ELEMENTS OF STYLE -35ページ目

メガネ選び

 

子供のころからずっとメガネとは無縁の生活を送ってきましたが、40代後半ごろから老眼の症状が出始め、シニアグラスをかけるようになり、その後眩しさを感じるようになり眼科で検査したところ軽度の白内障でサングラスが必需品に、更に乱視が出始め免許の更新は通ったものの安全の為自主的にメガネをかけるようになりました。

 

 

かけ始めのころはメガネには詳しくなく、こだわりも無かったのですが、定番のレイバンを手始めに色々なブランドのサングラスやメガネをかけ始めると徐々に違いも分かるようになり、興味も湧いてくるもので、まわりの人たちがどんなメガネをかけているのかチェックするようになりました。

 

 

そんな時、うちのイケメン達がかけているメガネが気になり、どこのメガネか聞いてみると、二人とも同じメガネということ。

 

 

 

 

 

色違いのこのメガネ、彼らがイタリア出張の時によく通っているミラノの秘密のメガネ屋?のものかと思ったら、なんと日本製。

 

 

日本製(鯖江)のメガネは下手なインポートブランドより作りが良いことは知っていたのですが、デザインや作りが良いものは意外と値段が高いので、今までは手を出していませんでした。

 

 

しかし、西口と高田がかけているのを見て、かなり良さそうなので自分も真似して作ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このメガネ、大阪の”GLASS FACTORY ”というメガネのセレクトショップのオリジナル。

https://glassonline.jp/products/detail/199

 

 

 

 

 

高田とお揃いです。(笑)

 

 

レンズはちょっと奮発してCARL ZEISSのレンズを入れました。

 

 

形は今まで購入したメガネで一番しっくりきているボスリントン型。

 

 

なんとなく自分にはボスりんトン型が合っているような感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西口に勧められてクリップで着けられるカラーレンズもオプションで購入しました。

 

 

 

 

 

意外と後付け感がなく、サングラスっぽく見えるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メガネ拭きがペイズリーと言うのも洋服屋としてはうれしいですね。

 

 

 


こういうちょっとしたセンスの良さは買うほうにとっては嬉しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初の鯖江製メガネですが、作りはとてもしっかりしていてフィット感も素晴らしいです。

 

 

フレームの大きさや形もイメージどおりで、しっくりきているのでかなり気に入っています。

 

 

あとは、イケメン達のように似合っているかどうかですね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋服もそうですが、気に入ったものがあると色違いやモデル違いで揃えたくなる性分なので、次回はこれを購入しようか検討しています。

 

 

 

前から試してみたかったコンビネーションフレーム。

https://glassonline.jp/products/detail/378

 

 

実物を見てみたいので、次回の関西出張の際にGLASS FACTORYの店舗に行ってチェックしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近はBEAMSでもメガネやサングラスを多く扱うようになったので、詳しい人達に色々聞いたりフィッティングしてみたりして勉強しています。



メガネは奥が深いですね。

 


メガネ初心者の私、これから色々勉強します。


 

 

 

GLASS FACTORY

http://www.glassfactory.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スモール バッグ


 

財布、小銭入れ、定期入れ、スマホ、鍵、シニアグラスと、アウターのポケットに収まりきらない持ちものが結構あるので、それらを入れて持ち歩く小さなバッグは休日の必需品です。

 

 

休日のスタイルは基本カジュアルなので、持つバッグもカジュアルなテイストのものばかり。

 

 

最近特によく使っているのがこれらのバッグです。

 

 

 

 

BRIEFINGのカモフラのポーチ。

 

 

数年前に原宿のBEAMS PLUSで購入したこのポーチ、当時はカモフラブームだったので最初は柄に誘われて購入したのですが、使ってみるとポケットがたくさんあって意外と収納力もあり使いやすく、それ以降ヘビロテで使っています。

 

 

その後、同じモデルの無地が欲しくななり購入したのが現行のQL DOUBLE ZIP POUCH。

 

 

 

 

 

グレーにブリーフィングのアイコンの赤いラインのコンビネーションも刺さり、この色をチョイスしました。

 

 

コーデュラナイロンのグレーは意外と少ないですが、洋服の色を選ばないのでかなり重宝しています。

 

 

因みに、1月のPITTIでカモフラのポーチを持っているスナップを撮られました。

 

 

 

 

ロストバゲージでバッグが無いので、急遽バッグインバッグに使っていたこのバッグに仕事用の道具を入れてクラッチバッグの代わりに使っていたのですが、どうやらSTILE LATINOのグレンプレイドのコートとのコントラストが良かったようで、かなりアップで撮られていました。

 

 

傘はホテルの名前が入っている貸し出し用ですが(苦笑) 、なんとなく絵になっている感じがします。(笑)

 

 

本当に今回の出張はこのポーチがあって助かりました。


個人的にも数年使って気に入っているのでお勧めしたいのですが、なんとこのQL DOUBLE ZIP POUCH今月の入荷分で廃版になるようです。

 

 

後継モデルがあるかどうかわかりませんが、もし気になる方は最終デリバリー分を早めに押さえていただいた方が良さそうです。

 

 

私ももう一色買っておこうかと思っています。

 

 

詳細はこちらをご覧ください。

http://www.briefing-usa.com/item/detail/1_1_BRF387219_1/160

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリーフィングとは毛色が違うのがこのポーチ.。

 

 

 

 

 

TWENTY EIGHTYのキャンバス ポーチ。

 

 

トゥエンティ エイティは、キャンバスのトートバッグのイメージをクラッチバッグやドキュメントケースに落し込んだデザインが特徴の日本のブランドです。



以前BEAMSのウィメンズでクラッチバッグを展開していたので、ブランド自体は知っていたのですが、BEAMSで展開していなかったネイビーベースのクラッチをネットで探していた時に偶然見つけたのがこのポーチです。

 

 

ネイビーにグリーンの帯というアメリカっぽいカラーリングが刺さり、実物を見ないままサイズだけチェックしてネットで購入しました。

 

 

このポーチ、メンズで使っている人がほとんどいないのか、持っていると ”どこのポーチ?” と必ず聞かれます。

 

 

アメリカのキャンバストートを好きな人が私のまわりにはたくさんいるので、これは見た目だけでも刺さるのだと思います。

 

 

アイビー世代という事でしょうか。

 

 

生地はアメリカ製のトートと同じ堅さとハリのある高密度のキャンバスを使っています。

 

 

ブリーフィングのような収能力はないので、最低限の持ち物で済むときはこれを使うことが多いです。

 

 

因みに、ネイビーベースのクラッチも一緒に購入しました。

 

 

 

 

これもかなり気に入っています。

 

 

トゥエンティ エイティのこのシリーズは、カラーバリエーションも多いので色違いで揃えたくなります。

 

 

