PITTI UOMO 94 3日目、最終日
PITTI UOMO 94 2日目
PITTI UOMO 94 初日
MEN'S EX 7月号 連載
MEN'S EX 7月号
今回の特集はビジネスカジュアル。
ここ数年クールビズが更に広がり、GW明けからはスーツを着たりネクタイをしなくてもいいという会社もかなり増えているようです。
それでもカジュアルなら何でもいいという訳ではないので、ME世代の人達には綺麗で印象良く見えるビジネスカジュアル スタイルが必要だと思います。
7月号はそんなビジネス カジュアルスタイルに使えるアイテムやコーディネートが提案されています。
個人的に興味をそそったのが時計の特集ページ。
軽装になる夏場は時計の露出が増えるので、アクセサリーとしての要素も含めてどんな時計をするかが重要です。
私も夏場は汗をかくのでステンレスブレスのスポーツウオッチがメインになります。
時計のタイプや文字盤やべゼルの色などで随分印象が変わるので、着る服によって時計を選びます。
最近個人的に気になっているスポーツウオッチがこれ。
BELL&ROSS VINTAGE BR123 GMT
ラバーストラップのタイプもありますが、このステンレスブレスの方がいいですね。
どことなくヴィンテージのスポーツウオッチの雰囲気を持ちながら新しさもある。
ベル&ロスのビンテージシリーズは2個所有していますが、クラシックな雰囲気と新しさを持ち合わせたデザインがブランドのデビュー当時から気に入っています。
今のベルロスは値段がそこそこするので、すぐに手が出せると言う感じではないんです。
このくらいの時計をいくつも買うならROLEXや他の高級ブランドを買った方がいいと言う人もいますが、自分はちょっと違うんです。
ブランドがどうこうとか、リセールバリューがどうとかよりも、自分が気に入ったものが一番。
そもそも気に入ったモノは長く使うので、リセールすることは鼻から考えていないんです。
私の連載 ”中村達也の買い足しノート”
今回のテーマは ”オープンカラ―シャツ” です。
今シーズンのバイイングを行った昨年6月のイタリア出張でもオープンカラ―のシャツが多く打ち出されていました。
ご覧のとおり、多くのブランドがオープンカラ―のシャツを打ち出していて、シャツブランドに関しては前回のブログで紹介したドッピオウーソ(ワンピースカラ-)を含めれば、オープン系のカラーを展開していないところはないと言ってもいいでしょう。
それは昨今のクラシック回帰の流れで、ヘリテージなアイテムやレトロなリゾートスタイルが再注目されているのもひとつの要因だと思います。
かつて日本でも真夏にリネンのスーツに白いリネンのオープンカラ―を着て、パナマハットを被ると言うようなスタイルが紳士の夏の装いだった時代がありました。
私が子供の頃は不良や怖い人が着ていたイメージもあります。(笑)
昭和の映画の世界ですね。
近年では80年代前半頃オープンカラ―のシャツが流行ったことがありました。
当時流行っていたのがグルカパンツやショーツ、グルカサンダル、エスパドリーユ、と今の流れと似ています。
なので、オープンカラ-は突然出て来た流行ものではなく、あくまでもクラシックなアイテムが時代性を踏まえたうえでリバイバルしていると言うのが正しいでしょう。
コーディネートは特に難しいことはありません。
裾がスクエアになっているモノは基本的に裾を出して着るのが一般的ですが、場合によってはパンツにインして着てもいいでしょう。
ジャケットやスーツと合わせる場合は、襟を中に入れると平坦に見えるので外に出して着ることをお勧めします。
襟を出すことに慣れていない方は、小ぶりの襟を選ぶといいでしょう。
オープンカラ―のシャツはリラックス感が重要なので、ピタピタのスリムフィットではなく、ゆとりのあるシルエットのモノを選ぶのもポイントです。
プリントのオープンカラ―も今シーズンの流れなのでよく見られますが、オープンカラ―に馴染の無い方は、まず無地のモノを選ぶと良いでしょう。
PITTIの来場者もオープンカラ―を着た人が増えていました。
ご覧のとおり、うちの高田も派手なプリントのオープンシャツをTHE GIGIのスーツに合わせていました。
このオープンカラ―、来年の春夏は更に流れが強まりそうです。
主要なシャツブランドの来春夏のプレコレクションを見ましたが、カジュアルなシャツを展開しているブランドのほとんどがオープンカラ―やドッピオウーゾのシャツを積極的に打ち出していました。
無地のカラバリエーションが増えていますが、プリント柄もかなり増えています。
プレコレクションでこのような感じなので、来週から始まるPITTI UOMOではもっとオープン系のカラーが増えているのではないかと思います。
これに関しては現地からレポートします。
来週火曜日からPITTI UOMO。
月曜から出発なので土日に準備します。
出張の準備、本当に大変なんです。
行く前に既に準備で疲れます。(笑)
と言うことで、次回はフィレンツェからのレポートです。
時差ボケ、寝不足でしんどいですが頑張ります。
楽しみにしていてくださいね。
2018秋冬プレス内覧会
5月30日から6月1日までの3日間、2018年秋冬のプレス内覧会でした。
