には沢山いた

 

多分、キチンとした科学的素養を身につけず医師試験に合格した輩だろう。長い事、医系の大学に勤めたがそんな奴は掃いて捨てるほどいる。医師国家試験合格には科学的素養は問わない。問うのは記憶力記録力だけ。

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=xQkgOdLcP-E&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=1

HSK4~1#12~#1 背了四十分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=eZhkTk_2ks0

『中国まる見え情報局』看了十分钟YouTube频道

 

https://www.youtube.com/watch?v=0WYAZXE-TWs

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル、听写二十五分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Edu8fnlEAOQ&list=PLnLyvM3zAxGUjX546h5NhJiPR-ANtAMlI&index=56

王陽のほぼ毎日中国語,3分汉语。#60~#56 背了十八分钟句子。

 

https://www.youtube.com/watch?v=PdvUEqER_4k

ヤンチャンCH/楊小溪看了十三分钟的频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,1181~/1200,1h57min~end,x2 背了五十分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=arw2zhEgpxk&list=PLkry8pUG1m4tRSuIPM_R2Rs3Ysai1A3dp&index=6

Eko,III 25~40min。听写十五分钟。很难。

 

https://www.youtube.com/watch?v=RhB5kSv_G8s

天马,中国語コーチ、听了二十八分钟频道。一共三个小时十九分钟。

 

运动:爬山散步 2.2km,4050步,6楼。追加記入予定。

 

 

 

 

<日本の梅の進化>

先日の公開講座がきっかけで、梅も桜(特にソメイヨシノ)のように、日本で花を愛でるために沢山花を咲かせるように品種改良されたのではないかと疑問を持ち始めた。植物生理学的に桜も梅も「花咲かせ過ぎ〜」と思ってしまう。やはり「実」を犠牲にした感じがある。

 

というのも、「花」を沢山咲かせるとその分、栄養を取られるので「実」が育ちにくい。日本の梅は平安時代頃に中国からもたらされ、文献的には751年の『懐風藻』が初出だとのこと。それ以来、中国では「実」重視から、日本では「花梅」に変化したとの話。

 

それならば品種改良がなされても不思議ではない。もともとソメイヨシノに代表されるように《日本では花を愛でる文化》があり、その中で桜も品種改良されたのはよく知られている。

 

そうして探した文献の1つに、日本と中国産では遺伝的に大きな違い(遠縁)があり、著者らはそれを日本原産の梅があったのではないかとも、あるいは日本で盛んに品種改良の結果かもしれないという論文が見つかった。

Interspecific introgression and natural selection in the evolution of Japanese apricot (Prunus mume)。The Plant Journal。104(6)、1551–1567

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.15020

 

赤が中国の梅、緑が日本産。

 

これらを見る限り、日本の梅は中国のそれとかなり離れている。

 

またこの研究では、

 

『日本のウメでは、アンズやスモモからの遺伝子流動がかなり大規模に認められ…ウメがアンズやスモモから有用な遺伝子を取り込みながら改良されてきた証拠』とある。

 

アンズやスモモはともに食用で、「実」の大きな梅を得ようとする場合はいかにもありそうな話。逆に言えばその中から、逆に「実」の小さな、花をよく咲かせる品種が選別される可能性も出てくる

実際最後の図でもornamental=観賞用という言葉が出ている。

 

著者はさらに遺伝子のどの部分が品種改良に使われたかを分析中で、今後の研究が期待される。その解析はこれらの図以外のデーターから。

 

 

因みにウメ、アンズおよびスモモは、ある共通の祖先から分岐したと考えられ、これらは互いに遺伝的に近縁であるため交雑可能。

 

…それにしても、良い時代になったもの、様々な高度で最新の情報が個人でも簡単に集まられる時代

 

 

 

後日談:

先日の講師の方に、お礼と共に見つけたこの論文を知らせたら、丁重な返信がすぐさまきた。

 

 

 

 

『ヒューマンネットワーク』11

再度、『ヒューマンネットワーク』を復活させる。『人はなぜ憎しみ合うのか』の下巻はまた次の機会。本当に読むのが遅いね〜(涙)

 

 

1907年にNatureに人類学者フランシス・ゴルトンが発表した論文が紹介される。それはイギリスのプリマスで毎年開かれる家畜展示会で牛の正確な体重を予想するコンテストが行われたらしい。800人が1ペニーの参加費を払って一番正確な体重を出した人が優勝するというもの。そこでの平均値は1ポンド低い1197ポンドで、中央値は9ポンド多い1207ポンドだったらしい。p224

 

このことから専門家の「集団知」はかなり正確な予想値を出すと結論できる。

 

さて問題はここから、現実の世界ではコンテストのように秘密で行われるわけではないし、話し合いや討論が行われるとバイアスがかかる。また専門家だけでもない。後者は仕方がないとして、前者の場合の最大の問題点はネットワークの形態だとか。「人気の人の意見=声の大きい人の意見」は特に問題だ。さらにその声は、自分に跳ね返ってきて更に自分の意見に影響させる。