ユニセックスなので、奥様やパートナーと兼用するのもいいですね。

 

 

トゥエンティ エイティはネットで検索すると色々なサイトで売られていますが、ホームページがありますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

http://twentyeighty.jp/product/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今シーズン新たに購入したのがこのバッグ。

 

 

 

 

 

英国のバッグブランドCHAPMANのSMALL POUCHです。

http://www.beams.co.jp/item/beamsf/bag/21610096343/

 

 

英国製のスモールバッグは今までほとんど見たことがなかったので、代理店でサンプルを見たときからかなり刺さっていました。

 

 

なので、迷わず2色買いしました。

 

 

英国の伝統的なフィッシング バッグで使われているゴム引きのキャンバスを使い、ハンドルは英国製のベジタブル タンのレザー、金属はブラスと、英国テイスト満載のところも気に入っているポイントです。

 

 

 

 

ハンドルに手を通して持てるので、抱えるバッグのように腕が疲れないのも良いところです。

 

 

コーデュラ ナイロンを使ったブリーフィングは今のアメリカのテイストトゥエンティ エイティはクラシックなアメリカのテイスト、そして、チャップマンはクラシックな英国テイストと、それぞれテイストは違いますが全て気に入っています。

 

 

カジュアルなスモールバッグの良いところは、レザーのそれにありがちな、ひと昔前のセカンドバッグや集金バッグに見えないところ。

 

 

ジャケットやスーツスタイルの時は別ですが、カジュアルなスタイルの時は、やはりカジュアルなスモールバッグの方が自分にはしっくりきます。

 

 

このチャップマンのポーチ、私が購入したカーキとネイビー以外にオリーブとボルドーがあります。

 

 

英国製のスモールバッグはノーチェックの方も多いと思います。

 

 

ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご覧になってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は大学生の頃からこのような小さなバッグを使っていましたが、使い始めたきっかけは当時BEAMSのスタッフが黒いナイロンのポーチを使っていたのを見たのがきっかけでした。

 

 

確かアメリカ製のBAGENDS(バッグエンズ)というブランドのコーデュラナイロンのポーチPORTERのGRIPPERのポーチだったように記憶しています。

 

 

当時熱烈なBEAMSファンだった私が、BEAMSのスタッフが持っていて真似しない理由はどこにもありませんでした(笑)。


そして、当時は大学生もブランドもののセカンドバッグを持つのが流行っていた時代だったので、彼らと同じにはなりたくないと言う、洋服屋 予備軍?のプライドもあったように思います。

 


因みに、ポーターのグリッパーのポーチは既に廃版となっていますが、B印 YOSHIDA の別注として今も売られています。

http://www.beams.co.jp/item/bjirushi/wallet/34610015176/

 

このポーチ、80年代 多くのBEAMSのスタッフが持っていたポーチでした。


私が大学生の頃BEAMSのスタッフを真似て買った最初のスモールバッグがこれでした。


因みに、入社後も使い続けて、数年前にB印 YOSHIDAで購入して今でも持っています。

 

 

ブリーフィングを買うまでは、これをバッグ イン バッグとして使っていました。

 

 

なので、このポーチは懐かしくもあり、思い入れもあるポーチなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介したスモールバッグ、どれもお勧めです。

 

 

手頃なプライスで気楽に持てるのも良いところです。

 

 

バッグ イン バッグとしても使えるので本当に重宝します。

 

 

スモールバック歴30数年の私、これからもいいもの見つけたら買い続けそうです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018春夏 トレンド解説動画 VOL.4 アップしました。

 

 

 

今回はキーワード編です。



今シーズン押さえておきたいアイテムや着こなしのキーワードを解説しています。

 

 

是非ご覧ください。

http://www.beams.co.jp/feature/180126/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MEN'S EX 連載 3月号

 

MEN'S EX 3月号

 

 

今回の特集は ”どうしても欲しいスーツ”

 

 

 

 

 

 

人気ブランド スーツカタログのページを見ると,、色々なスーツが出ていますが、私が気になったのはスーツに合わせているシャツの襟型。

 

 

襟の開きの大きいカッタウェイのシャツが少なく、セミワイドやレギュラーっぽい襟が多くなっています。

 

 

数年前からいち早くその流れを取り入れていた我々は、当時は ”そんなの流行るわけない” とか ”BEAMSだけで他のショップではやっていない” とか散々言われましたが(苦笑)、今や多くのショップやブランドがそれらの襟型を展開しています。


セミワイドやレギュラーカラ-が流行りだと思われている方も多いようですが、そもそもカッタウェイ自体が、ここ10年くらいのクラシックの中では流行だっただけでそれが主流になる前はセミワイドやレギュラーが一般的でした。

 

 

そして、更にその前はタブカラ―やラウンドカラ―もクラシックでは一般的だったのです。

 

 

もちろん、カッタウェイもクラシックな襟型なので、その当時もありましたが、それが主流だったのか、そうでなかったかというだけの話です

 

クラシックは変わらないと言っても、その時代の流れを取り入れながら変化していくものなので、ずっと同じ形やディティールやシルエットが永遠に続くという事はありません。


今のクラシックの流れは英国テイストが強くなっているので、襟腰が高いカッタウェイではなく、セミワイドやレギュラーやタブカラ―やラウンドカラ―など、英国のクラシックなテイストを取り入れた襟型が主流になっているのは当然の流れなのです。


これまで日本で人気だったカッタウェイの襟型を展開していたブランドでさえも ”カッタウェイはさすがに古い” と言っているのが事実なので、カッタウェイ以外の襟型が出てくることは、トレンドと言うよりは”クラシックの中での変化” と考えた方がいいでしょう。

 


ベーシックな襟型のシャツをお求めになる際は、カッタウェイよりは普通のワイドスプレッドやセミワイドやレギュラーを購入された方が、今後長く着られる可能性が高いと思います。

 

 

そして、さらにお洒落を楽しみたいという方は、タブカラ―やラウンドカラ―やピンホールなど、より特徴のあるクラシックな襟型を選んで楽しむというのが良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、私が最近個人的にオーダーしたシャツです。

 

 

 

 

BAGUTTAのピンホールカラ-


ピンホールカラ-は私が高校生の頃流行っていた襟型です。

 

 

70年代後半から80年代のクラシック スタイルには欠かせない襟型でした。

 

 

私にとってはアメリカン ブリティッシュのイメージですね。

 

 

とても懐かしい襟型です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”

 

 

 

 

 

今回のテーマは ”4ポケットジャケット” です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンのバイイングを行ったPITTI UOMOやミラノのショールームでも4ポケット ジャケットが多く打ち出されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、アウターブランドだけでなく、ジャケットやスーツブランド、シャツやニットブランドからネクタイブランドまで、とにかく多くのサプラーヤーが4ポケットジャケットを打ち出しているのを見ても、4ポケットジャケットが今シーズン注目されているのは間違いありません。