半期に一度次シーズンのラインナップをプレス関係者にお披露目するのがプレス内覧会。
クリエイティブディレクターの私にとっても重要な会なので、プレススタッフと一緒に来シーズンの打ち出しのアイテムをトレンドも含めてご来場者に紹介しました。
今回はブログの読者の皆様にも内覧会の雰囲気を感じていただきたく、来秋冬のアイテムと流れについて少しだけご紹介したいと思います。
メインディスプレーの3体は全てグレンプレイド。
来シーズンは英国調の流れが更に強くなっているので、特にグレンプレイドは注目の柄です。
一番下のDEPETRILLOのグレンプレイドのジャケットは個人的にもお勧めです。
コーデュロイのスーツにフェアアイルのニットでタイドアップと言う、英国カントリー風のコーディネート。
コーデュロイは今年も重要な素材です。
フェアアイルのようなパターンドニット(柄のニット)が増えているのも来秋冬の傾向です。
シャツはシャンブレーのピンホールカラ-。
80年代後半から90年代前半頃の英国調ブームの頃のスタイルをアップデートさせた提案です。
コートはダッフルコートが注目です。
ゆったりとしたシルエットと長めの着丈がポイント。
上のオレンジのダッフルは80年代に流行ったフレンチアイビーやフレンチトラッドのイメージ。
当時BEAMSのスタッフやお客様の間で大流行したINVERTER(インバーティア)のヘリンボーンのダッフルを素材からシルエットまで当時と近い形で復刻させました。
コーディネートもダブルのブレザーにボーダーのニットという、当時のフレンチアイビーやトラッドのイメージです。
ダッフルコートの流れが確実に来ています。
英国調の流れが更に強まっているので、スーツはチェック柄と幅広のストライプが注目です。
様々なチェックのスーツがありますが、特にグレンプレイドのスーツは来秋冬ハズせません。
幅広で存在感のあるストライプも英国のテイストが強く感じられるので、チェック柄と同様に来秋冬ハズせない柄です。
チェックや幅広ストライプはビジネススーツの流れという事ではなく、あくまでもスーツと言うアイテムの流れなので、これらをビジネススーツとして着てくださいと言う提案ではありません。
もちろん、ビジネスで着られる無地や無地ライクな生地のスーツもたくさん展開しているのでご心配なく。
どちらの柄もタイドアップだけでなく、タートルネックやモックタートルを合わせてリラックスしたスーツスタイルにもお勧めです。
白黒のチェックのスーツに黒いタートルを合わせるような、80年代のフレンチトラッドのようなコーディネートも今また新鮮です。
私はチェックのスーツはたくさん持っているので、来秋冬は幅広ストライプのスーツを何着か揃えようと思っています。
メタルボタンは来秋冬も流れが続いています。
ストライプ、タータンチェック、キャメルカラ-、ウールのデニムと、ネイビーブレザー以外のメタルボタンのジャケットのバリエーションも多いです。
チェックのジャケットは来秋冬も充実しています。
柄物のジャケットのバリエーションはBEAMSの特徴でもあるので、来秋冬もかなりのバリエーションで展開します。
コートのバリエーションもかなり充実しています。
ジャケットやスーツと同様に英国調の柄が充実しています。
モデルのバリエーションもかなりあるので、お好みの一着が必ず見つかると思います。
リラックスしたフィットは既に定番となり、着丈は更に長くなっている傾向です。
長い丈が苦手な方には、詰めるのであればここまでにした方が良いという、私なりの見解を店舗スタッフに伝えていますので、着丈を詰める際は店舗スタッフにお尋ねください。
レザーのバリエーションが増えているのも来秋冬の特徴です。
表革、スエード、ムートンと素材のバリエーションが多く、モデルもライダース、フライトジャケット、ミリタリージャケット、ピーコート、バルスタータイプ、モッズコートなど、かなりのバリエーションがあります。
英国調の流れが強まっていますが、アメリカやイタリアのテイストもしっかり展開することが重要です。
タータンチェックがのバリエーションが増えています。
昨年も見られた流れですが、来秋冬は更にその流れが強くなっています。
イタリア的にアレンジしたタータンより、クラシックなタータンチェックが来秋冬の気分です。
色は定番カラー以外では、この4色が来秋冬らしいカラ―です。
オレンジはブラウンを少し混ぜたようなトーン、イエローはマスタードのようなくすんだトーン、パープルは青味を混ぜたロイヤルパープルから深みのあるダークプラム、グリーンはミリタリーグリーンから英国らしい深いトーンのグリーン、この4色が色々なアイテムに使われています。
オレンジ、イエロー、パープルは発色の良い明るいトーンもありますが、上の画像のようなトーンが、実際に身に着けるにはリアリティーがあると思います。
全体の傾向としては、英国調の流れが強まっているのは間違いないのですが、一方でアメリカやフランスのテイストも出てきているので、それらを上手くミックスしてコーディネートしていく事がポイントだと思います。
英国やアメリカやフランスの流れが来ているから、それらの国のブランドが増えるという事ではありません。
それはあくまでテイストの話なのでお間違いなく。
