ミラノ ショール | ELEMENTS OF STYLE

ミラノ ショール

 
スーツケースもやっと届き、PITTI UOMOも終わり、金曜日の夕方に無事ミラノ着きました。
 
 
ミラノは土日も休みなく仕事です。
 
 
昨日は午前中コモでネクタイの仕込みをしてからミラノに戻って一軒だけショールームで商談。
 
 
そして、今日も2軒ショールームを廻りました。
 
 
 
 
 
 
 
スタートはINCOTEXやZANONEを展開しているSLOWEARのショールーム。
 
 
スローウェアはPITTIには出展していないので、フルコレクションを見られるのはミラノのショールームだけです。
 
 
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インコテックスもドローコードのパンツのバリエーションが増えていました。
 
 
カジュアルなドローコードのパンツにもグレンプレイドやガンクラブチェックのような英国柄を乗せているのは、やはり英国調のトレンドが更に広がっているのを物語っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘリンボーンや太畝のコーデュロイのようなブリティッシュ ヘリテージな素材を使ったパンツも多く打ち出されていました。
 
 
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太畝のコーデュロイは太めのシルエットのノープリーツとの相性が良さそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
ジレの柄も英国調。
 
 
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ジレのバリエーション自体は減っていますが、グレンプレイドやガンクラブやタータンなどの英国柄のものはしっかり提案されています。
 
 
特に襟付きのタータンのジレはかなり英国テイストを強く感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
モンテドーロのコートも英国調。
 
 
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チェンジポケットの付いたスラントポケットは、今までのモンテドーロには無いイメージですが、これが今の正しい流れなので特に違和感は感じません。


チェンジポケットは言うに及ばず、スラントポケットも増え、英国テイストのディティールが本当に増えています。
 
 
 
 
 
 
 
カジュアルの提案はカバーオールやオーバーシャツ。
 
 
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アウターやシャツをジャケットのように着るという春夏の流れが秋冬も継続しています。
 
 
ダブルポケットのオーバーシャツも裾がスクエアになっていてジャケットがわりに羽織るような提案です。
 
 
シルエットはゆったりとしたリラックスフィットです。
 
 
全体的に見ると、イタリアのテイストに英国とアメリカのテイストをミックスするという今までのスローウェアのテイストは継続しながらも、トレンドの英国テイストをより取り入れたコレクションになっているという印象でした。
 
 
面白いものや刺さるものは結構あるのですが、値段が高くなっているのがチョット気になるところですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午後はHERNOのショールーム。
 
 
PITTIでもチェックしましたが、ミラノのショールームは更にサンプルが増えています。
 
 
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PITTIのレポートでも書きましたが、今までのHERNOのテイストのものはしっかりと展開されているのですが、HERNOも英国テイストを取り入れたモデルがかなり増えています。
 
 
ウールのガンクラブチェックやタータンチェック、コーデュロイを使ったもの、そしてトグルの付いたショートダッフルまで、英国テイストを取り入れたモデルがかなり増えていました。
 
 
そして、ファー使いがトレンドという事もあり、ファーをあしらったモデルも増えていました。
 
 
あまり艶っぽくならないように控えめにファーをあしらっているのもHERNOらしい上品さがあっていいですね。
 
 
自分はあまりダウン系のアウターは着ないのですが、今着るならHERNOかなと思います。
 
 
なかなかいいピックアップができました。
 
 
最終的なオーダーは日本でしますが、HERNOファンには喜んでいただけるバリエーションになると思います。
 
 
 
 
 
 
今日は日曜日なのでアポイントは二軒だけ。
 
 
その後、ミラノのセンターに戻りリサーチをしました。
 
 
週末からセールが始まったので街は凄い人で賑わっています。
 
 
それにしてもミラノのセレクトショップはどこも在庫が残っていますね。
 
 
フルサイズ残っているものなどざらです。
 
 
自分は着られるサイズが無いのでセールは全く興味が無いですが、サイズがあったとしても買いたいものはあまり無いというのが正直なところです。
 
 
 
 
 
 
 
明日から本格的にオーダーが始まります。
 
 
またレポートします。