 

 

これは今に始まった訳ではなく、数年前からサファリ、ミリタリー、ワーク、アウトドアと、様々なテイストの4ポケットジャケットが見られるようになり、最初はそれぞれのカテゴリーで分かれていたこれらのジャケットが、様々なテイストをミックスしながら徐々にアップデートされて今シーズンに至っていると考えた方が良いでしょう。

 

 

以前はアウターとして着られることが多かったこれらのジャケットも、ジャケットのように着る提案が非常に多いのも今シーズンの傾向

 

 

上の画像のように、ジャケットの上に羽織るのではなく、シャツやポロシャツやTシャツ、クルーネックのニットの上にカジュアルなジャケットのように羽織ったり、タイドアップしたシャツの上に直接羽織るディスプレーが多いのも、今シーズンの流れを物語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PITTIの来場者も4ポケットジャケットを着るスタイルが多く見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のように、4ポケットジャケットをアウターとしてではなく、カジュアルなジャケットとして着るスタイルが来場者にも多く見られるようになっています。

 

 

うちの西口もニットポロの上に4ポケットジャケットを普通のジャケットのように着ていますが、まさにこんな着こなしが今シーズンらしいコーディネートと言えます。

 

 

普通のジャケットと違って袖をまくるなど ”こなし” を入れられるのも4ポケットジャケットの良いところです。

 

 

普通のジャケットの袖をまくって着るのは難易度が高いですが、4ポケット ジャケットなら難易度も低く、リラックスした雰囲気で着こなせるのもいいところです。

 

 

4ポケットジャケットと言うと、M-65タイプのものを持っている方が多いと思いますが、今シーズンの4ポケットジャケットは襟が付いている方がいいので、ミリタリーテイストのフィールドジャケットを選ぶ場合はM-65タイプではなくM-43タイプの方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンBEAMSでも様々な4ポケットジャケットを展開していますが、私が個人的に気に入っているのがこのジャケット。

 

 

 

 

 

 

今シーズンから新たに展開するイタリアのアウターブランド EQUIPE 70'S (エキップ セッタンタ)のデニムの4ポケットジャケット。


連載ページの右側に掲載されているジャケットです。

 


元々あったM-43タイプのモデルから、数か所ディティールの変更を加えたBEAMSのエクスクルーシブモデルです。

 

 

ホワイトデニムもあります。

 

 

 

 

イタリア製で¥56.160-という価格も魅力です。

 

 

ジャージジャケットやニットジャケットを持っている方は多いと思いますが、今シーズンは4ポケット ジャケットをワードローブに加えるとコーディネートの幅が広がると思います。

 

 

新しいアイテムを買い足す必要もなく、手持ちのアイテムと合わせられるのも、この4ポケットジャケットの良いところです。

 

 

是非お試しになってみてください。

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年春夏 トレンド解説動画 VOL.3 アップしました。

 

 

 

 

今回はカラー編です。

 

 

今シーズン注目のカラ―と着こなしを解説しています。

 

 

是非ご覧ください。

http://www.beams.co.jp/feature/180126/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンブレイのスーツ


 

いち時期増減もないまま落ち着いていたブログのアクセス数。

 

 

さすがに時代の波で ブログ→Facebook→Instagramと言う流れになってきたのかなと思っていたのですが、昨年の秋くらいからアクセス数が再び増え始め、1月は58万のアクセス数がありました。

 

 

通常イタリア出張時のアクセス数は増えるのですが、例年よりアップ数が少ないにも関わらず多くの方にご覧いただきました。

 

 

ありがとうございました。


アクセスを増やす方法はいくらでもあるのですが、それは私のブログの趣旨とは違うので、これからも今のスタンスは変えずにやっていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

1月はイタリア出張の話ばかりでしたが、今回は春夏のお勧めについてです。

 

 

 

 

 

 

昨年このブログでも少し紹介した CUSTOM TAILOR BEAMS” でオーダーしたシャンブレイのスーツ。

 

 

 

 

 

岡山のシャンブレーの生地を使って、BEAMS Fのオリジナルで展開しているチェンジポケット付のジャケットと2インプリーツ サイドアジャスターのパンツという組み合わせでオーダーしました。

 

 

シャンブレイ(アメリカ)、テーラーリング(軽く柔らかいイタリア的な仕立て)、英国テイストのディティール(チェンジポケット、サイドアジャスター)という、米×伊×英というミックステイストというのが、このスーツをオーダーした狙いでした。

 

 

 

 

 

 

 

昨年6月のイタリア出張でも着ていました。

 

 

 

 

シャンブレーのタブカラ―にクレストタイ、足元は黒のタッセル。

 

 

コーディネートもミックススタイルでした。

 

 

 

 

 

 

 

GQの ”The Best Street Style from Pitti Uomo 92” のトップページでも、このスーツを着た画像が使われています。

https://www.gq.com/gallery/street-style-pitti-uomo-92#intcid=dt-recirc-cral2_2

 


 

 

西口と高田のかなり攻めたコーディネートに比べると私はかなりシンプルですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

国内出張にも良く着て行きました。

 

 

 

 

シャンブレイのシャツを濃淡のコントラストでノータイで合わせると言う、一見誰にでもできる当たり前のようなコーディネートですが、チェンジポケットやサイドアジャスターというディティールのおかげでシンプルなコーディネートも味気ない雰囲気にはなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

上下をバラしてジャケットとしても着ました。

 

 

 

 

英語で”BROKEN SUITS”(ブロークン スーツ)、 イタリア語で”SPEZZATO”(スペッツァート)と言われる、スーツの上下をバラして着るコーディネートは数年前からイタリアのサプライヤーから提案されていましたが、まさにそれですね。

 

 

シャンブレーの生地ならスーツをバラして着るのも無理なくできます。

 

 

このスーツをオーダーしたきっかけは、数年前にあるブランドが展開していたシャンブレイのスーツ。

 

 

洗いをかけて少し色落ちしたカジュアルなセットアップ的なスーツだったのですが、すごく雰囲気のいいスーツでした。

 

 

ここ数年、春夏はコットンスーツをよく着ていたので、その当時のイメージが残っていた私は、新たにコットンスーツをオーダーする場合はシャンブレイのスーツを作ろうと閃きました。

 

 

しかし、オーダーバンチにあるイタリア製の生地は柔らかすぎてイメージどおりのものがなく、お取引のある岡山の生地屋さんに自分のイメージを伝えてシャンブレーの生地を探してもらいました。

 

 

伝えたイメージは、”シャツ生地ではなくパンツも作れるようなしっかりとした打ち込みのあるシャンブレイの生地”

 

 

すると、イメージどおりの生地があるある。(笑)

 

 