今やイタリアのブランドもイタリアのステレオタイプのテイストだけではなく、英国やアメリカやフランスのテイストを積極的に取り入れるようになっているのがここ数年の流れです。
イタリア=艶のあるイタリアンスタイル と言う流れではなくなっているのは間違いありません。
なんか難しいな~ と思っている方も多いと思いますが、読者の皆さん中にももバブアー、オールデン、ジョンスメドレー、ボタンダウン、ストレートシルエットのファイブポケットなどを既にコーディネートに取り入れている方も多いと思います。
それは既にイタリアのテイストに英国やアメリカのテイストを自然に取り入れているという事なのです。
来秋冬はそのようなミックステイストが更に進んでいると考えていただければ難しいことはないと思います。
いつものとおり、3日間喋りまくりました。(笑)
ご来場いただいたプレス関係者の皆様ありがとうございました。
皆さん私の話を真剣に聞いてくださり、いつも感謝しております。
来秋冬もよろしくお願いいたします。
そして、いつものやつは残り数部となりました。
プレス関係者で必要な方は早めにプレス担当者にご連絡ください。(一般のお客様には差し上げておりません。)
プレス内覧会の準備、内覧会、同時に来春夏のプレコレクション、ミーティング、週末の社内行事と目まぐるしい1週間でした。
今日で8日連続出勤、明日も明後日も出勤なので10日連続出勤、そして来週月曜日から2週間のイタリア出張です。
役員だからもっと楽した方がいいと周りからは言われますが、楽してる場合じゃないですよね。
現場が大事。
それが私の信念なので・・・
ウェブマガジン FORZA STYLEの特集 ”僕が捨てなかった服” 3回目はIKE BEHARのシャツについてです。
最近BEAMSで展開しているシャンブレーのタブカラ―のルーツは、80年代に私がバイイングしたIKE BEHARなのです。
是非ご一読ください。
FORZA STYLE
http://forzastyle.com/articles/-/53883
シャツ3枚買い
今日は久しぶりの日曜出勤でした。
今週行われるプレス内覧会のディスプレイのコーディネートチェック。
バイヤー陣が組んだコーディネートの最終チェックですが、今回は直し無しの一発OK。
なかなか良いコーディネートができました。
あとは明日、明後日で会場の設営。
そして、水曜日から3日間はひたすら喋るだけなので、しっかり予行演習しないとです。
今日は来春夏のオリジナルの生地のチェックもしていたので、一息ついたところで取り寄せしていたシャツを買いに閉店間際のBEAMS Fへ。
ここ数週間、自分の買い物をする間もないほどバタバタだったので、やっと少しだけ買い物ができました。
今日購入したシャツはこの3枚。
一枚目はGUY ROVERのネイビーワンピースカラ-。
http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/shirt/24111445531/
イタリア語でDOPPIO USO(ドッピオ ウーゾ)と言われているカラ―です。
襟と台襟と前立てが一枚になっているのが特徴でイタリアンカラ―とも呼ばれています。
襟が立ちながらオープンカラ―にのように開くので、イタリアでは夏の定番の襟型です。
今シーズンのレトロリゾートの流れに.はピッタリのカラ―です。
生地はイタリア語でGIRO ENGLESE(ジーロ イングレーゼ)と言われるメッシュ素材です。
日本ではカラミとも言われ、イタリアの夏の定番生地です。
この生地もサラッとしていてとても着心地がいいです。
もともとネイビーのシャツが好きなのでワイド系のネイビーシャツはたくさん持っていますが、ドッピオ ウーゾのネイビーシャツを購入するのは初めてです。
今シーズンはジャケットからシャツの襟を出して着たいので、襟が大きくないギローバーのドッピオ ウーゾは襟を出して大袈裟に見えないのもいいところです。
もちろん、襟をジャケットの中におさめてもいいです。
高田が着ているのが色違いのブラック。
こんな感じでジャケットの中におさめても襟が立ち上がりロールがでます。
ドッピオ ウーゾだからと言って難しいことはありません。
2枚目は、BORZONELLAのシャンブレイのワンピースカラ-。
http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/shirt/24110385395/
これもギローバーと同じドッピオ ウーゾ。
ギローバーと比べると襟が大きくよりクラシックな雰囲気の襟型です。
PRIMO GUERUCILENA氏が着ているのもこのシャツです。
ブルーのダブルのブレザーとも良く合います。
襟を出すとイタリアの伊達男風になるのもこの襟の特徴です。
ボルゾネッラのシャンブレーは、これまでワイドとボタンダウンを何枚も購入しているので私にとっては定番と言えるシャツです。
今シーズンの流れを考えれば、シャンブレーのドッピオ ウーゾは私の定番アイテムに加えるべきシャツでした。
皆さんもシャンブレーのシャツはたくさん持っていると思いますが、ドッピオ ウーゾのシャンブレーは襟型に特徴があるので、これまで持っているものとは明らかな違いを感じると思います。