 

これを特に問題とするのは、よくここで議論する直接民主主義の方法論、pol.isで鍵となると考えるからだ。そこで必要とされるのは、「匿名」の意見の集約で、特定の意見の集約が重要だということ。つまり誰が述べているかはわからないので、それに影響されることは少ない。大衆の意見を参考にして更に自分の意見を修正する場合にはこれが重要。

 

勿論、それで考えが良い方向に改善されるとは限らないが、少なくとも悪いバイアスは防ぐことができて、直接民主主義への可能性が広がる。そう、群衆は賢くもなり、愚かにもなりうるということ。トランプの支持者が特定の意見(SNS)しか聞かなかった時、議会突入という愚行が起こったと言いたいみたいだ。著者はそのようには明言していない。

 

良いネットワークと悪いそれを示す図を示す。

昨夜の天神は少しずつ人も戻り、いつもの激安駐車場もかろうじてセーフ状態。土曜の夜2時間半で200円、いつまで続くかな?「駐車場デフレ」からの脱却?

 

街ゆく人のほとんどがマスク姿なのは変わらないが、変わったのはダンスフロアーでもマスクなしがチラホラ。外ではマスクなしの私も、今月の改正まではお店の立場もあるだろうし、同調圧力に従うつもり(汗)

 

今回もなんとか1人で目標達成。「初心者」と謙遜されたが、なかなか上手だった。多分、社交系の人だと思う。

 

 

 

 

<近現代史は難しい>

今、『ここはチベット ベールを脱いだ秘境の姿』という本を並行して読んでいる。いずれ詳細は紹介するとして、1つだけ。

 

ダライ・ラマ14世が1954年に人民代表常務委員副委員長になり毛沢東やその他の閣僚と会見する写真はたくさん出ているが59年のチベット暴動の話は出てこないし、勿論亡命政権の話はなく、次の章は「輝かしい成功、日進月歩のチベットの今日」というタイトルが続く。著者はチベット人研究者のようだが中国の宗教学会の要職も兼ねる。ま、こんなものでしょうね。近現代史は難しい

 

 

 

 

<全国の都道府県議、4分の1は無投票当選>

https://news.yahoo.co.jp/articles/195b281fcb5dc33d36288fb3c30760b85a9cb52b

 

これは町議会議員でも同じようなもの。都道府県議の25・5%に対し、町村議選は当選者の23・1%が無投票。だからこそ、ここに新しい民主主義を導入する可能性がある。誰も議員になりたがらない地方から革命だ!pol.isとQVによる議員を介さない直接民主主義へ!

 

 

 

 

『人はなぜ憎しみ合うのか』14

狩猟採集民のバンド世界では殆ど過去のお話を語ることがなく、現在の話しかしないらしい。p273 つまりこの時点では「歴史」は語られない。

 

著者が以下のことを述べているわけではないが、自分で考えたこととして、狩猟採集民は分散して生活している。それが集団を作り密集して生活し、他のグループと接触するような生活、例えば農業や牧畜を行うようになると「我々と他者」の区別が必要になってくるのではないか? そこで「(共通の)歴史」を語り始めるのではないか?

 

著者も集団との一体感を持つために共通の幻想が必要になるという。それは多くは祖国であり、それを失ったユダヤ人やパレスチナ人は正しくそれを手に入れようとする強烈な祖国神話が生まれるし、p275 ロマ(ジプシー)の人のように祖国がない場合も土地以外の共通神話が必要になってくるのでは?

 

トルコ人とアメリカ人を対象にした研究で被験者はお互いの嘘を見受けなかったという。これはお互いが感情を読み取れないことからくるという。p282

 

脳にある急速認知システムは大脳皮質の島と側頭葉の扁桃核の2箇所にあり、脳の負担を減らし急速に判断を下すことで命を守る原始的な機能を担う。p284 よそ者を瞬時に判断し、排除するか遠ざけるのは遠い昔、4〜5万年前には賢明な対応だったのかもしれない。その時代はよそ者との接触は稀であり、リスクがあり、また親密になるのは寿命が短すぎた。p289

 


 

ここまでで上巻は終了。下巻はいずれまた。

 

とりあえず、この本と何かと重なる部分があり、かつまだ半分しか読んでいない『ヒューマン・ネットワーク』を続けて読む必要を感じた。

 

話は変わるが、最初に紹介したようにこの本は逸話で語り継がれ、何一つグラフも表もない。一番私の苦手とする本。それでもなんとか上巻を読み会えたのは、逸話が興味深かったから。それでなけければ、早々に科学的でないと中断して他の本に移った可能性が高い。

 

この参考文献は以下のサイトにある。最近こうしたタイプのものが多い。上の『ヒューマン・ネットワーク』にもこうした形での参考文献を提供していた。大変結構な傾向。

www.hayakawa-online.co.jp/thehumanswarm/