最近はSTILE LATINO や PAIDEIA など、BEAMSが扱うイタリアのブランドもデニムやコットンやリネン素材に関しては日本の生地を使うことが多くなっています。

 

 

実は、いまイタリアでも日本製のデニムやシャンブレーやチノが非常に注目されていて、多くのブランドが日本製の生地を使っています。

 

 

そして、”JAPAN FABRIC” というのがウリになっているというのが実情です。

 

 

この生地、コットン100%ですが意外と皺になりません。


パンツの膝も抜けずクリースも消えにくい。

 

 

さすが打ち込みがしっかりした日本製の生地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分でオーダーしてみてかなり気に入ったのと、まわりの人達からの評判も良かったので、今シーズン同じ生地を使ってBEAMS Fで展開することになりました。

 

 

 

 

 

 

ジャケットは私がオーダーしたモデルと全く同じ。

 

 

私は裏地をブラウンにしたのですが、なんとなくしっくりこなかったので青味のあるパープルにしました。

 

 

チェンジポケットはハズはずせないディティール。

 

 

これでパッチポケットや普通のフラップポケットであれば、このスーツを作った意味あいが変わってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンツはワンプリーツのベルトループ付にしました。

 

 

 

 

私がオーダーした2インプリーツのサイドアジャスターにしたかったのですが、ベルトレスのパンツに馴染めないお客様もまだまだ多いという店舗からの声もありワンプリーツにしました。

 

 

もちろん、スリムなノープリーツと言う選択肢はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

このスーツ、コットンスーツをお持ちでよく着られる方には是非着ていただきたいスーツです。


タイドアップ、ノータイどちらでも着られて、上下をバラしてセットアップ的な使い方もできます。

 

 

今シーズンならポロシャツと合わせて着てもいいでしょう。

 

合わせるシューズは、おそらく多くの方が持っていると思われるタッセルが良く合います。

 

 

そして、今シーズンはビットローファーと合わせるのもいいでしょう。

 

 

お値段は¥75.600-(税込)

 

 

この生地をイタリアに輸出してイタリアのブランドで作れば相当高くなることを考えると、フル毛芯の本格的な仕立てのスーツでこの値段はバリューがあると思います。

 

 

私が実際に着てみて、その良さを皆さんにもお伝えしたくて展開したスーツです。

 

 

まだ入荷していませんが、ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせのうえ、是非ご試着してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、インポートブランドでも似たものを展開しています。

 

 

 

 

 

 

DEPETRILLOのコットン×リネンのデニム。

http://www.beams.co.jp/item/beamsf/suit/21170143380/


こちらは2インプリーのサイドアジャスターです。

 

 

このスーツは既に入荷済みです。

 

 

合わせて是非お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年春夏 トレンド解説動画 VOL.2 アップしました。

http://www.beams.co.jp/feature/180126/

 

 

 

 

今回はカジュアル編です。

 

 

今シーズンのカジュアルコーディネートに役立つアイテムを紹介しています。

 

 

是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PITTI UOMO 93 続報

 

毎日寒い日が続いていますね。

 

 

零下の気温は新潟出身の私でもこたえます。

 

 

今では考えられませんが、中学生や高校生の頃は雪が降ってもライナーなしのバルカラーにローファーで通学していました。

 

 

なので、先週の大雪でもPARABOOTSを履いて早足でガンガン歩けるんです。(笑)

 

 

これだけ寒い日が続くとタートルネックが重宝するので、先週はほぼ毎日タートルネックでした。

 

 

自分は首が長いのでタートルは似合わないと思っていたのですが、数年前に意外と似合う事がわかり、それ以来ハイゲージからローゲージまでかなりの枚数のタートルネックを買い揃えました。

 

 

今週のスタートもタートルネック。

 

 



 

ERNESTOのジャケットにDRUMOHRのキャメルカラ-のタートル。

 

 

パンツはGERMANOの2プリーツのオフホワイトのコットンツイル。

 

 

コートはSTILE LATINOのキャメル色のカセンティーノ、マフラーは10年以上前に購入したスコットランドのGLEN PRINCEのウインドウペンのカシミアマフラー。

 

 

 

 

キャメルとブラウンとオフホワイトの同系色でまとめたコーディネート。

 

 

最近はブルー系だけでなく、こんなトーンのコーディネートがお気に入りです。

 


キャメルやブラウンは来秋冬も引き継き傾向のカラ―なので、来秋冬もこのコーディネートそのまま着られそうです。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回はPITTI UOMOの続報です。

 

 

現地でレポートできなかったブランドの傾向をレポートします。

 

 

 

 

 

 

 

 

THE GIGI

 

 

ハウンド トゥースのバルカラー、コーデュロイのジャケット、アーガイルやクリケットセーターと、ジジも英国調の柄と素材の打ち出しでした。

 


 

 

 

英国調の打ち出しが多いPITTIでしたが、アーガイルは意外と少なかったという印象です。

 

 

バルカラーのフロントボタンをスナップにしているのが新しい提案でしたが、これは個人的にはいまひとつ・・・

 

 

ちょっとヒネリ過ぎかなというのが正直な印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に刺さったのが、コーデュロイにグレンプレイドのプリントを施したこのジャケット。

 

 

 

 

ジジのメインコレクションはミラノで見れなかったので、カラーバリエーションも含めて日本の展示会でチェックします。

 

 

ジジのコレクションはキャンセルになる生地が多いので、キャンセルになっていなければいいのですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

後染めか製品洗いのガンクラブのジャケット。

 

 

 

 

ダブルブレストですが、クルミボタンで少しカントリー調に仕上げています。

 

 

イタリアの服でも少し素朴で野暮ったい雰囲気に仕上げるのが来秋冬の流れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリケットセーターもあります。

 

 

 

 

ガンクラブチェックのジャケットもクリケットセーターもどちらも英国テイストですが、色が今の雰囲気ですね。

 

 

ジジはこんな深みのあるオレンジっぽいトーンや黄色みのあるキャメルカラ―を打ち出していました。、

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ジジでもタータンチェックを展開しています。

 

 

 

 

ブラックウオッチのブレザー。

 

 

読者の皆さんはどこかで見たジャケットだと思います。

 

 

そうです。 昨年末にこのブログでご紹介したカスタムテーラー ビームスで私がオーダーしたジャケットと同じ組み合わせ。

 

 

昨年からタータンチェックが来ることは予想していましたが、やはりブレザーもありましたね。

 

 

ブラック ウォッチのメタルボタンのブレザーは昔、英国や米国のブランドや日本のトラッド ブランドが展開していたので、タータンが流行ればそれが出てくることは容易に予想できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

GABRIELE PASINI

 

 

エキセントリックなコーディネートが特徴でもあるパジーニですが、今回はかなりリアルな英国調の素材づかいが見られました。

 

 

 

 

 

 

 