コーディネートは特に難しいことはありません。
襟をジャケットの外に出すか中におさめるかは着る人の自由ですので、今までシャンブレーのシャツを合わせていた感覚で着ていただければ問題ありません。
シャツ一枚でもオープンカラ―のように見えますので、夏場に向けて襟元が涼しげに見えます。
因みにこのドッピオ ウーゾ、来年の春夏は今年以上に流れが来そうです。
気に入ったモノがあれば何枚か買い揃えておいても良いと思います。
3枚目は、BRILLAのオリジナルのプルオーバーシャツ。
イタリアのALBINI(アルビニ)のロイヤルオックスフォードの生地を使って製品染めを施したシャツです。
裾のカットがスクエアなので、裾はインしてもアウトにしても着られます。
因みに、私は裾をインすることを想定して購入しました。
ベージュのコットンスーツやジャケットのインナーに合わせようと思っています。
ジャケットやスーツにプルオーバーのシャツを合わせると適度にカジュアル感を演出できるので、コーディネートがこなれた印象に見えるというのが狙いです。
ベルトレスのパンツにインしてもいいですね。
因みに、プルオーバーのシャツもドッピオ ウーゾ同様、今年以上に流れが来そうなので、気に入ったものがあれば押さえておいてもいいと思います。
この3枚は今すぐに着るだけでなく、真夏に向けて揃えているという側面もあります。
私も真夏はジャケットやスーツをほとんど着ないので、シャツとパンツでコーディネートがいかにマンネリ化しないかが課題です。
ドッピオ ウーゾは襟型に特徴があり、プルオーバーは前立てに変化があるのと、フルオープンに比べると身幅も多少リラックス感があるのでシャツ一枚でも随分印象が変わります。
シンプルなコーディネートほどこなれ感が重要なので、そういった意味ではこのようなディティールのシャツは夏場に向けてお勧めしたいシャツです。
もちろん、来月のイタリア出張にも持って行くつもりです。
しかし、イタリアのとあるところでオーダーしていたジャケットが予想外の仕上がり。
それも2着連続で。
一着は肩幅と背幅が小さく腕が上がらず、一着は前丈がかなり長くポケットの位置も低い・・・
出張に着て行くのにオーダーしたようなものなので、コーディネートを最初から考えなければなりません。
問題はジャケット。
ゆっくり考える余裕もないで、どうしたものかと・・・
洋服屋の出張は仕事の準備だけではないので大変です。
ウェブマガジン FORZA STYLEの特集 ”僕が捨てなかった服”
二回目はフランスのSUNNY SIDEのマドラスチェックのパンツです。
80年代にフレンチアイビーやフレンチトラッドが流行っていた頃は、こんなマドラスチェックやタータンチェックのパンツにフレンチラコステを合わせるのが定番コーディネートでした。
是非ご覧ください。
FORZA STYLE
http://forzastyle.com/articles/-/53882?pn=4
調布のイタリアン
私は慈恵医大の第三病院に年一度通っているので少し土地勘はありますが、昼飯を食べるところもほとんどなく、正直美味しいご飯を食べさせる店があるとは思っていませんでした。
そんな国領に美味しいイタリアンがあると聞いたのが数年前。
窯焼きのピザを食べさせる店なのにコースしかないと聞いて、最初は微妙な感じかなと思ったのですが、実際に予約して食べてみると予想は大きくはずれ、リストランテのような繊細な料理と独自のピザをコースで提供する店でした。
先日半年ぶりに2度目の訪問。
相変わらずコストパフォーマンスの高い美味しい料理でした。
柔らかいヤリイカと玉ねぎの甘み、マヨネーズと昆布のパウダーの味が不思議にマッチします。
三杯酢とバジルオイルをベースに温泉卵と新玉ねぎを合わせたソースは、お店の方が ”南蛮漬けのような料理” と言うように、和テイストが感じられるフリットです。
前菜1品は本来カルパッチョでしたが、私が生ものが苦手なのでフリットが2品になりました。
違うテイストのフリットを出していただいたので問題なく美味しくいただきました。
ギアラとトリッパの煮込み
添えられている野菜は秋田のセリでソースは白ワインベースのソース。
トスカーナ系の濃いトリッパを想像していましたが、とてもあっさりしていて全くクセがなくとても美味しい。
臓もつ系の料理が苦手な人でも絶対に食べられるトリッパです。
カラスミのパスタ
カラスミをかけてイタリアンパセリを添えたシンプルの極みのようなパスタ。
時間をかけてオーブンでじっくり火を入れた後にピザ窯で周りに焼き目を入れています。
鶏の胸肉とは思えない柔らかさです。
あっさりした鶏肉の風味にブッタネスカソースがよくあいます。
ピッツァ マルゲリータ
全粒粉を使い、ヨーグルトの酵母で発酵させ、玉ねぎの汁を混ぜた水でこねるという、シェフのこだわりが感じられるピザ。
お店の方が 「ウチのピザはナポリピザではありません」 と言うように、しっかりとした食感と噛めば噛むほど味わいが増すピザは、ナポリのピザを謳う店とは明らかに違う独創性があります。
セコンドの後に〆としてピザが出てくるので、お腹の調子で大きさを調整してもらえるのも嬉しいですね。
