<ウイルス感染?>
金曜朝、何時ものように六時前には目覚めたが、喉が痛く咳が出て、しかも全身がズキズキする。熱はないようだがウイルス感染を疑う。昨日、ワクチンを受けに病院に行ったが、そのとき感染したのか? 予防のためのワクチンを受けに行き感染したとなると洒落にならないが、もともと病院は高度汚染源、難しい。とりあえず熱はないのでインフルエンザではなさそう。
そんなわけで昼過ぎまでソファーをベッド代わりに安静にしていたが、金曜はジムもダンス教室もないので、平日昼間に行わなければならない様々な用事をまとめて済ませるようにスマホに予定を登録している(二度外出しなくて済むように)。そんなわけで3時頃にスマホに背中を押されて仕方なく起きだし外出する。昨日病院行きで昼間外出したのに… どうも頭がちゃんと動いていない(涙)
用事はローン完済後の住宅の火災保険の更新手続きのための郵便局行きがメインだったが、後で調べると、コンビニでも済ませられたみたいだ、知らなかった。今は大抵のことがコンビニで済ませられる時代、重要な社会インフラになったと思う。
https://nomad-saving.com/41043/
外出して色々用事を済ませる内に段々元気(気分だけ?)になったのは何故だろう? 図書館に行き、読み上げた二冊を返却。代わりに三冊借り出して後そのまま帰宅せず、その足でスタバに直行、読書三昧で六時過ぎまで過ごす。 多分、動くうちアドレナリンとかが出るせいでしょうか?不思議です。食事をちゃんと摂らなかったからか、熱々のビスケットが美味しかった。
「媚びた」か「韜光養晦」か
先日丹羽宇一郎氏の本を紹介したおり、同氏が「中国に媚びたやつだ」との批判を散々受けたことに関連してBackUpサイトで以下のような書き込みを頂いた。これについて個人的な意見を書いてみたい。
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12534288246.html
私個人は丹羽宇一郎氏を中国に媚びたやつだとは少しも考えていない。それよりも経済人としてだけでなく外交官として国益を考えての行動言動だったと評価している。もとより私はある種の政治家に見られる「口先だけ勇ましい」人物を軽蔑する方だ。国家100年の計を見越して行動する外交官や政治家の方を評価する。それがその時点で不評を買うとしてもだ。それを「媚びた」と見るか、「韜光養晦」と取るかは人によるだろう。
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『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』2
家の建築費用など不可逆的なコストをsunk cost=κというらしい。つまり金塊を海溝に沈めてしまうイメージ。取り返しはつかない。sink → sunkで過去完了形。p218 だからこれを取り戻すには将来の利益=πの和が問題となる。つまり、
κ>π1+π2+π3+π4…+πnでないといけない。
次にこれを著者は「ブラック企業」に勤める人、あるいは「不機嫌な恋人」と付き合う人の例えで非常に面白く解説する。この計算の中で計測不可能なコスト=κをどうやって導き出すかを説明する。p228 ここは勉強になる。しかも意外とこれは日常的に我々が行っていることかもしれない。
これは私の勝手な解釈だが、自宅から天神のダンス教室に行く時のことを考えるとわかりやすい。条件は平日夕方の時間帯、普通路を使うか、お金がかかっても都市高速を使うか、少し遠回りでもバイバスを使うか等々。過去の経験から交差点が多く、渋滞に巻き込まれやすい普通路よりバイパスの方が早く着く。しかも都市高速はコスト・パフォーマンスを考えると高すぎる。こうした解法を「後ろ向き帰納法」とも呼ぶらしい。p246 同様なことを天神の駐車場選択でもやっている! この時の条件は平日夕方(6:30~8:00PM)の時間帯で、ダンス教室の横の駐車場か、それとも歩いて10分かかるが、今泉裏道通りの駐車場か。選択は後者で400円で済む。
同じことをGoogleやAmazonもやっているのかもしれない。p228 過去の閲覧記録、購入記録から、このカスタマーにはどの広告が一番最適か? スポーツクラブの広告が高頻度で画面に出てくるのは、この「アラ70」の老人には不釣り合いだが、合理的なことなのかもしれないね(爆),
そうして計測不可能なコスト=「ブラック企業」に勤める辛さあるいは、「不機嫌な恋人」と付き合う辛さ=κを、もしデーターが良好で十分な補足情報が入手可能ならば金銭換算できるという。p230
別件:
中・高・大学の10年間を『青春の貴重な10年間を「現実には何の役に立たない」勉強に費やせばならないのか』と著者が述べているが、これは著者の個人的人生を表す言葉=反省だとすべきだろう。p215
未来が誰にも判らない以上、プロットは後から付いてくるものだから。一般化はできない。
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