使っている生地はイタリア的にアレンジされていないかなりリアルな英国柄

 

 

英国のマーチャントのオーダーバンチに入っているような、昔からある直球の英国柄の生地を使いつつ、パジーニらしいエキセントリックなコーディネートを提案していました。

 

 

来秋冬の流れを考えれば、パジーニでこのような生地を使うのは当然と言えば当然でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

GTA

 

GTAも英国調の柄や素材をメインにした打ち出しでした。

 

 

 

 

 

 

 

コーデュロイ、ハウンドトゥース、ガンクラブ、ホームスパン、タータンチェックと、かなり英国調を意識した素材使いです。

 

 

プリーツ入りのパンツがメインになっていることは最早語るまでもありません。

 

 

サイドアジャスターのパンツがかなり増えているのも他のブランドと同じ傾向です。

 

 

今回のPITTIのブースややミラノのショールームではサイドアジャスターのパンツの打ち出しがかなり増えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

VALSTAR

 

 

以前はBEAMSでもアウターの主力ブランドのひとつだったVALSTAR。

 

 

ここ数年色々な事情がありオーダーはしていなかったので、久しぶりにコレクションをチェックしました。

 

 

 

 

定番のスエード ブルゾンの裏地がタータンになっていました。

 

 

このあたりも英国調の流れの影響が感じられます。

 

 

 

 

 

 

 

こんなアメリカの雰囲気を意識したモデルも提案されていました。

 

 

 

 

フライトジャケットのA2にウェスタンヨークを付けたようなモデル。

 

 

金茶のスエードと言うのも、ヴィンテージのアメリカのレザージャケットのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウールのヘリンボーンをのせたブルゾンも提案されていました。

 

 

 

 

以前バルスターのブルゾンが流行った頃は英国というキーワードとは無縁だったので、これも今の流れを物語っているのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルゾンだけでなく、バルカラーのコートも展開しています。

 

 

 

 

かなり大柄なウールのグレンプレイドのコート。

 

 

左側のブラウン×ボルドーのグレンプレイドは個人的にも好きな柄です。

 

 

数年前にBEAMSで展開していてすぐに完売した、Aラインのゆったりしたシルエットのバルカラーとおそらく同じモデルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年続いている英国調の流れですが、今回のイタリア出張では更に多くのブランドで英国と言うキーワードが聞かれ、その流れが更に加速していることを感じました。

 

 

今まで英国調というキーワードに無縁だったブランドも来秋冬は英国テイストを謳っているほどです。

 

 

素材、柄、ディティール、アイテム、どれをとっても英国的なテイストが来秋冬の流れであることは間違いないでしょう。

 

 

ただ、英国調と言ってもそのままリアルな英国スタイルを取り入れる訳ではありません。

 

 

イタリアの服が持つ、軽く柔らかくリラックスした雰囲気と色気のようなものに、英国のテイストをいかに取り入れて表現していくかということがポイントになってくると思います。

 

90年代の英国ブームを知らない人たちにとっては、そもそも何が英国調なのかわからないと言うのが正直なところではないでしょうか。

 

 

それについては、その当時をリアルに経験しているので、今後も皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

 

 

格式ばった決まり事が優先されたのが90年代の英国ブーム。


基本は押さえつつ、何事も時代性に合わせて柔軟に取り入れていく事が今の英国調の取り入れ方だと思います。

 

 

難しく考えない英国。

 

 

もともと英国テイストが大好きなイタリア人のように、我々ももっと気楽に英国調を取り入れられたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年春夏のトレンド解説動画 第一弾アップしました。

 

 

 

 

トレンドと言うと、なにかすごい流行もののような感じを受ける方も多いと思いますが、この動画は色々な角度から検証した今シーズンのリアルな傾向を解説しています。

 

是非ご覧ください。

 

http://www.beams.co.jp/feature/180126/

 

 

 

ミラノ ショールーム 続報 LARDINI

 

先週の金曜日に帰国しました。

 

 

今回は人生初のロストバゲージで、PITTIの3日目まで同じ服という最悪のスタートでした。

 

 

パリのシャルル ドゴール空港乗り継ぎのエールフランス便でフィレンツェ入りという、ロストバゲージのゴールデンルートで今までロストが無かっただけラッキーだと色々な人に言われました。(苦笑)

 

 

それでも着ていたスティレラティーノのコートが良かったので、毎日同じ格好でも結構スナップ撮られました。

 

 

 

 

 

 

このコート、現地でも色々な方から褒められました。

 

 

どこのコート?と聞かれて、スティレラティーノと答えると皆納得してしまう。

 

 

そんなブランド、本当になかなかないです。

 

 

今回の出張は本当にこのコートに救われました。


 

乗り継ぎのあるヨーロッパ出張はフランクフルトかミュンヘン経由のルフトハンザ乗り継ぎが安心です。

 

 

そうなるとJALは成田出発で現地での乗り継ぎも悪いので、全日空に替えるしかない・・・



10数年乗り慣れた航空会社を変えるのも悩むところです。

 

 

次回の出張まで考えます。

 

 

今回は出張中にアップできなかったミラノのショールームでチェックしたLARDINIのコレクションについてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PITTI UOMOのブースのプレゼンテーションが素晴らしかったラルディーニ。

 

 

実際にオーダーを取るミラノのショールームは更にサンプルも増え、傾向もより分かりやすくレイアウトされています。

 

 

なので、PITTIのブースだけでなく、ミラノのショールームを見ることは我々にとってはとても大事なのです。

 

 

まずショールームのディスプレイをお見せします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春夏から続くブラウン系ワントーンのスーツコーディネート。

 

 

 

 

コーデュロイのベルテッドコートがいい雰囲気です。

 

 

ネクタイもコーデュロイ。

 

 

それも変わり畝のコーデュロイです。

 

 

コーデュロイは来秋冬のトレンド素材なので、ラルディーニも色々なアイテムでコーデュロイを使っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらもブラウンのワントーン コーディネート。

 

 

 

 

大きい襟でレトロ感のあるトレンチコートはウールのグレンプレイドです。



このコートもなかなか良かったです。

 

 

スーツはコートを着ているのでわかりませんが、2ボタンのピークドラペルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これもピークドラペルのスーツ。

 

 

 

 

ヴィンテージ調のガンクラブチェックの3ピースという、個人的にもかなり刺さるスーツです。

 

 

PITTIでもピークドラペルの打ち出しは多かったですが、ラルディーニもかなり積極的に打ち出していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数シーズン ラルディーニが提案している新たなパーティーウェア。

 

 

 

 

来秋冬はホームスパンのショールカラ―のタキシードです。



ホームスパンのタキシードはセオリー的には邪道なので、クラシックのルールを重んじる人には確実に怒られます。(笑)

 

 

袖口がターンバックカフスになっていて英国のビスポークテーラー風です。

 