日向夏とクレマカタラーナのジェラート
日向夏は皮に焦げ目をつけて皮ごと食べられます。
ジェラートの甘さと日向夏の苦味が相まってとても美味しい。
ドルチェもひと手間かけてとても丁寧に作られています。
今回のコースは前菜3品、パスタ、メイン、ピッツェア、ドルチェで¥5,000-(税込)のコース。
コストパフォーマンスはかなり高いです。
青山や西麻布、広尾あたりなら¥7,000-はするでしょう。
オーナーシェフの平さんは、イタリアの星付レストランや日本の有名店で修業され、2012年にこのお店をオープンしました。
これまで2回訪問し同じコースをいただきましたが、イタリアンでありながら和のテイストも感じられる独創的な料理は、当初ピザ主体のコースだろうと勘違いしていた自分が恥ずかしくなるレベルの料理です。
何故このコースで〆がピザなのかは、このお店がイタリアンになる前のストーリーを聞いいて納得。
マイナスポイントをあげるとすれば、既にグルメサイトで高評価を得ているので予約が取りづらいということ。
イタリアンは食べたくなった時に食べるというのが私のポリシーなので、前々から予約するのが苦手なんです。
たまにfacebookで空き情報が出るので、こまめにチェックしないとですね。
決して利便性の良い場所ではありませんが、通過待ちの多い京王線の各駅停車に乗って行っても食べに行く価値のあるお店です。
機会があれば是非食べに行ってみてください。
Don Bravo
おまけです。
最近Instagramにアップしたタイドアップコーディネートまとめてみました。
Instagramやっていない方も多いと思うので、コーディネートの参考になればと思います。
MEN'S EX 6月号 連載
久しぶりの更新です。
GWは仕事があって何日か出社して、休みも色々やることがあって、休んだと言うよりあっという間に終わったという感じです。
最終日の日曜日は夜中に高熱を出して、今週前半は体調不良のなか気力で仕事していました。
なので、ブログを更新したくともできる状況ではありませんでした。(苦笑)
GWが明けるとクールビズが始まる会社も多いようですね。
私も真夏はほとんどジャケットやスーツを着ないので、逆に着られるうちにしっかり着ておきたいという感じです。
なので、最近はジャケットやスーツにしっかりタイドアップして仕事しています。
カジュアルなスタイルでよい日は、こんなジャケットの出番が多いです。
皆さんもご存じの”T JACKET”
左は昨年購入したインディゴブルーのジャージ、右は今シーズン購入したシアサッカーのチェック。http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/jacket/24160086148/
私はTシャツにジャケットというスタイルはあまりしないので、クルーネックのニットやポロシャツと合わせて着ています。
軽くてストレッチがきいていてシャツのようにコンパクトに畳めるのにテーラードジャケットのようなシルエットがでる。
世の中にアンコンと言われるタイプのジャケットは山ほどありますが、T JACKETはかなり良くできたジャケットだと思います。
クールビズにも最適なジャケットですね。
MEN'S EX 6月号の特集も ”脱 スーツ”の流儀。
夏に向けてのビジネスマンの装いについて色々紹介しています。
私の連載、”中村達也の買い足しノート”
今回のテーマは ”アウターシャツ” です。
アウターシャツってなに? という方も多いと思いますが、簡単に言うとシャツのようなディティールを持ち、ジャケットやアウターのように着られる羽織りものの事を言います。
私と同世代の人達には60年代や70年代に流行ったCPOシャツのようなものと言った方がわかりやすいでしょうか。
こんなタイプのシャツが今シーズンは色々なブランドから出ています。
ご覧のように、今シーズンのバイイングを行った昨年6月のイタリア出張でも、このようなシャツタイプのジャケットが多く見られました。
背景には、ここ数年のサファリやミリタリーやワークなどの4ポケットのジャケットの流れが関連していると思われます。
これらのアウターが軽量化してジャケット代わりに着られるようなものが増え、よりシンプルなシャツタイプのものに広がって行ったことが影響しているように感じます。
コーディネートは特に難しいことはないです。
上の画像でもTシャツと合わせているコーディネートが見られますが、Tシャツやクルーネックのニットと合わせると良いでしょう。
パンツはファイブポケットやドローコード入りのパンツ、カジュアルなコットンのパンツと比較的なんでも合わせられますが、スーパースリムのピタピタのパンツとは合いません。
理由は、このタイプのものはリラックス感が重要なので、リラックスしたフィットのものがほとんどです。
それにピタピタのスーパースリムではバランスが合わないからです。
足元はスニーカーやエスパドリーユ、レザーのスリッポンなどが合いますが、レザーのスリッポンを選ぶ時はできるだけ軽いものを選びましょう。
実は、私も本誌に掲載されている DANOLIS を既に1か月前に購入しました。
http://www.beams.co.jp/item/beamsf/shirt/21110515977/
