『北京烈日』3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

 

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HKS3~4 #7~8, 背了一个小时十一分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=wucUxY2vmEA
https://www.youtube.com/watch?v=Z12Ukrx_POE
https://www.youtube.com/watch?v=l40QA1v0YI4
看十四分钟李姉妹ch。三十分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=yJ73H5KC5HE&list=PLoWkSnQu8dvFgVtV-AtBM3YRzbUVGljTc&index=88
#83~88 ブレチャイな,学了三十七分钟语法。

https://www.youtube.com/watch?v=dwqNQ921kPE&list=PL2qMvlnKBIIzHtpQFWm6VsHP1h-TC5EU9&index=12
チャイナ道場。10~12 学了三十分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=AdCnlWK4YxQ
看二十四分钟电视

https://www.youtube.com/watch?v=L60CpkTPo6A&t=26749s
7h26min~end 三十三分钟。 一共三个小时四十五分钟

运动;一个Salsa课



<ノーベル賞受賞>
夜、1983年に開発したリチウム電池の業績で吉野彰さんのノーベル化学賞受賞のニュースが流れる。インタビューの中で3年間成果が出なかった時、『真綿で首を絞められる』という言葉があった、これはよく分かる。論文が3年でないと資金が切れる。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5915/trackback

その他、『日本は川上が強いうちにGAFAMのような企業を1つでも生む必要がある』という言葉に同意する。何より、田中さんに続き、企業の研究者からノーベル賞受賞者が出たことが大きい。ただし37年前の業績、日本の力がピークの時の業績。今はどうだろう?



『北京烈日』3
中国経済の将来についてはっきりと「崩壊しない」と著者いう。否、世界が崩壊させないとも。p137

企業は外国に投資をする以上、その償却期間は普通20~30年なので、「少なくともそのぐらいの期間のその国の将来が予想できてないといけない」と厳しい。p136 p147しかしそれは当然だろう。

著者は中国の予算(2013年度)に注目する。そこでは突出しているのは民生費47%でほぼ半分の国家予算を注いでいる。例えば国防費が7,406億元に対し、教育費はその3倍の2兆3,035億元。社会保障費が2倍の1兆4,282億元。p138

中国の国防費の増大をすぐ論じる自称軍事評論家が多いが、こうした視点は欠けている。そりゃ~ 経済成長している国だから国防費が伸びているのは当然、その他とどのようなバランスかが重要だが、そうした視点がない評論家があまりにも多い。軍事力は経済力、民生力の背景があって初めて機能するもの。

著者も人口減少、高齢化の進む日本に成長戦略を追い求める矛盾を突く。日本の目指すべきは質の向上であるべきで、円安で名目上の成長を求めるアベノミクスには批判的。p143

これには大いに同意できる。大体、国の貨幣価値が下がること=円安で喜ぶような変態にはついていけない。

著者は何度も投資の減価償却が20~30年だとして、それで物事を考える。p147 その上で一番のやり方として、Googleなどが行っている中枢を本国に残し中国では国内企業に運用を任せて一定の量を買い上げる(ファブレス化のことか?)方式にすれば投資リスクが最小化できるという。p148 これで人事管理なども中国人に任されるということ。p149
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5270/trackback

日本の教育について著者は高等教育の充実、本質化を「出口検査」の厳格化で進めるべきという。p156 これにも同感。国家試験がいわば出口検査になっている医科学系を除き、名ばかりの大学卒が多いのも問題だ。4年間奨学金を貰い遊び暮らして卒後、その借金に追われるという馬鹿げたことも日常化している。義務教育の無償化は悪いことではないが、高等教育は優秀な学生だけ無料で行ける制度にすべきだと思う。学力の足らない学生まで誰でも行けるというのは論外だ。急に変更が難しいのなら卒業で絞れば良い。能力の伴わない学生は中途退学するだろう。

また日本の経済政策について、官民ファンドで投資をするとか、企業に給料を上げろとかいう総理がいる状態に対して『中国経済の破綻を云々する前に自分の足元を見るべき』という叱責は正しい。p165

日中とも「反日」「反中」は実は <自国に向かっての叫んでいる> という見方は当たっているだろう。p179 また、米国の反共組織に唆されて国益を損なうような馬鹿なことをした某都知事もいる。(←これは私のゲスの勘ぐり)

反日的イメージは共産党の正当性を担保するものとして必要不可欠だが、これが現在カビが生えつつある。そこに中国の危機があると著者は言う。p183 これはよく言われることだが、実感が私には今ひとつ掴めない点でもある。これは共産党の上の人と個人的付き合いがないことによるのかもしれない。また、幹部は太子党だとか共青団と簡単に旗幟鮮明にする人などいない。何故ならボスが倒れれば諸共でもっと思慮深く、老獪だとも。p202勿論これも知り合いがいないので分からない。

翻って中国から見る日本を、著者は同胞社会ならではの、僻み、やっかみ、があり、「日本は御し難い」とも。『愚者はほしいままに生き、何も深く考えていない』とも。p210~1 


多分、「中国に媚びたやつだ」との批判を散々に受けた著者が、一番日本人に感じた感情なのかもしれない。