 

来秋冬は英国調の傾向がさらに強まっているので、こういう提案が出ることも理解できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラウンとホワイトのジャケットコーディネート。

 

 

 

 

ベルベットのダブルのテーラードコートが上品な色使いにマッチしています。

 

 

シンプルですがセンスのいいコーディネートですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モッズ風のコートを使ったジャケットコーディネート。

 

 

 

 

ダブルのグレンプレイドのジャケットに襟ぐりが伸びたようなクルーネックにタイドアップというコーディネート。

 

 

オールドスクール風のコーディネートにモッズコートと言う、英米をミックスしたようなテイストのコーディネートです。

 

 

パンツはバックストラップ付のベルトレレスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショールカラ―のロングカーディガンを使ったジャケットコーディネート。

 

 

 

 

ジャケットとジレはジャージで同素材の2ピースです。
 

 

タイドアップしたジャケットスタイルにロングカーディガンという、かなり洒落たコーディネートです。

 

 

カーディガンは画像では良く分かりませんが、大きい柄のヘリンボーンで、これがなかなかいいです。

 

 

このカーディガンはかなり刺さりました。

 

 

最近のラルディーニのニットはニット専業ブランド顔負けの企画力です。

 

 

パンツは2プリーツのサイドアジャスターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バブアー風のアウターを使ったカジュアルコーディネート。

 

 

 

 

フェアアイルのニットとタッタ―ソールのパンツという、かなり英国調を強くアピールしたコーディネートです。

 

 

今までのラルディーニには無かったテイストのコーディネートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショールカラ―のニットにタイドアップも来秋冬らしいコーディネート。

 

 

 

 

個人的にはシャツがNGです。
 

 

カジュアルなコーディネートにスーツに合わせるようなドレス感の強いシャツを合わせるのはミスマッチです。
 

 

PITTIのバルバやボレッリのブースにあったような、セミワイドのタッタ―ソールのシャツの方が雰囲気ですね。
 

 

いずれにしても来秋冬はまたショールカラ―のカーディガンが新鮮です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にも気になったものが色々ありましたのでご覧ください。

 

 

 

 

このブラウンのグレンプレイドのピークドラペルのジャケットもいいですね。


 

昔のラルフローレンのようなカラーリングのジャケットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロング丈のミリタリーテイストのコート。

 

 

ガンクラブチェックの生地と大きなフラップのスラントポケット、ファー付の襟と、英国のヴィンテージショップにでもありそうな雰囲気のコートです。

 

 

このコートもなかなか良かったです。

 

 

ラルディーニも着丈の長いコートのバリエーションが増えました。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークタータンやタッタ―ソールのダッフル、ショートダッフルと、ダッフルコートのバリエーションが増えているのはラルディーニも同じ。

 

 

今回のPITTIやミラノのショールームではダッフルコートの打ち出しが本当に増えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レザーのアヴィエータ―ジャケットやムートンのボマージャケット、そして英国調の生地を乗せた英米ミックステイストのボマージャケット、ベースボールジャケットは身頃がスエードで袖がツイードという、これも英米のミックステイスト。

 

 

カジュアルウェアはリアルなアメリカンテイストと英米のミックステイストで打ち出されていました。

 

 

アメリカテイストのレザージャケットが多く見られるのも来秋冬の傾向です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中畝のコーデュロイとブラウンのグレンプレイドのグルカタイプのパンツ。

 

 

他のブランドと同様に、来秋冬のラルディーニもベルトレスのパンツがかなり増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スコットランドのニットブランドで展開しているようなリアルな雰囲気のフェアアイルベスト。

 

 

これまでのラルディーニには無かったリアルな英国テイストの提案です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来秋冬のラルディーニのコレクションは他のブランド以上に英国テイストを強めたコレクションでした。

 

 

同価格帯のブランドの中では最も良いコレクションだったと思います。

 

 

ブランドのトータル化に否定的な人もいますが、ジャケットやスーツやコート以外のアイテムも、専業メーカー以上に企画力のあるものが多いのが今のラルディーニの強みだと思います。

 

 

日本のラルディーニ ファンの方がこのフルコレクションを見れば、きっと良い意味で今までのラルディーニのイメージが変わると思います。

 

 

この世界観を見てからバイイングするのと見ないでするのでは大きな差があると感じます。

 

 

なので、ミラノでフルコレクションを見ることは我々にとってはとても重要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題は値段が上がっていること。(苦笑)

 

 

原材料が上がっていることと、為替が上がっていることが主な理由ですが、他のブランド同様にラルディーニも値上がりしています。



ピックアップは終わっているので最終的なオーダーは日本でしますが、ピックアップしたものの中には値段が決まっていないものもあるので、

 

 

何とか現実的な値段に収まっていることを願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログを通して代理店さんにプレッシャーをかける私。



でも、お客様目線で値段を考えることは本当に重要だと思っています。

 

 

それでもどうにもならないこともあります。



懸命に交渉した結果なのでご容赦ください。

 

 

来秋冬も懸命に交渉します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

STILE LATINO 2018 秋冬

 
今日は朝いちからSTILE LATINOのオーダーでした。
 
 
昨年11月のプレコレクションで生地はある程度見ていたのですが、実際に製品になったサンプルを見ると更にコレクションの良さがわかります。
 
 
フィレンツェから色々なブランドのコレクションを見てきましたが、スティレ ラティーノのコレクションはひと際抜きに出ています。
 
 
同価格帯の競合ブランドとは次元が違うと言っても過言ではありません。
 
 
今回も本当に素晴らしいコレクションでした。
 
 
言葉で表現するよりも画像を見ていただいた方が良いと思うので、ショールームで撮ってきた画像をお見せします
 
 
 
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これはジャケットのほんの一部。
 
 
イタリア的な甘さのある生地から英国的なビンテージテイストの生地まで、他のブランドには無いエクスクルーシブファブリックも沢山あり、どれも目移りしてしまうほどです。
 
 
 
 
 
 
 
 
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コートはグレンプレイドやウィンドウペン、太畝のコーデュロイなど、英国テイストの強い打ち出しでした。
 
 
新しいモデルも多く、コートに力を入れているのがわかります。
 
 
こんなにコートのバリエーションが多いブランドもスティレラティーノだけでしょう。
 
 
その中で個人的に刺さったのがこのモデル。
 

 

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ラグランスリーブのシングルベルテッド。

 
 
普通のベルテッドのバルカラーに見えますが、襟型はテーラードカラーとバルカラーをミックスしたような絶妙な襟です。
 
 
ゆったりしたシルエットや少し長めの着丈も絶妙なバランスです。
 
 
私が個人的に刺さった生地があったので、その生地を乗せてオーダーしました。
 
 
 
 
 
 
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かなり着丈の長いロングコートも新たに提案されていました。
 