今日も着ています。
合わせはこんな感じです。
昨年購入したBRILLAのオリジナルの半袖のスェット。(今年は展開していません。)
パンツは2年前に購入したC+のノープリーツのホワイトデニム。
仕上がりがワンサイズくらい大きかったので、今の流れに合うゆとりのあるシルエットです。
足元は10数年前に購入したBEAMS Fのイタリア製のビットローファー。(スペリーソール)
時計はBELL&ROSSのVINTAGE123 (初期モデル)
インデックスが焼けていい感じになってきました。
本当のヴィンテージ ミリタリーウォッチみたいで最近さらに愛着がわいてきました。
このDANOLISのシャツジャケット、気楽に着れるのになんとなく新しく見えるのが良いところ。
シャツ並みの値段と言うのもポイントです。
まさに買い足しでコーディネートの幅が広がるアイテムです。
ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
因みに、このシャツジャケット、次の秋冬も継続した流れなので来年の春夏も流れは続くでしょう。
すぐに着れなくなるようなモノではないのでご心配なく。
久しぶりのMEN'S CLUB
久しぶりのMEN'S CLUB。
それも見開き2ページ。
6月号の特集は ”クラシックで遊ぶ”
メンズクラブでクラシックという特集も久しぶりのような気がしますが、内容はメンズクラブ的な解釈で昨今のトレンドであるクラシックなスタイルを紹介しているので、普通のクラシックとは少し目線が違います。
今回のページは ”今どきのクラシック” というテーマで、春夏の定番アイテムでもあるコットンスーツをタイドアップとノータイで、なるべく堅くならずにコーディネートすること。
そして、選んだコットンスーツはコレ。
以前このブログで紹介した、岡山のシャンブレーの生地を使ってCUSTAM TAILOR BEAMSでオーダーしたスーツ。
因みに、本誌の文中にも書かれていますが、今シーズンこれと同じ生地でパンツをワンプリーツにしたBEAMS Fのオリジナルのスーツが売られています。
つまり、これとパンツだけが違うスーツという事です。
タイドアップスタイルはこんな感じです。
シャツはBRILLAのタータンチェックのラウンドカラ―。
ネクタイはネイビーの無地のニットタイを合わせました。
最近画像のようなクラシックなタータンチェックが気分なんです。
来秋冬は英国的なクラシックなタータンチェックの流れもあるので、読者の皆さんも頭の片隅に入れておいてください。
この場合カジュアルなニットタイを選んで、タイドアップが堅く見えないようにすることがポイントです。
もともとコットンスーツにニットタイは定番的な合わせなので、シャツがタータンなら無地のニットタイというのが最初からイメージでした。
なので、ジャケットコーディネートの時もこんな感じです。
以前インスタにアップした画像ですが、ブレザーにタータンチェックのシャツの時もネイビーのニットタイです。
ネイビーのニットタイがVゾーンを引き締めてくれるので、タータンチェックのシャツの甘さを適度におさえてくれます。
因みに、これはある店舗のディスプレイ。
ドットのニットタイを合わせていますが、なんとなくVゾーンがあまくてカワイイ感じになってしまいます。
逆にチーフは堅すぎですね。
すぐに指導しました。
靴はクロケットのブラックのタッセル。
全体にインディゴとネイビーの分量が多いので靴の色はブラックを選びました。
ノータイのコーディネートはこんな感じ。
メンズクラブであれば、ノータイはTシャツにスニーカーかなとも考えたのですが、私には到底似合わないので長袖のスキッパーを合わせました。
合わせているのはZANONEのハイゲージの長袖のスキッパー。
http://www.beams.co.jp/item/beamsf/shirt/21120019716/
このスキッパー、さらさらしていてものすごく着心地がいいです。
ポロシャツでもいいのですが、ボタンが付いていないスキッパーの方がオープンカラ―のような感じでこなれた感がでます。
コットンスーツでノータイの時は、こなれ感をだすのが重要ですね。
襟を出すのに抵抗感がある方も多いと思いますが、襟を中におさめると逆に堅い感じに見えます。
ジャケットと同系色で、このスキッパーのように襟が大きくないモノを選ぶと悪目立ちしないので、襟をだしたことのない人は是非試してみてください。
足元はタッセルでもいいですが、よりカジュアルで軽い雰囲気にしたかったのでビットローファーを合せました。
特に難しいテクニックを使ったコーディネートではないですが、選ぶものを少し変えるだけでコットンスーツのノータイスタイルも随分イメージが変わると思います。
今回久々にメンズクラブでコーディネートを取り上げていただきましたが、実は最近メンズクラブ世代よりもっと若い20代の方々に声をかけられることが多いんです。
皆さんこのブログを見ていたり、FacebookやInstagramを見ているとのこと、20代ということは父親が私より若いという事も有りえます。
でも、若い人達にドレススタイルに興味を持ってもらえると言うのは嬉しいことですね。