 
西口と盛り上がりましたが、ここまで長い丈のコートはまだ早すぎるのでオーダーはしませんでした。
 
 
しかし、かなりカッコいいコートです。
 
 
ふたつボタンのダブルというのも刺さります。
 
 
人気があって売れているモデルが沢山あるので、それをマイナーチェンジして行けば売るのは簡単ですが、先を見据えたモデルを積極的に打ち出してくるのも、このブランドの素晴らしいところです。


以前あれだけ売れていたスリムなフィットのコートを突然全て廃版にしてしまうなんて、他のブランドでは考えられない事です。
 
 
結果的には他のブランドもそれに追随しているので、クラシックなブランドンのオピニオンリーダーと言っても過言ではないでしょう。


 
 
 
 
 
 
 
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来秋冬はファーづかいもトレンドですが、タータンチェックで打ち出しているのもスティレラティーノらしいです。
 
 
 
 
 
 
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ダッフルコートも来秋冬のトレンドですが、スティレラティーノもダッフルタイプのコートを提案していました。
 
 
トグル無しのボタン仕様でダブルフェースのバックベルト付きというモデル。
 
 
ダッフルがトレンドと言ってもスティレラティーノの提案はひと味違います。
 
 
 
 
 
 
 
 
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こんなミリタリーテイストのシャツジャケットも提案されていました。
 
 
このようなシャツジャケットは来秋冬のトレンドアイテム、コーデュロイもトレンド素材なので、まさに来秋冬を象徴するようなシャツジャケットですが、スティレラティーノの値段では難しいかなというのが正直なところです。
 
 
 
 
 
 
 
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アウターとジャケットの中間のようなオーバージャケットも提案されていました。
 
 
バックベルトが付いていて個人的には好きなテイストのジャケットですが、今の日本では最も難しいカテゴリーのジャケットですね。
 
 
ゆったりとしたリラックスしたフィッティングは流れ的にはあっていますが、もう少し時間がかかりそうというのが正直な印象です。
 
 
 
 
 
サンプルの数もかなり多く見応えのあるコレクションでした。
 
 
逆にこんなにサンプル作って大丈夫なの?と心配になるくらい。(笑)
 
 
スティレラティーノは絶好調のようで、ヴィンチェンツォも今のりに乗っているという感じです。
 
 
ヴィンチェンツォ アットリーニはモデリストとしては間違いなくトップモデリストですが、彼のようにデザイナー的な企画力のあるモデリストというのはクラシックの世界では意外と少ないです。
 
 
ナポリの伝統的なサルトリアのテクニックとテイストを持ちながら、時代性のあるクラシックなスタイルを提案し続けるスティレラティーノのコレクションは本当に毎シーズン刺激を与えられます。
 
 
と言うことで、今回も良いバイイングが出来ました。
 
 
きっと皆さんに喜んでいただけるバリエーションだと思います。
 
 
まだ半年以上先になりますが、楽しみにしていてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ミラノ ショール

 
スーツケースもやっと届き、PITTI UOMOも終わり、金曜日の夕方に無事ミラノ着きました。
 
 
ミラノは土日も休みなく仕事です。
 
 
昨日は午前中コモでネクタイの仕込みをしてからミラノに戻って一軒だけショールームで商談。
 
 
そして、今日も2軒ショールームを廻りました。
 
 
 
 
 
 
 
スタートはINCOTEXやZANONEを展開しているSLOWEARのショールーム。
 
 
スローウェアはPITTIには出展していないので、フルコレクションを見られるのはミラノのショールームだけです。
 
 
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インコテックスもドローコードのパンツのバリエーションが増えていました。
 
 
カジュアルなドローコードのパンツにもグレンプレイドやガンクラブチェックのような英国柄を乗せているのは、やはり英国調のトレンドが更に広がっているのを物語っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘリンボーンや太畝のコーデュロイのようなブリティッシュ ヘリテージな素材を使ったパンツも多く打ち出されていました。
 
 
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太畝のコーデュロイは太めのシルエットのノープリーツとの相性が良さそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
ジレの柄も英国調。
 
 
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ジレのバリエーション自体は減っていますが、グレンプレイドやガンクラブやタータンなどの英国柄のものはしっかり提案されています。
 
 
特に襟付きのタータンのジレはかなり英国テイストを強く感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
モンテドーロのコートも英国調。
 
 
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チェンジポケットの付いたスラントポケットは、今までのモンテドーロには無いイメージですが、これが今の正しい流れなので特に違和感は感じません。


チェンジポケットは言うに及ばず、スラントポケットも増え、英国テイストのディティールが本当に増えています。
 
 
 
 
 
 
 
カジュアルの提案はカバーオールやオーバーシャツ。
 
 
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アウターやシャツをジャケットのように着るという春夏の流れが秋冬も継続しています。
 
 
ダブルポケットのオーバーシャツも裾がスクエアになっていてジャケットがわりに羽織るような提案です。
 
 
シルエットはゆったりとしたリラックスフィットです。
 
 
全体的に見ると、イタリアのテイストに英国とアメリカのテイストをミックスするという今までのスローウェアのテイストは継続しながらも、トレンドの英国テイストをより取り入れたコレクションになっているという印象でした。
 
 
面白いものや刺さるものは結構あるのですが、値段が高くなっているのがチョット気になるところですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午後はHERNOのショールーム。
 
 
PITTIでもチェックしましたが、ミラノのショールームは更にサンプルが増えています。
 
 
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PITTIのレポートでも書きましたが、今までのHERNOのテイストのものはしっかりと展開されているのですが、HERNOも英国テイストを取り入れたモデルがかなり増えています。
 
 
ウールのガンクラブチェックやタータンチェック、コーデュロイを使ったもの、そしてトグルの付いたショートダッフルまで、英国テイストを取り入れたモデルがかなり増えていました。
 
 
そして、ファー使いがトレンドという事もあり、ファーをあしらったモデルも増えていました。
 
 
あまり艶っぽくならないように控えめにファーをあしらっているのもHERNOらしい上品さがあっていいですね。
 
 
自分はあまりダウン系のアウターは着ないのですが、今着るならHERNOかなと思います。
 
 
なかなかいいピックアップができました。
 
 
最終的なオーダーは日本でしますが、HERNOファンには喜んでいただけるバリエーションになると思います。
 
 
 
 
 
 
今日は日曜日なのでアポイントは二軒だけ。
 
 
その後、ミラノのセンターに戻りリサーチをしました。
 
 
週末からセールが始まったので街は凄い人で賑わっています。
 
 
それにしてもミラノのセレクトショップはどこも在庫が残っていますね。
 
 
フルサイズ残っているものなどざらです。
 
 
自分は着られるサイズが無いのでセールは全く興味が無いですが、サイズがあったとしても買いたいものはあまり無いというのが正直なところです。
 
 
 