私自身若い世代の人達にうける格好を無理にしようとは思っていませんが、結果的にカッコいいと思っていただけるのであれば、そんなに嬉しいことはありません。
メンズクラブの対象年齢に比べれば、もう随分オッサンになってしまいましたが、これからもたまに登場させていただければ嬉しいですね。
編集部の皆さん、頑固親父にはなりませんのでご心配なく。(笑)
”無理に若ぶらず、古臭くもならず”
それが大事かなと思っています。
ウェブマガジン FORZA STYLEの ”僕が捨てなかった服” で、私が捨てなかった服を数回にわたり紹介します。
第一回目は、最後のVAN世代とも言える私が高校一年の頃に初めて買ったKENTのマドラスチェックのジャケットについてです。
私がイタリアの服を紹介してもありきたりなので、フレンチトラッドやアメカジのアイテムや英国ブランドを中心に紹介して行きます。
正直このジャケットが採用されるとは思っていませんでした。
是非ご覧ください。
FORZA STYLE
http://forzastyle.com/articles/-/53687
セミナー
先週の名古屋のトークショーに続き、今週は初めて企業向けのセミナーを行いました。
過去に何度か知り合いのスタイリストさんを通じて企業向けのセミナーを依頼されたことがあるのですが、タイミングが合わず機会を逃していました。
なので、今回が私のキャリアの中で記念すべき初めての企業向けセミナーでした。
今回のセミナーのご依頼は、企業向けの戦略コンサルティングをされている 株式会社ドリームインキュベータ(DI)様
参加者は50名でした。
トレンドという事ではなく、”誰にでも印象良く見えるスーツの着こなし” というテーマで、ビジネスシーンにおける基本的なスーツスタイルをサイズ選びからお直し、コーディネートまでお話しました。
司会は新潟、名古屋のトークショーに続きプレスの小林が担当しました。
名古屋のトークショーが終わってからセミナーに向けての準備にかなり手間取って、前日は眠れないほど緊張していましたが、始まってしまえばジョークを交えながら場を和ますスムーズな司会進行。
私と同様に企業向けセミナーの司会は初めてだったので、何事も経験ということですね。
司会があまりにもうまくなったので、会社の大きな行事の司会も任せようかという話になり、かなり焦っていました。(笑)
ジャケットのサイズ選びのポイントとお直しのポイントは実際に参加者に着ていただいて説明しました。
サイズが合っているスーツを着ることは、着心地だけでなく見た目に大きく関わることなので、肩やウエストまわりのフィット感、袖丈や着丈の長さなど、スーツを購入する際にチェックすべきポイントを細かくお話しました。
太っている方や痩せている方のサイズ選びや袖丈を合わせる際の基準など、参加者の皆さんが今まで意識していなかったことも多かったようで、熱心にメモをとられていました。
パンツはBEAMSのスタッフが実際に着用して、NG例を主にお話しました。
私が電車の中や街中で見かけるビジネスマンの中で最も気になっているのがパンツの丈の長さ。
右のようにクッションを入れて裾をダブつかせて穿いている人を多く見掛けますが、これでは足が短く見えてしまい、パンツのシルエットが台無しです。
左の正しい丈と比べると視覚的な効果の違いも一目瞭然です。
参加者の皆さんも納得されて、ご自身の裾の長さを確認していました。
パンツのシルエットが綺麗にでるとスタイルが良く見えるので、スーツスタイルの印象がかなり良くなります。
シャツもBEAMSのスタッフが実際に着用してお話しました。
最近はスリムフィットのシャツが一般的になったので、ボディーに関しては以前のようにダボダボのシャツを着る人は少なくなりましたが、ネックサイズに関しては選び方が曖昧な人も多いです。
大き目のネックサイズのモノを着て襟が重なっている人や、逆に小さめのモノを着て第一ボタンをとめずにネクタイを緩めている人も街で良く見かけるので、適正サイズを着てネクタイをすることの重要性をお話ししました。
Vゾーンは特に目につくところなので、適正サイズをきちっと着ることは印象の良さに影響する部分です。
ネクタイの結び方もビジネスマンにとって重要です。
一時期に比べると随分少なくなりましたが、街中でもテレビでもいまだに ”おにぎりみたいな大きなノット” の人を見掛けます。
今の流れはプレーンノットですが、何故それが今主流になっているかもお話しました。
そして、スタッフによるプレーンノットの結び方の実演。
BEAMS Fのスタッフの具志堅が実演しましたが、緊張してうまく結べません。(笑)
ネクタイで重要なポイントはディンプルを作ること。
今回の参加者の中にはプレーンノットでディンプルを作られている方が多かったですが、ディンプル自体を知らない方もいらっしゃったので作り方も実演してお見せしました。
最近はシャツの第一ボタンを外してネクタイを緩めている人を街中で多く見掛けますが、せめて大事な商談の時はボタンを閉めてネクタイをしっかり結んだ方が相手に対しての印象が良くなることをお伝えしました。
Vソーンは特に目につくところなので、ここがだらしないとスーツスタイル全体の印象も悪くなってしまうというのが大きなポイントです。
そして、スーツの生地や色柄の基本的な選び方についてもお話しました。
日本では最近黒いスーツを着たビジネスマンを多く見掛けますが、世界的に見ても黒いスーツをビジネスで着るのは日本人とドイツ人だけと言われています。
最近はそれに中国が加わっていますね。
イタリアの某有名生地ブランドが ”ORIENTAL EXPRESS” というブラックばかり集めたコレクションを展開していますが、まさにそれを物語っています。
ビジネスで着るダークスーツはネイビーかグレーを選んで、ストライプも目立たない控え目なモノを選び、少し変化をつけるのであればマイクロチェックのような遠目に無地に見えるモノを選ぶとコーディネートのバリエーションが広がるというお話をしました。
黒いスーツは絶対にNGという事ではないですが、着るのであればモノトーンでコーディネートした方が良いと思います。
黒いスーツにピンクやサックスのような明るいカラ―のネクタイを合わせている人を良く見かけますが、それはNGだとお伝えするのを忘れていました。
シャツは色や柄の話をメインに。
日本では圧倒的にホワイトシャツを着たビジネスマンが多いですが、我々プロからするとベーシックな無地のスーツにホワイトシャツでネクタイを選ぶのは意外と難しいものです。
無難なVゾーンは作れても気の利いたVゾーンを作るのは私でも迷います。
白いシャツしか着れないという制約が無ければ、ブルーのシャツやオーソドックスなキャンディ ストライプを選ぶとコーディネートの幅が広がるというお話をしました。
これ以外にもバッグの選び方や靴の選び方をお話をして質疑応答へ。
セミナー中、ファッション用語でわからないことはすぐにネット検索されている方が多かったので、質問も今回のセミナーの趣旨を踏まえた的確な質問でした。
思わず、私も小林も ”良い質問ですね” と言葉がでてしまうほど。
我々も見習わなければならないところです。
自分で何も調べず、なんでも質問してくるスタッフが最近多いのが気になっていたので、仕事に対する意識の高さはこういうところに現れるものだと感じました。
セミナー終了後は参加者の皆さんと店舗スタッフやプレススタッフを交えた懇親会。
金曜の夜なのでセミナーが終わったらすぐに帰られる方も多いかなとも思っていたのですが、皆さん残られて懇親会の最中もスタッフに色々熱心に質問をされる方が多く、我々にとっても嬉しい限りです。
用意したサンプルも色々ご試着いただきましたが、アットリーニの着心地には皆さん驚かれていました。
もちろん、50万円というお値段にも驚かれていましたが・・・
今回のセミナーはスーツはユニフォームではないという事を念頭に、サイズの選び方や、お直しの重要性、色や柄の選び方、ネクタイの結び方、合わせる靴やバッグの選び方など、ビジネスシーンにおいて最も重要な清潔感があって印象良く見せる方法の基本的な部分をお話させていただきました。
正直セミナーが始まる前までは、あまり興味がなく会社の命令で仕方なく参加されている方もいらっしゃるかなと思っていたのですが、皆さん私の話を真剣に聞いてくださり、熱心にメモを取られている方がほとんどで、参加するからには何かを吸収しようという意識の高さには驚きました。
過去に色々な場で講義をしてきましたが、これほど参加者の意識が高い会は初めてです。
セミナーの最後にお話したのですが、値段や購入されるお店に関係なく、清潔感があって印象良く見えるスーツスタイルを作ることはできます。
ただし、その基本となるサイズ選びや補正しなければならない箇所や寸法などがお客様まかせでアドバイスしない(できていない)お店も多く、何がご自身に合っているのかわからないまま、なんとなくスーツやシャツを購入され着ている方も多いように感じます。
結果的にサイズが大きかったり逆にピタピタすぎたり、袖丈やパンツの丈が長かったり、シャツのネックが大きかったり、ネクタイをしっかり結んでいなかったり、結び方が間違っていたりと、清潔感あって印象良く見えるスーツスタイルとは程遠くなってしまっている人が多くなっているように感じます。
つまり、販売する側もお客様もそういう基本的なことに対しての意識が高ければ 清潔感あって印象良く見えるスーツスタイルのビジネスマンがもっと増えるのではないでしょうか。
私の結論は、しっかりアドバイスしてくれるお店で購入してもらいたいということ。
もちろん、それがBEAMSであれば一番うれしいですが、皆さんの好みや予算もあると思うので、良い縁があればと言う感じです。
次回機会があれば、今度はコーディネートについてお話したいですね。
今回も質問で少し出ましたが、コーディネートが難しいと感じられている方も多いようです。
制約がある中でのビジネス向きのコーディネート、実は私結構得意なんです。
今回ご依頼いただきました株式会社ドリームインキュベータ(DI)様、ありがとうございました。
私にとって初めての企業向けのセミナーでしたが、皆さんが興味を持って真剣に聞いてくださり本当に嬉しく思います。
また何かあればお声掛けください。
美味しいプロセッコ用意してお持ちしております。(笑)
株式会社ドリームインキュベータ(DI)
http://www.dreamincubator.co.jp/