 
 
 
 
明日から本格的にオーダーが始まります。
 
 
またレポートします。
 
 
 
 
 

PITTI UOMO 93 3日目 最終日

 
昨日の夕方やっとスーツケースが届きました。
 
 
PITTI 3日目の夕方なので、結局まともに服が着られたのは最終日の3時間くらいと言う事ですね。(苦笑)
 
 
イタリアは44サイズを展開している店はほとんど無いので、私のように体が小さいと、こういう時はどうにもなりません。
 
 
どんな服を着ていようが仕事はできますが、服を着るのも仕事なので、そう言った意味では仕事道具が無いまま仕事をしているのと同然です。
 
 
ひとつだけ救いだったのが、STILE LATINOのグレンプレイドのコートを着ていたこと。
 
 
このコートが現地でも凄く評判が良かったので、ジャケットがわりのずっと着て仕事をしていました。
 
 
STILE LATINOを着ていると褒められ事が本当に多いです。
 
 
そんな服なかなか無いものです。
 
 
今回はPITTI UOMO 3日目と最終日のレポートです。
 
 
 
 
 
 
 
FINAMORE
 
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フィナモーレの打ち出しはBRITISH HERRITAGE。
 
 
タータンチェックやハリスツイードなど、かなり英国色の強い打ち出しでした。
 
 
おそらく日本のフィナモーレ ファンの嗜好とは真逆の方向性かもしれませんが、これが彼らの考える今の方向性であることは間違いありません。
 
 
襟腰の高いカッタウェイのシャツがフィナモーレのイメージという人も多いと思いますが、それはもはや日本だけでのイメージです。
 
 
 
 
 
 
 
 
GIABS 
 
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{30932BAF-8153-47D0-B65A-BA1D454D0D00}

BEAMSでも大人気のドローコード入りのモデルをかなり充実させた打ち出しでした。
 
 
もともとは日本からのリクエストで作られたモデルですが、イタリアを始め欧米のバイヤーからの評判も良く、セールスが好調なこともあってバリエーションを増やしたということです。
 
 
最近こういうパターンが非常に多くなっています。
 
 
ある意味、日本の方が進んでいるという面も結構あるという事ですね。
 
 
事実、最近はイタリアのブランドやショールームやセレクトショップの人達が日本にリサーチに来るのが一番参考になると言っています。
 
 
もうひとつのGBSラインは、少し太めのシルエットを打ち出していました。
 
 
他のパンツブランドもそうですが、シルエットは確実に太めの方向に進んでいるのは明らかです。
 
 
 
 
 
 
 
LUIGI BORRELI
 
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{A2125D35-142A-42CA-9EC6-35155B6F13A1}

ルイジ ボレッリも英国調の打ち出しでした。
 
 
ツイード調のガンクラブのバルカラーやダウンベスト、太畝のコーデュロイのピーコート、タッターソールのシャツなど、明らかに英国色を強めたコレクションになっていました。
 
 
フィナモーレもそうですが、今まであまり英国調のイメージのなかったブランドも英国テイストを積極的に打ち出しでしているというのが、今回のPITTIの明らかな傾向です。
 
 
 
 
 
 
 
 
HERNO
 
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{FEB373DF-8ADC-4926-B485-E5189330A1BE}
 
HERNOにも英国調の流れが見られました。
 
 
ヘリンボーンやガンクラブ、タータンなどの英国柄やトグルの付いたショートダッフルなど、英国テイストを取り入れたモデルがかなり増えていました。
 
 
これも今までのHERNOのイメージにはあまりなかっテイストです。
 
 
HERNOは更に良いコレクションになっていました。
 
 
ミラノのショールで再度時間をかけてチェックしますので、またレポートします。
 
 
夜中の2:30を超えました。
 
 
そろそろ限界です。
 
 
今日は朝イチ コモに行って仕事をして、午後ミラノに戻ってショールーム周りです。
 
 
土日も休みなしです。
 
 
おやすみなさい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

PITTI UOMO 93 2日目

 
フィレンツェ3日目。
 
 
スーツケースは未だ届かず、まだパリの空港にあるようです。
 
 
昨日届くと言っていたのが、まだパリにあるとは呆れるしかないと言う感じです。
 
 
毎日同じ服を着てPITTIに行くのは洋服屋としてのテンションは下がりますが、仕事のテンションは別なので、今日も精力的にブースチェックして回りました。
 
 
PITTI UOMO2日目のレポートです。
 
 
 
 
 
PT01
 
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エントランスのメインディスプレイはプリーツ入りとノープリーツのワイドシルエットのパンツでした。
 
 
日本ではやっとプリーツパンツの流れが広まった感じですが、パンツブランドは更にゆったりしたシルエットのパンツを打ち出す傾向が見られます。
 
 
逆にスリムなノープリーツのパンツは更に少なくなっています。
 
 
サイドアジャスターのパンツのバリエーションもかなり増えていました。
 
 
これは予想していた通りの流れです。

 
皆さんが思っている以上にサイドアジャスターのパンツが急速に増えています。
 
 
ミラノのショールではもっとサンプルが増えるので来週再度レポートします。
 
 
 
 
 
 
 
L.B.M
 
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PITTIに出展しているブランドの中でもディスプレイの上手さが際立っているL.B.Mは毎回必ずチェックするブースです。
 
 
色づかいや柄づかい、ピークドラペルのジャケットやショールカラーのニットを使ったレイヤードコーディネートなど、トレンドを上手く表現した提案は誰が見ても流れがわかると言っても過言ではないでしょう。
 
 
以前はイタリア色の強いブランドと言うイメージでしたが、ここ数年はトレンドの英国的なテイストを取り入れて古臭いイメージにならないようにアップデートされているのが分かります。
 
 
ディスプレイのシャツの襟が以前はカッタウェイが多かったですが、全てセミワイド系の襟型なっているのも今の流れをしっかり捉えていると言えます。
 
 
 
 
 
 
DRAKE'S
 
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PITTIのネクタイブランドのブースでこんなにいつも賑わっているのはドレイクスだけでしょう。
 
 
絶妙な色使いのレジメンタルやビンテージモチーフのネクタイは、さすがドレイクスと言う出来栄えのコレクションでした。
 
 
数年前にシャツブランドを買収してトータル化も進めていますが、ジャケットは英国のツイードを使ってイタリアのあるファクトリーで生産しています。
 
 
そのジャケットを使って表現されるオールドスクールのようなテイストのコーディネートは、イタリアブランドには無い独自の世界観があります。
 
 
そこには、若い英国人デザイナーによる英国とイタリアと米国のミックススタイルと言う絶妙なスタイル提案があるように感じます。
 
 
もう2:00を過ぎました。
 
 
今日もそろそろ限界です。
 
 
またレポートします。
 
 
おやすみなさい。